お茶・あれこれ



 1.八宝茶・・・・中国
 2.煌(ふぁん)・コカコーラ
 3.鴛鴦茶・・・・香港
 4.919茶王・・台湾
 5.暴暴茶・・・・香港
 6.荷香茯茶・・・中国
 7.羅布麻茶・・・中国
 8.孔子茶・・・・中国
 9.禅茶・・・・・台湾
10.ラペ・ソー・・緬甸
11.西蔵酥油茶・・西蔵自治区
12.泡沫紅茶・・・台湾
13.香港泡沫紅茶事情・・香港
14.苦瓜茶・・・・越南・中国
15.越南高山鳥龍茶・・・越南 
16.「清香満山月」・・・台湾
17.ロシアン キャラバン・・・英国
18.だったんそば茶・・・中国

【八宝茶・・・中国 】

八宝茶はもと回族(イスラム教徒)の茶ですが、最近は北京や上海で流行しています。簡単ですから、材料を揃えて自分で作ってしまいましょう。

(作り方)
茶葉(緑茶がよい)と氷砂糖の他は、桂円(龍眼を干したもの)棗(なつめ)、クコ、白キクラゲ、白ゴマ、陳皮、菊花、松の実など体に良いと思うものを蓋碗杯に入れて熱湯を注ぎます。氷砂糖の甘みが徐々にでてきて冷えても美味しい。なん煎でもどうぞ。ガラスのポットに入れて作ったり、ガラスのカップを蓋碗杯代わりにすると見た目も綺麗です。もうお茶が出ないと思ったら具も食べちゃってください。(注:蓋碗杯とは蓋つきの湯呑みです)

(98.6.2)

【煌(ふぁん)・・・・・コカコーラ 】

コカコーラの「煌」は福建省の「厳選茶葉鳥龍茶」で原材料は武夷岩茶、色種、水仙と書いてある。「色種」というのはブレンド茶で大陸であまり有名ではないお茶をブレンドしたものです。その中には「黄金桂」「肉桂」なども入っています。そういえば缶ジュースの自動販売機って香港にはないそうです。なぜって泥棒は釣り銭どころか自動販売機ごと持って行きかねないからです。

(98.7.16)


【鴛鴦茶(いんよんちゃ)・・・香港 】

香港の中環のLOFTに陳茶館(アラン・チャン・ティールーム)があったときはいつも「鴛鴦茶」を注文していました。この「鴛鴦茶」は珈琲と紅茶のミックスで、名前の方ももきっとおしどりのように珈琲と紅茶が仲良くしているということから付けられたのでしょう。香港では結構有名ですが、高級ホテルでは飲めません。とても庶民的な飲み物です。紅茶の珈琲割か珈琲の紅茶割か分からないけれど意外とイケます。香港フリークの人たちに聞くと自分でも作ってみたと言う人も多く、みんなも鴛鴦茶の作り方には興味があるのでしょう。なお香港では「珈琲」という漢字は王偏ではなく口偏です。

(作り方)
JOYCE流は、紅茶を濃くいれてからその中にインスタント珈琲を入れます。紅茶は癖のないものがいいでしょう。ミルクや砂糖はお好みですが私の広東語の先生(香港人)によるとミルクはコンデンスミルクのが良いのではと言っている。

(98.7.26)

【919茶王・・・台湾 】

台湾のお茶舗「天仁茗茶」の「919茶王」をいただいた話はしました。そこでもう少し詳しく。「茶王」というのは人参茶のシリーズで、噂には聞いていたが、まさかお会いするとは思ってもみませんでした。箱の説明書きには、『甘味に於いては世界一滋養豊富な調合茶です。本社が台湾南投県仁愛郷の高度1300mの高山霧社、廬山に植えた上級鳥龍茶とアメリカウィスコンシン産の人参を以って調合して精製されたものです。お茶そのもののよさはもちろんのこと、加えてあった人参の滋養分を吸収し長く生き延びることが出来ます。』と書いてあります。この「919」とは商品番号で、数が小さい方が軽めなんだそうである。番号は103、113,127・・・とあるから「919」は???おそるおそる箱の匂いを嗅ぐ。出た!「高麗人参」の匂い。「栄誉出品」なんだから自信作なんでしょう。もう決心してお湯を沸かして飲む。・・・しかし、実際に飲んでみると多少の人参の香りは全然気になりません。茶湯はアンズ色で焙煎がきいています。何ら他の鳥龍茶とは変わりません。一杯飲んだら一日寿命が延びるのかしら・・・。なんか、はまりそうなお 茶です。

