私のダイエット法

1.はじめに

 学生時代から30歳まではどちらかと言うとやせ気味の体型で、身長177cm、体重65kgとほぼ一定でした。
それが31歳直前には70kgに到達、あとはズルズル増加の一途、40歳には80kgの大台に達しました。
「自分はいくら食べても太らない体質だ」などと過信して、暴飲暴食と不摂生を重ねたツケが回って来たのです。

 それでも18年前、そうです阪神タイガースが優勝した年に一度ダイエットに挑戦、3ヶ月間で78kg−70kgへ
8kgの減量に成功したものの、3ヶ月後にはキッチリ元へ戻ってしまったのです。
その時のダイエット法は今思えば恥ずかしい限りですが悪い例として、自省の念を込めて敢えて披露いたします。

 朝食も他の人と同じ量しか摂ってないし、昼食も会社の同僚と一緒に外食で同じような物しか食べていないのに、
私だけなぜ太っているのだろうか?と自己分析した結果、
 当時、千里中央(大阪・豊中市)〜三宮(神戸市)まで約1.5時間かけて通勤していたため、帰宅は早くとも21時頃
になり、夕食は空腹でガツガツと大量に食べ過ぎていることが他の人と違う。

ここを直したら良いのではと、健康の事などおかまいなしに自己流で始めた滅茶苦茶なダイエット法をやったのです。   それは

(1)「アルコールを飲む時、私はあまり食べない」ので、全体的な食事量を減らす目的で食事の前に必ずアルコ
   ールを飲み、ある程度満腹感を得てから食事をするようにした。
  『アルコールだけでは太らない』と何かで読んだことがあったのです。
  その時は、主にウイスキーや焼酎のような蒸留酒を飲み、日本酒やビールは太ると聞いていたのでやめました。 

(2)昼食も蕎麦やうどんのようなものにして、油濃いものは出来るだけ食べないように心がけた。
  

 その結果、3ヶ月後には8kgの減量が出来たのです。
会社の同僚や飲み屋の方たちと『3ヶ月間で70kgへ減量出来るか否か』で賭けていたので、4万円ほど儲かり、
そのお金でウエストが細くなり合わなくなったスーツを新調させて貰いました。
 でも、3ヶ月後には、哀しいかなまた元へ・・・。

その後わかったことですが、『短期間で急激なダイエットがリバウンドしやすい』のは、
 基礎代謝を上げたり食欲を抑える働きをするレプチン(脳内やせ薬とも言われている)が、短期間で急激に
痩せることによって、その量が極端に減るため食欲が抑えられなくなり、リバウンドの原因となるという事です。
極端な食事制限は逆効果なのです。
 1ヶ月で5kg、3ヶ月で8kg等の急激なダイエットは殆どの方が失敗し、リバウンドしているのがその証拠です。
ダイエットが失敗する2大原因は(1)リバウンドと(2)長続きしない ことだと言われています。
 急激なダイエットはダメです。せめて1ヶ月に1kg程度のゆっくりと長続きする方法でないと成功しないのです。

 その後、1987年4月福岡へ転勤、全国的に有名な夜の街「中洲」で週3日は夜勤(?)に励んだため、体重は
常に80kg以上、最高は83kgでした。
 年一度の人間ドックでは、医師から『肥満!標準体重68kgに減量するように!!』と毎回注意され、
『わかっているのに!』と引っ込まないお腹を撫で撫で『さて、どうしたらいいものやら?』と暗中模索の日々。
 TVや本も盛んにダイエット法を紹介していましたが、『摂取するカロリーより、消費するカロリーを多くせよ!』
などとわかりきったことしか言わないし・・・。

 減量のため中洲での夜勤も止めてウォーキングに精を出す事にし、正に朝飯前、毎日約1時間半かけて1万歩
以上を3年間も続けたのに、何故か体重は80kgを切ることはなかったのです。
 私の場合、運動だけのダイエットは効果が出ませんでした。

