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「都立の新しい大学の構想」についての私たちの見解


東京都立大学人文学部文学科独文専攻
2003年9月17日




 去る8月1日、東京都知事は記者会見で「都立の新しい大学の構想について」を発表しました。またその後、この構想についてさまざまな情報が断片的に入ってきています。 これについての現在時点における独文学科としての見解を表明します。

(都立大独文の学生のみなさんへの呼びかけは,こちら)
DEUTSCH(ドイツ語版)


1.2001年11月に発表された「東京都大学改革大綱」を、私たちは全面的にすぐれた案とは見なしていませんが、それでも、この間、大学管理本部と大学の間の協議過程を尊重し、人文学部内でも旧改革案策定委員会・現改革委員会などを通じて、より良い都立の大学を創ることに参画・協力してきました。
 8月1日に出された構想は、こうした経緯をいっさい無視し、これまで大学管理本部との合意のうえで築いてきた案を葬り去るものであると考えます。
 このような一方的な措置は容認できません。私たちは、大学管理本部に、民主的な手続きを取り、相互信頼関係に基づき協議を行なってきた7月31日までの状態にもういちど立ち戻るよう、働きかけてゆきます。

2.8月1日以降、学科編成、カリキュラム等、大学にとって根幹的な問題は、都民、学生にも、教育現場で携わっている教員にもいっさい知らされぬまま、2005年度新大学発足に向けて事態が進行しています。さらに大学院にいたっては、設置されるかどうかすら定かでありません。
 私たちはこのような事態をきわめて異常と考えます。このことによって明らかに不利益を被る受験生、在学生のためにも、大学管理本部に速やかな情報公開を求めてゆきます。

3.また、新しい構想のなかでは、独文学科の他、現在人文学部にある文学科(国文学、中国文学、英文学、仏文学)5学科はすべて廃止と伝わっています。
 独文学科は、新しい都立の大学においても、教育・研究の一端を担ってゆく決意をもっていますし、またそれだけの資格を充分に有していると考えます。
 独文学科が廃止される、という案が現実であるならば、私たちはこれに反対します。

 独文学科では、今後適宜、私たちの見解を公表してゆく所存です。注視していただければ幸いです。

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