
長野絡みのネタが続きますが、『信濃毎日新聞』報道に拠ると長野県議会でこんなやり取
りがあったそうです。>自民ク、発言・人選で知事と対決色 県会代表質問
> 県会は二十六日、代表質問が始まった。この日、二番手で質問に立った自民クラブ幹
>事長の平野成基氏は、田中知事の最近の発言や子ども未来センター凍結問題などを取り
>上げ「出直し知事選では『壊すから創る』と言っていたが、いつまで壊し続けるのか」
>政と、治姿勢を批判した。知事が答弁の冒頭で「一言で言えば、変わらぬご質問だ」と
>応酬すると平野氏は二度再質問、答弁を迫り、議場からはやじも。鮮明な「対決色」に、
>県議選を前に立場を明確にしたい会派の思惑も浮かんだ。> また、県総合計画審議会専門委員会(座長・宇沢弘文東大名誉教授)、保健医療計画
>策定委員会(委員長・野田正彰京都女子大教授)、下水道のあり方検討委員会(委員長
>・大森英昭日本環境整備教育センター理事)など十一の委員会を挙げ「すべて委員長や
>座長は県外の方。意見の合う人を選んでいるからか。県民の目線に立った県政ではない」
>と強調した。>(知事は答弁で=引用者注)検討委員の人選は「長野県を変え、長野県から(日本を)
>変えるため公正な人選を行っている。委員会の議論はホームページでも公開し、市民が
>目にすることができる」と突っぱねた。知事の諮問機関である委員会の人選については県外の人間を起用しただけで「県民の
目線に立っ」ていなくて、官僚組織である県庁に中央官庁から天下りがやって来て
も(しかも多くは「県外の方」である!)何ら文句を言わないのですよね。中央の官
僚組織(更に翻って地域の住民が)が優秀か否かと言う論点や天下りについては、過去の
議論でも散々話題になっていましたけど、その一端を垣間見るエピソードとも言えます。#もっとも何ら論証も無しに「個々の官僚は優秀」「問題は政治家にある」と主張してい
#る御仁には何を言っても無駄かと思われ(W
以前に過去ログ1068で、>一方、東北地方については違った傾向があるようです。仙台は東北総支社的な役割を与
>えられ、東京からの企業内分権が行なわれたそうです。東京との意思疎通がしやすいこ
>とがプラスになったのでしょう。対照的なのは盛岡で、今までは仙台から遠いために独
>立した支社が置かれていた企業で仙台支社に統合されたという例が多いと聞いたことが
>あります。ここを見ると、東北新幹線は東北地方において仙台の独り勝ちを生み出した
>と言えるかもしれません。>ストロー効果は魅力がある側が全てを吸い取ってしまうものです。それを短絡的に「東
>京が吸い取ってしまう」と考える方もいるようですが、東京に優る魅力を生み出せば東
>京から商圏を奪う道具になるというアグレッシブな方向で考えられればと思います。との言及がありましたが、この件に関連して26日夕方のNEWSBIRDで「新幹線不況」と言う
のを取り上げていました。詳細は失念したのですが、長野行新幹線開通後の沿線の事業所数の増減で「軽井沢一人勝
ち」 ── つまり軽井沢だけ事業所が増え、他の沿線市町村(その中には県庁所在地の長
野市も含まれています)は軒並み事業所が減少すると言う結果になったそうです。と言う
のも、新幹線開通で長野(県北部)が北関東から見て「お隣さん」になって長野市
への立地のメリットが無くなる一方で、元々首都圏との結びつきの強かった軽井沢
だけが東京に近くなった利点を活かせたと言う皮肉な現象が起こっているのです。「東京に優る魅力を生み出せば東京から商圏を奪う道具になるというアグレッシブな方向
で考えられれば」と言えば聞こえは良いですけど、世の中そんなに甘くないとことでしょ
うかね(長野オリンピックのハコモノ整備で浮かれてソフトが等閑になっていた報いは否
定出来ませんし)。
お久しぶりです。国会の「移転特別委員会」はその後どうなっていますかね。
民主党の河村たかし委員長の時までは見ていたのですがね。国がデフレで超不況
の時に移転先が決まるとは思えませんがね。それにしても国会の処置はまずい
ですよね。首都圏の改造ですが石原知事になってから4年、何か目に見えて良くなって
来ましたかね。銀行やホテルへの課税、デイーゼル車への規制強化、高速道路の
着工の推進、羽田空港の国際化の推進などでしょうか。あと一期か二期やるので
しょうが成田空港の完成に尽力して貰いたいものです。アクセスの悪さと空港の
滑走路の未完成でこれまでに何兆円の損になっているのでしょう。
未完成のため始めから多大な損が出るのが分かっているのなら空港近くの反対派
農家に2,3倍の金を出して引っ越させた方が遥かに安上がりだったのです。アクセスの点では三番ヶ瀬の新湾岸線の着工遅れ、市川ー松戸線の外環道の遅れ、
何よりも成田新幹線が幻に終わっているのが痛いですね。前にも書きましたが
