最終更新日:2007年2月17日

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都政転換に向けたアピール

 

 

 私たちは、多様性のある社会を求めている。多様性をはぐくむ培養器としての大学を求めている。多様性こそ、私たちの社会の21世紀に必要だと確信している。

 日本社会の課題は、すでに、外国で開発された技術をいかに効率的に導入するかということにはない。自らの頭と手で、次の時代の革新的な技術と思想を生み出していく段階にある。この時代に必要なのは、自由な発想と模索である。そしてそれは、自分の頭で考える自立した個人からしか生まれない。私たちの社会はいま、自立する個人が、自由に思考し行動することを包み込む多様性を持たなければならないのである。

 だからこそ私たちは、200311月の結成以来、都立の大学は自律性と自由が確保されるべきだと主張してきた。社会の多様な意見に耳を傾けるべきだと主張してきた。20054月に公立大学法人首都大学東京とされて以後も、一貫して大学構成員の意志が尊重され、かつ都民に開かれた大学を求め続けてきた。しかし現状は、私たちの描く大学像からは遠く離れたものとなっている。

 首都大学東京では、「トップダウン」の名の下に、全ての意思決定が理事長に集中される体制が作られた。都は「効率的な運営」が実現したと自賛する。しかし、教員が、どういった大学を造っていくのか自分で決めることを許されない大学で、どうして学生に自立と自由を教えることができようか。密室で決められた「トップ」の意志に全員が従わされる大学で、どうして多様性をはぐくむことができようか。社会の多様な声をどうして汲み取ることができようか。そのように民主主義を排除して実現された「効率」は、私たちの社会の未来にとって、まったく何の意味も持たない。

 石原都政の「改革」とは、つまり「無脳化」である。「日の丸・君が代」を強制し、教員の異論を封じ、大学の自律性を奪った。各人が、自分の信念に基づいて自分の頭で考え、行動することを禁じようとしている。このような「改革」の行き着く先に、私たちの未来はない。

 私たちは、多様性のある社会を求める。多様性こそ、私たちの社会の21世紀に必要である。

 私たちは、多様性を否定し民主主義を否定する石原都政を、選択しない。

 

2007212

都立の大学を考える都民の会世話人会



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