
WEB 通信
「おやじぃ
」

7月号2002年7月3日発行 10日追記 by Alex
「おやじぃ」はオヤジとオージーの合成語です。
狭い庭の片隅の不思議な空間
小さな世界だけれども
大きな自然とともに庭の主の人生が潜む
それぞれの植物に「思い出」が映える
ユーカリはオーストラリアの大自然を
ニューサイランはニュージーランドの長閑な光景を蘇らせる
歳月と共に様々な人生の陰影を写し出す
そして植物はいつも僕の心を癒してくれる
今、庭の主は、ビバルディの「四季〜夏」の練習に必死になっている
主の奏でるメロディに、夏の庭は様々なアドバイスを語りかけてくる
植物達が織り成すハーモニーは美しく響く
ビバルディが感じた「夏」がそこにはある
澄み切った静けさ、鳥のさえずり、激しい嵐
植物達は人間以上に「ビバルディ」の世界を知っている
ビバルディの「夏」を知り尽くした美しい植物達は
ボクにその表現を教えてくれる
今月のAlex's Garden
今月も、凄い勢いで変化しています。
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レモン 今年はたくさん実がついた |
ピンクのうぜんかづら |
アーティチョーク 食べる時期を逸した |
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Dan thyrslflorum 水仙のような蘭 |
ツンベルキア |
クロタチアオイ |
Global Garden Report.
オーストラリアのwebサイトglobal-gardenに毎月、僕のレポートが連載されています。
6月号がアップされています。
Global Garden Report←クリックするとレポートへ
今月は、オージープランツにとって、厳しい梅雨時の蒸し暑さと、日本の狭い庭をレポートしました。
「昨年のAlex's Garden 7月」を斬る!!(自己反省)
昨年の7月から1年、果たして、どれだけの「進歩」し「成長」があったのでしょうか?1年前の「作品」を「自己批判」してみましょう。
昨年の7月といえば、、NHKの2本のVTR撮影も終わり、サントリーのコンテストに応募しようか迷って、しばし休憩状態でした。
↓クリックすると昨年の7月が登場
7月の庭
連載!!「男のガーデニング」のススメ・・・その7(7月3日)
花だけがガーデニングではない、植物の持つ秘められたパワーをガーデンに発揮しよう
ガーデニングと言うと、レンガ敷きのテラスや、ウッドデッキに花いっぱいで、噴水や様々な置物が飾られている光景を、思い浮かべてしまうのはAlexだけだろうか?
どうも、今時の流行のガーデニングのあり方に抵抗を感じてしまうのは、「年寄り」なったからなのだろうか?
いや、弱気になってはならぬ。
男のガーデニングは、植物をこよなく愛し、あくまで植物の持つ魅力を表現することに拘るのだ。
だから、庭の造作物や飾リ物に頼らず、植物のみで表現することに集中すると、また、新たな世界が開けてきて面白い。
カラーリーフや葉の形を活かそう
僕の好きなイギリスのガーデン・デザイナーにDavid Stevensというおじさんがいる。
僕が大好きな植物である剣葉や羊歯を上手に使っているのが、好きな要因の一つなのだけれども、良く観察すると
カラーリーフや葉の持つ魅力をよくぞ表現している。
そして全体的な雰囲気が、決して優雅というより、ビビッドな印象をかもし出している。
リビング・ガーデンが得意なようだけれど、比較的狭い庭でまとめるところが気にいっている。
使用する典型的な植物は、銅葉のコリディリネと、木性羊歯である。
剣葉と木性羊歯を配置すると不思議とエキゾチックな雰囲気が出る。
あと、日本の銅葉のモミジや斑入りのアオキなども良く使用しているようだ。
最近はすっかり、カラーリーフが流行現象になってしまったけれど、植物の様々な魅力に目を向けるのは良いことであると思う。
だいたい多くの子供は花と言えば赤白黄色そしてピンクを思い浮かべ、少し「大人」になると青い花に惹かれたりする。
しかし、青い花にも飽きると、黒い花、緑の花、銅色の花・・・更には奇怪な柄入りの花を求めたりする。
そうです・・・花がやがてカラーリーフに移って行くのです。
なんだか、この色の好みの遍歴は下着の色の好みと類似するモノがあるかもしれない・・・。
花だけが咲き乱れる庭は、華やかで美しいけれど、なんとなくペラペラして奥深さが感じられなくて見ていて恥ずかしかったりする。
カラーリーフの庭は不思議と奥深さや神秘さが感じられて、大人っぽい魅力が出てくる。
男のガーデニングでおばさま達に差を付ける秘密は、カラーリーフや斑入り葉や、変わった形の葉物を使いこなすことかも知れない。
ちょいと、カラーリーフや葉物だけで、庭のコーナーを表現してみては如何だろうか?
