竹岡、1回を無失点(7/17)

●ブレーブス傘下の3A級リッチモンドに所属する竹岡が15日の対コロンバス戦に登板、1回を投げて2安打、無失点という内容だった。

野村、1失点(7/17)

●ブリュワーズ傘下の3A級インディアナポリスに所属する野村が15日の対トレド戦に登板、0/3回を投げて1四球、1失点という内容で降板している。

マック鈴木、2失点(7/17)

●ロイヤルズ傘下の3A級オマハに所属するマック鈴木が15日の対ソルトレイク戦に4番手として登板、1回を投げて4安打、2失点と打ち込まれている。

田口、1打点(7/17)

●カージナルス傘下の3A級メンフィスに所属する田口が15日の対オクラホマ戦に2番センターでスタメン出場し、4打数でヒットなしながら1打点を記録している。

マイナー11年を経たフィリップスがメジャー初勝利(7/17)

●インディアンスのジェイソン・フィリップス投手が15日の対ホワイトソックス戦に先発し、7回2/3を投げて7安打、1失点と好投、メジャー初勝利を飾った。フィリップスはマイナーで11年を過ごし、その間に2度に渡って右肩の手術を受けている。この日がメジャー2試合目の先発となったが、フィリップスは「長い道のりだった。ここに来るまで挫折も多かった」と語っている。インディアンスは今季、チーム再編成の為に主軸選手を次々に放出しているが、その結果フィリップスのような投手が出場の機会を得て結果を残している。14日の対ヤンキース戦で逆転サヨナラ満塁弾を放ったセルビーもこの試合では2点タイムリーヒットを放っている。

週間MVPが発表される(7/17)

●メジャー両リーグは週間MVPを発表した。ア・リーグは打率.375、4本塁打、7打点をマークしたレンジャースのアレックス・ロドリゲス内野手を、ナ・リーグは3試合に登板して3セーブを挙げ、防御率0.00だったダイヤモンドバックスのキム・ビュンヒュン投手をそれぞれ選出している。

吉井、またも白星ならず(7/17)

●エキスポスの吉井が15日の対フィリーズ戦に先発し、5回0/3を投げて5安打、3失点と要所を抑える老獪な投球を披露した。降板時にはエキスポスが4点をリードしており、問題なく勝利投手となれる状況いあったが、後続の投手達がフィリーズ打線につかまり、9回に3本塁打を集中されて8−11で逆転負けを喫している。この試合の2回にフィリーズ先発のアダムスがカブレラに死球をぶつけた際、両軍に報復を禁止する警告が出されたが、吉井は「内角が使えなかったから、しっくりこなかった。3失点で済んだのはラッキーだったかも。試合も作れたし」と語っている。吉井は6月にローテに再び加わって以降、1試合4失点以上は一度もなく好投を続けているのだが、白星は一つも稼げていない。悔しさもひとしおと思われるが、吉井は「ブルペンだって、警告で配球がきつかったはずだ」と若い投手達を気遣うコメントを出している。だが、8−3の9回表に8点を奪われての逆転負けにはロビンソン監督もとても平常心ではいられなかったようで、記者会見では涙を流し「全ての責任は自分にある」と語っている。2番手に送ったブロワーに続き、ハージェスまでもが火達磨となって、8本の安打を集中されての8失点は翌日に影響の残る余りにショッキングな結果だったと言える。せっかく好調を維持しているエキスポスが、ここからガタガタ崩れ始めなければいいのだが。

イチロー2安打も2併殺(7/17)

●マリナーズのイチローが15日の対オリオールズ戦に1番ライトでスタメン出場し、4打数、2安打、1得点をマークした。打率は.357となりロイヤルズのスウィーニーと2厘差ながら首位打者の座を維持したが、肝心のところで結果を出せず、チームを勝利に導くことはできなかった。イチローは第一打席でレフト前ヒット、二塁へ盗塁を試みるも失敗、この時打席にいたマクレモアも三振でまずこの日最初の併殺参加、第二打席はセンターライナー、第三打席ではライト前にヒットと打撃好調ぶりはアピールできたものの、5−6で迎えた7回無死1塁の場面での第四打席でフルカウントから一塁走者のデーヴィスがスタート、イチローは外角のスライダーを見送ったが、これがストライクと判定されてイチローは三振、デーヴィスも二塁で刺されて併殺が完成してしまった。一気に同点のチャンスにまで持ち込もうとしたマリナーズの作戦が空振りに終り、試合もそのまま6−5でオリオールズが逃げ切っている。この試合は3回表までマリナーズが4−0でリードしていたが、フランクリン、ハラマの投手陣がこのリードを守りきれず4回に逆転を許している。マリナーズにとっては非常にストレスの溜まる展開だっただけに、イチローも「今日は機動力が生かせなかった?そういう評価でいいんではないでしょうか」とやや捨て鉢なコメントを残し、モーズス一塁コーチャーは「最近こういうケースが多すぎる」と話している。

新庄バントヒット(7/17)

●ジャイアンツの新庄が15日の対ダイヤモンドバックス戦に8番センターでスタメン出場し、4打数、1安打、1得点をマークした。新庄は第一打席でダイヤモンドバックス先発のヘリングから三塁前へバントを試み、これがヒットとなって出塁している。三塁のウィリアムスが下がって守っていたところ、裏をかくようなバントを決めた新庄は、試合後「サインが出ていたと思ったら、間違いだった」と語り、笑いを誘っている。だが、この新庄のヒットがベルの3ラン本塁打を呼び、ジャイアンツが試合の主導権を握るきっかけとなる大ファインプレイだった。第二打席以降はサードライナー、ファーストゴロエラー、サードゴロとヒットを放てなかった新庄だったが、勝利には貢献している。試合はジャイアンツが6−3で勝利、石井と新人王のタイトルを争うことになりそうなジェンセンが10勝目、ヘリングが8敗目となっている。地区2位を争っている両者の差は1.5ゲームと接近、昨年同様この夏もドジャースを含めた3つ巴の地区優勝争いが激化していきそうな雰囲気だ。

伊良部が緊急入院(7/17)

●レンジャースの伊良部が15日、肺血栓塞栓の為緊急入院した。レンジャースは即座に伊良部を13日に遡って故障者リストに入れている。レンジャースの広報担当が記者会見に応じたが、伊良部の回復時期は未定で、少なくともここ数日は治療の為に入院する必要があるとしている。伊良部の代理人ダン野村氏は「肺付近の血管が詰まった状態で、大事をとっている」と語っている。伊良部はこの日、対ロイヤルズ戦の為にKCに遠征していたが、宿舎で就寝していた午前4時ごろ、痛みと呼吸困難に陥って目が覚め、チームのトレーナーと共に病院に向かっている。検査を行ったところ、小さな血液の塊が発見され、これが肺の動脈を塞いでおり、血行不良が起きていたことが明らかになった。伊良部には血液を溶解させる薬物が投与され、ひとまず危険な状態は去っている模様だ。この血管が血の塊で閉塞してしまうという症状は、場所によっては命に関わる部分ものであり、伊良部は早い対処で事なきを得ているが、先月22日に死亡したダリル・カイルは同じことが心臓の冠動脈で起きてしまい、死に至っている(ちなみに私の右目も血栓が血管を塞いだ為に網膜細胞に十分血液が届かなかった為、視界の1/4を失うこととなりました。非常に怖いものです/momo)。レンジャースは伊良部の入院治療で再び抑え投手を失うことになったが、ナローン監督は「何とかやりくりして乗り切るしかない」と話している。A・ロドリゲスは「ヒデキに起きたことは悲劇だ。すぐにでも見舞いに行きたいが、試合に出なければならないし。彼のことを考えるのは試合が終わった後にしなければいけないのだが」とコメントしている。この日のレンジャースはロイヤルズとのダブルヘッダーを連敗、伊良部のことも含めて試合後は暗い雰囲気に包まれていた模様。

7月14日のハイライト(7/16)

●ブルージェイズが対レッドソックス戦を6−5で勝利、3連勝を飾った。7回に勝ち越しソロ本塁打を放ったヒンスキーが、9回にサヨナラ本塁打でチームを救っている。エスコバルが5勝目、ウービナが4敗目。レッドソックスは痛い3連敗。
●インディアンスがヤンキースをセルビーの劇的な満塁弾で10−7とサヨナラ勝利。インコンが1勝目、リベラが4敗目となっている。リベラの1試合6失点は自己ワースト。
●ホワイトソックスが対タイガース戦を8回に出たヴァレンティンの2点タイムリー三塁打で逆転し、そのままイードを保って6−4で勝利した。ガーランドが8勝目、バーネロが5敗目。ホワイトソックスのリーが今季3回目の1試合2本塁打をマーク。
●ロイヤルズが対エンジェルス戦を12−3と大勝し連勝を飾った。イヴァネスが初回に満塁弾、2回には3ランでいきなり7打点を記録、これはロイヤルズにとって6年ぶりの球団タイ記録となっている。アゼンシオが2勝目、オーティスが7敗目。エンジェルス連敗で地区首位マリナーズとの差が4ゲームに広がっている。
●オリオールズが対アスレチックス戦を6−3で勝利した。ロペスが9勝目、リドルが8敗目となっている。ギボンズが2本塁打、5打点をマークして自己ベストを更新している。
●ツインズが対レンジャース戦を5−4で勝利した。ロメロが5勝目、ルイスが2敗目となっている。ツインズはあ・ロドリゲスに2本塁打を浴びたものの8回にソロ本塁打を2本お返しして逆転に成功している。
●メッツが対フィリーズ戦を4−2で勝利し借金を1としている。アスタシオが7回を投げて2失点と力投し9勝目、ダックワースが7敗目となっている。
●エキスポスが対ブレーブス戦をコーデロの満塁弾などで10−3で勝利し連勝、地区首位ブレーブスとの差を9.5ゲームに引き戻している。ヴァスケスが7勝目、モスが4敗目。今季好調のエキスポスにモントリオールのファンも無視を決め込むことができなくなったのか、この日はオリンピックスタジアムに2万5109人ものファンが集まっている。
●ブリュワーズが対パイレーツ戦を5−3で勝利、今季ここまで本拠地ミラーパークでの対パイレーツ戦は6連敗だたが、ようやく一矢を報いることに成功している。先発のクエヴェドが5回を投げて6安打、3失点と苦しい投球ながら今季5勝目、ベイメルが4敗目となっている。
●カブスが対マーリンズ戦を10−3で勝利、期待の新人プライアーが3勝メッツ、テハダが2敗目となっている。レッズから移籍したマーリンズのエンカーナシオンが17号本塁打を放ったが、焼け石に水だった。
●レッズが対アストロズ戦を8−3で勝利、ナックラーのフェルナンデスがナックラーらしからなぬ見事な制球でアストロズ打線を沈黙させ、メジャー初勝利を飾っている。アストロズの連勝は5でストップ、地区2位を争う両者の差は再び3.5ゲームに広がっている。
●ロッキーズが対ジャイアンツ戦を5−3で勝利、シャコンが7回を投げて1失点と力投、今季4勝目を挙げている。ジャイアンツは新庄欠場でダンストンをセンターに起用したが裏目に出、勝てる試合を拙い守備で落としている。リーターが6敗目。
●カージナルスのノーヒッター男、B・スミスが故障者から復帰し対パドレス戦に先発、7回を投げて無失点と好投し。遅まきながら今季初勝利を飾っている。試合はカージナルスが4−1で勝利、ジョーンズが5敗目と喫している。カージナルスは連勝で貯金10。
●ドジャースが対ダイヤモンドバックス戦を2−1と5安打で勝利した。石井が12勝目、7回を投げて5安打、2失点と好投したバティスタが打線の援護を受けられず6敗目。

レッズにドラフトで指名されながら、日本でプレイ?(7/16)

●日本時間の15日、オリックスはこの6月にメジャーのアマチュアドラフトでレッズから1巡目、全体の40番目で指名されたマーク・シュラメック内野手の入団テストを行うと発表した。シュラメックはテキサス大アサンアトニオ校で打率.416をマーク、昨年もやはりレッズから45巡目で指名を受けている。オリックスは全くのノーマークだったシュラメックの代理人から日本でのプレイを希望しているという連絡が入った際にも、その申し出を全面的に信用することができず、自費でのテスト受験を条件としたところ、これをOKした為に実現することになったとのこと。オリックスはドラフトでシュラメックを指名したレッズに確認したところ、レッズは規則上問題はないと回答している。シュラメックは17日に来日、その後オリックスの2軍チームであるサーパス神戸に合流してテストを受けることになっている。何故オリックスだったのかという点についてはイチロー、長谷川(他に木田、野村、田口)とメジャーリーガーを輩出したチームであるという点が大きいという見方が強いが、シュラメックがレッズの指名を2年連続で蹴った背景については、シンシナティの地元紙がレッズの提示した契約金が低額だったからではないか、という記事を掲載している。それでもこれだけ高い位置で指名を受けた選手が、プロ生活の第一歩を日本で始めたいという点には驚かされる。結果はいかに?

