園芸日記 vol.2



No.11◆むしむしマンション

98/8我が家ではごみ出しはとうさんの役目となっている。

なにせ集に2回しか生ごみの回収がないので、どうしてもごみが重たくなってしまう。よって、とうさんが進んでその役をかってくれている。

感謝!!

わたしの方はというと、はるべくごみを小さくしたり、軽くしたり、という工夫をしている。

そんな気持ちから、草むしりで収穫(?)した雑草は、いったん干しておいて、水分がなくなってからごみ袋につめれば、少しは軽くてかさばらなくなるかな?と、何日かまとめておいておいた。

わたしがそうしているので、とうさんも、草を抜いた場合はその上に積み重ねておいた。
ある日曜日、「さあ!ごみ袋につめるぞ!」と、つんでおいた枯れ草をしっかとつかんで持ち上げるとその下には・・・・

おびただしい数のムシ!!!!!だんごむし!やすで!なめくじ!ばった!こおろぎ!その他・・・・以下省略・・・

「きゃあああ〜〜〜〜〜とうさんたすけてーーーー」
と、残りの枯れ草はとうさんに袋つめしてもらうことに・・・。
7つ年上の「しっかり者だんな」だからか、自分もそこに置いてしまった経緯があるからか、とにかくやってくれた。
わたし「虫の住む所を提供してたんだねえ。」
とうさん「うん。かゆい。」
わたし「さされた?」
とうさん「触ってないけど、見ただけで、かゆい!」
わたし「ほんとだ!わたしもかゆい!!むしむしマンションめ!」
2人「むしむしマンションめ!」

このような枯れ草の山があと一つあったので、今度は子供たちに虫を見せてあげることにした。
さすがに子供はたくさん虫がいてもめげず、ぶうちゃんはこわくもないのに恐れてみたり、よっちゃんはやっつけるフリをしてみたしして、それなりに楽しんでいた。
また、たくさんの種類の虫をいっぺんに見せてあげられたので、コレハ?コレハ?と名前を聞かれたりして、こちらもちょっと楽しかった。

でも、むしむしマンションは2度と作らないゾと誓ったのであった。

きもちわるい〜

教訓ん?わたしもいつも干してるよ<雑草(ばあちゃん)
だから、それは駄目だって言ってるの!!(じいちゃん)

No.12◆冬の仕事

98/9背の低いひまわりがあるというので、種を購入、蒔いてみた。

その際、ちょっと横着をして、土壌改良していないところに蒔いてみた。

結果、花は咲いたが、身長10cm。
いくら背が低いといっても低すぎ。予定では50cm程度のはずだったのに。
とてもかわいそうな姿なのである。反省。

園芸をはじめるに当たって、去年は種や球根を蒔く、植えるといった前に、ちゃんと腐葉土をすきこんで、最良の状態を目指した。
よって、そこそこ植物は元気に育っている。
しかし、実験根性というか、横着というか、で、「そのまま蒔いたらどうなるか」というのが知りたくなってしまい、かわいそうなひまわりを誕生させてしまった。
こうなると、こぼれ種や雑草は、改良していないところでぐんぐん育っているから、いってみれば、植物のエリートなんだろうか。

もともと日本庭園では宿根草はあまりあっていないというのがじいちゃんの説である。
それは、日本の暑さを考慮してのことである。
冬はしっかり枯れた草を処分し、木だけを残す。
するとあたたかい地中奥深くに向かって木の根が伸びる。(宿根草が残っていると、そのぶん地表があたたかいので、木の根の伸び方がいまいちなんだそうだ。)
そうすると、その木は次の夏がうまく越せる、ということだ。
その話を聞いたし、土壌改良しないとやっぱり植物が元気に育たないとわかったので、冬の作業が待ち遠しい、と、せみしぐれのなか、思うのである。

冬になったら、このページを読み返して、寒くてもがんばって作業しなくては!!


その後・・・
秋口に早々に土壌改良を行った。地面があまりにふわふわすぎて、ねこちゃんのお散歩ルートに認定されたらしい。よく足跡がついている。
ときどきねこちゃんは、わたしが植えてあげた苗とも遊んでいくらしい(汗;)。
・・・やめてほしいニャー・・・(98/2追記)

教訓でも、わたしは、宿根草がすき!(ばあちゃん)
宿根草があるかぎり、地面が暖かいから雑草もはびこるのにな・・・ぶつぶつ・・・(じいちゃん)

No.13◆刈り込むか、枯れ込むか

98/9実家に帰ったときのこと。

「わ〜おもしろいところにベゴニア植えたのね!」
それは縁の下からにょきっと這い出している身長40cm程度のベゴニアに対してわたしが言ったせりふである。
そのベゴニアはベゴニアとは思えないほど茎がぶっとく、背も高かった。小さな苗のころに摘芯(芽を摘んでわき芽が出るのを促進すること)しないと、こうなる。
「そんなところに植えるわけないだろ〜!鳥が運んできたんだよ!」
こんなせりふも園芸上級者に言われてしまうと、なんか納得・・・。

園芸する上で勇気のいることと、勇気のいらないことがある。

勇気のいらないこととは、種をまく、苗を植えるなどである。買ってきた苗はたいていしっかりできてるから心配ないし、種蒔きの失敗とは芽がでないので、失敗しても「わたしが至らないばかりに・・・・」という気分はやや少なくてすむ。

