カサブランカで被(かぶ)さらんか







第二次大戦下の仏領モロッコの首都、カサブランカ。そこで、NAOSANの店と言う酒場を営むNAOSAN。自由の国への亡命のためそこを訪れる美しい女性AIKO。
戦争に翻弄され出会った二人・・・・

「NAOSAN、昨夜どこにいたの?」
「そんな昔のことは忘れた」
「何でやねん!?アルツハイまっとんかい!このボケタラ親父が!・・・医者行け!脳ミソ消毒して来い!・・・で、今晩会える?」
「そんな先のことは解らない」
「だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!殺すぞ!って言うか自分で死ね!毎日スギヒラタケどんぶりいっぱい食べて若くして逝け!」


ナチスの追跡を潜り抜け、AIKOをカサブランカから脱出させるNAOSAN。
飛行場で向かい合う2人・・永遠の別れ・・・・



「NAOSAN・・・・」
「もし飛行機が飛び立ってしまったら君は後悔するよ。それは今日じゃないかも知れない。明日じゃないかも知れない。だけど君はきっと後悔することになる。いつかそれが心の深い傷になる。それが君にもわかる時が来る。君の瞳に乾杯。」
「な、NAOSAN・・・・・」
「俺達にはいつもパリの思い出がある。さぁ、行っちまいな・・・」
「っていうか・・・脳ミソ消毒してもらって・・・・お願い・・・」


夜の空港に立つトレンチコートのNAOSAN・・・・小さくなっていく飛行機の光を見つめながら・・・タバコに火をつけた・・・禁煙したじゃん・・・ダメジャン・・・・

という夢から覚めたら。今日はAIKOの結婚式だった。



結婚式へ行く