ホセ・ヘルナンデスが2本塁打(7/16)

●ブリュワーズのホセ・ヘルナンデス内野手が、14日の対パイレーツ戦で16号、17号本塁打を放った。ヘルナンデスは本拠地ミラーパークで行われたオールスターにも出場、「オールスターからずっとお祝いモードに突入中なんだぜ」と話している。ヘルナンデスといえば三振だが、今季も既に114を記録、このままのペースで行けばシーズン終了時には203に達する。この日は2本塁打もあった為か三振は0、連続試合三振も4で止まったが、前人未到の200三振到達も含めて、ヘルナンデスから目が離せそうにない。

アロマー弟が1打数、2安打の珍記録?(7/16)

●メッツのロベルト・アロマー内野手が、14日の対フィリーズ戦で珍しいプレイを演じた。2回二死満塁の場面で打席に入ったアロマー弟はフィリーズ先発のダックワースから右中間に2点タイムリーヒットを放ったが、この時はタイムがかかっていたと球審がアロマー弟のヒットを無効と宣言、再会された直後にアロマー弟が再び2点タイムリー二塁打を放っている。アロマー弟は「集中力を切らさなかったのがよかったね」と話している。

イチローヒットなし、長谷川1回3安打、佐々木23セーブ目(7/16)

●マリナーズのイチローが14日の対デビルレイズ戦に1番ライトでスタメン出場したが、ファーストゴロ、敬遠、セカンドゴロ、ショートゴロ、ピッチャーゴロと打球が全て内野ゴロとなり、打率を一気に.355まで落としてしまった。前日は2打席連続本塁打を放ったが、一転してこの日は一度も打球が外野に飛ばなかった。ただ、第二打席の敬遠は今季19個目となりア・リーグのトップを独走する形になったが、デビルレイズの本拠地ながら勝負を要求するブーイングが起きている。マリナーズの球団敬遠記録は93年にグリフィーが残したシーズン25個で、イチローはこれに後6と迫っている。試合は2回にマリナーズが5点を先制したが、マリナーズ先発のガルシアもこの日は不調で3回に2点を失うなど5回1/3を投げて9安打を浴びてしまい、マリナーズベンチはたまらず2番手に長谷川を送って事態収拾を図っている。ガルシアが3点を失って1点差に詰め寄られた6回2死2塁の場面で登場した長谷川だったが、前日同点タイムリーを浴びたサンドバーグにまたしてもスライダーをレフト前に運ばれて同点を許してしまった。長谷川は「考えすぎ。もう少し普通に攻めればよかった」と話したが、ピネラ監督は
長谷川にはここのマウンドがフィットしなかったのかもしれないな」と語っている。試合は序盤のマリナーズ大勝ムードから一変し、1点を争う展開となって終盤を迎えたが、マリナーズが8回表に1点を勝ち越し、9回に佐々木が登場した。佐々木は先頭のウィンにフルカウントからレフトにいい当たりのフライを打ち上げらてヒヤリ、続くアパナシーにもレフトへ大きな当たりを飛ばされ、これをギプソンがフェンスに体をぶつけながらも好捕、最後のコックスを外角ストレートで見逃しの三振に切って試合終了を迎えている。佐々木は昨年同様、今年も夏を迎えて疲労はピークに達しつつある模様。しかもオールスター戦出場の為に慌しい移動もこなしており、体力を回復するタイミングをなかなかとれない状況だ。しかもタンパでのシリーズを終えたマリナーズにはボルティモアへの遠征が待っており、佐々木には辛い日々が続く。佐々木は「移動したらゆっくり休んで、疲れをとらないと」と話している。

アレックス・ロドリゲスが30号、31号本塁打(7/16)

●レンジャースのアレックス・ロドリゲス内野手が14日の対ツインズ戦で6回に30号ソロ、8回には31号2ランを放って今季メジャーで30本塁打一番乗りを果たしている。しかし、試合の方は4−5と逆転で落とし「ミスが多い。もっと完璧に近いスタイルを確立しないと」と話している。

ソーサが29号本塁打(7/16)

●カブスのサミー・ソーサ外野手が、14日の対マーリンズ戦で今季29号本塁打を放った。これでアストロズのバークマンと並んでナ・リーグのタイトル争いでトップに返り咲いている。

石井12勝目、ドジャース連敗脱出(7/16)

●ドジャースの石井が14日の対ダイヤモンドバックス戦に先発し、7回2/3を投げて2安打、5奪三振、4四球、無失点で降板、今季12勝目を飾った。石井は初回先頭のスパイビーにセンター前ヒットを許し、2死後L・ゴンザレスを歩かせたが、5番ウィリアムスをファーストへのファールフライに打ちとって事なきを得た。2回、3回は1四球のみでヒットを許さず、4回再びこの回先頭のL・ゴンザレスにセンター前に運ばれたが続くウィリアムスをサードゴロ併殺に切っている。6回は2四球と疲れが見え始めたところを相手の拙攻にも助けられ、8回2死からスパイビーを歩かせるまで終盤は危なげのない投球に終始している。ドジャースは2−1で勝利、前日に4連敗で地区首位の座をダイヤモンドバックスに明け渡したばかりだったが、この勝利で再び首位の座に返り咲いている。石井は「優勝するシーズンには必ず大事なところがある。今日はその最初のヤマだったと思う」と語り、後半戦最初の登板となったこの日に並々ならぬ決意を持って望んだことを明かしている。コルボーン投手コーチは「石井は大したやつだよ。ベストの投球が必要な試合に、こういう結果を出してくるからね」と語り、前日は塁審に食って掛かり退場処分を受けたトレーシー監督も「完璧に試合をコントロールしていた。入団会見の時、石井をビッグ・ゲーム・ピッチャーと紹介したが、今日はその通りの投球を見せてくれたね」と語っている。この日も勝ってドジャースとの差を広げたか立ったダイヤモンドバックスのブレンリー監督も「もっと粘っこく行って球数を多く投げさせたかったんだが、あれだけの投球をされてしまうとね」と話している。石井の白星は6月19日の対ブルージェイズ戦以来約1ヶ月ぶりのこととなったが、これで石井は入団前に公言していた今季目標の12勝をクリアしたことになる。これについて石井は「目標を達成できたので、これからは一つ一つ勝って行きたい。自分らしい投球を増やして行きたい」と話している。
なお石井はこの試合でレフト前ヒットを放っている。
●この試合でドジャース守護神のガニエが9回に登場、故障者リストから復帰したばかりのウィリアムスにソロ本塁打を被弾したが、無事試合終了を迎え、今季33セーブ目を記録した。ガニエはブレーブスのスモルツを抜いて再びナ・リーグセーブ王争いで単独トップに立っている。ガニエは石井の12勝のうち8試合でセーブを挙げている。

ナックラーに情が仇(7/16)

●レッズのナックラー、ジャロド・フェルナンデス投手が14日の対アストロズに先発した。アストロズは雨の心配はなかったものの本拠地イニッツ・メイド・パークの屋根を閉めて試合を行ったが、結果はフェルンデスに塩を送るものとなってしまった。フェルナンデスは7回を投げて8奪三振、3失点と好投、試合後「屋根を閉めると風の影響を受けずコントロールが安定する」と語っている。これがメジャー初勝利となったフェルナンデス、アストロズに何かお礼をしておかないといけないかも。そのアストロズのウォードは「今日はソフトボールをやったようだなぁ」と話している。言い得て妙ですな。

新庄欠場(7/16)

●ジャイアンツの新庄は14日の対ロッキーズ戦を欠場した。この試合ではセンターにダンストンが入っている。ジャイアンツはこの試合、5回まで0−1と接戦を繰り広げていたが、6回にダンストンの拙い守備から4点を失い、終盤反撃したものの結局3−5で敗れている。試合後、記者団からも新庄を起用していれば勝てたのに、という声が飛んだが、ベーカー監督は「あの打球は新庄でも捕球できなかったよ」と語っている。この試合でベーカー監督は球団史上2番目となる監督通算1485試合目の采配をふるったが、これについては「王貞治はMVPを9回も獲得し、更に欲しいと満足することはなかった。かれの言葉が今の自分を支えている」と語っている。

セルビーが逆転サヨナラ満塁弾(7/16)

●インディアンスのビル・セルビー内野手が14日の対ヤンキース戦でサヨナラ満塁本塁打を放った。試合はヤンキースが7−4と3点っをリードして9回表を終了、ヤンキースは守護神リベラがマウンドとほとんど試合は決まったような状況となっていたが、インディアンス打線はリベラに4安打を浴びせて2点を返し、尚も2死満塁で打席にはセルビーが入った。セルビーの放った打球はライトのポール際に伸びていき、それを見上げたスキナー監督代行は思わず「マジか?」と声を挙げる中、スタンドに飛び込んでいる。セルビーは「相手がリベラだし、バットに当てることしか考えていなかった。打った瞬間、大観衆のスタンドは電気が走っているように震えて見えていた」と話している。試合は序盤にヤンキースが7−0とリード、それを追い上げたインディアンス打線の最後を締めくくったのがセルビーだった。リベラは「ベストの球を打たれてしまったよ」と話している。セルビーは92年にドラフト13巡目にレッドソックスから指名を受けてプロ入り、96年にメジャー初昇格を果たした後、97年に横浜と契約している。故障で苦しみ1年で再びアメリカに戻り、インディアンス、レッズと渡り歩いて今季は再びインディアンスに帰還している。メジャー再昇格は5月29日で、今季は19試合に出場し、打率.243、1本塁打、7打点という成績だ。

7月13日のハイライト(7/15)

●タイガースがダブルヘッダーで行われた対ホワイトソックス戦を第一試合は5−3、第二試合は3−1と共にで競り勝ち3連勝を飾った。タイガースがダブルヘッダーを連勝したのは93年9月26日の対オリオールズ戦以来のこととなっている。また7月の10試合を7勝3敗とし、最下位脱出に向けて地区4位のロイヤルズを0.5ゲーム差で追走している。第一試合はロドニーが1勝目、バーリーが7敗目、同点の8回にアスレチックスから移籍してきたばかりのペーニャが勝ち越しのタイムリーを放っている。第二試合はマロスが2勝目、ビドルが2敗目。ヒギンソンの先制2ランによるリードを守り切っての勝利。
●ブルージェイズが対レッドソックス戦を絶好調ヒンスキーの4安打の活躍などで4−1で勝利し連勝、カーペンターが7回を投げて4安打、無失点と力投し2勝目、カスティーヨが10敗目を喫している。
●レンジャースがA・ロドリゲスの29号ソロ本塁打、2点タイムリー二塁打の活躍で対ツインズ戦を8−1で勝利連敗から脱出した。ロジャースが10勝目、リンコンが1敗目。
●アスレチックスが対オリオールズ戦6−0で勝利、4連勝で貯金を15とし、エンジェルス同様中地区首位のツインズを勝利数で上回っている。ジートが7回を投げて3安打、無失点で12勝目を挙げア・リーグ最多勝争いでトップに並ぶ。、ドリスキルが2敗目。オリオールズは3連敗。
●ロイヤルズが対エンジェルス戦を4−0で勝利、バードが3安打、2奪三振で今季2回目の完封を果たし、ア・リーグ最多勝争いトップに並ぶ12勝目、シーリーが6敗目となっている。エンジェルスは連勝がストップ、地区3位のアスレチックスとの差が1ゲームとなっている。
●ヤンキースが対インディアンス戦をポサダの満塁弾を含む自己ベストの6打点の活躍などで14−5で勝利、ウェルズが10勝目、ドレイスが7敗目となっている。ヤンキースと地区2位レッドソックスの差は3ゲームとなっている。
●フィリーズが延長12回の末リーの勝ち越しタイムリーでメッツを7−6で下している。マーセドが2勝目、ストリックランドが6敗目。メッツは連敗で借金2。
●アストロズが対レッズ戦を2−1で競り勝って5連勝、遂に借金1にまで漕ぎ着けている。マンロが7回を投げて1失点と好投し今季初勝利、サリバンが5敗目となっている。レッズは4連敗で貯金2、地区首位カージナルスを追いかけるどころか3位アストロズとの差が1.5ゲームとなっている。
●カブスのクレメントが古巣のマーリンズ戦に先発し、7回2/3を投げて2失点と力投、今季7勝目を挙げている。試合はカブスが9−2で勝利、タヴァレスが5敗目。4回にソーサが死球を受け、一時緊迫した空気が流れている。
●ダイヤモンドバックスがデルーチの3号勝ち越し2ラン本塁打でドジャースを7−5で下し3連勝、地区首位に返り咲いている。アンダーソンが5勝目、アシュビーが7敗目。
●パイレーツが対ブリュワーズ戦を5−3で勝利、今季のミラーパークでは6戦全勝となっている。ウェルズが6回1/3を投げて3失点ながら今季10勝目、ライトが8敗目となっている。
●エキスポスが対ブレーブス戦を6−3で勝利した。オリンピックスタジアム初見参のコローンは9安打、2奪三振、3失点の完投で移籍後2勝目、グラヴィンが5敗目となっている。エキスポスは連敗から脱出、貯金を4としている。
●カージナルスが対パドレス戦を延長10回の末ロビンソンの勝ち越しタイムリーで2−1で勝利、地区2位レッズとの差を3.5ゲームに広げている。クルデールが2勝目、イズリングハウゼンが20セーブ目、リードが4敗目。

小宮山もメジャー再昇格は見送られる(7/15)

●傘下の3A級ノーフォークに所属している小宮山について、メッツはメジャーへの再昇格をひとまず見送っている。先発陣が苦しい状況となっているが、15日の対マーリンズ戦先発はパクシックが起用されると発表されている。小宮山は16日の対オマハ戦にセリグ・コミッショナーする予定となっている。

デビルレイズが8連敗から脱出(7/15)

●財政危機に陥っている2球団のうちの一つと噂されるなど後ろ向きな情報なかりが飛び交うデビルレイズだが、13日の対マリナーズ戦を4−3とサヨナラ勝利し、8連敗から脱出した。マクレー監督は「やっと勝ち方を思い出すことができたよ」と語っている。しかし今季の勝利数はまだ29、メジャーで唯一30勝に到達していない。

ソリアーノ、2打席連発弾(7/15)

●ヤンキースのアルフォンソ・ソリアーノ内野手が13日の対インディアンス戦で初回に今季7本目の先頭打者本塁打、2回の第二打席でも3ラン本塁打をレフトスタンドに叩き込んでいる。ソリアーノは「本塁打は狙って打てるもんじゃない。強くボールを叩くことだけを考えている」と話している。一方、ソリアーノの2本も含め1回1/3を投げて8安打、8失点と火達磨になったインディアンス先発のドレイスは「どんな球を投げても打ち返された。自分にものすごく腹が立っている」と話している。試合は14−5でヤンキースが圧勝している。

心臓発作で倒れたコーリーが復帰(7/15)

●宿舎の駐車場で心臓発作を起こして病院に運ばれたメッツのマーク・コーリー投手が、戦列に復帰した。コーリーは退院後3Aで調整を行っていたが、13日にベンチに入り、早速この日の対フィリーズ戦に登板、1回を投げて無失点に抑えている。コーリーにはマリファナ吸引疑惑があったが、結局うやむやのままとなっている。

パーシバルが戦列離脱へ(7/15)

●エンジェルスのトロイ・パーシバル投手が右足のアキレス腱を傷めた為、今後数試合に渡って欠場することになった。パーシバルは好調なエンジェルスを象徴するように今季は3勝1敗24セーブをマーク、ここまで14セーブ機会に連続してセーブを獲得している。

デレク・リーが放出を志願(7/15)

●マーリンズのデレク・リー一塁手が、ここに来て次々と主力選手を放出しているチームに痺れを切らし、トレードを志願した。マーリンズは現在勝率5割で地区3位に食い込んでいるが、エースのデンプスター、打線の要だったフロイドを三角トレードでレッズ、エキスポスに放出、健闘してここまで辿り着いたチームを解体するようなフロントの姿勢をリーは批判している。マーリンズは開幕前に元オーナーのジョン・ヘンリー氏がレッドソックス買収グループの一員となってマーリンズをエキスポスのオーナーだったジェフ・ローリア氏に売却、今季はトーボーグ監督を含めた昨年のエキスポスのメンバーがマーリンズを運営している形になっている。ローリア氏は買収にあたってメジャー機構から資金の融資を受けており、エキスポス時代同様台所は火の車となっている模様。その為、高額年俸選手を放出せざるを得ない状況に追い込まれているが、リーの批判に対しては「チームを再構築する」と答えている。リーは「98年にも同じようなことを経験した。その後、チームがどれだけ負け続けたことか...。もういい。このチームを出たい。トレードに出して欲しい」と話している。マーリンズは97年に札束攻勢で有力選手を集めてワールドシリーズを制覇したが、翌年から選手の切り売りを開始、気がつけば優勝経験者があっという間にいなくなり、しかもシーズン108敗を喫する荒んだ1年を送っている。その当時を知っているリーだけに、怒りの根も深いと言えるだろう。

