熱風


ZIPANG最終興行「Adios ZIPANG」
画像はれねさん提供です。ありがとうございます。

メインエベントは、HDCコーナーでのヘブンのアピールにより「ベネズエラ式シークレットバッグ」マッチに。ゴム手袋や泡立て器が乱れ飛び、シュールな、この団体の一面を端的に象徴するような展開から両者リングアウト。

延長戦は一転、シリアスな攻防に。足立は絶好調、そして正直、ヘブンはその逆。しかし、そんなことはどうでもよく、両者ともに持ち技得意技を全て叩き込む、2人だけの世界がそこにあった。結局延長も両者リングアウト、再延長は3分時間切れ引き分け。「この闘いはトゥービーコンティニュード、そしてフォーエバーだ」と足立がアピールし、ヘブンも了解。

全員リングに上がり、ノーサイドのやけくそダンス。しかしそのうち、なんでか無差別の乱闘に突入。抗争うんぬんではなく、どこか楽しげで、この場のなごりを惜しむような乱闘だった。ひとり、そしてまたひとりバックステージに去り、最後に残った足立がリングサイドを一周し、そしてリングには誰もいなくなった。

クローズそのものの決断もなかなかできることではないし、興行そのものも見事なクローズぶりだった。客の満足に並行し、自己満足を追求した、理想郷。それが足立にとってのZIPANGということになる。青春の1ページ、と片付けるには惜しい団体ではあるが、とにかく、この日でZIPANGは過去形で語るしかない存在になった。アディオス、ZIPANG。




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