(98.8.21)


【暴暴茶・・・香港 】

このお茶はジャッキー・チェンがプロデュースし、香港の映画会社ゴールデンハーベストの副社長の「チャイ・ラン(蔡瀾)」氏が考案したお茶です。ジャッキー・チェンはもちろん日本では有名ですが、チャイ・ラン氏は「料理の鉄人」で審査員をしたこともあるから顔を見ればなんだーあの人か、と思うかもしれません。チャイ・ラン氏は日本に留学経験があるので(確か日大芸術学部だったと思う)日本語が上手なのですね。でもあの顔つきは本当に食べるの大好きと言う感じに見えますよね。香港でも朝から滅茶苦茶食べる人らしいです。食に関する本も出していると思います。さてその暴暴茶なんですが、お茶が入っていた缶の説明によると、明清の文人の残した文献をもとにチャイ・ラン氏と香港でも有名なお茶舗「茗香茶荘」の陳氏が試行錯誤の末に完成させたお茶と言う事で、「茗香茶荘」は福建省の安渓に茶園を持っているので、そのお茶と雲南省のポーレイ茶をブレンドし、玖塊(ハマナス)、菊、桂花を加えたものです。その効用はお茶により脂肪を分解し、ハマナスは気分を高揚させ、菊は熱気をさまし、桂花は消化不良に良いという本当に暴飲暴食に 打ってつけのお茶という事ですね。花の香りの強さと甜茶の様な甘さがちょっと気になると言えば気になりますが・・・。暴暴クッキーもあるそうです。どうぞお試しあれ。

(98.8.25)


【荷香茯茶(かこうふうちゃ)】

このお茶は関西で見つけた缶入りのお茶です。東京では見たことがなかったので、興味を持ちました。缶の説明書きは「肉を常食とする遊牧民の愛飲茶」と書いてあります。原材料は茯茶、決明子(えびすくさの種子)、蓮の葉、大根の葉、ビタミンC。原料茶の産地が中国湖南省のお茶と書いてあるので、茯茶は湖南省のお茶なのかしら。大根の葉以外の原料は単独ではちょっと味の想像がつかない。飲んでみると健康茶といった感じではっきり言って日本人の口に合うかどうか?私は「一葉茶」を飲んだことがないのですがもしかしてそんな感じ???このお茶の売りは「蒙古国際食品工業貿易産品・博覧会金賞受賞」というお墨付きのものなので、きっとモンゴルかどこかで飲めるものとそっくりなのでしょう。それにしても今はお茶と名が付けばお茶が売れるようになった時代なのですね。うーん。

(98.9.6)


【羅布麻茶・・・中国】

このお茶は羅布麻(ラフマ)の葉のお茶で葉は高血圧の薬として中国では古くから知られています。このお茶は血行をよくして体内の余分な脂肪を燃えやすくす効果があるそうです。神泉の英記茶荘ではジャスミンなどとブレンドされた「女児香片」というものがありますが、横浜中華街ではそのままのお茶が売っています。

(98.9.16)


【孔子茶・・・・中国】 

孔子直系末裔75代当主で「孔健」という人がいます。いろいろと本を出しているのでみなさんもこの人の名前は聞いたことがあるかもしれませんね。この方が1998年で孔子誕生2550年を記念して孔家代々に伝わる秘伝茶をベースに健康茶を作ったそうです。広告を見たかぎりではわかりませんがどんな効用が有って、何時の時代のお茶をヒントにしたのか知りたいですね。お値段は2万円!でした。

(98.10.28)


【禅茶・・・・台湾】

禅茶とは茶本来の味を表現すべく宋時代の文献から製茶を試みたお茶だそうです。農家は農薬を押さえながらの栽培が大変でとても手間がかかる物だそうです。茶葉の縁がわずかながら発酵させてあります。茶の分類上は高山茶になるそうです。喉ごしはとても良いのですがかなり強いお茶。7煎位出ますが、その前にお茶酔いしそう。

(99.1.23)


