1.準備

友人のパソコンが不調のようなので取り次ぎを頼むとスペイン在住の次女より、Eメ−ルが入った。

女房はこのときと、ばかりにその友人にスペインに行くときは、ぜひご一緒にと懇願する。この様子を側で聞いてポツリと一言。

「俺も行ってみるか」

これを機に初の海外旅行の準備が始まった。始まったが、それも皆女房の独壇場。パスポ−トの収得、格安の航空券の購入、みやげものの手配、治安対策、果ては飛行機の乗り方まで、この手際の良さは魔法のようだ。いつ、どこで、どのようにして、こんな物知りになったのか驚いたり感心したりする内にスケジュ−ル表が出来上がってしまった。    

【往路】  
福岡空港発  28日7時45分   
関西空港着      8時45分    
関西空港発     10時30分   
アムステムダル着 15時10分(日本時間 22時10分)
アムステムダル発 16時25分   
マドリ−ド着     19時00分      

【復路】      
マドリ−ド発     9日10時25分   
アムステムダル着    12時55分  
アムステムダル発    14時25分   
関西空港着     10日8時40分  
関西空港発        13時10分   
福岡空港着     14時15分



【飛行機の乗り方】次女から両親へのメール

1.旅行社で買ったチケットを、空港の旅行社カウンターで 航空券に換える。(旅行社で、このへんは確認して ください。)


2.その航空券とパスポート、手荷物、スーツケースを持って、 まず荷物の検査を受けて、荷物を受け取り、航空会社(KLM) のカウンターに行き、手続きをする。 そのとき、スーツケースを機内預けにし、半券を航空券に貼って もらう。トイレに行ったりしやすいので、「通路側」を指定して ください。できれば、二人掛けの席が気を使わなくていいと 思います。出国カードが置いてあれば、ここで記入してください。


3.手荷物と航空券だけを持って、出国ゲートに向かい、まず危険物検査(ゲートをくぐる。 小銭はひっかかるので注意。)を受け、出国手続き。出国カードを 書いていなければ、いろんな柱のところにあるので、それに必要事項を 記入し、パスポート、航空券、カードを揃えて、係員に渡します。 一人ずつだけど、周りの様子を見ていれば、やり方はわかります。

出国手続きが終わったら、搭乗口に向かいます。免税店などもあるので 時間があれば、見てもいいよ。それから、航空券に書いてある搭乗口 の番号に進みます。搭乗口に来たら、モニターがあるので、そこで 行き先や出発時間などを確認してください。周りの人に行き先なんかを 聞いて、マドリッド行きの人が居たら、乗り換えのときに一緒にいて くれないかと頼むのも良いでしょう。でも、ま、二人でも何とかなるので あせらないようにしてください。


4.飛行機の準備ができたら、カウンターに係の人がくるので いよいよ飛行機に乗り込みます。航空券を渡すと、半券を返して くれます。それに座席が書いてあるので、スチュワーデスに見せて 席を聞いて下さい。半券は念のため、なくさないようにして下さい。


5.飛行機の中で使わない手荷物は、席の上の荷物入れに入れます。 本とか、カーディガンとかは出しておく方が良いかも。


6.飛行機の中では、飲み物や食べ物のサービスがあります。 のどが乾いたり、体調が悪くなったときは、すぐスチュワーデスに 言って下さい。寒ければ、もう一枚毛布をくれるし、空いている席に 案内してくれることもあります。 お酒も無料だけど、飛行機の中は気圧の関係で酔いやすいので 気をつけて下さい。(日本酒や焼酎はありません。ビールか ウィスキー、ワイン、ブランデーくらいです。)

離着陸のときは 必ずシートベルトをしめ、テーブルをあげ、シートを元の位置に 戻します。食事のときも、あんまり倒すと後ろの人の迷惑になる ので気をつけてね。他の時は、様子を見ながら、シートを倒しても 大丈夫。トイレ以外も、ときどき立って体を動かすと、腰も痛く ならないと思います。映画は2本やります。イヤホンで音を聞く のだけど、音量とチャンネルをあわすボタンがあるので、調整 してください。


7.アムステルダムに着いたら、乗り換えをします。 航空券に、搭乗口が書いてあるので、その方向に向かいますが、 まずは、近くにあるモニターを見て、飛行機の番号と時刻から 搭乗口を確認してください。搭乗口が変更になっているときが あります。日本人の空港係員がいれば、その人に質問してください。 外国人でも、空港の係員ならば、航空券を見せれば、乗り換え先を 教えてくれるはずです。落ち着いて、落ち着いて。


8.アムステルダムでは、パスポートチェックがあります。 EU人以外となっているカウンター(東洋人が並んでいるはず)に 一人ずつパスポートを見せれば、何か質問されるかもしれないけど おそらくすんなり通れます。ここで、質問されるようなことは 会話集として書いて送るので、何か言われたら、それを見せれば 大丈夫。


9.関空と同じように、航空券に書いてある搭乗口に向かいます。 空港でもスリなどがいるので、手荷物には十分注意 してください。うろうろせずに、搭乗口が見つかったら、イスに 座って、静かに待っていて下さい。いろいろ航空券があるから、 マドリッド行きの搭乗券とパスポートをすぐ取り出せるように しておいてね。


10.時間が来たら、係員が案内してくれます。急に長い列が できるので、後ろに並んで順番を待ちましょう。係員にマドリッド行きの 搭乗券を見せて、半券をもらい、スチュワーデスに半券を見せて、席を 指示してもらってください。


11.アムステルダムからマドリッドまでは、2時間か3時間で 到着しますが、ここでも機内食がでます。無理して食べなくてもいいよ。 ここから日本人スチュワーデスがいなくなります。おそらく、お客も 欧米人ばかりになります。


12.マドリッド(バラハス空港)に着いたら、Salida(出口)の方に 向かってください。荷物を受け取るところに出てくるので、自分たちが 乗ってきた飛行機の番号がモニターに出ているレーンのところで荷物を 待って下さい。お父さんか、お母さん、どちらかすぐ、出口の方に来てね。 自動ドアからは出ないで、わたしたちに合図してね。出ちゃうと、中に 入れません。バラハス空港は、出口のところからすぐに迎えの人が見えます。 なるべく真ん前にいるようにします。荷物をうけとったら、そのまま 出てきて大丈夫です。

もしも、荷物が出てこなかったら、ロストバゲージ の手続きをしなくちゃいけないけど、これも、後日会話集に入れて おくので、安心してください。 思い出しながら書いたので、多少違うところがあるかもしれないけど そのへんは臨機応変に、二人で協力して乗り切ってね。(笑)

航空券には、行きのアムステルダムまでのチケットと、アムステルダム からマドリッドまでの2種類があります。パスポートと航空券は、すぐ 取り出せるようにしておいてください。小さいポーチか何か持ってくる か、上着のポケットになくさないように入れて置いて下さい。帰りの 航空券は、マドリッドで手続きしてから貰います。

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