澎湖島から観光で行ける島

最後の二つは観光で行けない島です。
大倉島:
   澎湖湾に浮かぶ小さな島で人口は100人位です。 大倉島30分位で島の周囲を回ることができます。漁業の他にはさしたる産業はなく、住民の流出が続いています。重光という港から毎日11時に船が出ています。帰りは2時です。往復100元です。 シーズン中以外は食堂もありませんから、注意が必要です。シーズン中は民宿を利用できます。小さな浜辺があり泳げます。しかし、本当になにもない島です。一生に一度位行くなら、どこを見てもそれなりに楽しいものですが、ずっとここに住むとなると考えてしまいますね。ジュースなどを売っている店は通年で開いています。ここの小学校は廃校になりました。毎日子供たちは船で澎湖島にある学校に通います。そうした費用は政府から出ているものと思われますが、あの島で学校を維持することを考えると、ずっと安いのだと思います。警察官もいますし、消防署もあります。看護婦さんも一人常駐しています。こうしてみると離島というのは意外にお金が掛かっているんだなぁと改めて考えさせられます。
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吉貝嶼(嶼とは島のこと):
     この舌のように見える砂浜は珊瑚のかけらや砂が海流によって運ばれてきたもので砂嘴と呼ばれます。幅が300メートル、長さが800メートル(と資料には書かれていますが、潮の満ち引きでその長さと幅は絶えず変わっています。最大値とお考え下さい。)この砂浜自体は珊瑚の細かく砕けたものからできているので、他の砂浜のように波が押し寄せると波打ち際の砂を巻き上げて、その辺りが濁ると言うようなことはありません。この水域の高い透明度の秘密はこの珊瑚礁にあります。ウルルンで取り上げられた美しい島です。1500人位済んでいるかも知れません。以前は3倍位の人が住んでいたと言われていますから、過疎化が進んでいるようです。民宿もたくさんあり、島民は漁業か観光産業に従事しています。そしてこの天与の賜物を心ゆくまで楽しめるように各設備が整えられています。夜には都会では決して見ることの出来ない満天の星と押し寄せる波の音が、ロマンチックな風情を演出してくれます。うれしいことに、島には伝統的な漁法で知られる石滬という設備が80あまり残っており、引き潮になれば、思わぬ獲物に出会えるかも知れません。また、島内には防風のために珊瑚を用いた石壁が築かれており、その実用性と見事な造形美に感動を覚えずにはいられません。各種海洋スポーツが楽しめます。アクセスは馬公市内からタクシーで20分位の白沙にある北海ツーリストセンターから船で20分位、料金は往復250元。宿泊は500元から。多くの人は、長い舌のような砂浜で海水浴を楽しみますが、実はこの吉貝は、石滬(シーフ)と呼ばれる潮の満ち引きを利用して魚を捕らえる罠が一番多く見られる所なんです。バイクを借りて、この石滬を散策し、そこで泳ぐ方が一石二鳥です。
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舌の様な砂嘴(澎湖国家風景管理局のHPより) 浜に打ち上げられた5つの肢体
員貝嶼(ユエンベイユィ):
     港から左にそって廃校になった学校を通り抜けるとそこから鳥嶼(ニャオユィ)澎澎灘(ポンポンタン)を見下ろすことが出来ます。ここからの眺めは絶景です。潮風を感じながら、その丘陵を横切ってみるのは今日まで生きてて良かったと思わせてくれるほどの心地よい経験です。港の中央にこの島の規模には相応しくないほど大きな道教の廟が立っています。集落はその廟の右側部分のみで、およそ100人位が住んでいるようです。民宿もあります。澎湖水族館の先にある港子(ガンズ)から船で往復100元。
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員貝嶼から鳥嶼を望む
鳥嶼(ニャオユィ):
    員貝嶼(ユエンベイユィ)の奥に座しているのが鳥嶼(ニャオユィ)でその名の通りアジサシという鳥の繁殖地で、人と鳥との共生をテーマとして周辺の幾つかの島は上陸禁止になっています。この島の方が員貝嶼より少し人口が多いようで、資料によると1200人となっていますが、実際の居住人口はもう少しすくないように感じます。シーズン中は観光客相手に飲み物を売っている店が開いています。その店の横に地元の特産物を並べて売っている屋台がありましたが、その中に15cmはあろうかと言うほど大きなムカデがアルコール漬けなっておりました。この島にそう言うのがいるのでしょう。虫に刺された時に塗るとたちどころに痒みが止まるそうですが、痒くても我慢しようと思いました。澎湖水族館の先にある港子(ガンズ)から船で往復?元。
