〜・刈込池・白山三ノ峰・〜
標高1000mを越える刈込池は上高地の喧噪はないがよく似た構図があり,
素朴であるが四季折々に足を向けたくなる何かがある。
特に早春と晩秋の頃は素晴らしい、紅葉は10月の中旬が丁度よい。
鏡の様な水面に映える紅葉と逆さまの三ノ峯、ほんものとの共演は見飽きることがない。
山が目覚めるのは4月下旬。5月のゴールデンウイクに頃にはブナが芽吹き始め
小さい葉芽が弾け赤味を帯び花のようだ。

福井大学ワンダーフォーゲル部OB会
FUWVOB:1998-12〜

刈込池
 自然研究路

寒水石
鳩ヶ湯

白山
赤兎山
荒島岳

六呂師高原

福井の山と半島


 FUWVOB会

早春の刈込池と白山三ノ峰
〜早春の刈込池と白山三ノ峰〜
山が目覚める時

〜〜4月下旬、遅い春がやってくると、刈込池を取り囲むブナの森の深い雪も良く締まって 雪上を最短距離で歩けます。
殺風景ですが、森の中は明るく、ブナの木肌の滑らかで柔らかい輪郭が目に付きます。 大きく堂々としたブナが身をくねらせるように林立する姿は女性のようで絵心をくすぐります。
時折、「バッサ」という音とともに雪を跳ね除け枝を上げる木々の息吹きを感じるひと時。〜
〜〜この絵はその時の情景を表現したものです〜30号のアクリル画で自宅の狭い玄関に置いて、 ブナの生命力を頂いています。〜横山〜


『刈込池』〜鳩ヶ湯、三ノ峰2128m、 銚子ヶ峰1810m [地図]

『刈込池自然研究路』[1/25,000地図]〜 上高地の雰囲気を満喫
鳩ヶ湯から打波川の清流を横に、県道を車で行くこと約4kmで善五郎橋に着く、そこを過ぎると道は 大きなつづら折となり、だらだらした登りが続く。橋から約3kmで下小池に着く。
案内板
 下小池は昭和36年に起きた北美濃地震で廃村となり、現在は当時の分教場と民家が1軒残っているだけ である。分教場(現在は廃校)の後ろの小さな池が地名の由来を思わせる。
分教場前の駐車場の横を入って行くと、すぐ上小池野営場に出る。野営場の手前には管理棟もあり、 夏山のシ−ズン以外には避難小屋としても使用できる。 上小池まで車道は続いており駐車場も整備されて いるが、場合によっては下小池駐車場に止めたほうが無難である。
上小池の車道の終点からは道はようやく歩きやすい山道となるが、すぐ分岐となる。
直接、刈込池へ行くには右手の道をとる。約10分下ると打波川の河畔に出る。橋を渡るとすぐ急な石段 の登りが始まる。単調な登りも途中から見えはじめる三ノ峰の姿によって気を紛らわせることができる。
約30分の登りで道は平坦となり、いよいよ原始林の中に入って行く。あとは静かな森の散策で約10分で 刈込池につく。池は四季折々に周囲の森の姿を水面に映し、訪れる人々を楽しませてくれる。
特にモリアオガエルの産卵する新緑の頃や、全山が真っ赤に燃える紅葉の頃(10月中旬)が素晴らしい。
http://www.asahi-net.or.jp/~WG3M-NKOK/bun1/tosiharu-23.htm

秋の打波川河畔
この自然研究歩道は上小池地域の自然の仕組みを学びながら自然に親しんで頂くために作られたものです。 沿線にはブナの原生林モリアオガエルの生息地や刈込池打波川の清流など美しい自然の景観に恵まれて います。また小鳥やリスなどがいて動物たちの楽園ともなっています。

返りのコ−スは今きた道を引き返すか、もう少し先のほうまで行って打波川沿いの林道を下り 先ほどの橋のところへ戻るかであるが、林道を下る場合は、途中の橋が壊れていて渡渉することになる。 しかし、いずれも時間的には大差ない。(現在は鉄骨の橋が掛かっており良く整備されている。)

【コースタイム】
歩道の延長は一周約 4.3Kmで普通に歩くと約2時間30分かかります。
刈込池までの所要時間は打波川の上流回りで約1時間20分、打波川の下流回りで約1時間30分です。

福井→大野→鳩ヶ湯温泉→上小池駐車場P→→打波川(橋)w.30分2500歩→ブナ原生林→w.10分→刈込池→w.10分→涸沢 →w.10分→打波川上流堰堤鉄橋・打波川河畔林道〜w.25分→上小池P6500歩

