■GREEN BASSER

 もう、20年間バスフィッシングをしていますが、未だに「バス=害魚」という一般的な認識は変わっていないようです。いや、20年前よりバスの生息域が増えた分、以前よりもひどくなったのかも知れません。本当に残念です。

 最近は、「魚の害」よりも「人の害」が特に大きな問題となっています。人が持ち込むゴミや釣り場(釣り禁止の場所も)でのマナーの問題です。

 以下にあげる問題を各個人が認識して、@まずは自分が気をつけること。Aそして、自分の釣り仲間にも同じような認識を持ってもらう。Bそして最終的に「釣り人=自然環境を守る人」という認識を一般の人々に持ってもらえるようになること、が自然を相手に趣味を楽しむ者の役割だと思います。そのためには、湖で生計を立てている人やそこで生活している地元の人、湖で様々な趣味を楽しんでいる人などと協力し合って環境問題に取り組んでいくことが大切だと思います。

 以上のような問題意識を持ったバサーをGREEN BASSERと呼ぶことにします。

●ゴミ問題

 クリーンアップ活動をされている方によると、釣り人(バサー以外も含む)のゴミは予想していたよりもかなり多かったという意見を多く聞きます。釣具のパッケージやコンビニの弁当の袋、空き缶、たばこの吸殻...。

●釣り禁止の場所

 釣り禁止の場所といっても様々です。小さな子供に危険な場所(地元の自治会などが禁止している場所)、保護水面、水鳥の繁殖場所、漁港やマリーナ(船上含む)、湖に隣接した田畑...。

●その他

 ・駐車の問題...自分の家の前に違法駐車があり、困ったことはありませんか?釣り場の近くの住民や農作業をしている人にご迷惑をかけていませんか?

 ・騒音の問題...釣りは朝早いもの。深夜・早朝のエンジン音、カーステレオ、ドアの開閉、話声などの車に関するものは要注意です。夏場の花火も。

●2次的な問題

 水鳥がルアーやラインによって傷つけられていることはよく知られています。また、網やロープに引っかかったルアーで漁業関係の方が指などをけがすることもよく知られています。田畑を荒らしたために近辺の野池が釣り禁止になった例も雑誌で紹介されていました。

 バックラッシュしたラインを捨てる人はさすがに最近見かけませんが(リールの性能が向上したおかげ?)、釣り禁止の漁港の中で釣りしている人をあまりにも多く見かけます。もちろん、漁港の中のポイントといえば間違いなく船の周りです。船の周りには船と杭をロープで結んであります。網がかけている場合もあります。

 釣れるから禁止の場所で釣る。誰かが釣っているから自分も釣る。...という悪循環が生まれる。誰かがこのチェーンを断ち切らねばならない。そうです!あなたなのです!GREEN BASSERが変えて行きましょう!

 「釣り禁止」になった場所が「釣りをしてもいい場所」に戻ることは今のところ、まずありません。次の世代に釣り場を残せるように頑張りましょう!


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