竹岡、2失点(7/15)

●ブレーブス傘下の3A級リッチモンドに所属する竹岡が、13日の対トレド戦に登板、1回1/3を投げて4安打、2失点という内容だった。

野村、2/3回を無失点(7/15)

●ブリュワーズ傘下の3A級インディアナポリスに所属する野村が、13日の対ノーフォーク戦に2番手として登板、2/3回を投げて1安打、無失点で降板している。

田口、1安打(7/15)

●カージナルス傘下の3A級メンフィスに所属する田口が13日の対ナッシュビル戦に2番センターでスタメン出場し、3奪三振数、1安打、2打点と活躍した。

クレメンスが故障者リストへ(7/15)

●ヤンキースのロジャー・クレメンス投手が12日の登板中に傷めた右足付け根の痛みから、15日間の故障者リストに入った。代わってマイク・サーマン投手がベンチに入ることになる。

トレーシー監督、またしても判定に泣く(7/15)

●ドジャースが13日の対ダイヤモンドバックス戦を7−5で落とし、今季ワーストの4連敗で地区首位の座をダイヤモンドバックスに譲った。この試合の6回表、ダイヤモンドバックスの攻撃中にフィンりーは二塁へ盗塁を試みたが、際どいタイミングながらフィンリーの足がベースから離れたように見えたところ、塁審はアウトを宣告。これに怒ったのがトレーシー監督で、この4連戦はフェアであるはずの打球をファールと判定されるなど審判に泣かされ続けていただけに不満が爆発、猛烈な抗議を行って退場を宣告されてしまった。トレーシー監督は「自分の性格から言うと、完全にはっきりしている時以外は抗議しないんだ」と試合後も興奮した面持ちで語っていたが、その顔色同様、チームの尻にも真っ赤に火がついている。
●一方、直接のライバルであるドジャースを連破したダイヤモンドバックスはオールスターでまた苦汁を飲まされたキムが大活躍を見せている。このシリーズで今季初の3試合連続登板を果たし、3セーブをマークしている。

新庄ヒットなし、ボンズが通算500二塁打(7/15)

●ジャイアンツの新庄が13日の対ロッキーズ戦に8番センターでスタメン出場し、3打数無安打で後半戦に入って初めてヒットを打てなかった。新庄はロッキーズ先発のトムソンの前に第一打席は四球で歩いたものの、第二打席はライトフライ、第三打席はセカンドフライ、第四打席はファーストへのファールフライに終りっている。試合の方はジャイアンツがサンチアゴの9号本塁打などで6−1で快勝しているが、試合後新庄はコメントを残していない。ベーカー監督は「明日も勝って、4連戦4連勝と行きたいね」と話している。
●バリー・ボンズ外野手がこの試合で二塁打を放ち、通算500本目に到達した。グース・ゴスリンと並んで歴代36位となっている。現役のトップはレッドソックスのリッキー・ヘンダーソンで現在508本。ボンズは「記録は考えていなかったよ」と話したが、ベーカー監督は「今日はボンズが走り回ってくれたからな」と笑顔を見せている。

イチロー2打席連続本塁打、長谷川2/3回を1失点(7/15)

●マリナーズのイチローがメジャー移籍後初めて2打席連続本塁打を放った。13日の対デビルレイズ戦に1番ライトでスタメン出場したイチローは、プレイボール直後にダイヤモンドバックス先発のスターツが投げた初球をたたいてライトスタンドに運んだ。3回の先頭打者で入った第二打席ではカウント1−1からの3球目をまたしてもライトスタンドに叩き込んでいる。第三打席以降はセカンドゴロ、ショートゴロ、ファーストゴロに終り、5打数、2安打、2打点、2得点という成績に終わった。打率は前日同様.359となっている。イチローは「感覚だけではない。何度もやった相手だし、球種もよくわかっている。といっても配球に重きを置くと本来のスタイルに影響が出ますしね」と話している。一方、2本も被弾したスターツは「本塁打を打つ選手ではない。でも、あそこまで飛ばされるとはね。1本目は真ん中にストレートは入った。2本目はチェンジアップ。でもこっちの方が飛んでいた。いい打者としか言いようがないよ」と話している。守備でも延長10回裏無死満塁の場面でグリーブの放ったライト前ヒットに猛然とダッシュをかけると、本塁での封殺を狙って矢のような返球を見せている。これには観客だけでなく記者席でもどよめきが起きている。結果はデビルレイズのサヨナラ勝利とはなったのだが、イチローは「日本でアウトにしたことはないですが、でも何が起きるか分からない。信じられないプレイは過去に何度も起きているし。勝利に喜んでつまずいてくれるかもしれない。投げなきゃ可能性は0ですから」と話している。試合は、マリナーズがイチローの本塁打などで初回に2点を先制、その裏デビルレイズもマリナーズ先発のボールドウィンから2点を挙げて同点、3回にマリナーズが1点を挙げて迎えた7回、マウンドに2番手として長谷川が立った。長谷川に対し、この回先頭のコンティがいきなりセーフティバントを決めて出塁すると、1死2塁となった後サンドバーグがセンター前にひっと、コンティが生還してデビルレイズが3−3の同点に追いついている。共に初球をやられた長谷川は「どちらも最初ボールから入るような状況ではなかった。バントにはびっくりした。今日はブルペンにいた時から何となく嫌な気分だった。何も考えないで投げた方がよかった」と話している。

7月12日のハイライト(7/14)

●アスレチックスが対オリオールズ戦を初回に出たテハダのタイムリーによる1点を守り切り、1−0で勝利した。ハドソンが7回を投げて無失点で今季7勝目、コーチが22セーブ目、ジョンソンが6敗目となっている。アスレチックスは3連勝。
●インディアンスが延長10回の末ヤンキースを2−1で下した。ヴィスケルがサヨナラタイムリー三塁打を放っている。ウォーラーズが古巣相手に今季1勝目、カーセィも古巣相手に今季4敗目。
●タイガースが対ホワイトソックス戦を2−1で勝利、レッドマンが6回を投げて4安打、1失点で5勝目、アセヴェドが15セーブ目、リッチーが12敗目となっている。
●ブルージェイズが対レッドソックス戦を5−0で勝利、レッドソックス先発のロウはオールスター先発の疲れもあったのか6回を投げて4失点で今季5敗目。ハーラディが10勝に到達している。
●エンジェルスが対ロイヤルズ戦を11−3で勝利、5連勝で7年ぶりの貯金18としている。エイピアーがかつての古巣相手に6回を投げて3失点、今季7勝目を挙げている、スーパンが7敗目、ロイヤルズは3連敗。
●ツインズが対レンジャース戦を4−3で勝利、フィオーレが7勝目、伊良部が8敗目となっている。レンジャースのA・ロドリゲスがア・リーグ本塁打王争いトップの28号本塁打を放ったが空砲に終わる。レンジャースは4連敗で借金10。
●カブスが対マーリンズ戦を5−4で勝利、ファッセーロが3勝目、パヴァーノが9敗目となっている。試合は今季メジャー最長の16回に突入、エッチェヴェリアが代打サヨナラ本塁打を放って決着している。
●ブレーブスが対エキスポス戦を終盤一気の猛攻で8−3で勝利、レムリンジャーが7勝目、タッカーが1敗目となっている。ブレーブスは3連勝で貯金26、エキスポスは3連敗で貯金3と地区首位争いはほぼ終結の様相。ブレーブス先発のマダックスは5回に5年ぶりの盗塁を試み成功しているが脹脛を傷めてベンチに下がっている。
●フィリーズが接戦の末メッツを9−8で下している。パーソンが4勝目、ダミーコが8敗目。フィリーズは今季40勝に到達し、地区4位メッツとの差が3.5ゲームになっている。バレル2安打、ローレン3安打とフィリーズ中軸に元気が出てきた。
●パイレーツが対ブリュワーズ戦を9−2で勝利、パイレーツはブリュワーズの本拠地で今季5戦5勝となっている。ロウが3勝目、ラッシュが8敗目。パイレーツはジャイルズ兄の2試合連続の24号などチ−ム3本塁打でブリュワーズを圧倒している。
●アストロズが対レッズ戦をウォードの5号2ランなどで6−3で勝利、W・ミラーが5勝目、ワグナーが16セーブ目、マーリンズから移籍してきたデンプスターが9敗目となっている。アストロズは4連勝で借金2、レッズは3連敗で貯金3。両者の差は2.5ゲームとなっている。
●パドレスが対カージナルス戦を4−3で勝利した。パドレスは7回に出たトランメルの満塁走者一掃の3点タイムリー三塁打で同点に追いつき、8回にはクレスコの勝ち越しタイムリーと終盤に見事な逆転劇を見せている。ホルツが1勝目、ペレスが4敗目。
●ダイヤモンドバックスのシリングが対ドジャース戦に先発し、7回を投げて自責点1と力の入った投球を展開、メジャートップの今季15勝目をマークしている。ダイヤモンドバックスが3−2で勝利ペレスが6回を投げて3失点で今季5敗目。ドジャース3連敗、ダイヤモンドバックス連勝となって両者の差はいよいよ0.5ゲームになっている。

ジョン・ヘンリー・ウィリアムス、父親の遺体保存は借金返済の為?(7/14)

●死去したテッド・ウィリアムス氏の息子ジョン・ヘンリー・ウィリアムスが父の遺体を冷凍保存している問題で、何故ジョンがそのような行動を起こしたかが徐々に明らかになってきた模様。現在、ジョンは銀行を含む2社から総額約80万ドル弱を借り入れているが、返済は滞っている模様で、既に債権側は法的処置を行っている。ジョンが金策に困っていたことは予想に難くなく、まだウィリアムス氏が生存中にも目を覚ますたびにダットやボールにサインをさせていたと元家政婦も証言をしている。今年になって突然レッドソックスとマイナー契約を行った際も、理由はテッド・ウィリアムス氏の意思を尊重して、ということだったが、どうやらこの契約も借金返済と何か関係があるのではと見方もできそうだ。その上、マイナーに合流して2試合目にカメラマン席に突っ込んで骨折、チームを離れたところでウィリアムス氏の死去、遺体を搬送して冷凍保存開始、この手際のよさが更にジョンの胡散臭さを強調しているように思える。

パドレスがヒメネスを放出(7/14)

●パドレスは12日、ホワイトソックスにダンジェロ・ヒメネス内野手を放出し、アレックス・フェルナンデス外野手、フンバート・クウィンテロ捕手を獲得した。またパドレスはツインズからブライアン・ブキャナン内野手を獲得、ジェイソン・バートレット内野手を放出している。

クレメンスが右足を傷めて途中降板(7/14)

●ヤンキースのロジャー・クレメンス投手が12日の対インディアンス戦に先発、5回まで2安打、無失点と好投していたが、右足の付け根に痛みを訴えて降板した。試合は延長10回の末インディアンスが2−1で勝利している。なおヤンキースではモンデシーも打球を追って右肩をフェンスに強打し、退場している。

イチロー2安打、佐々木22セーブ目、マリナーズは3連勝(7/14)

●マリナーズのイチローが12日の対デビルレイズ戦に1番ライトでスタメン出場し、5打数、2安打で打率を.359に上昇させた。首位打者を争っているロイヤルズのスウィーニーは4打数、1安打で打率を.359としており、両者の差は4厘に開いている。イチローはデビルレイズ先発のウィルソンから第一打席にレフト前ヒットを放ち、第二打席は鋭いセカンドライナー、第三打席にはライト線に二塁打、第四打席はファーストライナ、第五打席はファーストゴロに終わっている。イチローはこの日、ヒットを放った際のバットさばきはもちろん、凡打に終わった三打席も火の出るような当たりが野手の正面を突き、ボテボテのファーストゴロでは一塁送球と競争、際どいタイミングでアウトにはなったが、トロピカーナ・フィールドの観客に興奮をもたらすプレイを連発している。イチローは「内容がいいことに越したことはないが、それより大事なのは勝つこと。前半戦以上に後半戦はどんな形でも勝つことが大事だと思っている」と話している。試合はマリナーズが2−1で勝利
8安打を放ってはいるが、なかなかつながらないという問題点はあるものの、3連勝で貯金は今季最多の24となり、地区二連覇への足がかりは着々と出来上がっているという印象だ。9回に登場した佐々木は先頭のサンドバーグを空振り三振に切った後、ウィンに左中間へ二塁打を浴び、続くアパナシーのピッチャーゴロで走者が三塁に進む苦しい投球ながら、コックスをセカンドゴロに打ちとって今季22セーブ目をマークした。佐々木は「(ウィンの一打で)逆に冷静になれた。これが1点差の投げ方、というのができた」と話している。

大家、7回1失点も勝利投手になれず(7/14)

●エキスポスの大家が12日の対ブレーブス戦に先発し、7回を投げて7安打、4奪三振、1四球、1失点と好投した。後退時はエキスポスが3−1とリードしていたが、大家の後を受けたブルペン陣が逆転を許し、大家に今季9勝目は舞い込まなかった。この日のブレーブスの先発はマダックスだったが、大家は互角の投球を展開、5回2死1塁からファーカルにタイムリー二塁打をライトに運ばれたものの、終始安定した投球を見せている。試合は8、9回に合計7点を挙げたブレーブスが8−3で勝利地区首位を争う両者の差は遂に11.5ゲームにまで開いている。大家は「強い相手にいいピッチングをしたからと言って、納得できるものでもない。1点を取られたし、もっと抑えていれば展開は変わってきていたかもしれない」と話している。

世界ドラフトが実現へ(7/14)

●12日、労使協定交渉の中でオーナー側が導入を提案していた世界ドラフトについて、選手会側が実現に同意した。世界ドラフトは現在のドラフト枠に入っていない北米以外の出身選手を対象として行うもので、今回の労使協定の中でも目玉の一つとなっていた。日本については選手移籍についてメジャーと独自の協定を結んでいることから、今回の対象からは外れる見通しとなっている。

田口、ヒットなし(7/14)

●カージナルス傘下の3A級メンフィスに所属する田口が12日の対ナッシュビル戦に7番センターでスタメン出場し、3打数、ヒットなしに終わった。試合はナッシュビルが6−1で勝利している。

伊良部が8敗目(7/14)

●レンジャースの伊良部が12日の対ツインズ戦に3−3の延長10回1死満塁の場面からから登板した。このピンチを伊良部はショートゴロ、三振で無失点に切り抜けたが、続く11回に2死2塁と攻め立てられ、サヨナラ安打を浴びている。伊良部は今季8敗目となっている。

新庄、2安打、3打点(7/14)

