アサヒビール
 
 
 
 
 
○スーパードライ
 
 Asahi SUPER“DRY”。アサヒの代表的な生ビール。舌や喉に対する刺激は充分にあり、辛口でビールの持つ甘味を押さえたキレのある仕上がりになっている。刺激が強い分、後味にも気になる点は発見できない。キャッチコピーには「さらりとした飲み口、アルコール度ちょっと高め。キレ味がさえる、いわば辛口ビールです。」とある。ラベルの上にも“KARAKUCHI”と書かれている。一時期、ドライ戦争というのがあって、各社でドライビールを売り出していたが、今でもドライビールを売っているのはアサヒだけである。余談であるが、ドライ戦争以降、各社が独自の路線を編み出そうとし、サントリーは麦芽100%の「モルツ」を、サッポロはビア・ホールの生ビールのテイク・アウト化の「黒ラベル」を、キリンも試行錯誤の結果、「一番搾り」をリリースした。
 1998年4月、リターナル瓶発売。334ml瓶。原材料/麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。アルコール分約5%。
 
 
○Z
 
 味もデザインもリニューアルされた新しいZは、ビール特有の甘みが抑えられた仕上がりになっている。その飲み口は国産ビールの特徴である辛みが比較的強く出ていて、コクがある味わい深いものである。炭酸の刺激も充分にあり、後味にも辛みが充分に残り喉越しも良く、アサヒの代表的なビールの一つと云って良い。
 原材料/麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。アルコール分約4.5%。
 
 更に新しくなった3代目のZは、その特徴である辛みが更に増したような気がする。喉や舌に対する刺激も十分にあり、口の中に広がる辛みが印象的なビールである。
 原材料/麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。アルコール分約5%。
 
 
○ダブル酵母
 
 二つの酵母を使って造られたビール。確かに刺激が小気味良い。コクもあり飲み口は美味いが、若干の渋味が残る。キャッチ・コピーには「2種類の酵母で造った贅沢なビール。一味違う新しい爽快なうまさをお楽しみ下さい。」とある。
 原材料/麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。アルコール分約5.5%。
 
 
○ピュアゴールド
 
 Pure GOLD。「うま口・生ビール」と銘打ってあるように、ビールの雑味が感じられない、洗練された味を目指して作られている。しかしその分口当たりが良過ぎてビールの持つ良い意味での粗雑さが欠けてしまっている。そういった意味では面白味が半減しているとも云えなくない。優等生的なスタンスで開発されたビールと云うことができる。
 アルコール分約5%。
 
 
○スーパープレミアム
 
 SUPER PREMIUM特撰素材。麦芽と水に拘わった特撰素材で作られた、サッポロのヱビスビールと同じクラスのリッチタイプのビール。舌に対する刺激も十分でそれなりのコクもある。舌に残るビール特有の苦味も少なく、上品な味わいに仕上がっている。水にも拘っていて、「【朝霧の天然水使用】富士山麓の朝霧高原、地下120mから湧き出る天然水で醸造。永い年月をかけて、大自然の地層でろ過され磨き抜かれた恵みの水をそのまま使っております。」とのこと。キャッチ・コピーは「ヨーロッパ産特撰麦酒、チェコ産ファインアロマホップ等、素材にこだわった贅沢な造りのビールです。」とある。
 原材料/麦芽、ホップ、米、スターチ。アルコール分約5.5%。
 
 
○食彩麦酒・しっかりタイプ
 
 国産ビール特有の辛みをいちばん強く感じられるのが、この食彩麦酒■しっかりタイプ■である。辛みを心ゆくまで味わうことの出来る、味わい深いビールである。サブ・コピーにも「喉ごしスッキリ、味わいしっかりの生ビール」と書かれている。今までのビールはあくまでもビールが中心として開発されてきたと思うが、このビールは食事とともに飲むことを前提として、食事をサポートする“サブ”の立場に立っているところが新しい。キャッチ・コピーには「食卓を鮮やかに彩る生ビール、料理のおいしさ楽しさをいっそう引き立てます。」とある。
 原材料/麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。アルコール分約5%。
 
 
○食彩麦酒・まろやかタイプ
 
 舌に対する刺激は十分過ぎる程あって、炭酸の刺激の強いビールというのが、この食彩麦酒■まろやかタイプ■の最初一口目を飲んだときの率直な感想である。「口あたりのやさしい小麦色の生ビール」とあるが、確かにコクはあまりないが、口当たりが優しいかどうかは疑問である。コクがない分、脂っこい料理にはあうかも知れない。この食彩麦酒は料理に合わせてしっかりタイプとまろやかタイプの2種類の中から選べるようになっている。キャッチ・コピーは「食卓を鮮やかに彩る生ビール、料理のおいしさ楽しさをいっそう引き立てます。」とある。
 原材料/麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。アルコール分約5%。
 
 
○ファーストレディ
 
 良く云えば口当たりの良い、悪く云えば水っぽい飲み口が気になる、1996年10月発売の米国ミラー社との共同開発によるビールである。外国ビール特有の麦芽と副原料の糖類、それに香料によるものと思われる微かなフレーバーが特徴的。コクは殆ど感じられず、国産ビールに特徴的な辛みも全くない。キャッチ・コピーには「アサヒファーストレディは米国ミラー社との共同開発により実現した爽やかな香りと、軽快な味感が特徴の生ビールです。」とある。新しいコピーでは、「ファーストレディは『軽快なおいしさ』が特徴の生ビールです。」となっている。また「数種類のホップの使用により、苦みの少ない新テイストを実現。(当社従来品に比べ苦味価約20%減)エネルギーは100mlあたり約33kcalです。」とも書かれていて、以下の通りのデータが書かれている。
   エネルギー  33kcal
   たんぱく質  0.3g
   脂質   0g
   糖質     2g
   ナトリウム  3mg
 原産国名/アメリカ。原材料/麦芽、ホップ、糖類、香料。アルコール分約4.5%。
 
 
○ファーストレディシルキー
 
 Silky。新しいファーストレディーはシルキーと云う名前が与えられたとおり、口当たりのきめ細かさが際立つ。日本のビールは一般的には米、コーン、スターチといった副原料で味を調えているが、このビールは糖類、香料といった外国ビールでよく使われている副原料を使用している。日本のビール特有の米による辛みはほとんどないが、このことによってビールの醍醐味を排除し、きめ細かな口当たりが試みられている。
 原材料/麦芽、ホップ、糖類、香料。アルコール分約4.5%。
 
 
○レッズ
 
 REDS。比較的香ばしい香りがする飲み口である。褐色系のビールとピルスナーの中間のような味で、すっきりしていて後味も良い。位置的には麒麟やサントリーのハーフ&ハーフといったところだろうか。「赤生」と記されている。キャッチ・コピーには「レッズのおいしさの秘密」「レッズはなぜ赤い?」とあり、「●アンバー麦芽とクリスタル麦芽を絶妙に組み合わせ、味わい深いビールに仕上げました。●レッズ専用に開発されたアンバー麦芽を使用し、透明感のあるレッドビールを完成させました。」と書かれている。
 原材料/麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。アルコール分約5%。
 
 
○黒生
 
 アサヒビールで出している黒ビール。ビールと云うと一般的には黄金色だが、黒ビールは焦げ茶色に近い色をしている。黒ビールは麦芽を強く焙って焦がし、それを発酵させる。カラメルで着色する場合もある。舌に対する刺激は適度にあり喉越しも良く、じっくりと味わうにはちょうどいいビールである。飲んだ後の口に残る渋味は赤ワインを飲んだ時の渋味と同類の一種の後味の悪さを残す。この渋味の残る感じは黒ビール特有のものである。1995年リニューアルして再登場。キャッチ・コピーには「黒生の美味さの秘密は?黒麦芽は香ばしい香り、クリスタル麦芽はほのかな甘み、ミュンヘン麦芽は味とふくらみ、以上3種の麦芽の特徴を引き出す絶妙な配合が、飲みごたえとのどごしの良さを兼ね備えた「毎日飲めるすっきりした味」を実現しました。」「黒生はなぜ黒い?ビールの色は一般に麦芽の色に由来し、濃い色の麦芽を使用すると色の濃いビールになります。アサヒ黒生は強火でローストした黒麦芽、中火でローストしたクリスタル麦芽、熱風で強く乾燥させたミュンヘン麦芽などの濃色麦芽を使用しています。」とある。
 原材料/麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。アルコール分約5%。
 
