TV出演の裏話

テレビ朝日系:ワイドスクランブル「妻ブチギレ、迷惑夫特集」
2000年8月30日 出演レポート(^_^;;

 
「あなた、テレビ朝日から電話がかかってきたよ、午後10時頃、また電話してくるって…」
お盆明けの頃、会社からの帰宅直後に
“夫がマニアックで妻が困っている”というテレビのワイドショーへの出演依頼の話を聞いた…
 
◆なぜ、突然、テレビに出ることになったのか?

 実は、3年前、無謀にも、テレビ東京系のテレビチャンピォンの「第5回ラーメン王選手権」に
出演したいと思い、制作会社に応募書類を送ったことがある(^_^;;
実力から考えて、無謀には違いなかったのだが、学生時代に地方局のクイズ番組に出演したことのある私には、
大好きな「ラーメン」と「クイズ」がミックスしたような、この番組にはダブルの魅力を感じていたのだ。
結局、補欠にはなったらしいが、当然のように書類審査だけで落選してしまった。
 しかし、この時、テレビ出演希望の人材をリクルートする会社のデータベースには、しっかり情報が登録されていたらしい…
「家族がいるのに毎週のように自宅でラーメンを作る」というデータに、
今回のテレビ朝日のスタッフの皆さんは、結構、面白みを感じてくれたらしいのである。
その後は、とんとん拍子に(?)、正式なテレビ出演が決まった次第である。
 
◆放映内容はスタートからヤラセの連続(^_^;;

 まず、レポータがいきなり、「うちの夫がラーメンに、はまっていて困っている」という妻(=我家の嫁さん)から
ハガキが届いたという設定から番組が始まる。

 このスタートからしてヤラセ(^_^;;で、考えてみれば、夫の趣味に付き合わされて迷惑だと主張している
妻が
自分の首をしめるようにテレビ出演を促すハガキを送るのは実に不自然なのだが、
TVで見てみると、自然な流れに見える。さすがにワイドショーである。

◆冷蔵庫にラーメン用の食材が溢れている!!

 その後、レポータが実際に我家に来て、冷蔵庫などキッチンの査察を始める。
冷凍庫を開けると、そこには、麺、ガラ、元ダレ、焼豚用のバラ肉ブロックがところ狭しと氾濫している。
これは、あながちウソとも言えない(^_^;;のだが、やはりテレビ用の演出は施されている。
 よ〜く見ているとわかるのだが、番組の中で実際にレポータにラーメンを出すシーンがあり、
そのため、当然、仕込みのために冷凍庫の食材の多くは寸胴の中に移動しているわけなのである。
…ということは、冷凍庫がパンパンの状態なんてのは、あり得ないのである。それを察知していたのかどうか、
プロデューサは、撮影用にダンボール1箱分の麺やスープを持参してきたのである(^_^;;
さすがのリスク管理。プロの演出は徹底していると感服した次第m(__)m

◆そこに夫がタイミングよく帰ってくる…

 この日もラーメンの食材の買出しのために、外出していた夫(=私)が、いよいよ帰宅して、レポータと対面するという設定。
ついに手に入れたという羅臼昆布の切り落としと韓国産の岩ノリを嬉しそうに見せる。
 実は、羅臼昆布の切り落としを買い始めたのは、4〜5ヵ月も前からのことで、
「掲示板:ラーメン自作マニア集まれ!」の熱心な読者の方なら、
「ついに手に入れたんですよ」という私のセリフが演出だと気がつくこともあろうかと思うが、
まぁ、この演出を申し出たのは私の方だし、これがヤラセだと気づく一般の視聴者の方は少ないでしょう(^_^;;

◆「はやく食べてください」は佐野さんを意識したセリフ(^_^;;

 そして、いよいよレポータにラーメンを食べていただくシーン。
食材にこだわったラーメンの方が絵になると思い、ラーメンは、本枯れ鰹節、椎茸(冬こ)、羅臼昆布などをブレンドした
アッサリタイプの醤油味。買ってきたばかりのはずの羅臼昆布の切り落としが、出されたラーメンに投入されているのは
不自然なのだが、そんなことを気にする一般の視聴者の方はいないような気もするので問題ないでしょう(^_^;;
 
なお、レポータが解説しながら食べている場面で、「はやく食べてください」という私のセリフは、
その場の雰囲気を考えて、佐野さん(支那そばやの佐野さんですよ)っぽい演出がうけるだろうと思って、
つい口に出してしまったアドリブ。でも、本音の部分もあったから、あながち演出とは言えないのかも(^^)

◆夫婦の会話シーンは、結構、マジなバトル!!

 その後、夫婦で会話するシーンをCCDカメラで撮影。ネタは因縁の「シャトルシェフの購入」について!!
これは、「掲示板:ラーメン自作マニア集まれ!」の熱心な読者の方なら、ご存知のネタかもしれないが、
「買いたい」と強く主張する私と、「置く場所がない」と反論する嫁さんとの普段からの会話そのままであった。
家庭内の問題をテレビでマジで公開してしまったのは恥ではあるが、ちょうどテレビ出演料もいくらかは出ることだし、
その金でシャトルシェフを買っても文句ないだろう、という計算もあったのだが…誤算であった!!
相変わらず、我家ではシャトルシェフ購入論争が続いているのである(注)2000年秋には結局購入(^^)V
 ところで、誤解のないように書いておくが、この会話シーンで、妻が最後に言った、
「私たち、もう終わりだよね」は、妻からのヤラセのセリフである。決してマジで受け止めていただきたくないので、
あらためて、この場で主張しておきたい!
  私:「ねっ、あのセリフ、演出用だったんだよね」
  妻:「さぁ、どうでしょうね」
えっ、これじゃシャレにならないぞぉ、どうしよう…


◆出演してみての感想

 ヤラセが多いとか書いてはいますが、スタッフの皆さんが真剣に演出を考えたりしながら、
一生懸命、番組を作っている姿勢には、むしろ感動した部分の方が大きかったです
視聴者としては気軽に見ることのできるバラエティ番組でも、水面下での努力は大きいものがあると実感できました
 また、私どものような普通のサラリーマン(と妻)にも丁寧に接していただいた、スタッフの皆さま、
本当にどうもありがとうございました。

 やはり、テレビを見ることはあっても、出ることは滅多にないわけで、貴重な経験にはなりました。
ちなみに、私はいろいろ勉強にもなるので、機会があれば、また出てみたいと思っているのですが、
妻は「ラーメンのテレビなんて、もう結構です」とのこと…

 迷惑夫(私)と、その妻との「ラーメンを巡る攻防」は、テレビ出演を経ても、まだまだ続いているのであります… 


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