●ジャイアンツの新庄が12日の対ロッキーズ戦に8番センターでスタメン出場し、4打数、2安打、3打点、2得点をマークした。新庄は第一打席をショートゴロした後、第二打席はサードのエラーで出塁、7回1死1・2塁で迎えた第三打席にはセンター前にタイムリーヒットを放って1打点、第四打席は8回2死1・2塁から右中間への三塁打で走者二人を生還させている。最初のタイムリーヒットはロッキーズ先発のハンプトンから放ったもので、2回に2点を挙げてジャイアンツがリードしていたとは言え、その後両者得点がなく、ジャイアンツとしては試合を決めるべく何としてでも得点を挙げたいところだった。そうしたベンチの気持ちを反映した新庄の打球は、バットは折れたものの執念を感じさせる軌跡を描いてセンター前に落ちている。ベーカー監督もこの一打を高く評価しており「新庄の7回のヒットが大きかった。ロッキーズは大量点を取れる打線だから、2点差と3点差では全然意味が違う」と話している。第四打席の三塁打はD・レイエスから放ったもので、広めに空いていた右中間を深々と破った新庄は、滑り込まずに三塁に達している。新庄は7月に入ってから打撃が復調しており、これで26打数、10安打、打率.385と高い数字を残している。シーズン通算では.247だが、クライン打撃コーチは「以前よりも強く球を打てるようになっている」と話している。ベーカー監督も「オールスター前はいい打球を飛ばしても、野手の正面に行ってしまっていた。新庄はチーム一運がなかった」と語っている。試合はジャイアンツが9−0で勝利、ヘルナンデス弟が7勝目、ハンプトンが10敗目となっている。ジャイアンツは4連勝で地区首位ドジャースとの差を2.5ゲームにまで詰めている。新庄は「明日はデーゲームで朝が早い。皆も早く帰って休んだ方がいい」と取材陣の質問には答えずに帰路についたが、表情は非常に穏やかだったようだ。

ボビー・ボンズ氏が腎臓手術を受ける(7/14)

●11日、元メジャーリーガーでジャイアンツのバリー・ボンズの父親でもあるボビー・ボンズ氏が、腎臓にできた腫瘍を切除する手術を受けた。12日に明らかになったもので、SFクロニクル紙が報じた。バリー・ボンズが同紙の取材に対して「父親の経過は順調」と語っている。

7月11日のハイライト(7/13)

●ホワイトソックスのライトが対タイガース戦に先発し、5回1死までノーヒッターを継続、結局8回を投げて4安打、2失点で降板したが、今季6勝目を挙げている。試合はホワイトソックスがコナーコの21号本塁打などで9−2で快勝している。スパークスが9敗目。
●レッドソックスが対ブルージェイズ戦を10−3で勝利、オールスターをボイコットしたバーケットが8勝目、ウォーカーが1敗目となっている。ラミレスが5月1日以来となる今季10号本塁打を放った。故障者リストから出て以降では初めての一発となっている。
●アスレチックスのマルダーが対オリオールズ戦に先発し、7回を投げて3安打、無失点と好投、今季10勝目を挙げている。アスレチックスが4−1で勝利、エリクソンは7回を投げて3失点ながら今季9敗目、自身の連敗は7となっている。オリオールズはまたしても5割復帰ならず。
●エンジェルスが対ロイヤルズ戦を接戦の末1−0で勝利した。ワッシュバーンが10勝目、パーシバルが22セーブ目、元巨人のメイは6安打、5奪三振、1失点で完投も6敗目。決勝点は故障から復帰、ようちゃくメジャー再昇格を果たしたウッテンの1号ソロ本塁打だった。ウッテンは「まるでメジャー初打席のようにナーバスになっていたな。だから第二打席は落ち着いてボールを見るんだ、と自分に言い聞かせながら立っていたんだ」と話している。エンジェルスは4連勝。
●ヤンキースのペティートが対インディアンス戦に先発、7回を投げて1失点と安定した投球を見せて今季3勝目、サバチアが8敗目となっている。ヤンキースは連勝で貯金は今季最多の24となっている。監督更迭のインディアンスは新体制初戦を飾れず。
●ツインズが対レンジャース戦を4−3で勝利、ミルトンが11勝目、パクが5敗目を喫している。
●ブレーブスが対エキスポス戦を8−5で勝利、ミルウッドが7勝目、アーマスが8敗目となっている。ブレーブスは地区優勝争いのライバルを下して貯金は25、エキスポスは連敗で貯金4、ワイルドカード争いに照準を変えるタイミングが近づいている。スモルツが1回を三者連続三振として今季32セーブ目をマーク、ドジャースのガニエと並んでナ・リーグのセーブ王争いでトップに立った。
●メッツが対フィリーズ戦を9−1で勝利、勝利を5割に戻している。ガスリーが3勝目、コーミエが5敗目。メッツは1−1の同点で迎えた8回にアロマー弟が決勝タイムリーを放ったのを皮切りに打線が大爆発、一挙8点を奪っての大勝となっている。
●アストロズが対レッズ戦を4−3と競り勝って3連勝、借金を3としている。オズワルトが10勝目、デセンスが5敗目。レッズは連敗で貯金4に後退、地区首位カージナルスとの差が2.5ゲームに広がっている。
●パイレーツが対ブリュワーズ戦を3−2で勝利、ボーリンガーが2勝目、デジャンが4敗目。ブリュワーズ先発のシーツは7回を投げて7安打、2失点と我慢の投球を見せたが、白星にはつながらなかった。
●ダイヤモンドバックスが対ドジャース戦を8回に出たマクラッケンのタイムリーで挙げた1点を守りきり4−3で勝利した。コブラブがメジャー初勝利、クアントリルが3敗目。ドジャース連敗で地区2位ダイヤモンドバックスとの差は1.5ゲームとなっている。

田口、1打点(7/13)

●カージナルス傘下の3A級メンフィスに所属する田口が11日の対ナッシュビル戦に8番センターでスタメン出場し、3打数ヒットなしながら5回1死三塁の場面で内野ゴロを放ち走者が生還、1打点をマークしている。

ストライキに対抗してファンが観戦ボイコットの動き(7/13)

●選手会が労使協定苦笑を有利に進めようとストライキの実施をちらつかせ始めたことを受けて、ファンが観戦をボイコットしようという動きを見せている。既にご存知の方もいると思われるが、インターネット上にストライキに反対するHPも登場し始めている。ここでの主張は「ファンがもう労使協定問題にうんざりしていることを労使双方に伝える為、ボイコットに参加してほしい。もう球場にはいかない。テレビ中継も見ない。ラジオも聞かない。メジャーのインターネットサービスも使わない」というものだ。

小宮山、3A初勝利(7/13)

●メッツ傘下の3A級ノーフォークに所属している小宮山が、11日の対コロンバス戦に先発し、6回を投げて3安打、1失点と好投し、3Aでの初勝利をマークした。小宮山は5回にソロ本塁打を浴びたが、危なげのない投球に終始している。小宮山は「プロ12年目のなんで、何イニングでも投げられる。でも久しぶりなので、明日にならないと(肩や肘が)どうなっているかわからない」と話している。

新庄、1安打、1盗塁(7/13)

●ジャイアンツの新庄が11日の対ロッキーズ戦に7番センターでスタメン出場し、2打数、1安打、1盗塁で打率を.243に上昇させている。新庄は第一打席を空振り三振、第二打席を四球として迎えた第三打席にロッキーズ先発のジェニングスからレフト前ヒットを放ち、第四打席も四球で3回の出塁を果たしている。4回には今季5個目の盗塁も決めている。新庄は「後半の1試合目だから、チームの為にプレイしようと思っていた」と話している。昨年はシェイスタジアムでジェニングスに初完封、初勝利、初本塁打とやられ放題やられてしまい、「あのスライダーは打てない」と舌を巻いたジェニングスからヒットを放ち、しかもこれでジェニングスをマウンドから引き摺り下ろすことになって1年越しのリベンジに成功している。試合は2−2の同点で迎えた9回裏にスノーがタイムリーを放ち、ジャイアンツが3−2とでサヨナラ勝利を収めている。

野茂、7回を3失点、ジョンソンは背中痛再発(7/13)

●ドジャースの野茂が11日の対ダイヤモンドバックス戦に先発し、7回を投げて6安打、5奪三振、3四球、3失点、2自責点え降板した。野茂は初回、先頭のウォマックを歩かせると、次のカウンセルの平凡なショートフライをイズタリウスがエラー、無死1・2塁から内野安打、レフト前ヒットと連打されて2点を失った。ドジャース打線もダイヤモンドバックス先発のジョンソンを攻めて3回には2−2の同点に追いついたが、4回は2死走者なしからウォマックを歩かせ、カウンセルのレフトヘの打球が照明に入ってヒットとなってしまう不運からまた1点を奪われ、5回以降は1安打しか許さない力投を見せていただけに、残念な失点が続いてしまった。トレーシー監督も初回の守備については「献金のような2失点だ」とベンチで激怒、チームに喝を入れたが、それも功を奏さなかった。試合は3−3で迎えた8回にダイヤモンドバックスがドジャース2番手のクアントリルから1点をもぎ取り、これが決勝点となって4−3でダイヤモンドバックスが勝利している。野茂は「1戦1戦で大きく(状況が)動くだけに、今日はとにかく勝ちたかった」と話している。5月17日から続いていた野茂登板試合でのドジャースの連勝も10で止まっている。
なお、この試合の8回2死1塁の場面で、ドジャースのグルジェイエラネックの打ち上げたライトへのフライをマクラッケンがエラー、しかも打球はフェアゾーンに落ちたというのに塁審はこれをファールと判定、物議を醸している。この打球がフェアなら一塁走者が生還して同点となっていただけに、トレーシ=監督は「ビデオで確認したが、グラブに当たっているし、フェアゾーンにも落ちている」と激怒、一方のブレンリー監督は「こっちのベンチからは見えなかったけどね。わからないな」とお惚けのコメント。地区首位を争う両チームだけに、1プレイ1プレイに凌ぎを削る場面が今後も続いていくことになるだろう。
●前回の野茂との対戦ではタイムリー二塁打を浴びる悔しい登板となったダイヤモンドバックスのジョンソンは、オールスターを辞退して臨んだこの試合で、ピリっとしない投球を見せてしまった。ジョンソンは初回にグリーン、3回にもベルトレにソロ本塁打を浴びるなど、らしくない投球に終始、6回を投げて6安打、3失点で降板している。オールスターを辞退したことについて質問されたジョンソンは「実は背中が痛かったんだ。公表すべきかな、と思っていたが、たいしたことはないと思ったし、この痛みのせいで負けたなんて言われるのはイヤだったから」と話している。ジョンソンは開幕後に一度背中痛を訴えてローテをスキップしたことがあるが、地区2連覇に向けて油断できない戦いが続くだけに、背中の状況が心配されている。

ルーベン・リベラがメジャー昇格(7/13)

●ヤンキースとマイナー契約を結びながら、キャンプ中にジーターのグラブなどを盗んでメモラビリア業者に売っていたことが発覚し、解雇されたルーベン・リベラ外野手が、レンジャースでメジャーに昇格した。早速11日の対ツインズ戦にスタメン出場し、3打数、1安打をマークしている。リベラの昇格がロッカーが故障者リストに入った為で、問題のある選手同士の動きによって実現した格好になっている。

吉井のエキスポス残留が決定(7/13)

●マーリンズへのトレードが決定的とされていた吉井だが、結局エキスポスに残留することになった。ただし、トレードはレッズを含めた3球団で行われている。まずトレードはマーリンズとレッズの間で成立した。マーリンズはレッズにライアン・デンプスター投手を放出してホワン・アンカーナシオン外野手、ウィルトン・ゲレロ内野手、マイナーのライアン・スネア投手を獲得、マーリンズは更にエキスポスへクリフ・フロイド外野手とレッズから獲得したゲレロ、マイナーのクラウディオ・ヴァルガス投手に金銭を加えて譲渡、カール・パヴァーノ投手、グレアム・ロイド投手、マーク・モーデカイ内野手、ジャスティン・ウェイン内野手、後日発表選手を獲得している。マーリンズは今季からオーナーをはじめチームスタッフ全てが昨年のエキスポスのメンバーで統一さているが、このトレード更にエキスポス色が強まったと言え、エキスポスはパヴァーノを放出して先発ローテの人数調整を行った上にポストシーズン進出への最終兵器と見られているフロイドを獲得。レッズはグリフィーの故障の間に戦力的に見劣りしない外野陣を形成できたが、再び故障リストからグリフィーが帰ってくることを受けて外野手の人員整理を行うことを目指した。更になかなか打線の援護を受けられなかったマーリンズのエース、デンプスターを獲得し、ナ・リーグ中地区首位のカージナルス打倒に向けて投手陣の強化を図っている。

2球団の財政難、ひとまず最悪の事態だけは回避(7/13)

●11日、メジャー機構のポール・デュプイCOOが現在も2球団が財政危機を迎えていることを認めながらも、15日に迫った選手の給与支払いについては最悪の事態を回避できると信じている旨を語った。セリグ・コミッショナーが10日に名前を明かさなかったが、2球団が財政的危機を迎えていると語り、選手への給与支払いが難しい状況であるとしていたことを受けてのコメントとなっている。だがデュプイCOOはまだ問題は残っていると示唆しており、安閑としてはいられない事態には変化はないようだ。なお、シカゴ・トリビューン紙は財政的に苦しい状況にある2球団のうちの一つはデビルレイズであると報じ、NYタイムス紙はデビルレイズ、タイガースが問題の2球団としている。

イチロー2安打、1盗塁、長谷川は1回を無失点(7/13)

●マリナーズのイチローが11日の対デビルレイズ戦に1番ライトでスタメン出場し、5打数、2安打、1得点、1盗塁をマークした。イチローは苦手としているデビルレイズ戦にも関わらず第一打席に左中間へ二塁打を放つと、第二、第三打席を空振り三振、セカンドゴロとした後、第四打席でレフト前ヒット、第五打席は空振りの三振に終わったが、打率を.358と上昇させてロイヤルズのスウィーニーを1厘かわして首位打者に返り咲いている。イチローは前回の対戦で3打数ヒットなしに抑えられたデビルレイズ先発のケネディから内角への厳しい攻めを続けられたが、それを跳ね返しての二塁打で出塁した際、三塁への盗塁も決めて今季23盗塁とし、ヤンキースのソリアーノと並んでこちらでもタイトル争いのトップに浮上している。試合はマリナーズが初回にイチローの二塁打と盗塁を足がかりに1点を先制、5回に2点を追加すれば先発のピネイロが8回を投げて6安打、4奪三振、無失点と好投、4−0となった9回裏には長谷川が登場し、こちらも1回を投げて無安打、1奪三振、無失点と見事な投球を見せて完封リレーを完成、試合終了を迎えている。長谷川は「前半戦の終りの方はシンカーが落ちていなかったので、今日はそれに気をつけて投げていた。見ての通り、よく落ちてましたよね」と話している。ピネイロが完封ペースだったことから、登板時は慌しい状況となったようだが、長谷川は「だいたい緊迫した中で投げる時はそんなものだし、逆にその方がよかったりもする」とメジャー6年目の経験を感じさせるコメントも残している。ピネラ監督は「今日のピネイロには最初の1点でもう十分だったな。イチローは打って走って、彼らしいプレイを見せてくれた。うちらしい勝ち方だったよ」と話している。なお、イチローは第五打席で自打球を右足の甲に当てたことから試合後にトレーナー室に直行したが、特に骨には異常はなかった模様だ。