 
◯ダンク
 
 DUNK。やや色の濃い黄金色のビールである。狐色という言い方の方が逢うのかも知れない。1998年4月発売で、「DUNKEL type BEER」にしては比較的押さえられた作りになっていて、万人受けするように考えられているのだと思う。その分ワイルドさに欠けているとも云えるのだが。キャッチ・コピーには「“DUNKEL”とはドイツ語で『色が濃い』ことを意味し、ビールでは濃色タイプを示します。」とある。334mlリターナル瓶もある。
 原材料/麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。アルコール分約5.5%。
 
 
◯ビアウォーター
 
 BEER WATER。純国産だが、副原料には輸入ビールのような糖類や香料によって味を調えてあり、そのためか、国産ビールの醍醐味の一つである米による辛みとは全く逆の方向を目指して作られたビールである。ただし、外国ビール特有の後味の悪さは全く感じられず、むしろ暑い夏に水代わりに飲むことを目指して作られただけあって、その飲み口は爽快である。キャッチ・コピーに「Clear & Smooth」である。
 原材料/麦芽、ホップ、糖質、香料。アルコール分約4.5%。
 
 
○富士山
 
 国産ビールの持つ米による辛みを強調した仕上がりになっている。濃い口の舌触りは、豊潤な国産ビールの美味さを堪能するのに十分な仕上がりになっている。キャッチ・コピーには「富士山麓朝霧高原の地下から湧き出る清らかな天然水で醸造したビールです。」とある。
 原材料/麦芽、ホップ、米。アルコール分約5.5%。
 
 
○WiLLスムースビア
 
 炭酸の刺激は強いものの、今までになかったスムースな感じを出そうと糖類や香料で味を整えたため、一瞬舌先にヌルッとした感覚が残るような気がする。但し後味にはこの滑り感の後に、米による辛みが十分にあり、日本のビールの持つ醍醐味の余韻を味わうことは出来る。キャッチ・コピーには「リラックスできる心地よさを目指した軽快でやわらかい口あたりの生ビールです。」とある。また「WiLL」の説明として「WiLLとは、カテゴリーの枠を越えて展開するブランドです。ビール以外にも『遊びゴコロと本物感』を目指した賞品が続々登場します。」とある。「WiLL」とは、「WiLL BE TOGETHER!/新しいこと、つぎつぎと。」というコンセプトを元に、ニュージェネレーション層をターゲットとした業種を越えた合同プロジェクトで、業種を越えて統一のブランドで新発想や新商品を開発していくというもの。1999年12月現在、アサヒビールの他に、花王がWiLL CLEARMISTという衣料用消臭剤、近畿日本ツーリストがWiLL TOURという旅行パッケージ、トヨタ自動車がWiLL VEHICLEという自動車、松下電器産業がWiLL PCやWiLL REFRIGERATORというパソコンや家電を発表している。
 原材料/麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ、糖類、香料。アルコール分約5%。
 
 
○WiLLスウィートブラウンビール
 
 WiLL SWEET BROWN BEER。WiLLブランドの第二弾。その名の通り、確かにほのかに甘みを感じるブラウンビールである。いぶした麦芽の持つ香ばしい味覚の中にもほんのり甘いカラメル味を楽しめる仕上がりとなっている。キャッチ・コピーには「麦芽由来のほのかな甘みが特長のブラウンビールです。」とあり、また「WiLL」の説明として「“WiLL”『遊びゴコロと本物感』をテーマに、複数の企業がカテゴリーを越えて展開するブランドです。」とある。
 原材料/麦芽、ホップ、糖類。アルコール分約4.5%。
 
 
○スーパーモルト
 
 SUPER MALT。確かに麦芽100%でコクがある飲み口ではあるが、アルコール分が約3.5%のためか、飲んだ後のヘヴィーな感じがなく、すっきりと飲める感じがする。アルコール度を下げると飲み口が不味くなるし、軽やかなビールを造るためにはどうしてもアルコール度を下げなければならないという、二つの相容れない課題を克服するため、3.5%という絶妙なアルコール度数と、モルト100%というこくを重視した作りとで、飲み口の不味さをカヴァーしようとしているのだと思う。キャッチ・コピーには「モルトの味わいと、ライトのかろやかな飲み口を兼ねそなえた、新・麦芽100%生ビールです。」とある。300ml缶が発売されたものも話題。
 原材料/麦芽、ホップ。アルコール分約3.5%。
 
 2代目のSUPER MALTは2001年5月登場。アルコール度数を抑えている分、麦芽による辛みは少ないが、「麦芽100%生ビール」を謳っているだけのことはあって、飲み口のうまさは十分に確保されている。キャッチコピーには「モルトの味わいと、ライトのかろやかな飲み口を兼ねそなえた、新・麦芽100%生ビールです。」とある。
 原材料/麦芽、ホップ。アルコール分約3.5%。
 
 
○穣三昧
 
 みのりざんまい。濃厚で贅沢な飲み口が再現されているが、思ったほどの国産ビール特有の辛みはない。寧ろあっさりとした仕上がりになっている。「ライスパワーエキス使用」で、キャッチ・コピーには「ライスパワーエキス・・・米を発酵したエキスです。醸造行程で200mg(100mlあたり)使用。」と書かれている。
 原材料/麦芽、ホップ、米、糖類(ライスパワーエキス)。アルコール分約5%。
 
 
○熟撰
 
 Premium Draft Beer。2004年3月より業務用及び瓶入りのみで発売。泡立ちはまあまあの黄金色の透き通ったビールである。その飲み口は雑味がなく円やかで、ピルスナービールの正統派の飲み口である。一般的な日本人が求めるビールのあり方を確実に提供しているビールといえる。キャッチ・コピーには「こだわりの素材を丁寧に丁寧に仕込み、長期熟成させたプレミアム生ビールです。」とあり、更に「こだわりの『素材』と丁寧な『仕込み』、そして『長期熟成』によって『深い味わいと上質な香りのプレミアム生ビール』ができました。ホップは全て収穫後、低温保存したものだけを使っています。良質なビターホップ・アロマホップに加え、アロマホップの最高級ランクといわれる『ファインアロマホップ』も贅沢に使っています。まろやかさのための『米』、飲みやすさのための『スターチ』も美味しさへのこだわりです。」と書かれている。
 334ml瓶。原材料/麦芽、ホップ、米、スターチ。酵母/アサヒ508号酵母。アルコール分約5.5%。
 
 Premium。2008年3月11日全国発売となった熟撰。飲み口にビール本来の持つコクが十分に表現されていて、口の中に残る苦みにも美味さが残る感覚がある。発泡酒や第三のビール、第四のビールにはない、ビール本来の芳醇な味わいはこういうものだと再認識させてくれるビールである。キャッチ・コピーには「こだわりのそざいを丁寧に丁寧に仕込み、長期熟成させました。“二杯目もしっかりうまさが続く”プレミアム生ビールです。」とある。
 原材料/麦芽、ホップ、米、スターチ。アルコール分約5.5%。栄養成分表示(100ml当たり)/エネルギー・・・45kcal、たんぱく質・・・0.2〜0.6g、脂質・・・0g、糖質・・・3.2g、食物繊維・・・0〜0.1g、ナトリウム・・・0〜8mg。
 