外環道は市川市の一番いい住宅街などを通さずに江戸川右岸の堤防上に造れば
良かったのです。(今頃スーパー堤防か何か知りませんが工事をしていますよ)巨大ダムだや車も通らない地方の高速道路は平成のバカ工事になりますよ。
杉山さんが示して下さった取手のPFIは、どうもBTO方式のように見えます。BTO
では運営のリスクは公共側にありますから、そういうこともあるでしょう。というか、
PFIにすると不可能だった事業が可能になるとか、公共側の費用負担がなくなるとか、
そういうものではないことが理解されていないことが問題ではないでしょうか。PFIとは、簡単に言えば民営化された道路公団のようなものです。国ではなく企業が
市場から資金を調達し、料金収入で費用を賄って公共施設を整備運営するものです。ある
いは、料金収入が得られない事業では、民間が整備運営する施設に対して国が毎年の使用
料を払うこともPFIです。つまり、国営でなくなったからといって「料金や税金で、建設費と維持費を賄う」ことに
何の違いもないのです。違うのは民間の経営ノウハウを生かしてコスト削減や収入増加、
サービス向上などが図れることです。しかしPFIは当然、利潤の配当が必要ですから、
収支改善努力の余地が少ない場合、それだけ国にとっての収支が悪化することもあり得ま
す。首都移転にPFIを導入する場合、最大の受益者は中央官庁とその職員であり、整備され
る施設の大半は国が借り上げる(庁舎や職員官舎など)か無料で開放するもの(道路、公
園など)ですから、結局その資金は国が毎年使用料を払うことになります。つまり、移転
費用を移転工事のときに支払うか将来分割して支払うかというだけの違いしかなく、要は
PFIの導入によって「今年の予算がゼロでも移転に着手できる」という無責任な先送り
体制を作るだけです。もちろん、総支出が圧縮される効果は見込めますが、たとえば今年
1兆円必要だった工事費がゼロになるからといって、総支出額がゼロになるわけではなく、
30年間かけて9000億円払うというだけのことなのです。しかもこの場合、PFI企業にし
てみれば経営努力によって収入を増やす余地が少ないので経営計画自体が保守的になり、
あまり劇的な経営改善が見込めないことは明らかです。PFIは移転するか否かの判断材料にするものではなく、公共事業全体の効率改善ツール
として全面的に適用を検討していくものです。
さて、これまでの首都機能移転の議論では、何度もPFIの活用が提案されたり議論に上
ったりしています。中には過去ログ1855の様に>ただ、単純な税金投入ではなく、PFIとか目的債とか、あるいは不動産小口化・証券化
>のスキームが新首都建設において語られていない、というのも事実です。「財源不足」
>を主張するのは、そのスキームを検討してからでも遅くはないんじゃないですか?と、PFIを首都機能移転の「打開策」として捉える向きもある様です。しかし22日付
の朝日新聞茨城版に拠れば、PFIも決め手になるどころか場合によっては第3セク
ターの二の舞いになる可能性も否定できないのです。問題となっているのは取手駅西口の(区画整理の一環として進められている)共同ビル整
備事業で、駅ビルに隣接する市有地と民有地に駐車場や駐輪場を併設した商業ビルを建設
すると言うものです。PFI方式で整備するのは駐車場や駐輪場の部分で、建設費は商業
施設のテナントが負担し、完成後は30年賦で(所有者となる)市が駐車場などの収益から
返済していくと言うものです。無論、実際の管理運営は民間の特別目的会社に委託し効率
的な運営を目指すのです。ところが ── この計画は、「駐車場の需要が高く(建設費返済のための)充分な収益が
見込める」=「取手駅周辺に車で乗りつける需要がある」と言うことが前提となっていま
す。でも実際には此処2・3年ばかり市の人口が減少基調にある上に、つくばエクスプレ
ス開業の影響もあるなど収益が予想を下回る可能性も否定出来ません。そうなると市の一
般会計から捻出することも考えられ、下手すれば事業自体が泥沼に填るかも知れないので
す。4月の統一地方選挙で行われる取手市長選挙でも再開発PFIが争点になっています
が、(事業の推進を訴える)現職に挑む新人候補は何れも「政策決定過程が不透明」「全
体のビジョンが無い」「情報公開を」と批判しています。
取手市の騒動から判る様に、いくら看板が「第3セクター」から「PFI」に変わっ
たところで、希望的観測や無責任体質まで変わるとは言えないそうです。ましてや幾
ら低く見積もったところで何兆円もかかる首都機能移転。一つ間違えると国民福祉さえ危
うくなる公的負担を求められる破目にはなりたくないものですが・・・・・
過去ログ3992に於ける村山氏の>>では杉山様はどのようなスキームで地方を活性化すればいいとお考えでしょうか?
