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[ちくゆうあんたろうのあつもり] (新橋) |
本店は京都御所の近くにある店らしい。長い名前の最後の「敦盛」は、この店の名物の「熱盛り」にかけたもの。「熱盛」というのは、茹で上げて一度水でしめたものを熱湯にくぐらせ、暖めたつゆで食べるのが一般的。一般的とは言え、近頃はメニューには乗っておらず冬の時期に蕎麦通が頼む裏メニューとなっている。この店では茹でた蕎麦を、蒸篭(せいろ)に載せて蒸すという形をとっているらしい。蕎麦屋で「もり」を供するときに使われる蒸篭は、蕎麦黎明期に蒸した蕎麦が主だった頃の名残であるが、この店では蒸篭を本来の使い方なわけですな。