 
○極
 
 その飲み口は良質な材料を揃えて造られただけあって上品ではあるが、逆に雑味が無く、喉越しもクリアな感じでビールの持つワイルド感には欠けている気がする。究極のビールを目指してアサヒビールとセブンイレブンが共同開発し、セブンイレブン酒類取扱店のみで販売されている。大手流通の力を借りてある程度は売れると思うが、それがヒットに繋がるとは正直云って思えない。ここのところアサヒビールは上質なビール造りにこだわっているように思えるが、それは発泡酒全盛時代の反動を狙っているのかも知れない。缶には「原料、製造法、配送法にこだわりました。」と「こだわりのきわみ」と書かれている。キャッチ・コピーには
「原料
 こだわり一、コクのある味わいのためにヨーロッパ産「スカーレット麦芽」を使用。
 こだわり二、バランスの良い「香り」と「苦味」のためにドイツ産ホップ「ヘルスブルッカー」を使用。
 こだわり三、上質な国産米を使用。柔らかな味わいの秘密です。
製造法
 こだわり四、ふんわりとした華やかな香りのために醸造法「ドラウフラッセン」を採用。
 こだわり五、すべての醸造行程は醸造責任者が自らの目で確認しています。
配送法
 こだわり六、工場から店頭までチルド配送(10℃以下)しておりますので「こだわり」が生きています。」とある。
 原材料/麦芽、ホップ、米。アルコール分約5.5%。
 
 
○酵母ナンバー・111
 
 「ビールは“酵母”で造られる。」の思想の元、酵母の違いによるビールの味の違いを出そうと試みられた4種類の限定販売ビールのひとつ。全体的にヌルッとした感じが口の中に広がる、どちらかというと国産地ビールに良くある味覚が特徴的である。キャッチ・コピーには「なめらかな味わいとアロマホップの軽快な香りが調和したビールです。」と「111酵母の特長:麦の香りを引き立たせ、なめらかな味わいを演出する酵母です。」とある。また「酵母は醸造過程で取り除かれているため、この商品に酵母は含まれておりません。」と書かれている。
 原材料/麦芽、ホップ。アルコール分約5%。栄養成分表示(100ml当たり)/エネルギー:42kcal、たんぱく質:0.3〜0.7g、脂質:0g、糖質:3.0g、食物繊維0〜0.1g、ナトリウム:0〜8mg。
 
 
○酵母ナンバー・318
 
 「ビールは“酵母”で造られる。」の思想の元、酵母の違いによるビールの味の違いを出そうと試みられた4種類の限定販売ビールのひとつ。濃厚な飲み口が楽しめる仕上がりになっている。ワンランク上のビールの旨さを追求している飲み口である。キャッチ・コピーには「深い味わいとキレの良さが両立したビールです。」と「318酵母の特長:コクとキレのジャストバランスを演出する酵母です。」とある。ホームページによれば「スーパードライ」で採用された酵母だそうである。また「酵母は醸造過程で取り除かれているため、この商品に酵母は含まれておりません。」と書かれている。
 原材料/麦芽、ホップ。アルコール分約5%。栄養成分表示(100ml当たり)/エネルギー:41kcal、たんぱく質:0.3〜0.7g、脂質:0g、糖質:2.8g、食物繊維0〜0.1g、ナトリウム:0〜8mg。
 
 
○酵母ナンバー・787
 
 「ビールは“酵母”で造られる。」の思想の元、酵母の違いによるビールの味の違いを出そうと試みられた4種類の限定販売ビールのひとつ。コクが前面に出てきている味覚を味わうことが出来る仕上がりになっている。キャッチ・コピーには「しっかりとしたコクと芳醇な香りが調和した味わい深いビールです。」と「787酵母の特長:しっかりとしたコクと、芳醇な香りを演出する酵母です。」とある。ホームページによれば「本生ゴールド」で採用された酵母だそうである。また「酵母は醸造過程で取り除かれているため、この商品に酵母は含まれておりません。」と書かれている。
 原材料/麦芽、ホップ。アルコール分約5%。栄養成分表示(100ml当たり)/エネルギー:42kcal、たんぱく質:0.3〜0.7g、脂質:0g、糖質:3g、食物繊維0〜0.1g、ナトリウム:0〜8mg。
 
 
○酵母ナンバー・920
 
 「ビールは“酵母”で造られる。」の思想の元、酵母の違いによるビールの味の違いを出そうと試みられた4種類の限定販売ビールのひとつ。すっきりとした飲み口が特徴で、炭酸の刺激も適度にあるが、コクはそれほど感じられない。キャッチ・コピーには「上面発酵酵母らしいすっきりとした味わいのビールです。」と「920酵母の特長:華やかな香り、すっきりとした味わいを演出する酵母です。」とある。また「酵母は醸造過程で取り除かれているため、この商品に酵母は含まれておりません。」と書かれている。
 原材料/麦芽、ホップ。アルコール分約5%。栄養成分表示(100ml当たり)/エネルギー:40kcal、たんぱく質:0.3〜0.7g、脂質:0g、糖質:2.7g、食物繊維0〜0.1g、ナトリウム:0〜8mg。
 
 
○マイルドアロマ
 
 MILD aroma。黄金色の透き通った泡立ちのよいビールで、確かに「Pilsner type」でありながら仄かな香りを楽しむことが出来る。その飲み口は比較的ストレートなピルスナービールということがいえる飲み口となっている。キャッチ・コピーには“やわらかな味わい&ほのかな香り”と「●グラスに注いでいただき、泡もお楽しみ下さい。」と書かれている。
 原材料/麦芽、ホップ。アルコール分約5.5%。栄養成分(100mlあたり)/エネルギー45cal、たんぱく質0.3〜0.7g、脂質0g、糖質3.2g、食物繊維0〜0.1g、ナトリウム0〜8mg。
 
 
○プライムタイム
 
 PRIME TIME。派手なデザインの多いビールや発泡酒の中で、紺色の落ち着いたモノデザインはかえって目立つ存在である。その飲み口もストレートにビール本来の持つ旨さを追求して造られ、コクやキレを強調した造りになっていない。ビールの“味覚”とはこういうものなのかと思い知らされる仕上がりになっている。
 原材料/麦芽、ホップ、窒素。アルコール分約5.5%。栄養成分(100mlあたり)/エネルギー45cal、たんぱく質0.3〜0.7g、脂質0g、糖質3.1g、食物繊維0〜0.1g、ナトリウム0〜8mg。
 
 
 
 
 
季節限定
 
 
 
 
 
○収穫祭
 
 麦芽と米、それにホップで作られた1994年「秋季限定」のビール。味覚の秋にふさわしく、大麦麦芽、小麦麦芽、米を程よくブレンドしたビールで、コクは十分にあり、口に残るビール特有の苦みにまろ味があるような気がする。コクとうま味のビールである。キャッチ・コピーには「自然の恵みに感謝し、収穫の喜びを分ち合う季節のために、大麦麦芽(約75%)、小麦麦芽(約10%)、米(約15%)、で造ったビールです。」とある。
 原材料/麦芽、ホップ、米。アルコール分約5.5%。
 
 1995年版の「収穫祭」。舌に対する刺激はそれなりにあって、喉越しのいいビールである。またコクも十分にあり、ビール特有の辛みが飲んだ後に残るところなどは、「'95秋季限定」で作られたビールだけあって、じっくり味わうのに適しているように仕上げられている。
 原材料/麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。アルコール分約5.5%。
 
 1996年版の「収穫祭」。国産ビール特有の辛みが比較的強く出ているのではないかと思う。秋のビールは夏のビールと違って味わい深くじっくりと飲ませるものでなくてはならない。そういう点で「'96秋季限定」のこのビールもコクのある飲み口に仕上げられていると思う。
 原材料/麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。アルコール分約5.5%。
 
