澎湖島のリンク(澎湖島関連のリンクだけ)を集めました

澎湖島にとって特別な出来事が起こり始めました。各情報誌が・・・・・・・厦門、来月中旬から台湾・澎湖島への観光ツアー開始・・・・・・・・・と言う見出しを掲げて報じたからです。

内容を詳しくお伝えしますと、これは台湾と中国との連係プレーがあって成り立っているものであることが分かります。台湾側がこのほど、福建省に対して台湾の澎湖島の観光を開放すると発表したことを受けて、同省厦門(アモイ)の観光業界も、これに答える形で、3月19日に澎湖県観光業者組合と会見し、澎湖島観光について具体的な事柄を話し合い、多くの決定がなされたからです。以前からの話し合いで、既に厦門の各大手旅行会社と澎湖島の観光業者は、金門島(福建省)と澎湖島を結ぶ観光ツアーを4月中旬に開始する事で合意していました。具体的にはこのことに関わる台湾の航空会社も既に決定していて、立栄航空会社が名乗りを上げています。澎湖島の観光局には既に大陸の簡体字によるパンフレットも2種類準備されていて、このことがかなり前からの既定路線に沿った進展であることを窺わせています。同ツアーの初期設定価格は、現時点で3700元前後と言われています。しかし残念なことに、この小三通の取り決めは澎湖島と金門島並びに馬祖島の住人に限られるので、日本から澎湖島に来て、それから金門島や、金門島から船で馬祖島に行くことは出来ますが、金門島から厦門(アモイ)に行くことが出来るのはこの3島の住人だけです。・・・・・と言う事でしたが、国民党の政権になり、台湾と中国との親密化が進み、大陸からも比較的自由に台湾に来る事が出来るようになったので、台湾人も台胞証を提示する事により、金門経由で大陸に行ける様になりました。それで小三通が拡大されているので、日本人も金門から大陸に入れる可能性があります。金門島の移民局に問い合わせましたら、台湾は出国を許可する事が出来るが、問題は大陸が受け入れるかどうかだと言われました。それでこのことを確認する為に近いうちに金門に行き、そこから大陸に船で行く事が出来るかどうか管理人自ら試してみたいと思います。ご報告したいと思います。

  今までは小三通として解放されているのは金門島と馬祖島だけでしたが、この取り決めに澎湖島が加わったことを意味しています。現在決定している路線は、馬公空港から金門島空港への新たなルートが承認され、金門島から厦門までは海上ルートを用いるというものです。以前から金門島を経由して台湾と大陸とが交流することが出来ていましたが、今度はそれに澎湖島が加わることにより、大規模な発展が見込めるようです。そうした路線は観光業者にはリークされていたので、澎湖島では大きなホテルが4つも同時に建設中です。また古いホテルも建て直されて、収容力はかなりアップしています。加えて、民宿を開くようにとの観光局からの呼びかけに答えて新たに営業を始めた200〜300と言われる民宿が、観光客を受け入れる準備をしています。これから暫く澎湖島から目が離せません。

2009年に入って新たな展開が明らかにされています。台中港と中国大陸の廈門との間に澎湖島を経由して航路を開こうという動きです。高雄と澎湖島、台南と澎湖島の間にはすでに航路がありますから、この間に定期航路を増やすのは無理がありますが、澎湖島を経由して台中港と廈門の間に航路を開くならば新たな需要を切り開いていく余地があります。高速船を投入するなら、廈門と澎湖島は3時間足らずでいけますので、大陸との玄関として澎湖島が新たな役割を担うことになるかも知れません。すでに、金門島から大陸には日本人も行くことが出来るという情報がありますので、澎湖島から廈門の路線は日本人が大いに利用できる航路となるに違いありません。今後の展開が楽しみです。尤も、日本統治時代には澎湖島と上海との間に定期航路が開かれており、当時の澎湖島は国際港でしたから、以前の状態に復帰したということかも知れません。船の場合は大きな荷物なども運搬可能ですので、貿易なども拡大すると予想されています。それを見越していた訳ではないでしょうが、澎湖島の港湾は実は外国航路にも開かれており、殆ど使用されることはないものの税関や出入国のゲートなどもあります。実際に日本の船が寄港して盛大な歓迎セレモニーが行われたことがあります。これらの動きは全てカジノに関係したものである事が次第に明らかになってきました。

数年来ここ澎湖島では、カジノの是非を巡って話題に上ったり、また、そうした話が立ち消えになったかの様に全く話されなくなったりしていましたが、台湾に親中国の政権が出来てから、急に話が進展している様です。われわれ素人にはあまり分かりませんが、水面下で激しい攻防が繰り広げられているようです。島民は気質が穏やかで、また逃れ場のない島内での生活から学んだ知恵で争いを好まないようですが、事、カジノの建設に関してはそれぞれが強い意見を持っており、このまま何事もなしに進むとは考えられない大きな問題ですが、今のところ徐々にカジノ化に向けて少しずつ時代が動いている感じです。私も意見を求められますが、外国人なのでこういう問題で自分の考えを述べるのを控えたいと言うと、それが一番いいことだと妙に納得してくれるのがなんだか可笑しい。要はこの美しい澎湖を守りたいという考えの人とカジノが出来ることに拠る経済効果のためにカジノを利用すべきだという人たちに二分されており、8月に住民による投票を経てどちらかに決することになりそうです。日本だと間違いなく三里塚のような事態へと発展して行くであろうと思えるのですが、台湾人はすんなりと出た結果を受け止めるようにも思えます。

