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活    動
タイとの交流の会 谷口プロジェクトでは、次の5本柱を主体に支援活動を行っています。
1. 谷口農場支援

 谷口巳三郎氏が経営する21世紀農場は、タイ北部パヤオ県チュン郡サクロウ村にあり、 地球環境を大切にする循環式有機農法の農業技術の普及、青少年教育、人材育成を目的とし、農業を志す青年に住まい(農場内寮)や食事等、 生活に最低必要なものを提供し、農業指導、指導者及び後継者の育成を行なっています。

 谷口氏の活動は現地でも高く評価されており、1998年タイ国立メ・ジョ農業総合大学から名誉博士号が授与されました。
農場ではかねてより日本、タイ、その周辺の国々から学生の研修を受け入れていますが、同年より現地農業高校から高校生(1クラス)1年間の農業指導も一任されています。

 「谷口農場支援」では、谷口氏が現地で遂行しておられるあらゆる活動の母体となっている農場を支援しています。
2. ミシンプロジェクト

 平成2年の当会設立当初より活動を続けているミシンプロジェクトは、パヤオ県の貧しい農村の女性を中心に、売春や、 売春行為から感染するエイズを防止し、彼女達がミシンの技術を身に付け、 自立できるように指導することを目的としています。

 当会では日本から中古ミシンを送り、現地でのミシン指導に必要な指導者や教材等に支援しています。

 このプロジェクトにより自立出来る女性が増え現地での評判も良く、 遠方からも依頼の声が上がった為、ミシンをはじめ講師や教材を出張させる移動式で対応しています。
技術指導が終わるとミシンを数台残して次へ移動しています。

現在、エイズに感染した女性達からの希望で結成したミシンプロジェクトも行っています。
3. 奨学金里親制度

 麻薬、売春、エイズ防止の根本的な治療は、政治、 社会を改革できる有能な人材を早く育てるための教育だと私達は考えています。 しかし残念なことに、向学心があっても経済的な理由だけで進学が困難な子供が大変多いのです。
進学出来なければ、働きにいかなければなりません。 中学校すら行くことが出来なかった子供たちの働く場所は売春婦か出稼ぎに限られています。

 それまでは、家族を助けるためと進んで売春婦になっていた子供達が、奨学金を出して下さる里親が居たら進学して学校で学ぶことにより、 実態を理解し判断する力を養い、自らの将来に希望を持つことが出来るようになるのです。実際に進学できた子供達は、自分は絶対に売春婦にならないと自覚し、エイズへの感染率はH7年から、エイズの死亡率はH11年より下がる一方のデータが発表されています。

 当会では毎年1月に “訪タイツアー” を行っており、里子と対面することもできます。
4. 果樹の森を造る運動

 タイ北部には、周辺のラオス、カンホジア、中国、ミャンマー等から難を避けて逃げ込んで来た、 高地民族と呼ばれる人たちも暮らしています。
タイでは開墾した土地に木を植えると、その土地は開墾者のものとなるため、 高地民族は必死に山を開墾していましたが、苗代がないために、 その土地を自分のものにすることが出来ません。 いくら開墾しても、結局自立して生活してはいけないことから、 子供達を売春や出稼ぎへと出してしまうケースが後を絶ちません。

 タイ政府は王位50周年記念事業として80万ヘクタールの植林を計画しましたが、 今その素晴らしい計画とは裏腹に高地民族の開墾した土地が没収される可能性が出てきました。
もしそこにマンゴーや、タマリンドなどの果樹の苗を植えることが出来たら、4,5年後には果樹園芸で収入を得られ、山で生活出来るようになるのです。

 このように「果樹の森を造る運動」は、植林活動として地球環境を守るだけでなく、彼等が土地を確保し、自立するための最大の方法と大変喜ばれ、希望者は増す一方ですが、資金が足りません。一口20万円は高いように思われるでしょうが、事業の10周年記念とか、子供の誕生や入学、或いは香典返し等の際にご協力頂けませんか?併せて森の名前も付けて頂けば、現地にその名前を記した標識を立てますので、頂いた方は感謝と責任感を、送った方も希望を持てるのではありませんでしょうか?。
5. エイズの人々に光を

 H6年の春、夫婦ともエイズだと分って村八分になり、生活に困った人達が谷口農場に助けを求めて来てから当会の活動が始まりました。その後日本を始め世界のエイズは蔓延の方向なのに、タイの発生数はH9年より減少し始め、毎年下降傾向 (チュン病院のデータ) なのは、当会の根本治療の、ミシン・奨学金・果樹の森等の効果ではないでしょうか? 

米・豚・魚の銀行――患者の人達には米や仔豚・雛を貸し出していましたが、動物の病気が人間に移るとの大学の発表があった為、現在豚・鶏の飼育は中止し、鯰・テラピア・蛙等の養魚に切り替えました。患者の家の庭に池を作り、稚魚、餌の全てを支援、成長したら淡白源として食べ、残りは売って小遣い稼ぎとなる為、利点が多く希望者は増加の一途です。一方大豆がエイズに大変有効との事でしたが、なかなか利用しないので、直ぐ使えるように豆乳を作る機械を購入し、エイズセンタに設置しました。又もやしも箱で育て箱のまま配布、更に日本の味噌に似た貯蔵食品作りの講習会を開きました。その講師料や材料費も全て当会の支援です。
谷口農場長は、毎週木曜日に農場で出来た野菜・果物・卵等を自分の車でエイズセンタに運び、それを料理してもらい、患者達と一緒に昼食をとりながら懇談し、患者達の激励を続けておられます。詳しくは谷口先生著「エイズ最前線」(熊日出版:1200円)をお読みください。

ミシンプロジェクト――エイズ患者だけのプロジェクトを作ってと注文されました。ミシンプロジェクトを二つ作るには資金も倍掛かりますが、エイズ救済の為ならとOKしました。然し色々の都合で3年目から統合して一本化した処、却って双方(エイズと非エイズの人々)の相互理解が深まり、互いに協力するようになりました。

エイズセンタ――H7年に第1号を建設し、必須の医療費を当会が支援しました。H13年よりタイ政府が無料化に踏み切った為、第2号を国立チュン病院の敷地の一角に建設しました。

エイズ孤児奨学金――当会で支援継続中です。学齢期に達した子には、子供の養育費として年5万円与えています。