※鳩ヶ湯温泉→上小池P〜通常は雪が解ける5月の連休には開通する、秋は11月中旬の降雪で閉鎖。

『刈込池の由来』
白山三ノ峰の麓の原生林に囲まれた周囲2kmの池、昔泰澄太師が白山に住む千匹の大蛇を刈り込んだ ところだと言われています。 そして、この大蛇が2度と出られないように池が見える山の岩壁に一振りの 剣を突き刺しました。この山を剣ヶ峰と言います。

[刈込池]幅ヶ平・・・・台地状地形のブナ原生林。
     白山国立公園第1種特別保護地域
 1961.8北美濃地震

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『三ノ峰』2128m 〜白山国立公園〜〜山腰屋敷跡〜六本桧〜剣ヶ岩〜

三ノ峰は白山連峰に連なる一方の雄として、また福井県では最も高い山として、よく知られている。
古くは白山三馬場の一つであった美濃馬場の禅定道(白山登山道は古くは禅定道と呼ばれた)石徹白中居 神社からの登山道の一つのピ−クに過ぎなかった。
昭和26年小池から三ノ峰への登山道クロンボ平旧道が上打波村により開発された頃から注目を浴び始 めた。
秋の三ノ峰
その後北美濃地震により、通行不能となったが、第23回福井国体の折に三ノ峰に避難小屋が作られ、 また県境沿いに新しい登山ル−トも作られた。これにより日帰りの登山コ−スとして、また白山登山の 1ル−トとしておおいに利用されるようになった。
2000mを越す三ノ峰は県内では他に味わえない高山気分をもたらしてくれる。正面に別山、その肩に望む 白山、振り返れば打波川沿いの山々を始として、加越国境、荒島岳その他奥越の山々が波涛のごとく 連なっている。
遠く北アルプス中央アルプスの山並みがパノラマを開いた如く連なっているのも壮観である。
しかし残念ながら三ノ峰の三角点のあるところは正確には福井県ではなく、石川県と岐阜県の県境である。福井、石川 岐阜3県の県境は避難小屋の南方の小ピ−クである。
だが人間の作った境などは問題ではなく、笹原を渡ってくる冷風はそんなことにはおかまいなく、 真夏でも汗を引かせてくれるには十分過ぎる程である。
また、三ノ峰は本州の西端に位置する 2,000m 峰であるので、動植物や昆虫などの南限、西限と なっているものも少なくない。
南限または西限とされている植物の主なものにハイマツ、ミヤマオダマキ、ハクサンコザクラ、 クロユリなどがある。
昆虫類も数多く生息し、国蝶として知られるオオムラサキを始として数え上げればきりがない。
山麓にブナ林が広がっているがその大部分が伐採されてしまったのは残念なことである。 刈込池のある幅ヶ平は現在では数少ないブナの原生林帯として残されているところである。
ここは打波川をはさんで小池集落の対岸にある標高 1,000m ,広さ 1,000平方メートルの台地である。 刈込池はこの幅ヶ平の北端ある周囲 450mの原始林に囲まれれた小池で、天然記念物のモリアオガエル やカモ、オシドリ、ヤブサメ、アカショビン、ブッポウソウ、キビタキ等野鳥の豊富なところとして 知られており、福井県の自然研究路となっている。
うっそうとしたブナの大木に囲まれた池の端にたたずみ、野鳥のさえずりに耳を傾けていると 悠久のときの流れの中に沈んでいくような気にもなり、白山を開き、この池に千匹の蛇を封じ込めたと いわれる泰澄大師がブナの木の間から杖をつきながらそっと近付いてきても何ら不思議でないような幻 覚さえ生れそうな所である。

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『鳩ヶ湯』鉱泉赤兎山登山口〜
鳩ヶ湯鉱泉はヤマバトが傷を癒しにやってきたのが名の由来で, 皮膚病や胃腸病に効く硫黄炭酸泉です。
『石灰華』 〜大野市天然記念物

炭酸カルシウムを含んだ地下水が地表に流れ出、長年にわたって炭酸カルシウムが沈殿。 凝結しながら堆積を続け白色、淡黄色淡褐色が混ざり合った大きな岩石状となっている。 岩には木の葉の跡などが残っており、現在も成長している。 「寒水石」とも呼ばれ、自然現象としては究めて貴重なものである。

「打波川流域」
願教寺山」1690m
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