200011
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所沢小唄
開設 2004.3,26



大正時代には「湖月縮・ちじみ」という新しい織物が川越染色学校(現川越工業高等学校)第一期卒業生の青年達により考案されました。
これは、極細の木綿糸で織り上げた夏物の着物地で、東京、京阪神の百貨店等でも販売され、女性達に高い人気を得ました。
ちなみに、当時の織物事務所での取り扱い品目の記録をみると、湖月、新湖月(銘仙)、
ちぢみ、綾織、大島絣、青縞、夜具地、朱子、別珍、綿服地、シャツ地、敷布等多様でした。


これらの製品を全国に売るために当時のファッション雑誌「婦女界」に
毎回広告をだすなど宣伝活動やマーケッティングを精力t的に推進していきました。
中山晋平に作曲を依頼し「所沢小唄」のレコードを作製しました。

この歌は作曲:中山新平と作詞永井白眉のコンビで制作され昭和5年2月24日にレコーディングされ
日本ビクターレコードから発売売されました。
歌手は当時の名芸妓「二三吉」「所沢芸妓連」も加わって吹き込まれました。


竹久夢二が昭和5年に所沢織物の宣伝の為に描いた絵葉書

所沢小唄の誕生を記念し竹久夢二にお願いし所沢風景4枚の絵はがきができました。
所沢小唄の歌詞が入れられています。


音源:資料は所沢郷土史研究家:越坂部三郎さんから頂きました。


作詞:永井白眉  作曲:中山晋平
唄:二三吉  合唱:所澤芸妓連
三味線:小 静 秀 葉
(鳴 物 入)



A面 51189−A
画像をクリックして下さい。
※MP3ファイルで聞く事が出来ます。

(一)
ハァ〜
翼かりたや 乙女のこころョ
窓に飛行機 けふも見ながら
機を織る 織る カラリン キリ トン トン
(ソイ ソイ ソイ ソイ)
ところ名物 ソ〜リャ セ
湖月縮に 飛行場 ソレ ヤレ ソレ 飛行場
(二)
ハァ〜
わたしゃ武蔵野 草刈乙女ヨ
露が染めます ぬれる鼻緒の
紅の色 色 カラリ キリ トン トン
(ソイ ソイ ソイソイ)
茨ひきやんな ソ〜リャ セ
籠の重荷が 恋となる ソレ ヤレ ソレ 恋となる
(三)
ハァ〜
お茶は二番を 摘みやるもよいがヨ
恋は初めの その芽うれしい
色よ香よ 香よ カラリン キリ トン トン
(ソイ ソイ ソイ ソイ)
狭山茶どころ ソ〜リャ セ
こい茶 濃茶の 唄どころ ソレ ヤレ ソレ 唄どころ
(四)
ハァ〜
昔ながらの おもかげとめてヨ
月も草より 草の入間の
里の秋 秋 カラリン キリ トン トン
(ソイ ソイ ソイ ソイ)
すすき尾花に ソ〜リャ セ
今もむさし野 虫の声 ソレ ヤレ ソレ 虫の声

唄 所澤芸妓 五 郎 一 奴 正 吉 竹 香 和 助
三味線:所澤芸妓 い ろ 濱 勇
(鳴 物 入)
  

B 面 51889−B
画像をクリックして下さい。
※MP3ファイルで聞く事が出来ます。
(一)
ハァ〜
麦に雲雀よ 菜の花にゃ蝶々ヨ
時節来りやこそ 豆の蔓にも
花が咲く 咲く カラリ キリ トン トン
(ソイ ソイ ソイ ソイ)
機を織る娘も ソ〜リャ セ
派手に結んだ 紅だすき ソレ ヤレ ソレ 紅だすき
(二)
ハァ〜
つばさ揃えて 飛行機や帰るヨ
過ぎしむかしの 恋はかへらぬ
春の夢 ゆめ カラリ キリ トン トン
(ソイ ソイ ソイ ソイ)
空のひろさよ ソ〜リャ セ
せまい私の 胸の内 ソレ ヤレ ソレ 胸の内
(三)
ハァ〜
秋は飯能天覧山はヨ
松の木の間を 染めた紅葉が
錦織る 織る カラリ キリ トン トン
(ソイ ソイ ソイ ソイ)
一日楽しく ソ〜リャ セ
茸狩りやら 栗拾ひ ソレ ヤレ ソレ 栗拾ひ
(四)
ハァ〜
雑木ばかりの 武蔵野原にヨ
誰が植えたか 柳さくらや
姫小松 松 カラリ キリ トン トン
(ソイ ソイ ソイ ソイ)
ところ繁昌の ソ〜リャ セ
町は栄える 所澤 ソレ ヤレ ソレ 所澤


私が参加している「所沢織物文化研究会」が70年前の所沢小唄を復元、
現代風のアレンジでCD化しました。
発表会の様子をご覧下さい。


動画でも見られます。




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