マニエル監督が解雇(7/13)

●インディアンスはチャーリー・マニエル監督を解雇したと発表した。今季開幕以降での監督解雇はこれで7人目となる。後任にはジョエル・スキナー三塁コーチャーが代行として就任する。マニエル監督はハーグローブ前監督の解任を受けて打撃コーチから昇格、今季で3年目のシーズンを迎えていた。初年度は惜しくもワイルドカード獲得を逃したが、昨年はア・リーグ中地区優勝を果たし、ポストシーズンへと駒を進めている。だが、今季は主砲ホワン・ゴンザレス、攻守の要ロベルト・アロマーをオフに失い、大きく戦力ダウンをして開幕を迎えた結果、健闘空しく39勝47敗で前半戦を終了、地区3位に沈みポストシーズン進出はほぼ絶望という状況に置かれていた。今季で契約が切れるマニエル監督が球団に対し長期契約を希望したところ、チームの再構築に向けて歩を進めているフロントは即時解雇を選択した模様で、スキナー監督代行から今季いっぱいは指揮を執って欲しいという希望を受けながら、マニエル監督は「長期的な展望に立ってチームを指揮していかなければ意味がない」と話し、解任を受け入れたという。マニエル監督は監督就任前から心臓発作で入院、就任後も大腸のポリープ切除等何度か入退院を繰り返しており、健康面での不安が常に指摘されていたが、トーメら打撃コーチ時代の愛弟子からの信望は厚く、今回の解任劇が選手に与えるインパクトはかなり大きなものになることが予想されている。

ドジャースがアロマー弟獲得に動き?(7/12)

●ドジャースがメッツに対してロベルト・アロマー内野手獲得に動きを見せていることが明らかになった。メッツはアロマー弟をはじめボーン、エステスと大物選手を補強して今季に臨んだが、勝率5割近辺からなかなか浮上できず、地区首位ブレーブスを逆転するのは難しい状況となっている為、高額年俸選手の切り売りを始めるのではという見方が強くなっているが、そこにドジャースがトレードの話を持ちかけている模様。交換要員としてベルトレとダールの名前が挙がっている模様だ。

吉井、トレードに揺れる(7/12)

●エキスポスとマーリンズとの間で既に合意されているというトレードで、マーリンズに移籍するという報道がされた吉井が、オールスター休みの10日、本拠地オリンピック・スタジアムのブルペンで投球練習を行った。吉井はトレードについて「上からは何も聞いていないので、答えようがない」と話し、困惑した表情を見せている。トレードについてはエキスポスの選手年俸総額が上昇することを嫌ったメジャー機構が、決定に待ったをかけている状態と言われている。

テッド・ウィリアムス氏の遺体の反冷凍保存キャンペーン開始(7/12)

●遺族の内紛から社会問題にまで発展する可能性が出てきたテッド・ウィリアムス氏の遺体を冷凍保存している問題で、これに反対している実の娘のボビージョー・フェレルさんたちが反対キャンペーンを起こすことになったとCNNが伝えた。長男のジョン・ヘンリー・ウィリアムスがウィリアムス氏のDNAを商業的に利用することを目的として、アリゾナ州スコッツデールの施設に遺体を持ち込み、既に冷凍保存が行われているが、長女は「父はいつも釣をしていた湖に自分の遺灰を撒いて欲しいと話していた」とし、父親の遺体を取り戻すには多くの証言が必要だと訴えている。長女は「どんなことでもいいから、父親が火葬を望んでいたことを知る人は名乗り出て欲しい」と話している。ブッシュ大統領と元宇宙飛行士のジョン・グレン氏にも助けを求めていることも明かしている。

ヒューストンの地元紙、2球団が困窮していると報じる(7/12)

●ヒュ−ストン・クロニクル紙は10日、セリグ・コミッショナーが現在2球団が財政的危機を迎えていると報じた。そのうちの一つは今月15日の選手への給与支払いができない状況で、もう一つは今季終了まで存続が危ういとしている。この記事の中では2球団共に名前を明かされていないが、「1つは名前を聞けば皆が驚く」としている。セリグ・コミッショナーは開幕前にダイヤモンドバックスとデビルレイズの存続の為に尽力していたという噂が流れているが...。だが、こうしたセリグ・コミッショナーの動きは労使協定交渉での選手会の動きを牽制する意味もあるのではという見方も強く、各球団が財政難に陥っているというイメージを以って交渉を有利に進める可能性を指摘する声もある。

ソリアーノが故障者リストに(7/12)

●マリナーズのラファエル・ソリアーノ投手が10日、右肩の痛みから15日間の故障者リストに入った。ソリアーノは今季10試合に登板し、0勝3敗、防御率4.56という成績を残している。

ボンズ、合法の食品を使用していることを明かす(7/12)

●ステロイド使用疑惑が根強いジャイアンツのバリー・ボンズ外野手が、10日に行ったインタビューで、クレアチン、プロティン、アミノ酸といった補助食品をとりながら練習を行っていることを明かした。ここではステロイドの服用を改めて否定したボンズだが、こうした補助食品も筋肉の収縮時にエネルギー源として効果があると言われており、疲労回復も促進すると言われている。また薬物使用検査については「自分がテストを受けることは問題がない。だが、無作為な検査は選手のプライバシーの侵害にあたる」と話している。

セリグ・コミッショナーが反省会見(7/12)

●セリグ・コミッショナーが、引き分け裁定で混乱したまま終わったオールスターを反省するコメントを出した。10日bに記者会見を行ったセリグ・コミッショナーは、お膝元のミルウォーキーでの開催にも関わらず、スタンドから罵声を浴びたことがまだショックの様子で、改めて30人の選手を両軍が使い切ってしまったこと、ナ・リーグで最後にマウンドに登場したフィリーズのパディーヤが肩に違和感を訴えていたことなどを裁定の理由としたことを再度説明した。セリグ・コミッショナーは「パディーヤの体調が万全なら、私は試合を続行させた」と話している。今後も同様の事態を招く可能性があるが、セリグ・コミッショナーは「オールスター戦での引き分けは今後二度と起きない」と宣言し、その対応策として「先発投手をもっと長いイニング起用、スタメンの野手も長くグラウンドでプレイすること」とした。かつてのオールスター戦はスタメンができるだけ長くプレイし、その結果選出されても実際にはグラウンドに登場しなかった選手が何人もいたが、ここ数年はできるだけ全員が出場できるように配慮され、それが両軍監督の悩みの種ともなっている。セリグ・コミッショナーは今後選手を今年の30人よりも増やすことは考えていないとし、あくまでも采配で今年のような事態を切り抜けたいという考えを強調している。
●セリグ・コミッショナーに対して、アメリカの各メディアは一様に批判する記事を掲載している。ESPNは「オールスター・シェイム」、CNNでは「バドの失敗」など不可解な流れで引き分けを選択した点を強調する見出しをつけている。

オールスターの視聴率は過去最低(7/12)

●9日に行われたオールスター戦のテレビ視聴率が発表された。FOXが中継したが、過去最低だった2000年の10.1%をも下回る9.5%という低いレベルに終り、関係者に暗い空気をもたらしている。視聴率が低下した原因としては、試合前のセレモニーが1時間以上も続き、プレイボールがかかる頃には東部時間は午後9時を回ってしまったこと、しかも延長戦になってしまったことで、試合終了が午前12時35分となったことなどが挙げられている。ただ、前日に行われたホームラン競争は6.11%をマーク、これは史上2位の高視聴率だったことから、決してファンの注目が集まっていなかったわけではなかったようだ。

マグワイアがプロゴルファーに挑戦(7/12)

●昨年限りで現役を引退した元カージナルスのマーク・マグワイア氏が、プロゴルファーへの挑戦を始めていることが明らかになった。11日付のNYタイムス紙が報じている。この件が公になったのは、マグワイア氏と師弟関係にあるヤンキースのジアンビ兄が電話をかけたところ、マグワイア氏が「引退してから毎日ゴルフをしている。PGAツアーに参加したい」と語ったというもので、マグワイアの周囲の人からも「彼は真剣にプロゴルファーを目指している」というコメントが出ている。マグワイア氏は高校時代に一度、野球部を離れてゴルフ部に在籍した経験があり、今年3月にはニューポートビーチCCで行われたトウシバ・クラシックのプロアマ戦にも出場している。野球のボールを約170mも飛ばした豪腕が未だに健在で、ゴルフ界の飛ばし屋ジョン・デイリー顔負けのロングドライブを連発するプレイスタイルを見せ、このプロアマ戦でも510ヤードの18番ホールで見事にイーグルを決めている。

セリグ・コミッショナー、労使協定締結に期待(7/11)

●セリグ・コミッショナーはMLBの公式HPに現在行われている労使協定交渉が合意に達して欲しいと期待を込めたコメントを掲載した。セリグ・コミッショナーは「選手会側とオーナー側との間には見解の相違がある。現実的にも、哲学的にも違いがあり、まずこれらを協議する必要がある」とし、8日に行われた選手会の理事会がストライキ開始の期日設定を見送ったことを歓迎する姿勢を見せている。交渉は11日に再開される予定だが、大きな進展は見られないという大方の予想をいい意味で裏切ることができるのか、セリグ・コミッショナーの手腕に期待したところだ。

メジャー史上最も記憶に残る瞬間ベストが発表される(7/11)

●オールスターに連動し、カード会社が主催しメジャー史上最も記憶に残る瞬間ベスト30がオールスター開始前に発表された。年度順に1905年のワールドシリーズで3試合連続完封を果たしたクリスティー・マシューソンから始まり、レッドソックスがベーブ・ルースを40万ドルでヤンキースにトレード(1920年)、カール・ハッベルのオールスター戦5者連続三振(1934年)、ジョニー・ヴァンダミーアの2試合連続ノーヒッター(1938年)、筋ジストロフィーでルー・ゲーリッグ引退(1939年)、ジョー・ディマジオの56試合連続安打(1941年)、テッド・ウィリアムスの最後の4割打者(1941年)、初の黒人メジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソン(1947年)、ドジャースにナ・リーグチャンプをもたらしたボビー・トムソンの本塁打(1951年)、ワールドシリーズ史上に残るウィリー・メイズの「ザ・キャッチ」(1954年)、ワールドシリーズで最初にして最後の完全試合を果たしたドン・ラーセン(1956年)、ワールドシリーズ第7戦でサヨナラ本塁打を放ったビル・マゼロスキー(1960年)、ルースの記録を破る61本塁打を放ったロジャー・マリス(1961年)、黒人選手として初めて野球殿堂入りを果たしたサッチェル・ペイジ(1971年)、ニカラグア大地震の救援物資搬送中に墜落事故死したロベルト・クレメンテ(1972年)、ルースの通算本塁打記録を破る715号を放ったハンク・アーロン(1974年)、ワールドシリーズ第6戦でサヨナラ本塁打を放ったカールトン・フィスク(1975年)、ワールドシリーズ第6戦で3打席連続本塁打を放ったレジー・ジャクソン(1977年)、タイ・カッブの通算安打記録4191安打を破ったピート・ローズ(1985年)、ビル・バックナーまさかのトンネルでメッツがワールドシリーズ第6戦を逆転サヨナラ勝利(1986年)、ワールドシリーズで代打で登場、逆転サヨナラ本塁打を放ったカーク・ギブソン(1988年)、ルー・ブロックの通算盗塁記録を更新したリッキー・ヘンダーソン(1991年)、44歳で通算7回目のノーヒッターを達成したノーラン・ライアン(1991年)、ワールドシリーズで延長10回を完封したジャック・モリス(1991年)、ワールドシリーズ優勝を決めたジョー・カーターのサヨナラ本塁打(1993年)、ゲーリッグの持っていた連続試合出場記録を更新する2131試合連続出場を果たしたカル・リプケン(1995年)、マリスの本塁打記録を抜いてタイトル争いを演じたマーク・マグワイアとサミー・ソーサ(1998年)、73号本塁打でマグワイアの記録を抜いたバリー・ボンズ(2001年)、アジア出身野手としてデビュー、ア・リーグMVPを獲得したイチロー(2001年)となっている。発表会に出席したイチローは「まだ1年半しか実績はないのに光栄。偉大な選手達と席を同じくしていいものなのかと、信じられない気持ち」と語り、「自分が日本選手の将来の為、子供達の為に道を開く影響は大きいと信じている」とコメントしている。

オールスターは41年ぶりの引き分けに終わる(7/11)