【ラペ・ソー・・・・緬甸(ミャンマー)】

これはニフティーのお茶会でいただいたものです。ラペ・ソーとは食べるお茶で、ミャンマーの北部で収穫されるお茶を天日で乾燥させその後壷に入れて発行させたものだそうです。以前雲南省西双版納でもタイ族がお茶を食べていたと言う話がありますが、現在でもミャンマーでは食材の一部になっているそうです。

(99.2.15)


【西蔵酥油茶(バター茶)・・・・・西蔵自治区(チベット自治区)】

ミルクティーと言った方がイメージ的にはわかりやすい。ラペ・ソーと同じようにニフティーのお茶会でいただいた。いただいた資料によると中国四川省で作られる金尖、雲南省のプーアール茶等の緊圧茶を煮出しして、岩塩、重曹、そしてヤクの乳で作られたバター、「ギー」を加えて円筒形の打茶筒(チャ・トゥンマ)にいれ攪拌したものの書いてあります。味は本場のものとはかなり違うでしょうが、雰囲気だけでも味わえましたね。
(99.2.15)



今回この緊圧茶を使っているそうだ。緑茶みたい。


【泡沫紅茶(ぱおもうほんちゃ)・・・台湾】

英語に訳すとバブル・ティー。台湾では大流行しているのでどこでも飲める。泡沫紅茶の発祥地は台南で以前日本人が経営するバーでシェイカーを振っていた張さんが考案したものでシェイカーを使ってシロップ入りの紅茶を作り、熱い台南の地でリヤカーで売りに出したのが始まりだという。最初はふわふわの泡だけだったのがブラックタピオカが入ったり果汁が入ったりといろいろなバリエーションがでてきた。泡沫紅茶でもタピオカの入ったミルクティーは珍珠[女乃]茶(チンジューナイチャ)と呼ばれています。この珍珠というのはタピオカが真珠(珍珠)にている事から来た名前でしょう。「女乃]茶はミルクティーの意味。台湾でよく使われているブラックタピオカは直経1p以上もあるので、ストローもそれ以上に太いものを使います。タピオカがストローをどんどん登っているのを見るのも楽しい。

(作り方)
好みの紅茶をちょっと濃く作る。シェイカーの半分位まで氷をいれ、更にさました紅茶をシェイカーの8分目位までいれ、ココナッツミルクやその他お好みでタピオカや果汁をいれる。シェイカーで泡立つ位、カシャカシャする。

(99.2.13)




JOYCE作
(かなり適当、泡無し)

<珍珠の戻し方>

1、珍珠の量の8倍の水を沸かす。
2、沸騰した湯に珍珠を入れる。
3、珍珠が浮いたら10分茹で続ける。
4、火を止めて、蓋をして1時間蒸らす。
5、茹であがった珍珠を水を入れたボールに浸して保存

(注)冷蔵庫に入れると珍珠がカラカラになるので常温で保存する。

(2000.5.3)

【香港泡沫紅茶事情・・・ now in 香港】
           (Text by Jijie  香港在住)

最近香港では台湾式の喫茶店が流行っています。チェーン店は「茶仙坊」「仙跡岩」「仙踪林」というのがあり、香港内を3分しています。(なぜかどれも「仙」の字がきます。)メニューは大体大きく分けて、珍珠系列、女乃茶系列(女乃は一文字で、ミルクの意味です)、紅茶系列、緑茶系列に別れます。「仙跡岩」でもらってきたメニューをみつつ、主なメニューを珍珠系列を例にとってみますと、珍珠女乃茶、茉香珍珠(珍珠入りグリーンミルクティー)、珍珠紅茶、珍珠緑茶、杏仁珍珠、鴛鴦珍珠、香芋珍珠(珍珠入りタロイモミルクティー)などがあります。その他の系列も似たようなものです。なかにはマンゴ緑茶なども、ちょっと味が想像できないものまでそろってます。まだ恐くて試してません。数あるメニューの中で人気なのが泡沫紅茶と珍珠女乃茶です。泡沫紅茶は、ミルクティーでもいいのですが、紅茶を氷いっしょにカクテルを作るシェーカーにぶち込んでカシャカシャとやります。それをグラスに開けるときめの細かい泡(ビールの泡ような)が上に溜まった紅茶が出来上がります。味は特に普通の紅茶とかわりません。珍珠女乃茶は、ダークタピオカ(ブラックタピオカ?)の実 が入ったミルクティーです。これも基本的にシェイクします。ストローは珍珠の実をそのまま吸い込めるよう、1センチくらいの太さです。どこで飲んでも味は大差ありませんが、どんなお茶使ってるかまではちょっと難しいですが、緑茶も日本のとは違います。龍井茶とかと同じようなもののようです。タロイモはいまだ体験した事がありませんが、タロイモアイスは広州に住んでた頃良く食べたので、大体の味は想像できます。けっこういけるんじゃないかと想像してますので今度試してみます。 
(98.9.15)
(JOYCE CHINA TEA CLUB vol.16より)