ある人たちにはマカオの成功がまぶしく見えるようですが、主な利用者は、中国本土からの旅行客です。小三通が澎湖島にも適用され、台湾と中国大陸との窓口としてのステイタスをしめる様になってきていますのでこのままカジノ解禁へと一気に進む可能性も大いにあります。2009年の1月のカジノ法案の国会通過によりカジノ・リゾート観光業の育成という政策が追加されてこの流れは誰に求められない状況にあります。外国資本、とりわけカジノ企業が虎視眈々と商機を狙っています。現在のマカオは爛薀好戰ス資本が入っているのと同じように、この景気後退の最中にあるだけに、商機にめざとい彼らが、既にかなりのインフラがあるので澎湖島にも進出しようと考えていても、不思議ではありません。

この結果がどうであるかは予断を許しませんが、既に多くの五つ星ホテルは見切り発車で建設されていますし、これからも大規模な投資が続いているようです。法律的には既に2009年の1月12日に「離島建設条例」改正案が可決されていて、台湾でも例外的にカジノ建設が可能になって、レールは敷かれていると見る向きもあります。後は住民の賛否を問う住民投票に託す形になっていますが、それにしては水面下の動きだけで、華々しい攻防を繰り広げる啓蒙や中傷合戦も全くないのです。これからどうなるのか嵐の前の静けさなのか・・・・。

そしてこの法案通過は海外からの注目も集めています。既に、この法案が通る以前にBOT方式での入札が行われて、外国の資本が澎湖島に投入される事が決まっています。恐らくそれはカジノが将来可能であると言う事を見越しての事と思いますが、TTレースで有名なイギリスのマン島に本社を置く、不動産会社AMZ Holdings Plc(AMZ)は、既に澎湖島にかなりの投資をしていて、澎湖島のカジノ法案通過がその不動産会社の株価をかなりつり上げたようです。澎湖島の地価は高騰していて、家の値段も5年前の1.5倍くらいになりました。全てはカジノ法案が通過するとの前提で、この様に投資が集まると住民投票の結果にも影響を与えるのではないかと考えられています。以前は住民の殆どは反対であるとの意見を持っていた人が多かった様に思いますが、利害関係が交錯して賛成に回る人が多くなったという感触があります。

最近、五星級のホテルが相次いで建てられています。阿甘語言中国語科の近くにある百世多麗花園酒店は五星級であると言われていますが、その他にも幾つか五星級のホテルが建設中です。シェラトンホテルも建設中です。上記に紹介している不動産開発業のAMZは、既に澎湖諸島に11ヘクタールの土地を保有しており、300百万米ドルを投資、500室の高級ホテルを含みリゾート施設開発を目指しているといわれています。跨海大橋を渡りきったところにある風光明媚な土地には柵が巡らされて、開発が始まりそうです。風櫃で有名な南海地区にも大規模な投資がされている様で、大資本のこの様な動きはカジノへと直行している様に思えてなりません。お願いだから澎湖島の自然やのどかなこの雰囲気は壊さないで下さいねと願わずにはいられません。

【澎湖島の住民はカジノにノー】 そして遂に定めの日がやって来ました。2009年9月26日です。公投と呼ばれる公民投票で決着が付けられます。有権者数の50%以上の投票によりカジノの建設に同意するか同意しないかが決められます。その結果は賛成約13000票、反対約17000票で澎湖島の住民はカジノの建設に反対である事を示しました。投票率は40%を少し超えただけでした。規約によると50%以上の投票率が必要であるとの事でしたから、例え賛成票が反対票を上回ったとしても、建設はできなかったようです。ともかく澎湖島の住民の意思が表明されましたが、まだ第一ラウンドであるという声も聞こえます。今回は否決であったが、2年3年後に再び公投が行われるという事もあり得ますし、その結果も今回と違う可能性があると言う事です。大資本の導入という既成事実がある以上、いつかは解禁という事も十分にあり得るからです。ともあれ自分と自分の子孫に大きな影響を与えるカジノを受け入れるか拒否するかに関して、約半年の間、もしかすれば島を二分しかねない問題でしたが、「同意」「不同意」の幟が市内のあちこちに立てられたくらいで、スピーカーの連呼などもなくて、静かに決意を示したのはさすがだと思いました。


既に「離島建設条例」改正案が可決されていて、台湾でも例外的にカジノ建設が可能になっていましたが、2009年9月26日に公投と呼ばれる公民投票が行われて、澎湖島の住民はカジノの建設にノーという表明をしました事については前述の通りですが、この時点では3年後位にもう一度住民投票が行われて最終的な決着が付くはずでした。しかし、澎湖島で水面下での、あるいは表だっての建設賛成派と反対派との駆け引きが行われている間に、大陸に近い馬祖島が、カジノの開設に名乗りを上げて、それが馬祖の住民の公投でOKになってしまったのです。事実上、台湾に二つのカジノは必要がないので、結果として澎湖島にはカジノが開かれないことになりました。経済と取るか自然を取るかで争われた論争は意外にあっけなく幕を閉じたのでした。


澎湖島の政府は非常に実行力のある政府で、カジノの建設が頓挫したとは言え、島の発展を諦めたわけではありません。中国からの観光客を呼び込もうと次から次へと効果的な施策を繰り出します。2012年10月からは、澎湖の馬公空港と廈門空港との 間に定期路線を就航させました。今までは廈門に行くには、先ず金門島に飛んで、それから船で廈門に行くことが出来ましたが、この空と船の路線に加えて、澎湖島から直接廈門に行くことが出来るようになりました。当校の学生で、3ヶ月に一度出国することを繰り返すことにより、長期滞在を可能にしていた人にとっては、非常にありがたい展開です。澎湖から中国大陸にひとっ飛びになったのです。。


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あじさい
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