ナンデアル?


日本初のテレビジョン
 

 日本初のテレビジョンに映し出された文字、それはナンデアル? 「イ」デア〜ル。1926年12月25日、ブラウン管による電送・受像に初めて成功した高柳健次郎が、初めて映した文字は何故「イ」デア〜ルのか?

イデア〜ルとは、言うまでもなくドイツ語のIdealから来ています。Idealとは観念・空想という意味です。高柳健次郎が「イ」を映したとき、彼れはそこに現実ではない現実を、観念としての映像を見出したのでしょう。テレビは今日、物質文明の象徴ですらあります、しかしこの極東の君子国においてはまさにその象徴が観念の具現として創始されたという事実を想起すべきではないでしょうか。そう、テレビは現実ではなくて、単なる想像なのかもしれないのです。


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