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鳥嶼を象徴するオブジェ
桶盤嶼(トンバンユィ):
     切り立った玄武岩の柱状節理で有名ですが、この桶をひっくり返したような島に戸籍上は400人がいることになっています。仕事は漁業と観光だけなので、年々減少して、実際の人口は50人を切っているかも知れません。殆ど人に会いませんでした。廃墟ばかりが立ち並んでいました。観光に立ち寄るのは良いところですが、とても住み着くことは出来ないでしょう。馬公市の第三漁港から船が出ます。
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玄武岩の柱状節理が見事な島
虎井嶼(フーチンユィ):
     虎井嶼は東西二つの丘の間に集落があります。かつて大島と呼ばれていましたが、大きな井戸に子供が落ちて死に、危険なこと虎のようだというので虎井島と呼ばれるようになりました。この島の近くに古代の都市が沈んでいるという伝説があります。人口の建造物らしいものがあるというのがその根拠らしいですが、個人的な意見ですが、わたしは怪しいと思っています。玄武岩の柱状節理にしても、六角形で、また稜線も機械で加工したかのように真っ平らな面を見せています。海底に見えるのもその類ではないかと思いますが、どうでしょう?
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港にある廟      
将軍嶼:
     この島の人口は1000人を超えていますが、定期船の観光ルートに入っていないために、この島を訪れるのは少し面倒です。第三漁港から出る望安島行き(七美島行きでも可)の船に乗り、望安島で船を降り、交通船と呼ばれる小型の船に乗り換えます。2009年5月17日に行ってきましたが、交通船は朝7時発でした。5分位で着きます。 普通は無料ですが、この交通船の出ない場合は40元で代わりの船が運んでくれます。帰りは自分の都合でしたので、何人かがまとまったので12時前に40元払って望安に帰りました。にちなみに馬公の第三漁港から望安島までは278元です。この島と望安島の最も接近している部分に橋を架ける計画がありましたが、途中で頓挫して両側から橋桁の基礎が突き出したままになっています。以前は赤さびた橋梁の部分があったのですが、今回それは全部取り払われていました。確かにそこに橋が架かれば将軍島にも観光客が行くようになりメリットは計り知れないと思いますが、再び計画が実行に移される事を望まんばかりです。新たな建設計画もあるようです。観光産業から取り残されているが故に、最も素朴な漁村の感じが出ています。しかし、漁業以外の産業がないので、人口流出の最も激しい島の一つになっています。かつては望安よりももっと栄えていた島だそうですが、家が密集して建てられており、確かに以前はかなりの人が住んでいたであろう事を彷彿させてくれます。今は港に面するところには人が住んでいますが、二つ目の路地の後ろは殆ど人が住んでいませんでした。地図は澎湖建設局
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跨海小橋建設計画
望安島:
   ウミガメの繁殖地として知られていて、また幾つかの観光資源にも恵まれているので、是非訪れたい島ですし、可能であるならばこの島に幾つかある民宿に一日二日泊まって散策して欲しい所です。天台山からの眺めはこの島が周囲を海で囲まれているという事実を教えてくれます。うまく行けば日の出も日没も同じところで見られるに違いありません。この島にある古い家並を保存した部落は、三合院という建築方式で、ここに住む人たちが、中国大陸の福建省からやって来たという事を思い出させてくれます。牛がゆったりと草をはみ、その隣に白い鳥が仲の良い友達のように寄り添っているのを見ると、時間が止まってしまったかのような錯覚を覚えます。
