最後に松原市民運動広場から河内松原駅までのコースをご紹介しましょう。
運動広場までは道標もいくつかありましたが、ここからがちょっとややこしくなります。まず、最後の茶色の看板まで戻ります。つまり、松原西小学校の前の道路です。道路に出たら、聖堂橋から来た方向と逆に右折して歩道を進みます。しばらく行くと左右に池があり、釣りをする人がいます。これが尻ノ池で、すぐに国道309号線尻ノ池前交差点です。国道を渡って直進します。やがて、右側に宮ノ池とその奥に松原第六中学校が見えます。池の傍にきれいな花壇があります。犬は立ち入り禁止と書いてあるのが、残念です。昨今は犬よりも人のほうがよほど悪いことをするのですが…。

MAP:宮ノ池前の花壇。きれいに手入れされています。

お菓子屋さんのシャトレーゼ松原岡店、花と緑のパセオを左に見ながら信号(尻ノ池から3つ目の信号)のある交差点に出ます。直角に交差している道が中高野街道ですので、疲れた人はここで左折してまっすぐ行けば河内松原駅に戻れます。近鉄バスも通っています。コースはここから更に300mほど直進して次の信号まで行き、シグナルというパン屋さんのある交差点を左折します。このまま直進しても良いのですが、コースでは最初に左に入る道を住宅街の中に入ります。次に二筋目を右に曲がります。これで北を向いていますのでまっすぐ進みましょう。なぜ、わざわざ住宅街の中に入ったかというと、この通りは「柴垣の桜」と呼ばれる桜並木になっているからだと思います。

MAP:柴垣の桜並木。

桜並木をしばらく進むと右側に久しぶりの茶色の標識があります。「鯉野池周回後突き当り左折」と書かれています。この次を左折すると鯉野池に出るのでその周囲の遊歩道を一周してから元に戻り、今度は直進(つまりこの標識の先を右折する方向)して突き当たりを左折せよという意味です。その突き当りというのは、先ほどのパン屋さんシグナルの前から来る道路です。

MAP:柴垣の桜並木にある標識。

鯉野池の周囲は1996年から99年にかけて整備され、鯉野池オアシス広場ができました。池の周囲に遊歩道もあります。残念ながら犬の立ち入りが禁止されているので殆ど行ったことはありません。野良犬や野良猫は看板が読めないから出入りしているはずですが、なぜか飼い犬を連れて入ってはいけないそうです。理解できません。マナーの悪い飼い主が多すぎるということでしょうか。

MAP:鯉野池。

先ほどの標識に従って、突き当りを左折し、しばらく行くとヤマザキショップ前の変則4差路に出ます。メインの道路は右にカーブして行きますが、左手に直進する形で進むと突き当りが柴籬神社(しばがきじんじゃ)です。ここは第十八代反正天皇の都跡とされています。反正天皇は仁徳天皇の第三子で在位は西暦406年から410年とのことです。また、昔はこの神社の門前に松林があり、それが松原の地名発祥の元と言われているそうです。

MAP:柴籬神社南門。

柴籬神社では、7月19-20日に夏祭りが、10月9-10日に秋祭りが催され、多くの人で賑わいます。夜店もたくさん出ます。秋祭りには子供だんじりが2台市中を引き回されます。

MAP:柴籬神社境内。

柴籬神社南門の前を東(来た方向から右折)に少し行くと元の道路に出るので、宮前幼稚園の前の点滅信号を左折して北に向かいましょう。柴籬神社の塀沿いに歩きますが、ここも桜並木です。柴籬神社の案内看板は河内松原駅の近くにもあり、そこには「柴籬宮(しばがきのみや)」と書かれています。他所から来た友人が「しばりきゅう(柴離宮)って何?」と聞いたのには笑ってしまいました。

MAP:左が柴籬神社。緑の木はすべて桜です。

柴籬神社の隣に「ふるさとピアプラザ」があります。中には郷土資料館、ハイビジョンシアター、市民ギャラリー、情報ライブラリー(図書館)等があります。暑いときは涼んでいくだけでも価値があります。ちょっと休んでいきましょう。

MAP:ふるさとピアプラザ。

ふるさとピアプラザの前に松原市循環バス「ぐるりん号」の停留所があります。残念ながら河内松原駅には行きませんが、松原市役所には行けます。無料ですので、疲れたときは利用できます。松原市民運動広場も通っています。

MAP:ふるさとピアプラザ前の循環バス「ぐるりん号」停留所。

ふるさとピアプラザを過ぎて更に北上すると、上田東交差点で府道12号堺大和高田線に突き当たります。近鉄南大阪線の電車も平行して走っています。喫茶店マリーゴールドの角を左折すれば、河内松原駅までまっすぐ200mほどです。
これで全長約6.6kmを踏破しました。いかがでしたか?薔薇の花と、季節によっては桜の花も楽しめ、池や川の水辺を散策し、そして歴史にも彩られたウォーキングコースでしょう。
これ以外のツールド大阪のコースをご存知の方はぜひ教えてください。書き込みのページに書いてくださっても、メールでも結構です。

MAP:上田東交差点。

ゲストブックで2004年9月15日にりょうたさんのご指摘の通り、上田東交差点にあった喫茶店マリーゴールドは、カレーハウスハーブの里松原3号店に変わっています。290円という安さでお持ち帰りもできるようですので、そのうち試してみたいと思っています。ただこのお店は3号店とのことですが、インターネットで調べても全く情報がありません。このように情報が載っていないのは近頃珍しいことです。

MAP:上田東交差点。2004年10月10日撮影。

最後の部分、上田東交差点で左折して堺大和高田線を歩く代わりに別ルートをご紹介しておきましょう。上田東交差点の手前80mほどのところ、右手に南部流域下水道事務所を過ぎてすぐの信号のある三叉路を左折します(松原駅前南線という道路です)。右側の歩道を歩くとすぐに写真の「ユー・アイ・ストリート・マップ」があります。このユー・アイ・ストリートが何なのか、全く説明がないので分かりませんが、丁度ツールド大阪まつばらウォーキングコースとかなり重なる部分である、松原市役所から柴籬神社までの地図が記載されています。

MAP:ユー・アイ・ストリート・マップ。

更に右の歩道沿いに歩くと、ゆめにティ松原の駐車場の手前、右側に丹比大溝の看板があります。少し転載します。『大溝は、幅10m、深さ3mの「V」字状のもので、出土した土器等から6世紀末から7世紀前半(推古天皇の頃)に開削が行われたと考えられ、以来1,400年後の現在の用水路へと引き継がれています。(中略)経路については、東除川から始まって古代の一級官道である大津道(長尾街道)と交錯しながら西へ進み、この調査地点を経て、西除川へと至ると考えられます。また、この調査地点で大溝は二手に分れ、一方は調査地の南西方向に位置する下ツ池辺りに通じていたものと思われます。丹比大溝は、規模・構造等から自然灌漑の困難な地域を耕地化するための灌漑用水路の用途だけではなく、近年、丹比大溝と同様の大溝跡が市内各地で確認されつつあることや、古代の運河跡として著名な羽曳野市から松原市に至る延長12kmの「古市大溝」とつながる事を考えると、舟運の用途もあわせ持っていたと思われます。』

MAP:丹比大溝の看板。拡大