●9日、ブリュワーズの本拠地ミラーパークで開催されたオールスターは、41年の第二戦以来となる引き分けで幕を閉じた。ア・リーグはロウ、ナ・リーグはシリングが先発して始まった試合は2回裏にナ・リーグがピアザの内野ゴロの間に先制点を挙げて動き出し、3回にはロリンズのタイムリーとボンズの2ラン本塁打でナ・リーグが4−0とリード、しかし4回表にア・リーグもラミレスのタイムリーで1点を返し、5回表はソリアーノがソロ本塁打で2点差、その裏ナ・リーグもミラーのタイムリー二塁打で1点を挙げて中盤まではナ・リーグのペースで試合が進んでいる。しかし、7回表にアンダーソンの内野ゴロで1点を挙げたア・リーグは、更に攻撃の手を緩めずバティスタ、コナーコのタイムリーも飛び出してこの回一挙4点を挙げて逆転に成功、ナ・リーグも負けじとバークマンが67回裏に2点タイムリーで再逆転、8回表にア・リーグもヴィスケルのタイムリー三塁打で同点に追いつき、スタンドは抜きつ抜かれつの展開に興奮のるつぼと化した。この展開から、誰もが9回にもう一波乱があると予想していたものの、スモルツ、リベラの両守護神が踏ん張って得点を許さず、試合は延長戦に突入した。しかし11回表終了時点で両軍が選手を使い切ってしまったことから11回裏に得点がなければ引き分けに終わると決定され、1死となった時にこれがグラウンドに放送された。これを聞いたファンからは一斉にブーイングが沸き起こったが、2死の場面で打席に入ったサンチアゴが見逃しの三振に倒れ、試合は通告どおり引き分けで終了となった。引き分け終了を決めたのはセリグ・コミッショナーと両軍監督、それに審判団で、ナ・リーグのベンチ横に集合し、意思の統一がされている。この段階で両軍共にベンチ入りしている30人の選手が全てグラウンド出ており、これ以上イニングを続けた場合、10回からマウンドに上がっていたパディーヤ、ガルシア両投手の負担はもちろん、その他の選手の体調にも配慮した上での決定と説明されている。だが、ダイヤモンドバックスのミラーは「自分がファンの立場だったら、やっぱり引き分けはがっかりするよね」と語るなど、必ずしもその場にいた選手全員がこの決定に納得していたわけではなかったようだ。セリグ・コミッショナーは「ファンに謝罪しなければいけない。試合を終わらせる以外、選択肢はなかった」と語っている。トーレ監督は「オールスターだから、全員を出場させたかったんだ。その結果としてこういうことになってしまった。ピネラ監督のもとにガルシアを返した時に、彼が投げられないということでは困るから」と話し、ブレンリー監督も「選手達が自分のチームに戻った時に、疲労が残っていていいプレイができなくなるのは避けたかった。不運な事態になってしまった。素晴らしい試合だったし、選手はたくさん興奮するプレイを見せてくれた」と語っている。
両監督の話の通り、オールスター史上初めてベンチ入りした選手全員が出場した試合となり、昨年の両軍29選手出場、92年、昨年の合計18投手登板の記録もそれぞれ更新している。引き分けは61年の第2戦以来となるが、この時は降雨により9回終了時点で引き分けが宣告されている。選手を使い切り、しかも疲労を考慮しての引き分け選択は今回が初めてということになる。オールスターではこれまでに10試合が延長にもつれ込んでいる。最も最近は94年で、今年が8年ぶりのことになる。延長11回まで試合が進んだのは今回が6回目で、87年のオールスターは13回、最長は67年の15回となっている。最後の打者となったサンチアゴは「プレッシャーなんてなかったが、観客が引き分けはホッケーだけだ!と書いたプレートを掲げていたのには参ったね」と話している。
引き分け裁定については各マスコミがそれぞれの論調で解説を加えているが、約30年に1回しか回ってこないオールスター開催を決着のない形で終わらされたミルウォーキーの地元紙は一面を「怒り」という見出しとし、「天候もよく、本塁打あり、ファインプレイありと最高の展開で試合は進んだのに、最後の最後で台無しになってしまった。まるで結婚式に招かれた客が、酔っ払ってしまいウェディングケーキに突っ伏してしまったようなもの」と記している。両軍監督の采配ミスが原因とする声も多く、「同点で8回を終えたところで、9回に登板させた投手をもう1イニング投げさせるべきだった。もしくはガルシア、パディーヤにもう1イニング投げさせれば、13回までいけたはずだ」とデンバーポスト紙の記者は語っている。ただ、パディーヤはブルペンで投球練習をしていた段階で肩に違和感があると話していた模様で、それを考えれば無理強いは難しかったとも思われる。完全決着が信条のメジャーだが、レギュラーシーズンへの影響を残してまで選手にプレイさせることまで望むべきではないのではないだろうか。
●今年からテッド・ウィリアムス賞と呼ばれるようになったMVPも、引き分けの為に該当者なしとなってしまった。また、試合前にはウィリアムス氏を偲ぶ映像が流され、現役時代に守っていたレフトには背番号の9が大きく描かれている。選手紹介の際には、先月22日に急死した元カージナルスのダリル・カイルの背番号57を書いた掌をカメラに向けたカージナルスのマット・モリスの姿が涙を誘い、ナ・リーグのベンチにはカイルのユニフォームが飾られている。
●ステロイド使用疑惑もあり、このところマスコミと険悪な状況になっているボンズは前日もコメントなしで終えたが、この試合で3回2死1塁の場面で98年以来オールスター通算2号となる本塁打をブルージェイズのハーラディから放った。第一打席でも本塁打性の当たりを見せたが、センターに入っていたツインズのハンターがスーパープレイを見せてスタンドインを阻んだ為、ボンズとしても燃えるものがあった模様。カウント0−3と普通なら見送る場面だったが、内角高めにに来たストレートをフルスウィングし、打球は鋭いライナーとなってライトスタンドの看板を直撃した。さすがにボンズもこの当たりのことを尋ねられて「快心の当たりだったよ」とコメントを残している。一方、ハンターのプレイも観客の度肝を抜いている。ボンズの打球は完全にフェンスを越えるものだったが、ハンターはジャンプしてグラブをフェンスの上に差し出し、掴みとってしまった。一緒に打球を追っていたイチローは「本塁打だから、守備位置に戻らないといけない、と思っていた打球を捕る音がして驚いた。本当にビックリした」とコメントしている。ベンチに戻ろうとするところをボンズにつかまり、肩の上に担ぎ上げられたハンターは「地面に叩きつけられるかも、と思ったよ。でも、殿堂入り間違いなしのボンズから本塁打を1本奪い取ったということを孫に話してあげられる」と話している。
●このオールスターでは日本時代からイチローを知っているということで、再会を楽しみにしていたというヤンキースのソリアーノは5回1死走者なしの場面でドジャースのガニエと対戦、ストレートをレフトスタンドに運んでいる。試合前には日本語で「頑張るよ。ホームラン?打ちたい」と話していたソリアーノは、その言葉を現実のものとしてしまった。
●昨年同様、日本、韓国とアジア出身選手二人がマウンドに立ったが、共に失点してしまった。昨年は最終回に登場してセーブをマークした佐々木はア・リーグが6−5と1点をリードして迎えた7回から登板、先頭のローレンを三振に切って出だしはよかったものの、ダイヤモンドバックスのミラー、マーリンズのロウウェルに連打を浴びた後アストロズのバークマンにセンター前へ逆転の2点タイムリーヒットを許してしまった。佐々木は「バンバンやられた。楽しみすぎた」と話した後、「打たれたけど、まぁ楽しめました。明日はゆっくり休んで、また頑張ります」と付け加えている。昨年のパクに続いて韓国人メジャー二人目のオールスター登場となったダイヤモンドバックスのキムはナ・リーグが2点をリードした7回2死1塁の場面で登板したが、3連打を浴び、こちらも逆転を許している。二人とも試合を面白くしたという点では貢献度は高いが、内容的には不本意なものとなってしまった。
●イチローはプレイボール直後にシリングの投げた初球を一塁ゴロとし、第二打席はパイレーツのM・ウィリアムスから1・2塁間に鋭いゴロを飛ばしたが、エキスポスのヴィドロにダイビングキャッチされてしまい、今年はヒットなしに終わっている。イチローは「シリングはコントロールがいいし、(初球は)間違いなくストライクのストレートが来ると思った」と話している。昨年は本拠地セーフコ・フィールドでの開催だったのでスタンドもイチローを後押しする歓声で埋まったが、今年はリーグも地区も違うミルウォーキーでの試合だったことで、スタンドからはイチローに痛烈なヤジも飛んでいた模様。イチローは「へたくそ!なんて言われた。去年は声援だけだったんだけど」と苦笑しながら話している。イチローは3回にボンズが本塁打を放った際、看板に当たった打球がグラウンドに戻ってきたのを拾うと、そのままユニフォームの後ろポケットにしまったが、その途端にボールをねだるファンから笑い声とブーイングが起きた。それを聞いたイチローもニヤリと笑みを浮かべ、ボールをスタンドに投げ入れている。鉄面皮だった昨年に比較すると、イチローも随分趣が変わってきている。イチローから三振を奪うと前日話していたシリングは「あれで助かった。粘れられたり、左方向に叩き付けられたりするのは勘弁して欲しかったかたら」と語っている。シリングは2回を投げて1安打、無失点と貫禄の投球を見せ、「まぁ見ているほど楽ではなかったけどね。2回だけだ、と思って全力で投げたよ」と話している。
●イチローが最も驚いたと口にしたのが、試合前にキャッチボールをしたボールガールのこと。イチローが投げた球を軽々と捕球すると、それ以上の速さで投げ返し、イチローの目を白黒させている。イチローは「最初は女の子だとは思わなかった。アメリカってやっぱりすごい。何かスポーツをやっているんでしょう。ステロイドではないと思いますが」と冗談混じりに話している。このボールガールは地元小学校の化学の先生で、野球はリトルリーグで経験し、その後ソフトボールに転向、イチローの予想通りアトランタ五輪アメリカ代表まで後一歩のところまで迫ったツワモノだった。

デーヴィスが今季絶望(7/10)

●メッツのケイン・デーヴィス投手が8日に右肘の手術を受け、今季の戦列復帰は絶望となった。

アレックス・ゴンザレスが無事退院(7/10)

●7日に腹痛を訴えて病院に運ばれていたマーリンズのアレックス・ゴンザレス内野手が、8日無事に退院した。

マイナーで観客0の試合が行われる(7/10)

●苦戦が続いているデビルレイズだが、その傘下の1A級チャールトンではそれを逆手にとったのか5回まで観客をスタンドに入れない「ノーバディズ・ナイト」というイベントを企画、集まったファンには5回まで球場の外でパーティを楽しんでもらい、6回からスタンドで野球を観戦してもらうという趣向だった。

メジャー選手会が理事会を開く(7/10)

●メジャー選手会は、8日にシカゴで理事会を開き、現在続いているオーナー側との労使協定締結交渉への対応を練った。約5時間の長丁場となったが、この中では心配されているストライキ実施の期日設定は行われず、選手会のフェア専務理事は理事会を終えて「この理事会の開催目的は決してストライキ実施の期日設定だけではなかった。結果もそうはなっていない。我々は将来的なあらゆる可能性を検討したが、具体的な決定には至らなかった」と話している。ここまで、労使協定では改革を迫るオ−ナー側と腰が重い選手会側という図式ば成り立っているが、現状維持が最もベストと考えている選手会側としては特に新しい提案をオーナー側に提示することはこのままではないのではないかという見方も強い。その為、希望が通らない場合にはストライキを実施するという流れになりつつあるわけだが、エキスポスの選手会代表を務めているバレットは「ストライキの期日設定は最後の手段。もしその必要があるなら、やる準備はある」と話しているが、そこまで踏み切れるかどうかは何とも言えないという状況のようだ。オールスターでミルウォーキーに集まっている選手達にもストライキに関する質問飛んでおり、シリングは「ストライキ?ストライクならいつも投げたいが(オヤジギャグですなぁ/momo)、そのことに関しては今はコメントしたくない。オールスターの二日間を楽しみたいよ」と話し、立場上中立にならざるを得ないトーレ監督は「時が来れば、双方が歩み寄るさ」と当たり障りのないコメントを残している。

吉井を含むトレードにメジャー機構がア・リーグ待った(7/10)

●エキスポスとマーリンズの間で既に合意を見ているという吉井、デンプスター、フロイドらの絡むトレードについて、エキスポスを管理しているメジャー機構が待ったをかけた。エキスポスがこのトレードで年俸650万ドルのフロイドと248万ドルのデンプスターを獲得した場合、選手総年俸が一気に跳ね上がることになり、予想通りメジャー機構はこれを嫌っている模様。現状維持だけを目指してメジャー機構の管轄下という特殊な状況でスタートしたエキスポスがまさかナ・リーグ東地区2位に躍進、しかもポストシーズン進出の可能性まで出ているということは当然想定されておらず、このトレードもポストシーズン進出への布石とも見られるが、メジャー機構としては余計な出費は避けたいということのようだ。ひとまず、宙ぶらりんのまま関係する選手達はオールスター休みに突入することになる。

ホームラン競争はジアンビ兄が優勝(7/10)

●オールスターの前夜祭として催され、毎年人気を博するホームラン競争が8日行われ、ヤンキースのジェイソン・ジアンビ一塁手が初優勝を飾った。全8選手が出場し、1回戦を勝ち抜いたジアンビ兄、ソーサ、コナーコ、セクソンがそれぞれ準決勝を戦い、勝ち残ったジアンビ兄とソーサで決勝が争われている。結局7−1でジアンビ兄が優勝したが、観客の沸かせたのは間違いなくソーサだった。ソーサは1回戦で全選手中トップの12本塁打をたたき出したが、その10本目の飛距離が約160mの超特大弾、その凄まじいパワーにはジアンビ兄でさえ「もう、ソーサは人間じゃない。獣だね。本塁打を打たせないようにしようと思ったら、イエローストーンくらい広い場所にしないとダメだ」とコメントするほどの凄まじさだった。ソーサは2回戦でコナーコを接戦の末5−4で破って決勝に駒を進めたが、さすがにスタミナ切れを起こしたのか、最後は尻すぼみに終わってしまった。ソーサは夫人がガラス瓶で指を切って手術することになり、試合を欠場して病院に向かった上、ステロイド使用疑惑を自ら後押しするような言動をとってしまうなどこのところ周辺が慌しくなっているが、駆けつけたオールスターのグラウンドで持ち味を十二分に発揮するところはさすが。ソーサは「ファンの期待には応えられたと思う」と話している。一方、昨年73本塁打を放ったボンズはソーサ同様ステロイド使用疑惑の中に置かれ、このところずっとマスコミからの取材を拒否しているが、オールスターで更に取材陣が集まっていることもあり、記者会見を一切行わずホームラン競争に登場した。しかし結果は2本で1回戦敗退に終わっている。ナ・リーグ本塁打王争いトップのバークマンは出場8人で最低の1本だけで姿を消している。
●本塁打競争が行われたミラーパークは開閉式屋根のついた球場だが、本塁打競争中に雷雨が襲い、屋根を閉めて対応したところ、バックネット裏付近だけ雨が降りやまないハプニングがあった。原因は雨漏りで、これを知っていたのかどうか、この近辺の観客はしっかり傘をさして観戦していた。クレーン倒壊事故があり、スケジュールを1年間遅らせて工事が進められた球場だけに、工事中手の届かない箇所もあったのだろうか?