 
○江戸前・春生
 
 「江戸前」の「春季限定醸造」ヴァージョン。炭酸の刺激はそれなりにあり、口の中に広がる辛みが強いビールである。江戸前は、この辛みやコクのある味わいが特徴なのだが、この春生にもその特徴が生かされている。日本のビールに特徴的なこの辛みは、もしかしたら副原料に米を使っているからかも知れない。後味もこの辛みが若干残るほかは特別問題はない。1996年1月発売。
 原材料/麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。アルコール分約5%。
 
 
○江戸前・夏生
 
 「江戸前」の「夏季限定醸造」ヴァージョン。喉に対する刺激は十分あるが、今ひとつコクに欠ける感じがする。舌に残る苦みも今ひとつという感じである。夏用のビールということで、たくさん飲むことを念頭に置いて造られたため、喉越しは良いが、その分コクに欠けるものになってしまったのかも知れない。インパクトのあるデザインは良い。
 原材料/麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。アルコール分約4.5%。
 
 「江戸前・夏生」の1996年版。「'96 夏季限定」ヴァージョン。喉に対する刺激は十分あり、日本のビール特有の辛みもそれなりにあるのだが、夏向けのビールと云うことでどうしても水っぽい印象が残るのは否めない。暑い時に飲めばそれはそれなりに美味いのかも知れないが…。
 原材料/麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。アルコール分約4.5%。
 
 
○江戸前・冬生
 
 「江戸前」の「冬季限定醸造」ヴァージョン。喉越しが良く、さすがは冬季限定だけのことはあると思う。冬のビールは夏と違って、暖かい部屋でじっくりと味わって飲むことを想定して作られるため、コクがあることが第一条件になると思う。「江戸前」自体は多少水っぽさが残る感じがあったが、冬生ではそこら辺も改良されている。後味も多少すっきりし過ぎる嫌いはあるが、適度な辛みも残り、なかなか良く仕上がっていると思う。
 原材料/麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。アルコール分約5%。
 
 
 
 
 
地域限定
 
 
 
 
 
○江戸前
 
 飲み口は炭酸による刺激がきりっとした感じで、すっきりした飲み答えになっている。舌に残る後味は若干甘味が気になるものの、特別不愉快に思う点は見当たらない、オーソドックスな感じになっている。「東京工場限定醸造」で地方色としての東京を意識して作られた、「本場・江戸前」のビールである。しかし仕上がりは他の一般的なビールとそれほど遜色はなく、単に東京工場で作られたというだけのことかも知れない。キャッチ・コピーは「東京工場創業30余年のご愛顧に感謝して、本場江戸前・アサヒビール東京工場で限定醸造した生ビールです。シャキッとしたのどごし、すっきり爽快なうまさをお楽しみください。」とある。「江戸前」というネーミングもいい。
 原材料/麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。アルコール分約5%。
 
 1999年4月、リニューアル。米による辛みを強く感じる、典型的な国産ビールの仕上がりになっている。副原料は米とスターチだけだが、コーンが使われていないのも辛みを強く感じる原因になっているのかも知れない。
 原材料/麦芽、ホップ、米、スターチ。アルコール分約4.5%。
 
 
○博多蔵出し
 
 「博多工場限定醸造」である。喉に対する刺激もあり、味に関しても多少大人しい感じがするが、特別不満もない。コクは十分とは云えないが、それなりの仕上がりになっていると思う。
 原材料/麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。アルコール分約5%
 
 
○生一丁
 
 近畿地域限定。「ビヤホール仕立て」とサブタイトルが付いている。舌に対する刺激は十分にあり、喉越しも爽やかだが、多少コクに欠けるような気がする。ビヤホールで飲むビールに仕立ててあるということだが、ビールを味わって飲むというより、たくさんのビールを楽しみ乍ら飲むということに主眼をおいて造られているのであろう。
 原材料/麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。アルコール分約4.5%
 
 
○名古屋麦酒
 
 「名古屋工場謹製」のビール。舌に対する刺激も十分で口当たりもよくコクも十分にある。口に残る後味も快い。流石に「高濃度ビール」と謳っているだけの事はある。舌に残る苦みにも濃度の高さがしみ出ているような気がする。キャッチ・コピーには「通常のビールに比べ約20%濃度が高いビールです。」とある。
 原材料/麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。アルコール分約6%
 
 
○みちのく・淡麗生
 
 「東北限定生ビール」なのである。舌に対する刺激がシャープで、すっきりとした飲み口になっている。舌に残るビール特有の苦みは少ないが、苦みは比較的あるほうではないかと思う。
 原材料/麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。アルコール分約5.5%
 
 
○道産の生
 
 「北海道限定醸造」である。舌に対する刺激は十分で、それなりにコクもある。喉越しも手応えがあり、全てにおいて合格点が取れている、オーソドックスなビールである。逆に云うとこれといった特徴が見当たらないとも云える。
 原材料/麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。アルコール分約5%
 
 
○四国麦酒・きりっと生
 
 「四国限定販売」である。商品名通り、その飲み口はきりっと引き締まった仕上がりになっているが、その分コクはなく、何か水っぽい感じがする。舌に対する刺激も十分でキレはあるのだが、辛みやコクがないので今一つこのビールの良さを見いだせない。
 原材料/麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。アルコール分約5.5%。
 
 
○赤の生
 
 広島、岡山、山口の限定発売。1996年1月発売。今までの国産のビールにはない独特の味がする。コクはそれなりにあるが、日本のビールに特有の辛みはあまり感じられず、むしろ外国ビールに特有の的の外れた飲み口に似ているような気がする。
 原材料/麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。アルコール分約5%。
 
 
○北の職人
 
 2006年7月4日発売の「北海道限定」の[麦芽100%]生ビール。ビールの持つコクをきちんと表現しているビールである。ビール職人の技を強調した商品名だが、それに見合う仕上がりとなっている。
 原材料/麦芽、ホップ。アルコール分約5.5%。栄養成分(100mlあたり)/エネルギー45kcal、たんぱく質0.3〜0.7g、脂質0g、糖質3.2g、食物繊維0〜0.1g、ナトリウム0〜8mg。
 
 
○北の職人・長熟
 
 2007年6月26日発売の「北の職人」シリーズの長熟。「北海道限定」である。確かに飲み口は芳醇でビール本来の持つ味覚を十分に堪能できる仕上がりになっている。余分な雑味も感じられず、マイルドな口当たりが上品である。キャッチ・コピーには「●熟成期間の基準を3割長くしています。(当社ビール比)」と書かれている。
 原材料/麦芽、ホップ。アルコール分約5.5%。栄養成分(100mlあたり)/エネルギー45kcal、たんぱく質0.3〜0.7g、脂質0g、糖質3.0g、食物繊維0〜0.1g、ナトリウム0〜8mg。
 
 
 
 
 
輸入ビール
 
 
 
 
 
○カールトン・コールド・スペシャル
 
 CARLTON COLD SPECIAL。アサヒがオーストラリアから輸入販売しているビール。特別不味いというわけではないが、国産ビールと比べるとどうしてもコクが足りないような感じがする。舌に対する刺激は十分だが、後味が今ひとつ納得がいかない。
 原材料/麦芽、ホップ、糖類、香料。アルコール分約5%。
 
 
 
 
 
発泡酒
 
 
 
 
 
○本生
 
 2002年2月21日発売。先入観があるからかも知れないが、今までの発泡酒にはない飲み口の良さが感じられる。ビールでは口の中に麦芽の香りやコクが広がるのが良いとされているが、麦芽使用率を25%未満に押さえられた発泡酒で、その代替えとなる味覚に大麦エキスの栄養分や海洋深層水のミネラル分などで補うなど、苦労の後が伺える。キャッチ・コピーには「大麦エキスの栄養分と海洋深層水のミネラル分によってこのおいしさを実現しました。」とある。
 原材料/麦芽、ホップ、大麦エキス、スターチ、糖類。麦芽使用率25%未満。アルコール分約5.5%。 
 