についてレスが無いままでしたが、その件について一つの「ヒント」と言える事例が2月
18日付の『天声人語』で紹介されていました。>命がけで山を守った町長がいた。「伐採させてくれ」と言ってくる営林署長に「山を伐
>(き)るなら私を斬(き)ってからにしてくれ」と突っぱねた。山の仕事がほしい人が
>斧(おの)や木刀を手に自宅を訪れ、家を壊されたりもしたという。>宮崎県綾町の町長を6期つとめ、3年前に81歳で亡くなった郷田実さんである。
詳細については郷田氏の著書『結(ゆい)の心─―綾の町づくりはなぜ成功したか』(ビ
ジネス社)に譲るとして、そもそもの起こりは郷田氏が町長初当選直後の1966年に町内の
国有林を伐採して住宅用建材として(当時は)需要があった針葉樹林を植えようと言うハ
ナシが持ち上がったのです。高度成長の真っ只中、過疎が進む中での伐採&植林計画は農
林業を主としてきた村民の多くにとっては魅力的にも見えました。ところが町の国有林は実は極めて貴重な原生の照葉樹林であり、後で植林するとしても元
々の自然環境を破壊することには変わりがありません。「中国戦線で生死の境をさまよ
ったとき心の支えになった故郷の山を守ろう、そんな一心」で伐採に反対した訳で
す。無論、「天声人語」で触れられている様にお上の圧力や業界の反発も大きかっ
たのです。その一方で郷田氏は、農林業・殊に国有林関係の林業に依存していた村の産業構造
を如何に転換させるか模索します。そうして辿り着いたのが無農薬の有機農業を売りに
した農業の高付加価値化だった訳です。そして現在、「照葉樹林地域はその後国定公園に
なり、現在は世界遺産を目指して運動が進められて」いますし、綾町の有機農産物はブラ
ンド=イメージとして定着し、宮崎県内でも最貧のレベルだった町民所得も県内では高い
方にまで伸びてきているのです。外材の輸入自由化で針葉樹林を中心とした林業が軒並み
斜陽化し、林業に依存した村々がバラ撒かれる公共事業に往々にして依存してしまってい
ると言うのとは好対照を示しています。#実を言えば、昨年秋の政策フォーラム茨城の勉強会でも郷田元町長のケースが紹介され
#ていたのですが、その時は私事多忙と言うこともあってレスし損ねていました。
##失礼 m(__)m
この例を踏まえてみると、
>>では杉山様はどのようなスキームで地方を活性化すればいいとお考えでしょうか?
と言う村山氏の疑問は二つの点で吐き違えている点があるかと思います。まず全国一律に
適用できるスキームがある訳ではないと言うこと。地理的条件や社会的背景が多種多様
な中でただ一つの最適解がある筈が無いのです。あと一つは、短期的な「活性化」は必
ずしも地域の持続可能性の上から望ましいとは言えないと言うこと。綾町の例から判
る様に経済構造や社会的条件が変われば「活性化策」も無駄遣いに変わったりすることは
あり得る話なのです。以前に過去ログ3496で引き合いに出されていた平本一雄氏が、> 首都機能移転の経済社会効果は、戦略次第で膨大なものにしていくこともできるし、効
> 果のないものとなってしまうこともあるのです。我々は日本の再生を行う意味でも、こ
> の効果を最大限にいかしていけるような戦略を立て、このプロジェクトを実行していく
> べきだと思います。と、もっともらしく言っていますけど、その平本氏が手がけた大阪南港・横浜みなとみら
い21・東京臨海副都心が何れも喧伝されていた経済効果とは裏腹に地方自治体の財
政負担となっていて地域に重苦しい影を投げかけていると言う事実もあるのです。
いくらゴリッパな戦略を立てたところで、後から条件が変わったりして効果どころか多大
な負債になってしまうこともあるのです。しかも、その戦略の立案や実践についての責任
も殆ど追求されていない。戦略のリッパさやリーダーシップだけが強調される一方で評価
や責任の問題が等閑にされているのが地域振興の現状とも言えるのです。バブル期の失敗
から何も学ばず、表面的なキャッチフレーズや看板を架け替えたところで地域の閉
塞感が無くなるとは到底思えないのですが。岩波の「世界」に連載されていたルポのお
題を借りて言うなら、地道に「見たくない思想的現実」に向き合うことこそが必要なので
す。最後に移転推進を打っている方々にこそ聞いて貰いたい一節(二節か?)を『天声人語』
から。>自治の手法が成功の一因でもあった。根回しをしないで提案をする。反発が出て議論に
