ヤンチャ坊主


年中組の慶悟君家族が立ち寄った。
兄の巧ちゃんは習字へ、親は買い物 、慶悟君は持参のビデオを見て、二人で留守番をする事になった。

ビデオが慶悟君家のと、違うのに気が付いたが後の祭り。機会音痴の二人がシックハックするも、どうにも、こうにも、ならない。

仕方なく公園へ。女の子しか育てた事がないせいか、目まぐるしく、動き回る慶悟君に目を白黒。帰り道、危ないからと手を差し出すも構わずに先に走る。

けど庭先からの犬の遠吠えに、慌てて引き返して手をつなぐ。「犬が怖いか」と少々からかい気味に聞くと「イヤ」と首を左右に振る。この先にも居る?ウン小さいのが居るよ、でも声は「デカイぞ」。

玄関に入るまで、しっかりつないだ手を離さなかった。

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