 運動だけで減量しようとすると、相当の運動量が必要なことも後でわかりました。
例えば運動だけで体重を1kg減らすには、フルマラソンを3回も走らなければならないそうです。
 運動が基礎代謝を上げ、太りにくい体質に改善する効果はあると言われていますが、運動と併せて食事の量
を減らさないとダイエットには効果がないのです。
 勿論、ウォーキングが「健康維持に最も効果のある方法」である事を否定するものではありません。

 従って、ダイエットには第一に食事の量を減らす必要があります。
ところが、この食事の量を減らすことがなかなか難しくて長続きしなかったのでした。

2. 実践し、減量に成功したダイエット法

 2000年8月21日、AM4:05〜 NHK ラジオ放送『心の時代』を聴き、ヒントを得たのです!!
それは『もうひとつの健康法 身体の不思議』と題するもので、大阪府八尾市で開業されている甲田光雄医師
(T.12年生まれ)による『断食による健康法』でした。
 
 甲田医師は、断食、少食を中心に自然治癒力の活性化を東洋医学で実践し、その裏づけの研究を西洋医学で
行い、その治療方法は、注射や薬を使わないというものです。
 ご自身、中学や大阪大学医学部時代に肝臓病をはじめ数種類の大病を患い医師からも見放されたため、
『どうせ治らないのなら・・・』と、医師が『断食をやったら死ぬから止めなさい!』と止めるのを振り切って奈良県
・生駒で断食を始め、断食健康法と玄米・生野菜食療法により、健康を取り戻された方でもあり、その経験を生
かして、現在アトピーや膠原病をはじめとする難病患者の治療に成功されておる方です。

  ポイントは次のようなものです。

●少食=正食=健康食。 断食は体内から老廃物を出すのに都合が良いので健康法に使った方が良い。

●朝食なし+半日断食1回/週 をやると病気が治ってくる。
 

甲田医師の、自信に満ちたお話にパッとひらめきを感じました。
『これだ!朝食は抜いてもいいんだ!!』
今まで誰もが言っている『食事は朝・昼・晩きちんと3食摂らないとダメ!』『朝食抜きは身体に悪い!』という
通説を甲田医師は真っ向から否定しているではないか!!
 そして50年以上の間、西洋医学で治らなかった何万人もの患者を治しているではないか!!
そこには、実績に裏打ちされた説得力があったのです。

 このお話からヒントを得て『私が実践したダイエット法』は

(1) 朝食は、牛乳コップ1杯と野菜ジュース(市販で8種類の野菜と3種類の果実入り、砂糖・塩分なし)を
   コップ1杯のみにした。

 
 (断食は、指導者なしでやるのは危険だというので)


(2) 昼食と夕食のご飯は1杯だけにする。
  
(ご飯を1杯にすると、おかずの摂取量も自然と減る。そのうち胃が小さくなりそれ以上食べられなくなった)

(3) 間食はしない。(今までもしていませんでしたが)

(4) 毎朝、体重を計測し記録する。
(減量を絶えず意識し、減りだすと喜び・快感となる)

(5) 急激で無理な減量はしない。必ず反動が来る!!
(急がばまわれ・・)  

 早速これらを2000年9月から実践しました。
なかなかすぐには効果が出ませんでしたが、6ヶ月目には念願の80kgを切ったのです。
月別体重推移表」をご覧頂ければおわかりのように、その後75kgまで落とすのに約1年を要し、75kg以下に
なった2003年3月からは毎月ドンドン減って行き、2002年12月には私の標準体重68kgを下回る67kgになりました。

結局、減量作戦実施前83kgだった体重が2年3ヶ月で15kg減ったのです。
今では饅頭やおはぎ等甘いものも結構食べていますが、66〜67kgの範囲内でほぼ一定しています。

 急激に、無理して減量したのではありませんので、リバウンドはしていません。
決して難しいダイエット法でもありませんし、「ゆっくり 確実に 無理なく 痩せられる減量法」です。
  『継続は力なり!』急な成果を求めず、長期的に2年間位かけても良いと思われる方には最適な方法です。
 
 是非お試しあれ!!!

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