>なる。議論になれば理解が深まる。理解が深まれば参加の意識も高まる。そうやって、
>町民の自治を促した。>照葉樹林地域はその後国定公園になり、現在は世界遺産を目指して運動が進められてい
>る。中心人物のひとりが郷田さんの一人娘美紀子さんだ。彼女らはその山に九州電力が
>進めている鉄塔建設への反対運動もしている。山を守った父の遺志を継ぐ。「父からは
>理念の大事さを教えられた」と美紀子さん。
関西に悲観的な記事を投稿することが多いのですが、チト明るい話題。数日前の日経新聞に「電機メーカーの株式時価総額が西高東低」という
記事がありました。なんでも、三洋電機は従業員数で富士通の半分ですが、富士通の時価総額を抜いた、とのこと。
日立と東芝の時価総額合計も松下以下とのことです。記事は、「日立・東芝・NEC・三菱・富士通の電機メーカーは、東電・NTTや官庁からの受注が
メインで、コスト競争力を失ってきた」と指摘。
「対して関西の電気メーカーは官頼みの戦略は取れないので、得意分野に経営資源を
集中せざるを得なかった」。
⇒シャープの液晶、三洋の太陽電池等の得意分野が出来たのです。関東電機メーカーは官頼み路線が破綻して、あわててりストラを行っていますが、
未だに「得意分野」を定められないのが実情です。
(関東の例外はソニー)余り知られてませんが、村田製作所やローム、京セラの時価総額も
富士通や三菱電機を上回っています。これらの『選択と集中』戦略が外人投資家にも受けていて、関西電気メーカーの外人持ち株比率は
総じて高いのです。
外人アナリストは、わざわざ新幹線に乗って京都企業をリサーチします。
京都企業の方が本社を東京へ移す必要は今の所少ない。ただ、残念なことに、最近松下電器は東京シフトを進めている。
関係有るのかどうか、松下も関西の中では時価総額が伸び悩んでいる企業です。
(それでも関西電気メーカーではトップですが)
松下も「得意分野の集中」という点では弱い。あと、面白い事に、関東電機メーカーは都内に大規模な本社ビルを設けています。
NECのロケットビルとか、東芝の浜松町ビルとか、日立の御茶ノ水ビルとか。
松下も大阪OBPにツインビルを持ち、系列の松下電工は今度汐留に東京本社ビルを
作ります。他方、「選択と集中」を進めている関西電気、シャープ・三洋・ローム・村田製作所などは、
「本社ビル」と呼べるようなものはありません。工場みたいなところを本社にしてます。
(京セラは洛南地区に高層本社ビルを建てましたが・・・)これは思うに、多方面にコングロマリットした経営をする場合、どうしても組織マネジメントの
必要が生じて、本社ビルを建てる必要があるのではないでしょうか?
その場合、管理の都合上、「地方より東京」となります。
一方、「選択と集中」をした場合、組織管理の必要性が少なく、地方工場をそのまま本社に
使った方がコスト安になる、という仮説が考えられます。(その点で気になるのは、コングロマリットの極地に達した京セラが京都に本社を建てた、という
点です。これでマネジメントができるのでしょうか?)地方活性化の糸口がなかなか見出せなかったのですが、この「選択と集中」というのは
一つの切り口になるかもしれません。ところで、このような元気な関西企業がいるのに、なぜ関西の地盤沈下が叫ばれるのか
考えたところ、今関西を脱出しているのは、総合商社とか金融(住友・三和)なんですね。
確かにこれらの企業は東京に立地した方が都合いいでしょう。
今の関西の地盤沈下は、関西の構造転換の「産みの苦しみ」ですね。
と考えると、今後の関西の進む道は、京都ハイテクメーカーや大阪の医薬品等の技術を
「経営資源」として世界に伍していくことになるんじゃないか、と思います。
関西がそのようなハイテク分野にエリアの資源を「集中」させる為には、むしろ中途半端な金融とか
商社とかの機能を殺ぎ落とした方が、長期的に見て関西のトクになるんじゃないか、とすら
思います。
イメージとしては中京圏のイメージですね。日本における中枢機能はないけれど、自動車産業に
経営資源を特化させて世界に伍して行っている。
関西もハイテクで関東はおろか世界に伍して行くようになれば本物です。
まあまあ、わかりました、杉山さん。
私はあなたが議長だとは知らなかったもので、これは意外でした。私は私なりにMBを作ってみることにしました。
参加者がいれば私なりの議事進行をすることを考えています。
袋小路に入らぬよう、ビシビシやってみようかな。