テッド・ウィリアムス氏の遺体、冷凍保存される(7/10)

●8日、死去したテッド・ウィリアムス氏の遺体がレッドソックスとマイナー契約を行っている長男ジョン・ヘンリー・ウィリイアムスの手によって冷凍保存されたことが明らかになった。死去からここまで、この問題に関しては長女のバーバラさんとジョンの間で内紛状態になっていることが伝えられていたが、死体を手にしたジョンがいち早く行動に出た形になっている。ジョンはウィリアムス氏の生前から、父親が亡くなった場合に、そのDNAを売って儲けようという話をバーバラさんにらに持ちかけていたようで、バーバラさんは「父は火葬を望んでいる」と反発していた。ジョンはこうした反対を押しのけてウィリアムス氏の直後に遺体をアリゾナ州スコッツデールに空輸し、アルコー延命財団に持ち込んで冷凍保存処理を行っている。バーバラさんらは遺体を取り戻し、火葬に付すべく裁判を起こす構えだが、どちらも実の子供の争いだけに、なんとも大変な事態となりそうだ。ジョンとは異母姉の関係にあたるボビー・ジョー・フェレルさんはボストンでTVに出演、この中で「父の頭には既に金属のチューブが差し込まれ、冷凍保存されている。身体に指を触れるだけでも、私の体温で割れてしまう。悲しい」と語っている。ジョンのこうした行動については、冷凍保存し、ウィリアムス氏のDNAを商業的に利用して、将来的にはクローン人間を作るような、倫理に反した行為に発展する可能性もあるという声も出ている。ジョンは試合中にカメラマン席に突っ込んで骨折し、ウィリアムス氏の死去の際には療養中だったが、骨折しているとは思えない迅速な行動をとた、ということになる。ただ、こうした家族内での揉め事に、長くウィリアムス氏と釣仲間として行動を共にしていたジョージ・ヘメル氏は「家族が遺体でもめているなんて、胃が痛い話だよ」と話している。

イチロー、シリングに売られた喧嘩を買う(7/10)

●オールスターを翌日に控えた8日、両リーグ監督から先発オーダーが発表された。
ア・リーグは
1番右翼イチロー
2番三塁ヒレンブランド
3番遊撃A・ロドリゲス
4番一塁ジアンビ兄
5番左翼ラミレス
6番捕手ポサダ
7番中堅ハンター
8番二塁ソリアーノ
9番投手ロウ

ナ・リーグは
1番二塁ヴィドロ
2番一塁ヘルトン
3番左翼ボンズ
4番右翼ソーサ
5番中堅ゲレロ
6番捕手ピアザ
7番三塁ローレン
8番遊撃ロリンズ
9番投手シリング
という陣容になっている。

トーレ監督はイチローとソリアーノ、どちらを1番で起用するか迷ったようだが、「イチローの方がリードオフマンらしいと判断した。打率.360近い、まぁ馬鹿馬鹿しい数字も残しているしね」と苦笑しながらコメントしている。シリングはプレイボール直後に対決するイチローについて「三振をとる自信はあるよ。イチローや石井がこっちに来たことで、日本のファンにインパクトがあったことを思えば、いきなり三振に切ってとるのも面白いだろ」と宣戦布告のコメント。昨年はランディ・ジョンソンがイチローに内野安打を許し、盗塁、生還といいところを持っていかれてしまったが、チームメイトの敵をここでうってやろう、というようだ。イチローも「僕もバットにボールを当てる自信はありますね」と珍しく受けて立つ構えを見せた上、「打てる球が来たらホームランを狙いますよ。可能性は低いかもしれないけど、チャンスが来れば」と更に雰囲気を盛り上げるような刺激的な言葉も漏らしている。イチローは98年の日米野球でシリングと対戦したが、この時は5打数でヒットなしに終わっている。また昨年のオープン戦でも2打数でヒットなしと、ここまでは完敗の状況にある。イチローは「オールスターでの対戦は自分にとっても財産になる。もしワールドシリーズにまで出場できれば、その時の経験が生きてくるはずだ」と話している。完全にやる気全開モードに入っている模様だ。
2年連続出場の佐々木は起用についてトーレ監督からはまだ何も言われていない模様で、ひとまず7回に登場して1回を投げるというプランだけが一人歩きしているようだ。佐々木は「早い場面で投げてしまって、後は観戦!」と話している。また、昨年のパクんに続いて韓国出身選手として二人目の出場を果たすダイヤモンドバックスのキム・ビュンヒュン投手は「選ばれるなんて夢にも思わなかったね。韓国での反応は知らないけど、家族は大喜びしていたよ」と話している。イチローとの対戦に矛先を向けられると「できれば対戦したくないな」と語っている。

7月7日のハイライト(7/9)

●ヤンキースに移籍したウィバーが対ブルージェイズ戦にピンストライプでの初登板を果たした。2本も3ラン本塁打を浴びたが好調ヤンキース打線に助けられて今季7勝目をマークしている。ウィーバーは「タイガースにいたら、今日は負けていたろうね」と話している。ヤンキースが3試合ぶりに戦列に復帰、初めてDHに座ったジーターの逆転2ランを足がかりに10−6で勝利、サーマンが2敗目となっている。
●タイガースが対レッドソックス戦を9−8で勝利した。ファーンズワースが2勝目、アセヴェドが14セーブ目、ガーセスが1敗目となっている。
●インディアンスが対ホワイトソックス戦をブラッドリーの満塁弾、ロートンの3ランなどで3回に一挙8点を挙げ、9−3で勝利、ドレイスが8勝目、リッチーが11敗目となっている。
●アスレチックスが対ロイヤルズ戦を3−2で勝利、先発のジートが7回2/3を投げて6安打、2失点で今季11勝目をマークしている。バードが6敗目。
●エンジェルスが延長10回に出たサーモンのタイムリーでデビルレイズを2−1とサヨナラで下している。パーシバルが3勝目、ハーパーが5敗目。デビルレイズは敵地11連敗で不名誉な球団記録を更に更新してしまった。
●オリオールズが対レンジャース戦を10−4で勝利、ロペスが8勝目、ロジャースが5敗目となっている。オリオールズは連勝で借金1。
●ブレーブスが対カブス戦を2−0で勝利、貯金24で前半戦を折り返している。マダックスが8勝目、スモルツが31セーブ目、リーバーが6敗目となっている。
●アストロズが対パイレーツ戦をヴィスカイーノの2点タイムリー二塁打など5回一気の5点で突き放し、6−1で勝利した。6回を投げて1失点のW・ミラーが4勝目、アンダーソンが10敗目となっている。
●ブリュワーズが対レッズ戦をステアーズの勝ち越しタイムリーで挙げたリードを守りきり、7−4で勝利した。デロスサントスが2勝目、ハミルトンが6敗目となっている。
●フィリーズが対エキスポス戦を10−8と打ち勝った。コーミエが4勝目、ハージェスが3敗目となっている。エキスポスは連勝が止まり、貯金5。フィリーズは3連敗から脱出している。
●カージナルスが対ドジャース戦を17安打の猛攻で12−6と圧勝した。マシューズが2勝目、ダールが4敗目。カージナルス打線はプホルス、ペレスが3ラン本塁打揃い踏み、ポランコも5安打の固め打ちを見せている。
●パドレスが対ロッキーズ戦を7−1で勝利し6連敗から脱出。ペレスが6回2/3を投げて1安打、5四球ながら自己最高の13奪三振をマークして3勝目、シャコンが6敗目となっている。
●メッツが対マーリンズ戦を9−3で勝利し、借金を1としている。ロバーツが2勝目、メイリーナが2敗目。ペイトンが3ラン本塁打を含む5打点で自己ベストを更新。この試合は雨の為4回に渡って中断している。
●ジャイアンツが対ダイヤモンドバックス戦をボンズ、サンチアゴのオールスターコンビの一発で5−2で勝利、ジェンセンが9勝目、ヘリングが7敗目となっている。ヘリングは早くも今季21本も被弾、メジャートップを独走中。

ハーグローブ監督が通算900勝(7/9)

●オリオールズのマイク・ハ0グローブ監督が7日の対レンジャース戦を10−4で勝利し、通算900勝に到達した。史上54人目のこととなる。

オールスターのMVPが今年からウィリアムス賞に(7/9)

●9日にミラー・パークで行われるオールスター戦でMVPを死去したテッド・ウィリアムス氏の名前をとり、テッド・ウィリアムス賞とすることが決まった。ウィリアムス氏自身は41年のオールスター戦でサヨナラ3ラン本塁打、46年には4打数、4安打を放っている。オールスター戦の中でも追悼セレモニーが行われることが決まっている。

新庄、前半戦最後はファインプレイで締める(7/9)

●ジャイアンツの新庄が7日の対ダイヤモンドバックス戦に8回裏から守備固めで出場した。ジャイアンツが5−2とリードした場面に新庄はウォマックの放った浅いフライにダッシュして捕球している。新庄に打席は回らず、試合はそのままジャイアンツが勝利している。新庄は前半戦を79に試合に出場して打率.242、8本塁打、29打点で終えている。本塁打は昨年に比べて上昇しているが、打率、打点は下がっており、好不調の波が激しかった新庄を象徴する数字が残っていると言える。ただ、新庄は昨年故障者リストに登録されるなど、右太腿の故障を抱えながらのプレイだったが、今季はこれといった故障もなくここまで来ている。新庄は「まぁ、楽しかった。十分試合にも出れたんじゃない?怪我だけはしないように。怪我するとムカつくから」と話している。昨年逃したポストシーズン行きも、今年は3位ながら地区首位ドジャースに4.5ゲーム差、この日も含めた地区2位ダイヤモンドバックスとの4連戦も2勝2敗と互角の戦いで終了とチームは後半戦にも望みが持てる状況となっている。
この試合ではボンズが27号本塁打を放っている。3回1死1・2塁の場面からボンズの放った打球はライトスタンドにライナーで突き刺さっている。ボンズだけでなくサンチアゴも2ラン、ネンは24セーブ目とジャイアンツからオールスターに出場する3選手がそれぞれ活躍を見せている。ベーカー監督は「まさに今日はオールスターの日だね」と話している。

伊良部、1回を無失点(7/9)

●レンジャースの伊良部が7日の対オリオールズ戦に9回から登板し、1回を投げて無安打、2四球、無失点という内容だった。試合はレンジャースが6点を追う展開となっていた為、セーブなどには関係のないマウンドとなっている。

イチロー、2安打で前半戦終了、佐々木は21セーブ目(7/9)

●マリナーズのイチローが7日の対ツインズ戦に1番ライトでスタメン出場し、4打数、2安打をマーク、ここ2試合下降を続けていた打率を.357と少し上昇させた。イチローは第一、第二打席をそれぞれサードゴロ、レフトフライとしたが、第三打席で14打席ぶりのヒットをセンター前に運ぶと、続く第四打席でもレフト前ヒットで出塁した。1試合複数安打はこれで今季38試合目、124安打で前半戦を折り返している。イチローは
最後にヒットを打てば「いつでも気持ちはいい。例え4打数、3安打でも最後の打席で凡退すると、嫌な気持ちになるし、そういう気持ちはいつも変わらない」と話している。昨年は前半戦終了時点で打率.345だったことから、今年は昨年よりも遥かにいい数字を残していることになるが、出塁率が.430にまで上昇している点は大きな進歩となっている。昨年、アスレチックスの担当記者がオールスターにイチローが出場することに際し、「低い出塁率では私はオールスターで起用しないだろう」と記事を掲載、ライバル球団のお膝元ということで、少々毒も盛られていたように見えるが、今年のイチローの数字を見る限り、そいう声はどこをどう叩いても出てこないだろう。特に四球が増加していることについてイチローは「それは相手投手の要素が多いと思う。僕に対する意識で増えたりも減ったりもする。自分で四球を増やそうとしてもそう簡単に増えるものでもない」と話している。
試合は4−2で迎えたマリナーズが8回裏に4点を挙げて試合を決め、8−2で勝利し連敗から脱出した。8回2死から登板した佐々木は1安打、3奪三振、無失点と好投、今季21セーブ目をマークしている。佐々木は前半戦を振り返り「この時期で33試合に登板は、まぁ普通じゃないかな。ここまではまぁまぁの出来。油断しないでやっていきたい。
ブルペン自体は皆自分の役割を果たしている。楽しく仕事ができている。疲れはあるが、オールスターで精神的にリフレッシュしたいね。去年は初出場で地元だったので、プレッシャーがあった。今回は楽しみたい。皆といい旅が出来ればね」と話している。イチローと佐々木、それにツインズからオールスターに出場する3選手は試合後チャーター機でミルウォーキーに向かっている。
●この日登板のなかった長谷川は「違うチームに来て、違う捕手に投げて、いい緊張感があった」とここまでを総括している。長谷川はここまで防御率1.01をマーク、新天地でも変わらないパフォーマンスを見せている。

ブレーブスが前半戦をメジャートップの勝率で折り返し(7/9)

●7日の試合終了でメジャーはオールスター休みに入ったが、対カブス戦を2−0で快勝したブレーブスが56勝32敗となり、メジャートップの勝率で折り返した。この試合ではマダックスが中3日で先発、7回を投げて3安打、無失点で今季8勝目をマークしている。マダックスは「最高の気分だね。いつも投げたい気持ちでいっぱいだから、中3日でマウンドに上げてくれた監督に礼を言いたい」と話している。

薬物検査、メジャー選手の79%が賛成(7/9)

●USAトゥディ紙は、メジャー選手の79%が薬物検査の導入に賛成しているという記事を掲載した。この調査は6月12日から23日に渡ってメジャー選手750人を対象に行われ、そのうち回答したのは556人となっている。薬物検査について強く抵抗を感じる、抵抗を感じるとした選手は44%、薬物を使用している選手が半分、ないしは半分以上と応えた選手は14%だった。ヤンキースのジーターはこの調査に寄せて「隠すことはないんだから、検査することには何も問題はない。本塁打を打っても、故障から復帰してきても、皆ステロイドのせいにされてしまうのはフェアではない」とコメントしている。

フューチャーゲームはレイエスがMVP(7/9)

●マイナーのオールスター戦フューチャーゲームが7日、ミルウォーキーで行われた。世界選抜とアメリカ選抜に分かれて行われた試合は世界選抜が5−1で勝利している。MVPを獲得したのはメッツ傘下の2A級ビンガムトンに所属するホセ・レイエス遊撃手で、3回無死満塁の場面で走者一掃の3点タイムリー三塁打を放っている。オールスターへの盛り上がりもあり、この試合には約4万人のファンが集まっている。オールスター関連グッズが飛ぶように売れており、イチロー関連のグッズは既に完売の模様。ブリュワーズから出場のセクソン、ヘルナンデスをも上回る人気ぶりに売り場担当者も驚きの声を挙げている模様だ。

ジョンソンがオールスター出場を辞退(7/9)

●既にレッドソックスのペドロ・マルティネスがオールスター出場辞退を表明しているが、ダイヤモンドバックスのランディ・ジョンソン投手も7日、家族と過ごしたいとして出場辞退を明らかにした。この日は他にカージナルスのモリス、ブレーブスのグラヴィンも出場辞退を表明している。モリスはカイルの死亡と腰痛を、グラヴィンはここ2試合の登板で左手中指のマメをつぶしていることを理由としているが、ジョンソンの場合は故障を抱えているわけでもないだけに、アメリカのメディアは一斉に選手のオールスターに対する意識の低下を嘆く記事を掲載している。ジョンソンが辞退を決めたのはマルティネスが「家族と共にのんびる過ごす」という理由から辞退をし、これが認められたことが大きい模様。

竹岡が2回を無失点(7/9)

●ブレーブス傘下の3A級リッチモンドに所属する竹岡が7日の対ダーラム戦に7回から登板、2回を投げて1安打、3奪三振、無失点と好投している。

マック鈴木、1回を1失点(7/9)

●ロイヤルズ傘下の3A級オマハに所属するマック鈴木が7日の対ソルトレイク戦に9回から登板、1回を投げて2安打、1失点という内容で試合終了を迎えている。

小宮山、2回を無失点(7/9)