きっと、そこには、また新しい世界が見えてくる。
今月の弦楽アンサンブル

ああ〜、7月7日は、N先生の所のバイオリンの発表会なのです。
タイースの瞑想曲とビバルディの四季より夏を弾くのだけれど・・・、先週のリハーサルでは、ボロボロ・・・・。
いつものことなのだけれど、練習不足で上手く弾けない。
リハーサルなのにすっかり上がってしまい・・・惨めでした。人前で弾くのは本当に難しい。
ああ、どなんしよう。
カイシャのバロック・オーケストラの定期演奏会(サロンコンサート)は10月6日に横浜港の見える丘公園の「イギリス館」で開催予定。
ヤマハ目黒センターの弦楽アンサンブルはビバルディの四季より「冬」と、レスピーギの「シャコンヌ」と「パッサカリア」をやっています。
そうそう、最近、メンバーが少し退会してしまって、メンバー募集しています。
今月のレッスンは7月11日(木)と25日(木)7時より8時半まで
今月の料理
カステラです。
今月はちっと、趣向を変えて。
お菓子の世界です。
木枠から作る、男のカステラです。
カステラの作り方はこちら。
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コアラの独り言
<発表会は終わった・・・・>
2002年7月10日

狛江:エプタザールにはベーゼンドルファーがあった。
七夕の日に、バイオリンの発表会が終わった。
毎度のコトなのだけれど、人前で弾いて、満足に弾けたことがない。
ボクは小心者だから、人前であがってしまい、普段色々考えていたこと事がぶっ飛んで、弾く事だけで精一杯で表情をつけるなんて余裕はなくなってしまうのだ。
人前で演奏する度に恥をかいて、もう二度と人前で弾くのはよそうなどと思う。
若い人たちが超難曲を自信満々に弾く姿を見ると、ますます自信を無くしてしまう。
アガるのも実力の内と思うと、もういい年だし、やっぱ無理するのは止めるべきナンだろうか?
ヴァイオリンという楽器は、客席に向かって真っ正面に立って弾かなければならないこと自体プレッシャーだし、
ふと楽譜の向こう側に視線をやると、ボクの醜い姿に注目をしている観客の鋭い目線と姿が見えるのである。
ハッとして、少しでも手が震えようモノなら弓が飛び、雑音が入り、ますますパニクルのである。
一度パニクルともう最後、カラダは固まり、その音色は輪をかけて濁ってゆき、心臓はバクバクとし、脈拍の乱れはテンポの乱れと出るのである。
あとは、ひたすら無難に弾き終わることだけ考え棒弾きをするのである。
何故、コリもせず人前で弾くのだろう?
答えは明白で、目標を持つことで、それに向かって練習するからである。
ボクみたいな意志薄弱な人間は、自分を追い込まないと、いつもサボってばかりいて全然練習もしないのである。
練習ってなんだろう?
上手になるてなんだろう?
何故、自分を追い込むのだろう?
リーマンやってると、なかなか練習する時間は持てない。
一所懸命、必死になって練習すると・・・もちろんテクニック的に上手に弾けるようになるけれど
自分の感性で弾く音楽を、自分で聴き、更に良いと思う表現をする。
ひとつの楽曲に対し様々な思いを巡らせる・・・・。
だんだんと見えなかったものが見えてくる。
聴衆に訴えるなんて、おこがましいことは考えない。
結局は自分との自問の対話なのかも知れぬ。
自分の感性が今何を感じているかを答えてくれる自分がそこに居るのである。
そして、それは、やっぱ、自分に対するエールなのだと気が付くのである。
おやじぃは、また次なる目標に向かって歩き出すのである。次のコンサートは、10月6日横浜イギリス館・・・・また、新たなる自分を求めて・・・。
がんばれ!おやじぃ!