よろしければここの皆さんもどうぞ。いいたいことを言いたい放題で、よく言えばおおらか、悪く言えばまとまりのないここに対して逆のコンセプトにしてみようかと考えています。
ま、何か書いてみてください。
当財団の掲示板「どうするものづくり」を開設しました。
この掲示板を通じて、ものづくり業界の不条理・ものづくり現場の実態を聴き取り世間に発信していきます。
ここに寄せられた意見を基に、国交省や厚労省への提案等も考えておりますので、ご賛同していただき、ぜひ皆様方のご意見をお寄せください。固くないご意見大歓迎です。
>逆に言えば長いことこの掲示板にい続ける人って進歩がないんじゃないでしょうか?この掲示板は、袋小路に入っています。それは、ある程度議論が進んだ結果、ひとつの結
論を出してしまったからです。国会の首都移転論議の進展を待たないと、先へ進めないの
です。ここでは移転を積極的に考える人、消極的に考える人がいますが、議論により以下のよう
な共通認識を得ています。もちろん全員ではありませんが...従って、移転内容が不明で、地方分権との関係が議論されず、大規模な新都市建設を前提
- 移転は改革のきっかけにはなるかもしれない。しかし、移転自体に大きな
効果はない。- 移転する場合も、首都機能のすべてを移転すべきではない。相当部分を地
方分権すべきである。- 地方分権と首都移転は相乗効果が期待できる。首都移転は必ず地方分権と
セットで議論すべきである。- 移転先は新都市でない方がいい。新都市建設は投資効果が悪い。
として進められている現在の国会の首都移転論議とはあまりにも乖離したところに落ち着
いてしまい、議論の意味を失ってしまったわけです。ここまで至る議論の中では、異なる
意見の人が互いに相手の意見を検証し、間違いを指摘したり正しさを認めたりしてきまし
た。意義のある議論でした。たまに新しく書き込んでくる方は我々の議論を知らないので、巷の移転賛成論・反対論に
似たことを書かれますが、この掲示板では散々議論して「おかしい」とされた論旨なので、
議論のネタになりません。全く新しい視点なら面白いのですが...いまは、今国会の動きを見守っている状況です。
軽い話題を。『日経ビジネス』誌の最新号に、木村政雄・吉本興業元常務の「敗軍の将、兵を語る──
吉本での任務は終わった」が掲載されていました。木村氏自身、かの「やすし・きよし」
のマネージャーを長年の間勤め上げ終には日本を代表する漫才コンビに育て上げた実績を
収めた訳です。「ちょうどその頃(1980年頃・引用者注)、『東京事務所を開設してくれ』という社命が
下ったんです。チャンスだと思いました。やすし・きよしの仕事もあって、東京の事情
はおおむね理解していましたから。吉本興業と松竹新喜劇しかない大阪と違って、東京
の芸能界は裾野が広い。断然、やり甲斐があるんです」ところが、この木村氏の東京への異動は社内的には左遷として見られてていたのです。拠
点と言えるのが大阪圏だけだった会社であるだけに、東京への移動は出世コースから外さ
れるとも言い得た側面があるのですから。
それでも自分の判断で思いのままに行動できることも出来たし、折からの漫才ブームで活
躍したタレントも多くが吉本所属であったことも手伝って東京でも地歩を固めたのです。「そして、いつしか大阪の本社が俯瞰できるようになったんです。『何であんな小さな世
界で、あくせく働いていたんだろう』と」これらの実績を引っ提げて、木村氏は本社制作部長として大阪に戻ってくる訳です。
「大阪に戻って驚きました。漫才が10年前と全く変わっていない。しかも、『東京で漫才
ブームなんか起こすから、いいタレントが東京に取られて、大阪の演芸界が被害を受け
た』という思いを抱いている」
「東京は同じ10年で激変しました。漫才ブームを経て、お笑いの主役が交代しました。コ
ント55号やドリフターズから、タモリやたけし、明石家さんまといった世代に若返っ
た。ところが、大阪では吉本と松竹が、同じ顔ぶれでちんたらと新喜劇を続けている」こうした惨状を見て木村氏は、吉本の看板だった新喜劇をリストラするなど抜本的な改革
を次から次へと行い、ダウンタウンや山田花子など新しい逸材を発掘するなど沈滞してい
た大阪の演芸界に喝を入れた訳です。
この木村氏の変転を見ていると
>>大阪のビルマーケット関係者は「大阪のビルマーケットは東京の10分の1」と自嘲気
>>味に言います。に代表される、大阪圏の「凋落」とは何だったのかと言うことが朧気ながらも見えく