 2006年1月下旬製造分よりクオリティアップした「本生」。「コク・キレ」と書かれているように、発泡酒の限界であったコクとキレの両立に挑戦し、限りなくビールの飲み口に近づいた。その飲み口はコクを充分に楽しめるクオリティーまで持っていっている。
キャッチ・コピーには「海洋深層水と大麦エキスを醸造過程で酵母をイキイキと働かせるために最適な量を使用。さらに、大麦へのこだわりと高SN麦芽の一部使用で、コクとキレの本格『生』を実現しました。
●高SN麦芽:酵母が利用できるたんぱく源を多く含んだ麦芽」とある。栄養成分表示(100mlあたり)/エネルギー43kcal、たんぱく質0g、脂質0g、糖質3.0g、食物繊維0〜0.1g、ナトリウム0〜0.8mg。
 原材料/麦芽、ホップ、大麦エキス、スターチ、糖類。麦芽使用率25%未満。アルコール分約5.5%。 
 
 
○本生・ドラフト
 
 2007年2月20日登場の「本生」のリニューアル版。“ドラフト”と銘打っているように飲み口に爽快さが増していて、もはや“発泡酒”ということを忘れさせる飲み口に仕上がっている。
 原材料/麦芽、ホップ、大麦、大麦エキス、コーン、スターチ、糖類。麦芽使用率25%未満。アルコール分約5.5%。栄養成分表示(100mlあたり)/エネルギー45kcal、たんぱく質0g、脂質0g、糖質3.3g、食物繊維0〜0.1g、ナトリウム0〜8mg。
 
 2008年2月26日にリニューアルした「本生ドラフト」。飲み口はさらりとしていてそれほどコクはないが、後味の悪さはなく、上手く味を調えていて発泡酒としては十分に合格点を取れている仕上がりと思う。
 原材料/麦芽、ホップ、大麦、大麦エキス、コーン、スターチ、糖類。麦芽使用率25%未満。アルコール分約5.5%。栄養成分表示(100mlあたり)/エネルギー44kcal、たんぱく質0g、脂質0g、糖質3.4g、食物繊維0〜0.1g、ナトリウム0〜8mg。
 
 
○本生・アクアブルー
 
 AQUA BLUE。2003年7月16日発売。カロリーや糖質を押さえ、尚かつ旨味のある飲み口を再現するために「50mg/100ml海藻エキス使用」した発泡酒である。その飲み口はコクやキレには今ひとつ物足りなさを感じるが、「糖質50%オフ」でこれだけの味覚を表現しているのは合格点を出せる。またスムースな口当たりも評価できる。キャッチ・コピーには、
「・海藻エキスを醸造工程で使用(50mg/100ml)スムースな飲み口を実現しました。
 海藻エキス:厳選された海藻から抽出したエキスです。
・糖質50%オフ(5訂日本食品標準成分表による):1.8g/100ml」とある。栄養成分表示(100ml当たり)は「エネルギー:35kcal、たんぱく質:0.1g、脂質:0g、糖質:1.8g、食物繊維:0g、ナトリウム:0mg。」である。
 原材料/麦芽、ホップ、大麦エキス、スターチ、糖類、海藻エキス。麦芽使用率25%未満。アルコール分約5%。
 
 2006年1月下旬製造分よりクオリティアップした「本生・アクアブルー」。健康ブームに乗って「爽快・糖質50%オフ」を掲げて登場したアクアブルーのリニューアルバージョン。多少コクには欠けるものの、糖質オフによる飲み口の不味さをうまく排除できていると思う。海草エキスを使用することで、独特の飲み口が再現させている。キャッチ・コピーには「・海藻エキスを醸造工程で使用(50mg/100ml)することで、爽快な飲み口と澄みきった『生』のうまさを表現しました。
・糖質50%オフ(5訂日本食品標準成分表による)」とある。栄養成分表示(100ml当たり)はエネルギー:35kcal、たんぱく質:0g、脂質:0g、糖質:1.2〜1.8g、食物繊維:0〜0.1g、ナトリウム:0〜8mg。
 原材料/麦芽、ホップ、大麦エキス、スターチ、糖類、海藻エキス。麦芽使用率25%未満。アルコール分約5%。
 
2007年2月20日リニューアル新発売。確かに「糖質50%オフ」だと、ビールの持つコクは再現し辛いが、それでも飲み口の不快さは完全に払拭されていて、標準的な発泡酒のクオリティまで達している飲み口はさすがである。・糖質50%オフ(5訂日本食品標準成分表による)」とある。
 原材料/麦芽、ホップ、大麦、大麦エキス、スターチ、糖類、海藻エキス。麦芽使用率25%未満。アルコール分約5%。栄養成分表示(100mlあたり)/エネルギー35kcal、たんぱく質0g、脂質0g、糖質1.2〜1.8g、食物繊維0〜0.1g、ナトリウム0〜8mg。
 
2008年5月下旬製造分よりクオリティーアップ。飲み口はスッキリしていてコクやキレはあまり感じられないが、後味も悪くない。暑い夏に一気に飲むには十分である。「糖質50%オフ」と書かれ、さらに「●5訂日本食品標準成分表による」とある。キャッチ・コピーには「爽快、キレアップ!おいしい、糖質50%オフ」と書かれている。
 原材料/麦芽、ホップ、大麦、大麦エキス、スターチ、糖類、酵母エキス、海藻エキス。麦芽使用率25%未満。アルコール分約5%。栄養成分表示(100mlあたり)/エネルギー35kcal、たんぱく質0g、脂質0g、糖質1.2〜1.8g、食物繊維0〜0.1g、ナトリウム0〜8mg。
 
 
○本生・オフタイム
 
 OFF TIME。炭酸の刺激はあるものの、何か飲み口に物足りなさを感じる。「苦味40%オフ」を謳い文句にしているが、ビールや発泡酒はそもそも苦味が美味さの構成要素の一つでもあるので、のコンセプトの発泡酒を造ると、今ひとつ発泡酒の課題であった麦芽使用率25%未満で如何にビールに負けない味覚を造るかという使命を蔑ろにしてしまう事になる。キャッチ・コピーには、
「・苦味成分40%オフ(当社発泡酒比)
苦味をおさえた、いわば『おいしいビターオフ』発泡酒。さらに、低温保存ホップを使用することにより、マイルドな味わいを実現しました。
・糖類無添加
苦味と甘みの調和を実現するため、原材料に糖類を使用していません。」とある。栄養成分表示(100ml当たり)は「エネルギー:36kcal、たんぱく質:0.1〜0.2g、脂質:0g、糖質:2.6g、食物繊維:0g、ナトリウム:0mg、糖類0〜0.8g。」である。
 原材料/麦芽、ホップ、大麦エキス、スターチ。麦芽使用率25%未満。アルコール分約4.5%。
 
 
○本生・ゴールド
 
 GOLD。2005年2月23日発売。飲み口のコクを追求するために「飲みごたえのリッチ酵母使用」であるが、正直云って今ひとつ水っぽいイメージを払拭できない。但し、以前の発泡酒のような不味さはなく、飲みやすい飲み口といえる。キャッチ・コピーには「アサヒ787号酵母(愛称:リッチ酵母)が醸しだす、豊かな麦の味わいと芳醇な香り、そして心地よい苦味が特徴の発泡酒です。/『アサヒ787号酵母(愛称:リッチ酵母)』とは、豊かな味わいと納得の飲みごたえを実現するためにアサヒビール保有の数百種類に及ぶ酵母バンクから選び出した、新酵母です。」とある。栄養成分表示(100ml当たり)は「エネルギー:45kcal、たんぱく質:0.1〜0.3g、脂質:0g、糖質:3.5g、食物繊維:0g、ナトリウム:0〜8mg。」である。
 原材料/麦芽、ホップ、大麦、大麦エキス、米、コーンスターチ、糖類。麦芽使用率25%未満。アルコール分約5.5%。
 