<川上源一氏を悼む・・その2>
2002年7月3日
ヤマハグループを「世界のヤマハ」に育てた元、ヤマハ社長の川上源一氏が5月25日永眠したことを先月のコアラの独り言で書いた。
あれから1月が過ぎた。その1ヶ月間に、更に川上源一さんの偉大さを立証するできごとが2つ起きた。
チャイコフスキーコンクールのピアノ部門で上原彩子さんが1位になった。これはとてつもない快挙である。
日本人では初めてであり、さらに世界中で女性で初めてなのである。オリンピックで金メダルを獲得した以上の快挙である。
かつての優勝者はクライバーン、シフ、アシュケナージ等の巨匠がいる。
ショパンコンクールと異なり、チャイコフスキーの作品だけ弾けば良いのではなく、様々な作品をこなさなければ成らず
、とくに、チャイコフスキーのピアノコンチェルトなどは、「体力」も要求され、欧米の大柄な男性が断然優位のように思える。
事実かつて女性がピアノ部門で1位になることはなかったのである。
彼女はきわめて小柄である。そんな彼女が、1位になったのは奇跡に近い神業的なものを感じる。
何故、突然、こんな話題を出したかと言うと、上原彩子さんは川上源一さんが生んだヤマハ音楽教室で3歳から学び、ヤマハマスタークラスで学んだ
、いわば川上源一さんの「偉業」のうちのひとつなのである。
たまたまの偶然なのだけれど、上原彩子さんを3歳から小学生低学年にかけて、教えてきた神戸のヤマハ音楽教室の大里先生と僕は「腐れ縁」で、家族ぐるみで20年以上も、
親しくさせていただいているのだけれど、またこの大里先生という先生が凄いパワフルで音楽的造詣はいもちろん深く、感性・人間性共に豊かな指導者なのである。
3歳の上原彩子さんに、「音楽のすばらしさや魅力」を大里先生が、川上源一さんの音楽普及の思想の元に、しっかり植え付けた成果が今回のチャイコフスキーコンクール1位の原点なのだと思う。
上原彩子さんが20歳のとき「ただのヒトでは、終わりたくない・・・」と言ったそうだ・・・、
なるほど、もはやただのヒトでは無く、かつて日本にいなかったピアノの巨匠になる可能性を秘めた彼女の今後の活躍に期待したい。
そして大里先生の良く口にする言葉に「継続は力なり」という、信念と努力を裏付ける言葉がある。
最近、中島みゆきさんのCD『地上の星』 (NHK総合テレビ「プロジェクトX・挑戦者たち」主題歌/エンディングテーマ曲) が、
オリコンチャート連続100週、100位以内という、これまた快挙を遂げた。演歌の世界ではかつてあったが、ポップスの世界では初めてである。
1975年のポプコンでグランプリを取ってデビューした彼女をこの世に送り出したのは、川上源一さんである。
1975年の世界歌謡祭で彼女がグランプリを取り、最後にもう一度、「時代」を歌うとき、彼女は、バックオーケストラの演奏を断ったというエピソードがある。
オーケストラメンバーにしてみれば、最後の晴舞台でグランプリ曲を演奏をしようとするときに、20歳の小娘に、「断られ」カンカンに怒ったというハナシである。
結局、彼女はギター一本で「時代」を歌ったのだけれど、コレを許したのは川上源一さんである。
彼女の潜在能力をこの時、既に見抜いていたのである。
川上源一さんは、天国からこの二つの「快挙」をきっと喜んでいるに違いない。
7月9日の川上源一さんの「お別れ会」では、みゆきさんが「時代」を歌うらしい。
<追記7月10日>
みゆきさんは普段コンサートでは「時代」を歌わないので、十数年ぶりに歌った「時代」は凄い迫力だったらしいよ。
チャゲ&アスカも出席したとか。
このページのBGMは「えいさん」のリアルタイムタイム録音の「タイースの瞑想曲」を使用させていただいています。