【苦瓜茶・・・越南(ベトナム)・中国】

中国に滞在にしていた人から苦瓜茶を頂いたが、苦瓜をそのまま乾燥させたようでハーブティーのような感じである。効能は解熱、解毒、整胃など。一度おためしあれ。



【越南高山鳥龍茶・・・越南】

ベトナムでも台湾の翠玉や四季春や金萓種などの高山茶が移植されて栽培されているそうです。現在米国やフランスに輸出され、そして台湾にも逆輸入されているそうです。このお茶は台湾の本家と比べると味はまろやかで、価格の方もかなり安いということです。(台湾で安い高山茶を見つけたら要注意!いや要注目?。)
(00.11.20)


【「清香満山月」・・・台湾】

台湾でお茶をイメージした音楽のCDが売られています。試しに「鳥龍八仙」「清香満山月」を買いました。まず、お茶の題名をチェックしてみますと「鳥龍八仙」は中国茶の基本と言うべきお茶がずらりです。「清香満山月」の中では龍井と碧螺春、台湾の凍頂、びん南功夫茶は「安渓鉄観音」は外せないでしょう。自分の好きなお茶を追求するほかに、是非みなさんもこれらのお茶を一度飲んでみてください。なお「白毫鳥龍」は香檳鳥龍茶のことで、また「東方美人」ともいいます。音楽の方はみなさんがお茶をイメージしながら感じ取ってください。(00.11.20)

「清香満山月」 

1,従来佳茗似佳人〜西湖龍井
2,清香満山月〜広東鳳凰水仙
3,香泉ー合乳〜蒙古女乃茶
4,寒夜客来當酒〜西蔵酥油茶
5,芳氣満閑軒〜洞庭碧螺春
6,疏香皓歯有餘味〜台湾凍頂
7,茶煙軽揚落花風〜福建春茶
8,臨風一※心自知〜びん南功夫茶
「鳥茶八仙」

1,鉄観音
2,鳳凰単叢
3,水金亀
4,白毫鳥龍
5,永春仏手
6,大紅袍
7,鉄羅漢
8,白鶏冠


「清香満山月」1993 Wind Records Co ltd
「鳥茶八仙」 1994 Wind Records Co ltd

【ロシアン キャラバン・・・英国】

ロンドンの「フォートナム&メイソン」から出ている「ロシアン キャラバン」と言うお茶は、「中国茶図鑑」の著者工藤佳治さんのお勧めのお茶と聞いたので、早速ロンドン在中の友人に送って貰いました。中国茶のヨーロッパへの伝達経路はいくつかって、陸路としてはシルクロードを渡って行くものが有名ですがロシア経由のものも有り、この「ロシアン キャラバン」はロシア経由のものではないかと言われています。このお茶は中国紅茶のブレンドティーですが、葉は黒い小葉種で工夫紅茶同士のブレンドだと思われます。「キーマン」も入っているかもしれませんね。私はこの中国の工夫紅茶がとても好きなのですが、ミルクティーで飲むと本当においしいです。
(01.1.3)


【だったんそば茶・・・中国】

中国雲南省・四川省・チベット・モンゴル・ネパールの高度2000メートル以上の山岳地帯で多く栽培されているダッタンソバ。ダッタン蕎麦茶は普通の蕎麦茶に比べ、ルチンが100倍ほど豊富に含まれています。高血圧、糖尿病、肥満、シミそばかす」に効果がある。

(03.6.21)

 

Copyright(C)1998-2003 JOYCE

TOPに戻る