 2006年1月下旬製造分よりクオリティアップした「本生・ゴールド」。発泡酒の中でも「芳醇・飲みごたえ」を意識して醸造されたもので、確かに飲み口には豊かな味わいを感じることが出来る。しかしコクには今ひとつな感じである。キャッチ・コピーには「アサヒ787号酵母(愛称:リッチ酵母)が醸しだす、芳醇な香りと麦の豊かな味わい、そして心地よい苦味。贅沢なコクと飲みごたえの『生』を実現しました。」とある。栄養成分表示(100ml当たり)は「エネルギー:45kcal、たんぱく質:0g、脂質:0g、糖質:3.3g、食物繊維:0〜0.1g、ナトリウム:0〜8mg。」である。
 原材料/麦芽、ホップ、大麦、大麦エキス、米、コーンスターチ、糖類。麦芽使用率25%未満。アルコール分約5.5%。
 
 
○本生・限定醸造(非売品)
 
 シールを集めて抽選で貰えるというキャンペーンで当たった非売品発泡酒。「煎りたてロースと麦芽使用」で他の国産黒ビールほどではないにしろ、ロースとされた麦芽が醸し出す甘みを含んだ苦味がほんのり口の中に広がり、濃色系ビールに負けない飲み口の旨さが表現されている。キャッチ・コピーには
「●煎りたての香りを楽しめる濃色タイプの限定醸造の『本生』です。香ばしさの秘密は仕込のタイミングにあわせてローストした『煎りたてロースと麦芽』。とっておきの限定醸造『本生』をお楽しみいただけます。
 ●海洋深層水と大麦エキスを醸造工程で酵母をイキイキと働かせるために最適な量を使用した本生ならではの『生』のうまさを表現しております。」とある。また「栄養成分表示(100ml当たり)/エネルギー:42kcal、たんぱく質0.1〜0.3g、脂質:0g、糖質:3.4g、食物繊維:0g、ナトリウム:0〜8mg」と書かれている。
 原材料/麦芽、ホップ、大麦、大麦エキス、コーン、スターチ、糖類。麦芽使用率25%未満。アルコール分約5%。
 
 
○本生・クリアブラック
 
 ローストされた麦芽の味覚は充分に堪能できるが、褐色系ビールにありがちな甘みはほとんど無く、クリアな飲み口が表現されている。発泡酒でここまでの味覚が表現できるのは素晴らしい。「ロースト麦芽使用」の「限定醸造」で「平成18年9月から平成18年11月までの出荷予定」とある。キャッチ・コピーには「『ブラック丁寧仕込』がロースト麦芽由来の香ばしさを、『二段発酵・二段熟成製法』がコクとすっきりした後味を実現しました。2005年、キャンペーン賞品として100万名の方が実感したうまさが更にクリアに!期間限定で特別醸造、今しか飲めない『本格・生』のブラックです。」と書かれている。栄養成分表示(100ml当たり)/エネルギー:43kcal、たんぱく質0g、脂質:0g、糖質:3.5g、食物繊維:0〜0.1g、ナトリウム:0〜8mg。
 原材料/麦芽、ホップ、大麦、大麦エキス、コーン、スターチ、糖類。麦芽使用率25%未満。アルコール分約5%。
 
 2007年版本生・クリアブラック。2007年9月4日発売。「ロースト麦芽使用」ではあるが、その飲み口は思ったよりすっきりしていて、商品名通り、“ブラック”なのに“クリア”なのである。ローストは麦芽の味わいをさらっと楽しめる仕上がりになっている。「平成19年9月から平成19年11月までの出荷予定」とある。
 原材料/麦芽、ホップ、大麦、大麦エキス、コーン、スターチ、糖類。麦芽使用率25%未満。アルコール分約5%。栄養成分表示(100ml当たり)/エネルギー:43kcal、たんぱく質0g、脂質:0g、糖質:3.5g、食物繊維:0〜0.1g、ナトリウム:0〜8mg。
 
 
○WiLL ビー・フリー
 
 WiLL Be Free。その飲み口は香料の柑橘系の飲み口が前面に出ていて、ビール、若しくはビール系発泡酒の味覚からは逸脱している。味覚から云うとこのページで扱うべき商品ではない気もするが、しかし麦芽とホップを使い、その刺激がある以上発泡酒として収載した。コピーには「柑橘風味の不思議なお酒」とあり、味覚は寧ろスパークリングワインに近い気がする。更にキャッチ・コピーには「柑橘風味でシャンパンのように華やかな香りが特徴の、カクテル感覚で楽しめる不思議な低アルコール飲料です。」と書かれている。また英語のコピーには「WiLL presents“Be Free”in collaboration with Asahi」とある。
 原材料/麦芽、ホップ、大麦エキス、スターチ、糖類、醸造アルコール、香料。麦芽使用率25%未満。アルコール分約4.5%。
 
 
○スパークス
 
 Sparks。炭酸の刺激が強く、喉越しの良さが自慢の発泡酒である。発泡酒独特の麦芽不足から来る味覚の不安定さを炭酸の刺激で補おうという試みである。しかし後味には発泡酒特有の飲み口の悪さがどうしても残ってしまう。キャッチ・コピーには「アサヒスパークスはクリアな味と鮮烈なのどごしの発泡酒です。」である。
 原材料/麦芽、ホップ、大麦フレーク、コーン、スターチ、糖類。麦芽使用率25%未満。アルコール分約5.5%。
 
 
○フルーツブルワリー・アップル
 
 Fruits Brewery apple。リンゴ果汁が入っている発泡酒ということだが、飲み口はりんごジュースのようでありながらアルコール自体の味覚が少し出てきてしまっているため、リンゴそのものの旨さを表現し切れていない気がする。視点はユニークだが、もう少し改良の余地があると思う。キャッチ・コピーには「さっぱりとした甘みとすっきりとした口当たりの発泡酒です。果汁と麦汁を同時醗酵することで実現しました。醸造行程でりんご果汁を80g/100ml使用しています。」とある。栄養成分表示(100ml当たり)は「エネルギー:59kcal、たんぱく質:0.1〜0.4g、脂質:0g、糖質:9g、食物繊維:0g、ナトリウム:0〜10mg。」である。
 原材料/麦芽、ホップ、スターチ、りんご果汁、糖類。麦芽使用率25%未満。アルコール分約4%。
 
 
○フルーツブルワリー・ラズベリー
 
 Fruits Brewery raspberry。缶でありながら開けた時から果実系の香りがして、その飲み口はラズベリーのフレーバーが口の中に広がり、フルーツランビックを飲んだ時のような果実の味覚が先行した飲み口になっている。寧ろ発泡酒といった概念からは逸脱していて、ビール系のカクテルといってもよい気がする。実際、売り場でもビール・発泡酒のコーナーではなく、チューハイのコーナーに置いてある店もあるくらいである。キャッチ・コピーには「さっぱりとした甘みとすっきりとした口当たりの発泡酒です。果汁と麦汁を同時醗酵することで実現しました。醸造行程でラズベリー果汁を17g/100ml使用しています。」とある。栄養成分表示(100ml当たり)は「エネルギー:59kcal、たんぱく質:0.1〜0.4g、脂質:0g、糖質:9g、食物繊維:0g、ナトリウム:0〜10mg。」である。
 原材料/麦芽、ホップ、スターチ、ラズベリー果汁、糖類。麦芽使用率25%未満。アルコール分約4%。
 