るのです。以前にbigbang氏が>東京一極集中は、東京で作られた情報を画一的に全国に広めることを促進させるため、
>東京ばかりか地方でも個性豊かな人間を作り出すには不毛な環境である。と言っていましたけど、実際には「東京で作られた情報」の多くは Made in 東京 ではな
い地方由来のものなのです。今の例で名前の挙がったお笑いタレントにしても、東京出身
なのはたけしくらいしかいません。そればかりか吉本に所属していた関西出身の漫才師が
東京でも好評を博して全国的に電波に乗っていた訳です。つまり「東京で作られた」の
ではなく、「地方で作られた」のが東京と言う『軸』を通じて切磋琢磨されて洗練
されたものが全国に流れているのがホントのところなのです。無論、全国的な競争を経
ている分だけあって往々にして東京に流れずにいるものよりも質的に優れているとも言え
るし、だからこそ多くの人間の支持を獲得していった訳です。ところが木村氏の回想が示している様に、東京を「僻地」視する見方が大阪では少なから
ず存在していた訳です。彼らにとっては「天下の台所」として全国的な物流の『軸』とし
て繁栄を謳歌し、工業生産額でも他地域を凌駕していた昔日の大阪圏しか目に入っていな
かったのです。それが現実には過去のものになっていたにも関わらず。その上、過去の成
功経験がそのまんま時代背景が変わっても革新も改良もされずに陋習として残されてしま
い、顧客の支持を失っていったのです。いわば・・・・・>やり方は人に言われて決めるものではありません。変更する必要があるのなら自分たち
>で変えていくでしょう。と言うことが、完全に裏目に出てしまっていたのが木村氏が大阪に戻って来た時点での新
喜劇の惨状だった訳です。結局のところ「やり方は人に言われて決めるものではありませ
ん」と馬鹿にしていたら肝心の顧客満足が疎かになっていて時代遅れにさえなっていた。
その間隙を突いて新興勢力の東京が台頭してきて自分たちの足許さえ危うくなると、東京
への怨み節(の一方で中央政府にはオネダリと言う矛盾した態度を取っていたりもする)
を言い連ねる。そして大阪と言う「小さな世界」から出て行き、広い世界での競争を経験
した人間によって変革されていった。それこそ「個性を重視した創造的な経済活動」を妨
げていたのは他ならぬ大阪自身だったと言うことを木村氏の回想は遠回しながらも述べて
いる様にも思えるのです。そして大阪の「凋落」とは、言い換えるならば「大阪が日本の
『軸』でなくなったことを気づかずに『自分たちのやり方』を変えなかった結果、
時代遅れになってしまった」と言うことであり、「大阪と言う『小さな世界』の益ば
かりを考えた挙句、大阪の『繁栄』を支えていた地域からもソッポを向かれた」と
言うことではないかと思うのですが。
>首都機能の移転云々ではなく、百年河清を待つということですね。言い替えるなら、首都機能移転で「解決」すると謳われている問題群や「効果」と
されているのは「百年河清を待つ」ほど簡単なものではないと言うことなのですよ。
地域の自立や振興策にしても災害や非常時への対応にしても、往々にしてソフトの要素が
大きかったり企業や市民など「民」の要素が大きかったりしているのですから。それを首
都機能移転と言うハード、それも(「民」から比べるとファクターとして大きいとは言え
ない)「官」の限られた一部分を他所へ移して一遍に日本が変わるなんて主張をしている
方こそが能天気と言うものでしょう。>なんか、もうすこし生産的な議論をしている掲示板ないでしょうか?一般論ですが、こ
>の手の掲示板ははっきり言って便所の落書きと同じなんです。
>その理由は簡単です。結論を出すために議論をしているのではなく、お互いいいたいこ
>とを言い合い自己満足に浸る為の自己主張の場でしかないからなんです。「結論を出すため」に此処の掲示板があるのではありません。推進派と反対派が「お
互い言いたいことを言い合い」互いの主張の認識や問題点を批判し合ったり論じたりする
のが目的です。そもそも首都機能移転は議論の余地がある論点が存在したり、論者によっ
て見解が違っていたりする論点が少なからず存在するのに、最初から「結論を出す」こと
を目的に議論したら、議論の進行上不公平を招く恐れすらありますよ。そう言う議論をお
望みでしょうか??>逆に言えば長いことこの掲示板にい続ける人って進歩がないんじゃないでしょうか?