●メッツ傘下の3A級ノーフォークに所属している小宮山が7日の対シャーロット戦に先発し、2回を投げて無安打、5奪三振、無失点と好投している。なお、小宮山は9日に行われるオールスターにニッポン放送の解説者として登場することが決まった。

田口が6試合連続安打(7/9)

●カージナルス傘下の3A級メンフィスに所属する田口が7日の対ポートランド戦に7番センターでスタメン出場し、4打数、1安打をマークして連続試合安打を6に伸ばしている。田口は同点の9回にヒットを放って出塁、四球などで三塁まで進んだ後、犠牲フライでサヨナラのホームを踏んでいる。

吉井、マーリンズへトレードか?(7/9)

●エキスポスの吉井がマーリンズにトレードされることになりそうだ。既に両球団で合意を見ている模様で、エキスポスは吉井の他にグレアム・ロイド投手、ジョシュ・カープ投手を放出、マーリンズからクリフ・フロイド外野手、ライアン・デンプスター投手を獲得する。地区首位ブレーブスを追うエキスポスは初のポストシーズン進出に向けて既にインディアンスからバートロ・コローン投手を獲得しているが、このトレードで更に戦力を充実させる。エキスポスは今季メジャー機構の管轄下で運営されている為、フロイドの獲得でチーム総年俸が500万ドル上昇することとなり、これが承認された段階で正式に発表されるものとなりそうだ。

7月6日のハイライト(7/8)

●レッドソックスが対タイガース戦を8−0で勝利、連敗から脱出して貯金を20に戻している。マルティネスが11勝目、マロスが3敗目となっている。
●ホワイトソックスが対インディアンス戦を7−3で勝利、バーリーが7回を投げて8安打、2失点で今季12勝目をマークしてア・リーグ最多勝争いのトップタイに浮上、ア・リーグフィリップスが1敗目となっている。
●ブルージェイズが対ヤンキース戦を8−3で勝利し6連敗から脱出、パリスが7回を投げて4安打、1失点で1年ぶりの勝利を飾っている。ペティートが3敗目となっている。
●ロイヤルズが延長10回に出たランダのタイムリーで対アスレチックス戦を4−3で勝利した。マレンが1勝目、コーチが1敗目。ロイヤルズのタッカーが延長10回にセンターへ本塁打を放ったが、一塁走者を追い越してしまいアウト。記録は単打に。もちろん得点は認められず。
●オリオールズが対レンジャース戦を7−5で勝利、借金を2としている。オリオールズは同点の9回表にモーラが放ったタイムリーヒットで決勝点を挙げている。バウアーが4勝目、ルイスが1敗目。レンジャースは40勝目前で足踏み。5連勝ならず。
●エンジェルスが対デビルレイズ戦を4−3で勝利、8回に出たアースタドのタイムリーによる1点差を守りきっている。ショーンワイスが7勝目、コローミが5敗目。
●ドジャースが対カージナルス戦を延長11回に出た2本の犠牲フライによる2点をガニエが守って4−2で勝利している。クアントリルが1勝目、クラインが1敗目。カージナルスは連敗で地区2位のレッズに勝利数で並ばれている。
●カブスが対ブレーブス戦を7−3で勝利し、キム新体制の初陣を飾った。ザンブラーノが1勝目、グラヴィンが4敗目。アルーが2本塁打を放っている。ソーサはこの試合も欠場している。
●エキスポスが対フィリーズ戦を5−3で勝利、3連勝を飾っている。ヴァスケスが6勝目、ダックワースが6敗目。エキスポスはウィルカーソンの3試合連続本塁打、ガララーガ、タティースの2階席に飛び込む特大弾など本塁打攻勢でフィリーズを圧倒している。フィリーズは13残塁と拙攻が続いた。
●アストロズが対パイレーツ戦をウォードの特大満塁弾、バークマンの29号本塁打などで10−2と快勝した。クルーズが1勝目、ウェルズが6敗目となっている。アストロズは40勝に到達。パイレーツは借金20に。
●マーリンズのテヘラが対メッツ戦に先発し、7回1/3を投げて5安打、2失点で今季5勝目をマークした。試合はマーリンズが5−2で勝利、エステスが今季7敗目を喫している。メッツは5割復帰ならず。
●レッズが対ブリュワーズ戦を6−4で勝利し連勝、貯金を6として地区首位カージナルスに1ゲーム差に迫っている。ヘインズが10勝目、ライトが7敗目。ラルーが2安打、4打点の活躍を見せている。
●ロッキーズが対パドレス戦を3−2で勝利、トムソンが7勝目、ピーヴィーが3敗目となっている。ロッキーズは3連勝、パドレスは6連敗。ジールが通算1000打点に到達している。

ダイヤモンドバックスがフェッタースをトレードで獲得(7/8)

●ダイヤモンドバックスはデュアネル・サンチェス投手をパイレーツに放出し、マイク・フェッタース投手を獲得した。ダイヤモンドバックスはセットアッパーの陣容が手薄となっており、短いイニングを確実の抑えられる投手としてフェッタースに白羽の矢を立てている。ガラジオーラGMは「フェッタースがブルペンを活性化してくれるはずだ」と話している。

オールスターの本塁打競争出場選手が発表される(7/8)

●オールスターの前夜祭的イベントとして人気の高い本塁打競争は7月8日に行われるが、6日にその出場選手が発表となった。アストロズのランス・バークマン外野手、カブスのサミー・ソーサ外野手、ジャイアンツのバリー・ボンズ外野手、ブリュワーズのリッチー・セクソン内野手、レンジャースのアレックス・ロドリゲス内野手、ヤンキースのジェイソン・ジアンビ内野手、ホワイトソックスのポール・コナーコ内野手、ツインズのトリイ・ハンター外野手が優勝を目指す。ハンターはオールスター初出場でこのイベントにも参加するハンターは「ボンズ、ソーサと対決できるなんて最高に楽しみだよ。優勝する可能性?あるかもよ?出場すれば全員にチャンスがあるじゃない?」と話している。

グリフィーの戦列復帰が遅れる(7/8)

●レッズのケン・グリフィー外野手の戦列復帰は当初の予定から遅れることになりそうだ。現状では傷めている膝の回復の程度は80%と見られており、オールスター明け即の出場は難しく、15日の対ブリュワーズ戦以降にグラウンドに戻ってくる見通しとなっている。

ペドロ・マルティネスが4連勝(7/8)

●レッドソックスのペドロ・マルティネス投手が6日の対タイガース戦に先発し、5回を投げて1安打、無失点と好投、今季11勝目を自身4連勝で飾った。奪三振も8を数えたマルティネスは「(オールスターを欠場するので)これから故郷に戻れると思うと嬉しい」と話している。
●なおこの試合にはテッド・ウィリアムス氏の死去を聞いたかつての関係者たちが多数集まった。チームメイトだったジョニー・ペスキー氏は1940年代のレッドソックスのユニフォームを着てクラブハウスを訪れ、「テッドほと野球界に衝撃を与えた選手はいない。ボストンの野球そのものだったよ」と話している。フェンウェイパークのレフトの芝には9の刈り込みがされ、追悼ムードが更に高まっている。

カブスのキム監督代行が初勝利(7/8)

●ベイラー監督の解雇を受けて急遽3Aから昇格しカブスの指揮を執ることになったキム監督代行が、6日の対ブレーブス戦で初采配初勝利をマークした。ブレーブスの先発はグラヴィンだったが、1番に成長株のベルホーンをぶつけ、ベルホーンは本塁打を放つなど選手起用が功を奏し、7−3で勝利している。

田口が2試合連続本塁打(7/8)

●カージナルス傘下の3A級メンフィスに所属する田口が6日の対ポートランド戦で2試合連続となる4号本塁打を放った。2回1死走者無からレフトスタンドに打球を運び、試合を振り出しに戻している。田口は7月に入ってからの6紙愛で打率.429、2本塁打と打撃が好調の波に乗っており、また6日の対ドジャース戦をライトに入れたケイロのエラーで落としているカージナルスが選手入れ替えを画策した場合、田口に声がかかる可能性も出ている。

ウォードが川に本塁打(7/8)

●アストロズのダリル・ウォード外野手が、6日の対パイレーツ戦でライトに特大の4号本塁打を放った。打球は場外に消え、球場側を流れているアレゲニー川に飛び込んでいる。これまで川の手前でバウンドし、転がって川に達した打球は6本あったが、直接入ったのは今回が初めてのこと。パシフィック・ベル・ボールパークではライト場外のサンフランシスコ湾にボンズが打球を叩き込むのが名物となっているが、今後は川への一発がピッツバーグ名物になるかもしれない。ちなみにウォードの打球の推定飛距離は約145mだった。ウォードは「ヴィデオを見るまで気がつかなかったよ。最高の気分だね」飛距離に加え、満塁弾だったこともあり、試合後笑顔で語っている。

バークマンが29号本塁打(7/8)

●アストロズのランス・バークマン外野手が、6日の対パイレーツ戦で今季29号本塁打を放ち、ついにカブスのソーサを抜いてナ・リーグ本塁打王争いで単独トップに立った。オールスター前に29号を放ち、しかも6月25日からの10試合連続打点は共にアストロズの球団記録となっている。バークマンは「今は打席に立つのが待ち遠しい。この調子でいきたい」と話している。オールスターではホームラン競争にも初出場することが決まり、いよいよナ・リーグを代表する長距離砲としてその名を天下に轟かせる時が近づいているようだ。

イチロー2試合連続ヒットなし(7/8)

●マリナーズのイチローが6日の対ツインズ戦に1番ライトでスタメン出場したが、四球、ショートゴロ、空振り三振、センターフライ、空振り三振といいところなく終り、ここ2試合、11打席連続ヒットなしとなっている。特に2回2死1・3塁の場面ではあっさりショートゴロを打ってしまうなど、勝負強さが姿を潜めているのが気になる。イチローは6月18日の対パドレス戦から得点圏に走者を置いてヒットが出ていない。試合はツインズが7−2で勝利、マリナーズは球団タイ記録の16残塁と拙攻に次ぐ拙攻でツインズ先発のローズを捉えることができなかった。ローズはイチローとの対戦を「今日のイチローは運がなかっただけ。その分、オレには運があったから」と話しているが、7回2死満塁で代打で登場したシリーロがタイムリーを放つまで、マリナーズは32打数に渡ってタイムリーが出ていなかった。ピネラ監督もそうした停滞ムードを何とかしようとしたのか、ブーン兄に死球をぶつけられた際には相手チームを怒鳴りちらし、先発のモイヤーが4回に報復ともとれる死球をオーティスにぶつけ、両軍ベンチから選手がグラウンドに出て緊張した空気が流れたが、試合の大勢には影響しなかった。ピネラ監督は「点が取れなければ、勝てるわけがない」と話している。
●この試合が開始される前に、史上最速のペースでメジャー100セーブに到達した佐々木の表彰が行われている。アームストロング球団社長から消防士のヘルメットを授与された佐々木はそれをかぶって笑顔を見せている。

ボンズ、ジョンソンから初本塁打、新庄はヒットなし(7/8)

●ジャイアンツのバリー・ボンズ外野手が、6日の対ダイヤモンドバックス戦でランディ・ジョンソン投手から本塁打を放った。0−0で迎えた6回表2死走者なしの場面で打席に入ったボンズは、ボールが2球続いた後の3球目をすくい上げるように捉えた打球は、バックスクリーンに飛び込んでいった。この一発から試合は動き、ジャイアンツはジョンソンを同点の7回でマウンドから引きずり降ろすことに成功、結局3−2で勝利している。ベーカー監督は「我々が欲しかったものを打ってくれた。まるでプレイオフかワールドシリーズのような雰囲気があった」と話している。ボンズはこの本塁打までのジョンソンとの対戦は31打数、6安打、6三振、6四球となっていた。ジョンソンも左打者に本塁打を許したのはここ4年間で昨年のラリー・ウォーカーと今年のブライアン・ジャイルズの二人だけ。ようやくここにボンズの名前も連なることになった。
一方、この試合で8番センターでスタメン出場した新庄はジョンソンの前に3打席連続三振と全く手が出ず、第四打席はマンテイにライトフライに仕留められている。新庄の対ジョンソンの通算成績は9打数、1安打、6三振となっている。新庄は「すごく大きいから、(ボールが)頭の上から落ちてくるような感じ」と話している。
●敗戦投手を免れたジョンソンはこの試合で10奪三振を記録、通算3583奪三振となり、元ドジャースのドン・サットンを抜いて歴代6位に浮上している。

テッド・ウィリアムス氏の遺族が内紛(7/8)

●6日に死去したテッド・ウィリアムス氏の遺族が内紛状態にあることが明らかになった。長女のバーバラさんが語ったとしてボストングローブ紙が伝えている。バーバラさんによると、長男のジョン・ヘンリー・ウィリアムスがウィリアムス氏の生前からもし死亡したら、その遺体を冷凍保存し、DNAで商売をしよう、と相談をもちかけていたというもので、現在ウィリアムス氏の遺体は行方知れずとなっており、ジョン・ヘンリーが隠しているという見方が強まっているという。しかもジョン・ヘンリーが冷凍保存会社に遺体を持ち込んでいる可能性も高く、バーバラさんは「提訴して遺体を取り戻す」と語っている。ジョン・ヘンリーは先日33歳でレッドソックスとマイナー契約を行っているが、試合で守備をしている際、カメラマン席に突っ込んで骨折、現在戦列を離脱している。

野茂、7回を1失点、ガニエが32セーブ目(7/8)

●ドジャースの野茂が6日の対カージナルス戦に先発し、7回を投げて3安打、5奪三振、2四球、1失点と安定した投球を見せた。野茂は1−1の同点の場面で降板した為勝利投手の権利はなかった。試合は1点をリードされたドジャースが9回にカージナルスの守護神イズリングハウゼンから攻め挙げて同点とし、11回に2本の犠牲フライで2点を勝ち越し、4−2で勝利している。11回裏から登板したガニエは2三振を奪う力投で今季32セーブ目をマークしている。「(同点を許した)イズリングハウゼンの気持ちはよくわかる。自分もここまで、苦労したからね。でも素晴らしい球を持っているので、すぐに立ち直ると思う」と自らの投球よりも同業のイズリングハウゼンを気遣うコメントを残している。野茂は「制球がよかったし、チームが勝ってよかった」と話している。3安打のうちの1本がカージナルス先発のウィリアムスに浴びた二塁打で、これで1点を失ったものの、ここ4試合は最低でも7回を投げて防御率1.24という素晴らしい投球を続けている。野茂が登板すればチームは10連勝、後半戦初戦となる対ダイヤモンドバックス戦での先発も決まった。野茂は「まだこれから。この調子で最後まで行きたい」と話している。この試合は気温36度の猛暑の中で行われたが、野茂は「暑いですし、若い捕手だったので、テンポよく投げることを心がけました」と新人のロスを気遣いながらのマウンドだったことも明かしている。野茂は「いいリードでした」とモスに言葉をかけている。