 
○フルーツブルワリー・グレープフルーツ
 
 Fruits Brewery grapefruit。確かにグレープフルーツの味がすることはするが、しかし副原料の糖類のものと思われるのみ口の悪さが前面に出てきてしまっていて、果汁の味覚を十分に味わうというレベルに至っていない。キャッチ・コピーには「さっぱりとした甘みとすっきりとした口当たりの発泡酒です。果汁と麦汁を同時醗酵することで実現しました。醸造行程でグレープフルーツ果汁を36g/100ml使用しています。」とある。栄養成分表示(100ml当たり)は「エネルギー:59kcal、たんぱく質:0.1〜0.4g、脂質:0g、糖質:9g、食物繊維:0g、ナトリウム:0〜10mg。」である。
 原材料/麦芽、ホップ、スターチ、グレープフルーツ果汁、糖類。麦芽使用率25%未満。アルコール分約4%。
 
 
○麦香る時間
 
 名前の通り麦芽の香りがきちんとする麦芽使用率25%以上50%未満の発泡酒で、酵母の持つ味がしっかりと出ているワンランク上の飲み口が楽しめる仕上がりになっている。「発芽玄米使用」で「贅沢に仕上げました」と書かれているが、確かに発泡酒でこの飲み口は新しい。キャッチ・コピーには、
「●麦芽使用率を約2倍としました。(当社本生比)
 ●フルーティな芳香を持ちながら、しっかりとしたコク・苦みの調和した発泡酒です。
 ●アサヒ787号酵母(愛称:リッチ酵母)を使用。
 ●麦芽玄米を醸造行程で使用(130mg/100ml)。」とある。栄養成分表示(100ml当たり)は「エネルギー:45kcal、たんぱく質:0.1〜0.5g、脂質:0g、糖質:3.4g、食物繊維:0g、ナトリウム:0〜8mg。」である。
 原材料/麦芽、ホップ、大麦、発芽玄米、スターチ。麦芽使用率25%以上50%未満。アルコール分約5.5%。
 
 
○贅沢日和
 
 2006年11月7日発売。飲み口にコクと飲んだあとに口の中に広がる辛みは国産ビール特有のものであり、麦芽使用率が制限されている発泡酒の中で「長期熟成」することによってビールと遜色ない飲み口を再現しているのはさすがである。“第3のビール”の登場で発泡酒の存在価値が見直されている中で、高級志向にその活路を見いだそうとするアサヒの自信作といえる。キャッチ・コピーには「熟成期間の基準を3割長くしています。(当社発泡酒比)」とある。栄養成分表示(100ml当たり)/エネルギー:43kcal、たんぱく質:0g、脂質:0g、糖質:3.1g、食物繊維:0〜0.1g、ナトリウム:0〜8mg。
 原材料/麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ、糖類。麦芽使用率25%未満。アルコール分約5.5%。
 
 
○スタイルフリー
 
 2007年3月27日発売。STYLE FREE。大きく「糖質0ゼロ」と書かれており、むしろこちらが商品名かと迷うようだが、それだけ“糖質0”に拘りたいのだろう。確かに“糖質0”の割りには飲み口に違和感は残らず、健康系ビール類にありがちな“不味さ”は感じられない。しかしコクや辛みはほとんど表現されておらず、健康のことを考えなければ、毎日飲みたいとは思わない。ここが健康系ビールや発泡酒の限界なのだろうか。キャッチ・コピーには「自分に合ったスタイルで自由な気分をお楽しみ下さい。」とある。また「※栄養表示基準に基づき、糖質0.5g(100ml当たり)未満を糖質0(ゼロ)としています。」と書かれている。
 原材料/麦芽、ホップ、糖類、カラメル色素、酵母エキス、大豆ペプチド。麦芽使用率25%未満。アルコール分約4%。栄養成分(100mlあたり)/エネルギー24kcal、たんぱく質0g、脂質0g、糖質0g、食物繊維0〜0.1g、ナトリウム0〜12mg。
 
 2008年5月下旬出荷分より「さらにおいしさアップ」となったスタイルフリー。健康系ビール類によくあるように一般的なビールのコクやキレはさすがに期待できないが、「糖質0ゼロ」でありながら、飲み口の悪さは感じられず、後味にも副原料の味覚による悪さはほとんど感じられない。キャッチ・コピーには「自分に合ったスタイルで自由な気分をお楽しみ下さい。」とある。また「※栄養表示基準に基づき、糖質0.5g(100ml当たり)未満を糖質0(ゼロ)としています。」と書かれている。
 原材料/麦芽、ホップ、糖類、カラメル色素、酵母エキス、大豆ペプチド。麦芽使用率25%未満。アルコール分約4%。栄養成分(100mlあたり)/エネルギー24kcal、たんぱく質0g、脂質0g、糖質0g、食物繊維0〜0.1g、ナトリウム0〜12mg。
 
 
○ジンジャードラフト
 
 Ginger Draft。2008年10月21日発売。まさしく最初飲んだ時にジンジャーエールを飲んだ時に感じる味覚が真っ先に感じられた。今までのビール類にはない味覚である。“生姜”と聞くと疑問に思うかもしれないが、これは本物のジンジャーエールを飲んだことのあることには納得できる仕上がりだと思う。【ジンジャーエキス配合】である。
 原材料/麦芽、ホップ、大麦、大麦エキス、米、コーン、スターチ、糖類、ジンジャーエキス、香料。麦芽使用率25%未満。アルコール分約5.5%。栄養成分表示(100mlあたり)/エネルギー44kcal、たんぱく質0g、脂質0g、糖質3.4g、食物繊維0〜0.1g、ナトリウム0〜8mg。
 
 
 
 
 
清涼飲料
 
 
 
 
 
○ポイントワン
 
 0.1 Point One。さすがに「アルコール分0.1%未満」だとビールのような麦芽による辛みは期待出来ないが、ノンアルコールビールに良くありがちな副原料の味覚が前面に出過ぎてそれが不味く感じるようなことはなく、上手くまとめられている。ビールの代替品として飲むと違和感は拭えないが、「ビールテイスト清涼飲料(炭酸飲料)」というジャンルの飲み物として飲むには、合格点と云える。
 栄養成分表示(100ml当たり)/エネルギー19kcal、たんぱく質0g、脂質0g、炭水化物4.4g、ナトリウム0mg。原材料/麦芽、スターチ、ホップ、酸味料。アルコール分約0.1%未満。
 
 
 
 
 
その他
 
 
 
 
 
○新生
 
 2005年4月20日発売。発泡酒に続き2005年に登場した“第三のビール”と云われる麦芽を使わないビールテイスト酒のアサヒビール版が「新生」である。「大豆ペプチド×スーパードライ酵母」を使用することによってより洗練された味覚になるように心がけられた。その飲み口はビールや発泡酒とそれほど遜色のない仕上がりになっている。若干水っぽいという印象が残るものの、思ったほど悪くない。キャッチ・コピーには「新素材『大豆ペプチド』と、『スーパードライ酵母(アサヒ318号酵母)』の出会いが、キリッとした新しいのどごしを実現しました。
●大豆ペプチドは、大豆タンパクから生まれた植物由来の成分です。『キリッとしたのどごし』を実現するために、製造工程で20mg/100ml使用しています。
●スーパードライ酵母(アサヒ318号酵母)は、アサヒスーパードライに使用されている酵母で、キレ味を実現するのに適した酵母です。」とある。
 栄養成分表示(100ml当たり)/エネルギー40kcal、たんぱく質0.1〜0.3g、脂質0g、糖質2.5g、食物繊維0g、ナトリウム0mg。原材料/ホップ、糖類、酵母エキス、大豆ペプチド、カラメル色素。炭酸ガス含有。アルコール分約5%。分類/その他の雑酒A。
 