そうでしょうね。
今まで何度も批判されたり論破されたりした主張を繰り返す方々と言うのがどうし
ても存在しますから。だからこそ「意見を投稿する前には過去ログを一度はご覧になっ
てからご投稿下さい」と『当掲示板の趣旨』『お願い』で予め断っているのですよ。>この手の掲示板の「有用性を評価する」という人が居られるようですが、どのような評
>価なのでしょうか?この点については、平修久・聖学院大教授が「電子掲示板の政策立案情報源としての有効
性について」(『聖学院大学綜合研究所紀要』2001 23、2002.3)と言う論文で国土
交通省の意見交換スペースや毎日新聞のE-Mailディベートと併せて分析していますので、
そちらを参照していただくと参考になるかと思います。>私は、この手の掲示板が多少の価値を持つには中立の立場で、高い知性があり、議論を
>その内容、傾向ではなく辻褄が通っているかどうかで交通整理をする議長が必要だと思
>います。品のない秀才、慇懃無礼な愚か者、こういう人には地を出してもらっては困る
>んじゃないのでしょうか?議長不在の掲示板、それは便所の落書きです。少なくとも、これまでの議論に於いては「品のない秀才」や「慇懃無礼な愚か者」が
辻褄の通らない主張を投稿しても、他の投稿者から批判されていますし、成りすまし
投稿などの不正行為はアクセス制限などで規正しています。一応の「交通整理」はつ
いていると思いますが。あと「中立の立場」と言う点については、推進派と反対派で共同
して管理者役を引き受けていると言うことで、充分「中立の立場」は取れていると見てい
ます。
ミネさん・・・
首都機能の移転云々ではなく、百年河清を待つということですね。なんか、もうすこし生産的な議論をしている掲示板ないでしょうか?
一般論ですが、この手の掲示板ははっきり言って便所の落書きと同じなんです。その理由は簡単です。
結論を出すために議論をしているのではなく、お互いいいたいことを言い合い自己満足に浸る為の自己主張の場でしかないからなんです。逆に言えば長いことこの掲示板にい続ける人って進歩がないんじゃないでしょうか?
この手の掲示板の「有用性を評価する」という人が居られるようですが、どのような評価なのでしょうか?
私は、この手の掲示板が多少の価値を持つには中立の立場で、高い知性があり、議論をその内容、傾向ではなく辻褄が通っているかどうかで交通整理をする議長が必要だと思います。
品のない秀才、慇懃無礼な愚か者、こういう人には地を出してもらっては困るんじゃないのでしょうか?
議長不在の掲示板、それは便所の落書きです。
東京集中を示すエピソード昨日の夕刊フジによれば、100m超の建築用クレーンの
実に95%は東京に設置されているらしい。大阪はわずか2%。
ついでに言えば、全国のオフィスビルの半分が東京で占められている。
(この数字には横浜や千葉は含まれない。首都圏で見ればもっとシェアは大きい)
大体、大阪市のビル面積は東京都港区程度らしい。
大阪のビルマーケット関係者は「大阪のビルマーケットは東京の10分の1」と
自嘲気味に言います。ただでさえ東京に集中気味のビルオフィスですが、クレーン数で見れば判るように
ますますオフィスが増加します。
しかも、「2003年問題」と巷間言われてますが、東京の空室率は、地方都市と
比較するとまだ良好なのです。
(東京:7%、地方都市:10%前後)
政治を良くするためには、制度を見直す事が肝要、立地の問題ではないと思います
公約は信頼できない・・では何を投票の資料にできるのか。
日本は事実上の破産、であるのに国会は相変わらず選挙民の意志を私物化した議員諸公が着いたり離れたり・・・こうした従来の政治のいきかたでは、国民の将来不安は解消できず、景気の回復もないでしょう国民不安を解消するには、減税や、公共事業の是非や、金利や公的資金注入是非と言った政策論戦術論ではなく、もっとも骨太のところ「政治の体制」そのものについて、言い換えれば、戦略論から見直す必要があるのではないでしょうか
「どのような政治の体制を望みますか」・・という投票箱があります
http://vote.mallkun.com/cgi-bin/27/vote.cgi?id=seijian
既に1488名を超える投票がなされました、現在まさに信じられないデーターが形成されています。
なんと、「議員は議論専一・国民が票決」と「直接間接併存政治」と合わせて761名、「間接政治」519名と比べてその差は歴然です(しかも、この間接政治賛成票には303票が一挙に加算されたという不可解な事件もあります)
もしかすると、国民意思を一旦議員が咀嚼する間接政治体制を国民は「容認しがたい制度」という認識にあり、不況の原因である「将来不安」の原因なのかもしれません
くろださん、大貫さん、いつも解説いただき有り難う御座います。
