naosanの初鰹(はつがつお)大作戦

昨年、華麗なるデビューを果たした、ワテラ陽気なカシマシ少年隊は、二十一世紀を迎え、新たなる野望に燃えていた。
新春初リサイタル!そして、その舞台に選んだのは熊本屈指の紅葉の名産地。菊地渓谷!(そのうち警察に捕まって、少年院に送られるぞ・・・)

しかし、天候は荒れに荒れ、決行の1/14はこの冬最悪にして最強の大寒波が襲ってくると気象庁が警告を発していた。
先週、マイナス五度の世界で天国を垣間見たガッちゃんこと私、naosanであったが、アザラシ並みの皮下脂肪をもつ、リーダーヒガシことデイブの要請により、泣く泣く、前日の1/13にリーダー宅を訪れた。しかし、憎っき菊地渓谷は渇水、雪による道路閉鎖という姑息な手段により我々の挑戦を阻止していると言う事が、ヒガシ(デイブ)とニッキー(かわうそヒロ)の事前の調査により判明(私の到着の一時間ほど前に見に行ったらしい・・・わかれよ、そのくらい・・・)断念せざるをえなかった。しかし、奇しくも、少年隊の美人マネージャーI子女史が、この記念すべきリサイタルのアシスタントとして、福岡よりわざわざ汽車に乗ってやってくる為、コレは何もせん訳にはいかんぞと、三人よれば高速増殖炉もんじゅの知恵とばかりに知恵を絞って臨界事故を起こしかけながら、1/14は天草KDD下の浜で、サーフィンだ〜〜!ということに決まった。
I子女史が到着すると、我々は、ヒガシ(デイブ)の母上様が作ってくれた、特製秘伝の美味いちゃんこ鍋をつつきながら、明日の勝利を誓いあった。ごっつあんです!



打ち寄せる波の音が優しく耳をなでる、さっき、二人で作った砂のお城は半分波に溶けながら、とても小さな記憶だけを残す。I子は流木で砂の上に何かしきりに書いているnaosanにそっと近づいた。「何を書いてるの?」。naosanの肩越しにのぞきこむと、naosanは驚いた子供のような、はにかんだ表情を見せながら、「なんでもないよ!」と乱暴に足で砂の上を蹴散らした。そして、naosanは振り向きもせずに一直線に海に向かって走り出した。その、後姿を見つめながら、I子は海になりたい・・・そう願った・・・・・
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などと、身勝手極まりない夢から目覚めると、ヨダレが胸元まで垂れていた。熊本市内のヒガシ(デイブ)の家から3時間。我々は気象庁発表では3〜4mの高さの波、海上は大荒れでしょうの海についた。波は高い。何人かのウィンドサーファーが沖に出ている。天候は青空ものぞき、まずまず。昨日、新年会が行われていた人吉ランドアースの朝早くからの、非常にけたたましい連絡では人吉は積雪三十cmらしい・・・行ったヤツラ無事に帰れるのか…?

途中、近くの魚屋でカツオをまるまる一匹買ってきた。サーフィンのあとはこれでカツオのたたきを作るのダ!
突撃!ニッキー(ヒロ)!私とヒガシ(デイブ)はパ〜フェクトスト〜ム!パフェクトスト〜ム!と大騒ぎ!ったく・・・・
約、一時間半ほどのサーフィンで、大波をコテンパンにのしてやった我々は、勝利を祝う為の儀式をとりおこなった。今日の貢物は新鮮なカツオ!初鰹!

手早く焚き火をおこし、早速調理だ!カツオを網に載せる前に恒例のリーダーヒガシ(デイブ)による神にささげる舞い!今日も無事、ケガも無く勝利できた喜びと感謝を込めて厳かに舞い踊る・・・・
網から落ちたカツオを炭の熱さにもめげることなく、果敢にカツオ救出作業を行う、レスキュー3仕込みの私とヒガシ(デイブ)。
凍えた、三人の戦士たちに、カツオを焼いてくれる、美人マネージャー。カツオ焼き始めたとたん、雪が降ってきた。
連戦連勝!今だ負け無し!(って、負ける基準って何?)今日も勝利のポーズ。ワテラ陽気なかしまし少年隊!
オズの魔法使い…?!

ドロシ〜!四人であの虹の彼方へ行こうじゃないか!
次ぎはモアベターよ