 
○新生3
 
 アサヒビール通常発売の第3のビールの第2段の「新生3」。前作の「新生」も発泡酒に遜色のないクオリティーを維持していたが、今回もこれだけの制限の中でビールに近い味覚をうまく表現していると思う。麦芽か使用されていないために麦芽に由来する国産ビール特有の辛みは表現されていないものの、それを除けばビールにかなり近い味覚を再現している。
 栄養成分表示(100ml当たり)/エネルギー40kcal、たんぱく質0g、脂質0g、糖質1.5g〜3.5g、食物繊維0g、ナトリウム0〜12mg。原材料/ホップ、糖類、酵母エキス、大豆ペプチド、カラメル色素。炭酸ガス含有。アルコール分約5%。分類/その他の雑酒A。
 
 
○ぐびなま。
 
 2006年5月30日発売。ビールのようなコクはさすがに期待できないが、暑い夏に一気に飲むには充分な飲み口を有している。あとに残る不快さもなく、麦芽を使わない“第3のビール”でも、ここまでのクオリティが出せるようになったと実感させる仕上がりである。
 原材料/ホップ、糖類、酵母エキス、大豆ペプチド、カラメル色素。炭酸ガス含有。アルコール分約5%。栄養成分表示(100ml当たり)/エネルギー41kcal、たんぱく質0g、脂質0g、糖質2.8g、食物繊維0g、ナトリウム0〜12mg。分類/その他の雑酒A。
 
 2007年2月中旬製造分からリニューアルされたぐびなま。飲み口は「新!スッキリ」のコピー通り、すっきりしていて、「その他の醸造酒(発泡性)@」の持つ、麦芽を使わない違和感はほとんど払拭されていて、飲み口も悪くない。
 
 
○極旨
 
 2006年8月1日発売。飲み口は心地よく、飲んだあとに口の中に広がる辛みは、国産ビールに限りなく近いものがある。「リキュール(発泡性)@」でここまでの飲み口を再現できるものはさすがだと思う。
 原材料/発泡酒、スピリッツ。炭酸ガス含有。アルコール分約5%。栄養成分表示(100ml当たり)/エネルギー43kcal、たんぱく質0.1〜0.5g、脂質0g、糖質2.7g、食物繊維0〜0.1g、ナトリウム0〜8mg。分類/リキュール(発泡性)@。
 
 2007年5月中旬出荷分よりクオリティアップ版が登場。飲み口に国産ビール特有の辛みが極僅かながらうまく表現されていて、
味は悪くない。「リキュール(発泡性)@」はアサヒが先行して発売しただけに、他社製品が出揃う前にリニューアルして更に飛躍したいところなのだろう。
 原材料/発泡酒(麦芽、ホップ、スターチ、糖類)、スピリッツ(大麦)。炭酸ガス含有。アルコール分約5%。栄養成分表示(100ml当たり)/エネルギー43kcal、たんぱく質0.1〜0.5g、脂質0g、糖質2.8g、食物繊維0〜0.1g、ナトリウム0〜8mg。分類/リキュール(発泡性)@。
 
 
○あじわい
 
 2007年10月23日発売。ビール本来の持つコクや辛みとは若干違う気がするが、飲み口の旨さは「リキュール(発泡性)@」の中にあって、これだけのものが表現できるのは素晴らしい。確かに商品名通り“あじわい”深い仕上がりになっている。「大麦由来原料99.9%」で、更に注意書きとして「*大麦由来原料=麦芽、大麦、大麦スピリッツ/ホップ使用量0.1%未満」とある。またキャッチコピーには「麦芽、大麦、ホップで作った麦芽使用率25%以上50%未満の発泡酒と大麦由来のスピリッツが原料です」とある。
 原材料/発泡酒(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)。炭酸ガス含有。アルコール分約5%。栄養成分表示(100ml当たり)/エネルギー45kcal、たんぱく質0.1〜0.5g、脂質0g、糖質3.4g、食物繊維0〜0.1g、ナトリウム0〜8mg。分類/リキュール(発泡性)@。
 
 2008年9月上旬出荷分よりクオリティアップ。「麦のあじわいUP」で、飲み口にコクを感じられるようになってきたと思う。それはビール本来が持つコクとは多少異なるものかもしれないが、「大麦由来99.9%*」で作られているだけのことはあって、「リキュール(発泡性)@」としては高いクオリティに仕上がっていると思う。更に注意書きとして「*大麦由来原料=麦芽、大麦、大麦スピリッツ/ホップ使用量0.1%未満」とある。またキャッチコピーには「麦芽、大麦、ホップで作った麦芽使用率25%以上50%未満の発泡酒と大麦由来のスピリッツが原料です」とある。
 原材料/発泡酒(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)。炭酸ガス含有。アルコール分約5%。栄養成分表示(100ml当たり)/エネルギー45kcal、たんぱく質0.1〜0.5g、脂質0g、糖質3.4g、食物繊維0〜0.1g、ナトリウム0〜8mg。
 
 
○クリアアサヒ
 
 clear asahi。確かに飲み口は“クリア”で雑味はない。ビールとは違う新しい飲み口でサラッとした印象が残る。“クリアアサヒ[澄み切り二段発酵]*”と書かれ、その説明書きとして「*[澄み切り二段発酵]とは、クリアな味を実現するために、原材料の発泡酒で採用している発酵方法です。」と書かれている。
 原材料/発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。炭酸ガス含有。アルコール分約5%。栄養成分表示(100ml当たり)/エネルギー45kcal、たんぱく質0.1〜0.5g、脂質0g、糖質3.2g、食物繊維0〜0.1g、ナトリウム0〜8mg。分類/リキュール(発泡性)@。
 
 
○オフ
 
 off。2009年2月24日発売。思ったより飲み口は整えられていて、健康系ビール類にしては悪くない。さすがにコクや辛みは期待できないが、それでも飲んだ後に飲み口の悪さは残らず、上手く味覚が処理されている。「プリン体85%オフ(当社比※) 糖質70%オフ(当社比※)」とあり、補足として「※発泡酒をベースとした当社『リキュール(発泡性)@』比」とある。
 原材料/発泡酒(麦芽エキス、ホップ、糖類、カラメル色素、食物繊維、大豆ペプチド、アミノ酸(グルタミン))、スピリッツ(大麦)。炭酸ガス含有。アルコール分3.5%以上4.5%未満。栄養成分表示(100ml当たり)/エネルギー26kcal、たんぱく質0g、脂質0g、糖質0.5〜0.9g、食物繊維1.3g、ナトリウム0〜8mg。プリン体0.72mg以下。分類/リキュール(発泡性)@。
 
 
 
 
 
季節限定その他
 
 
 
 
 
○ぐびなま。冬のやわらかホップ
 
 2007年10月2日発売。確かに「ファインアロマホップ使用」でフワッとしたホップの香りが口の中に広がる感じが楽しめるが、麦芽を全く使用しない「その他の醸造酒(発泡性)@」のためにやはりその飲み口には限界があるように思われる。ホップは麦芽とあわせて使用することによって初めてその旨さを最大限に引き出すことが出来るのではないだろうか。「冬季限定」で、キャッチコピーには「●チェコ産ザーツ種のファインアロマホップを、ホップ使用量の60%以上使用しました。冬の季節にふさわしい、やわらかな香りが楽しめる特別な『ぐびなま』です。」とある。
 原材料/ホップ、糖類、酵母エキス、大豆ペプチド、カラメル色素。炭酸ガス含有。アルコール分約5.5%。栄養成分表示(100ml当たり)/エネルギー43kcal、たんぱく質0g、脂質0g、糖質3.1g、食物繊維0g、ナトリウム0〜12mg。分類/その他の醸造酒(発泡性)@。

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