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ウミガメセンター
七美島:
     昨日(2008/6/8)、台湾の澎湖群島の一つである七美島に行ってきました。そこには二つのハート形をした石滬(シーフ)という魚を捕る罠があります。そこは又安全に泳ぐことの出来るところなのですが、そのシーフの中の砂は星砂だと言われているので、それを取ろうとしたら、まるで蛇のようなものがいました。以前ボルネオの海で泳いだ時に、気が付くと周りにウミヘビがいて、かなりすくみました。同じような色だったのですが、長さが2メートルくらいありました。あまり動かないので蛇ではないなと思いながら、早速帰って、インターネットで調べて見た結果→ ここを! オオイカリナマコであることが分かりました。そうですか、飼うことが出来るんですか。持ってくれば良かったなぁと後悔しました。うそです。ちょっと気味が悪くて手が出ませんでした。きっと多くの人はウミヘビだと思うことでしょうね。船は第三漁港から出ています。高速船だと1時間20分です。片道400元でした。その他に約2時間の交通船があります。こちらの方が安定していて揺れが少ないです。船代は440元です。 今年も又(2009/7/25,26)七美に行ってきました。あのオオイカリナマコを捕獲して、水槽に飼うという目的がありました。少しさわると30cmくらいに縮まると聞いていたので、木の枝でこすったり持ち上げたりしましたが少し縮む程度で、捕獲に失敗しました。もっと勇気を出せば捕れたのですが、それ程までしてという気持ちがわいてダメでした。でも石滬(シーフ)ないの砂は確かに星砂であることを確認し、少し持ち帰りました。石滬の研究もしてきましたが、あまり多くの魚はいませんでした。どうも形倒れのようです。
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シーフー(魚を捕るための罠)
東吉嶼:
     この島は日本時代に建てられた灯台で有名ですが、日本統治が終わって60年の間、日本人が訪れることはなかったかも知れません。というのは人口わずか20数人の小さな島ですし、望安島から船をチャーターして一時間半も掛かりますので、何か特別なことでもない限り訪れる場所ではないからです。たまたま、そちらで仕事する人に誘われて行くことが出来ました。汚染とは無関係のありのままの海が迎えてくれました。港の中まで透明度100%でした。この東吉嶼はかつて澎湖と高雄の間に位置して交易の重要な拠点となっていましたが、飛行機が利用されるにつれて輝きを失い、激しく過疎の波に洗われています。2008年から学術調査等の名目に限り上陸が許される所となりました。丘陵地帯にはかつて農地であった名残である風よけの珊瑚石が積み重ねられています。この島には白と黒の毒蛇がいますが、たまたまであうことが出来ました。また、山羊が放牧されていて島のあちこちを我が物顔で歩き回っていました。ここで巨大なヤドカリを持ち帰り、東吉君と名付けましたが、最近脱皮に失敗して死んでしまいました。管理が悪かったのだと反省しています。
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巨大ヤドカリ
花嶼:
     この島は望安島から一時間くらい船に乗らなければ行けないので、一般の観光客には縁のない所となっています。古くからの灯台があり、人口は100人前後です。しかし、島民は全て漁民で、自分の船を持っていますので、いつも馬公に来て釣った魚を売り、必要なものを手に入れて島に帰るので必要物に事欠くことはないようです。また、この島は澎湖島の他の島とは地質構造が異なっていることが知られています。観光産業の恩恵を受けられないので、島は人口流出が続いているものと思われますが、子育て中の若い女性や彼らの子供たちが沢山いました。こうした子供たちも成人に達すると島を捨ててしまうのかも知れないと思いました。写真は心如的心情世界から拝借しましたが、ヘリコプターの着陸地を知らせるマークです。ここは看護士が一人いるだけで、病気などの緊急時にはヘリコプターを使うより他はありません。
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花嶼 細木真理さんによるイラスト
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