(返事が遅くなりましたが)
以前別のスレッドでも似たような話が出ていていたのでお伺いした次第です。
自分としても今一度整理してみたいと思います。※板が移転したようなので新アドレスを貼っておきます。もう終盤です。
いくらなんでも東京に一極集中しすぎだろ!PART2 (現在進行中)
http://society.2ch.net/test/read.cgi/soc/1025899875/l50さて、新聞のTV番組欄を見ておりましたら、27日のテレビ朝日「たけしのTVタック
ル」の内容が「東京VS地方」となっていました。今頃書いても遅いかもしれませんが、
こちらのBBSに関連した内容が放映されるかもしれません。市町村合併関係ですが大分県中津江村は合併で村名が消えてしまうそうですね。“日本の
ハワイ”として知られる鳥取県羽合町も消えるらしいです。8年ほど前は連日のようにT
Vで中継が出ていた山梨県上九一色村もそのようです。↓ヤフー 市町村合併
読売の記事:
>自民、民主両党が首都機能移転の是非を今国会で決着させるため、協議機関を新設する
>ことで合意していたことが21日、明らかになった。5月をめどに衆院国会等移転特別
>委員会が報告書をまとめて、綿貫衆院議長に提出。これを受け、衆参両院の10議員ず
>つをメンバーとする協議機関を新設し、移転の是非に関する意見集約の方法を決める。
>同特別委は、移転候補地に関係する議員の比率を下げるため、今国会で委員数を増やし
>た。
>協議機関の新設によって、さらに関係議員の比率を下げ、客観的な結論を出す狙いがあ
>る。うーん。以前に移転推進決議の詳細を調べたことがあったのですけど、結局その時と同じ
「一部"実力者議員"の談合による『国対政治』」で決着してしまう気配ですね。「移転候
補地に関係する議員の比率を下げる」ことで「客観的な結論を出す」といえば聞こえは良
いですけど、その実「移転候補地に関係する議員の比率」が下がる確証が何処にも
無いし、通常の委員会とは別に協議機関を設けることで傍目には議論の中身が「見え難く
なる」訳です。結局のところ「巨大な利権が絡む公共事業」「一部"実力者議員"の談合による『国
対政治』」などの「滓」を引きずって始まった国会での首都機能移転論議は、そ
の「滓」を何ら清算しないままに幕が引かれる展開になりそうです。
読売HP自民、民主両党が首都機能移転の是非を今国会で決着させるため、協議機関を新設するこ
とで合意していたことが21日、明らかになった。5月をめどに衆院国会等移転特別委員
会が報告書をまとめて、綿貫衆院議長に提出。これを受け、衆参両院の10議員ずつをメ
ンバーとする協議機関を新設し、移転の是非に関する意見集約の方法を決める。
同特別委は、移転候補地に関係する議員の比率を下げるため、今国会で委員数を増やした。
協議機関の新設によって、さらに関係議員の比率を下げ、客観的な結論を出す狙いがある。
(1月22日03:05)
2つの新聞に相次いで記事が載りました。抜粋します。まずは1月14日の都政新報
(東京都・都内区市町村職員向け業界紙)。「またぞろ動き出した首都移転問題」次に1月17日の朝日新聞。
記事によると、移転先を絞り込めなかった委員会は昨年10月、移転人数を行
政府の2/3、司法立法府の8割に減らし、人口を56万人から14万6千人
に、費用を12兆3千億円から4兆7千億円に減らした予備調査結果を発表。
東京都はこの案を、委員会の従来の主張とすら矛盾した机上の空論で無駄遣い
に変わりはないと一蹴。しかし委員会は20日からの通常国会でこの案をベー
スにした国会決議を申し合わせた。従来の移転論議が平成2年の国会決議をも
とにしている以上、東京都としては新たな国会決議は何としても阻止したいと
ころで、都内選出議員を中心に水面下の動きが始まっている。「首都機能移転 幕引きの気配」(いずれも要約です。)
8日の与野党国対委員長会談では、委員会の11年間の議論を衆院議長に提出
することで与党、自由・民主各党が一致。しかし移転の是非について結論を出
したい委員会側に対し、与党内では移転についての議論を凍結し、政治決着を
図ろうという思惑も働いている。「審議自体、意味合いが薄れている」という
のが国会内の大方の共通認識。ということで、視点は違っていますが同じ状況を伝えているようです。新たな国会決
議を経て首都移転の具体化へ再度動き出すか、うやむやの状態で事実上移転を打ち切
るか、20日からの通常国会が山場になりそうです。
外形標準課税やら消費税引き上げやら相続税の引き下げやら、中小企業や低所得者ば
かりに負担がおしつけられている!役人は天下国家を論ずる前に自分の仕事を見直す
べき。決済書類作ることが仕事じゃないだろ?構造改革はそこからはじめてほしい。
移転費用も役所のリストラ効果でかなり捻出できるのでは。