勇気のいることとは、移植、植え替え、刈り込みなどである。

移植は、育っていないうちにするとせっかくの苗がたちまちしぼんで消え去ってしまう。これでかすみそうやスイートアリッサムを半分くらい駄目にしてしまった・・・。また、育ちすぎると、やっぱり適期に移植したものと比べると成長がいまいち。といっても、(まだまだ結構失敗するが)失敗の原因がわかってきたので、これはまあ、よしとする。

植え替えは時期を間違えなければ(つまり、真冬とかにやらなければ)多少はなんとかなるので本などで確認して慎重におこなっている。

問題は育てた植物を「切る」作業である。
これはもう理屈抜き。「感覚的にできない」といってもいい。

一生懸命育てた植物を切るなんて、どうしてできるの?

と、ほざいているうちに、失敗する。

たとえば切り戻しは「花が一段落したら刈り込む」と本に書いてあるとしても、花がいくつか咲いていると、あまり刈り込む気が起きなくて、そうこうしているうちに元気がなくなってしまう。
そうかと思えば刈り込みすぎて枯れ込んでしまったり。去年はサフィニアでこれをやってしまい、みるみるうちに茶色いストローみたいになってしまった。

また、花が咲く前の摘芯も、なかなか思い切ってできない。
本で「本葉が何枚になったら摘芯」とあるのは、けっこう小さいころだったりするのだ。逡巡しているうちに花芽がつき始めて摘芯してもわき芽が出にくくなって、だら〜んとした姿になり、これは誰が見てもカッコ悪い。

というわけで、「野生の草はそのまま生えてるのだから剪定しなくてもなんとかなろう。」というずぼらな考えを捨て去り、今年は思い切って摘芯は積極的にやろう、と誓ったのだが、やっぱり十分にはできなかった。
それでもその優柔不断さのおかげで、摘芯の効果を確認できたのでご報告する。

桔梗で摘芯あり、となしの苗を作ってみたのだ。

すると摘芯ありの方はほとんど枝がわかれなかった。その一方、摘芯ありの方はいわゆる「こんもりとした草姿」で、たくさん花芽をつけてくれた。

これで自信をつけられたので、来年は今年よりは摘芯については積極的に行うことができるだろう。

髪が伸びたら美容院に行くようなもんなのかなあ・・・。

まだまだ感覚的には植物を切ることに抵抗のあるえつなのであった。

教訓芽をつむとこんもりするけど、ひょろっともなるのよね(ばあちゃん)
まぁ、やってみるんだな!(じいちゃん)

No.14◆思い出の花

98/9あるエピソードがあって深く印象に残る花というのは、花好きの人間ならば数多く存在するだろう。非日常性が高ければ高いほどその印象も深いものではないだろうか。

たとえばわたしの場合、おだまき。実家の庭に可憐なおだまきがあり、常々かわいいと思っていたのだが、ゴールデンウイークに友人と奥多摩に遊びに行った際、通りがかったある医院の入り口においてあったプランターに咲いていたおだまきがとても見事で、今まで見たどれよりも花が大きく、印象的であった。

また、秋のある休日、友人が自宅に遊びに来て、我が家咲き誇るホトトギスを見、
「こんなでかいホトトギス見たことない!」
と、絶賛。それまで私はあの独特の模様とユニークな花の形になじめず、せっかくばあちゃんに植えてもらったのに「キモチワルイ花だなあ〜」と感じていたのだが、その瞬間から一転して「ホトトギス=好き」と変わった。
「ホトトギス、早く咲かないかなあ〜」と待ちわびるようになった。

それから、園芸をするにあたって、まず植えたのがベゴニアである。
とにかくベゴニアはわたしの中では必ずや育てたい花なのである。

それは…。オランダの10年に一度の花の祭典「フロリアード」に行ったとき、真っ赤な花を一面に咲かせている紡錘形の木を目にした。
あまりにも見事だったので
「スゴイ木だね〜」
と友人に感想を述べると、
「んなわけないでしょ!あれは、ああいう形になるように、鉢をいっぱいならべてるの!」
と、逆に驚かれてしまった。
実際、鉢を取り替えている場面にも遭遇。だからどこから見ても花も形も美しいのか〜と、印象づけられた花、それがベゴニア、わたしがベゴニアにこだわる理由はこういうことなのである。

しかし。
育ててみると、なんだかちがう。
赤の鮮やかさが、どうもちがう。

写真を引っ張り出してみると、例の花は、ベゴニアじゃなくて、ゼラニウムであった。

でももう好きになってしまったので、ベゴニアは必ず植えることにしている・・・・・

教訓好きな花が増えるのは楽しいわよね(ばあちゃん)
ベゴニアやサルビアは「どばっ」と植えるといいぞ。(じいちゃん)

No.15◆参考書

98/9
図解表紙図解中身
図解やさしい花作り入門
西川綾子・豊田正博 著
西東社
この本の通りにやっている限り、これ1冊あればあまり失敗はしないと思われるほど頼もしい本。まったくの初心者にもわかるよう図解されている。ある程度理屈もわかる。難易度の表示があるので、挑戦するかどうかを決める目安になる。



12表紙12中身
花づくり12か月
主婦と生活社
こちらも図を併用してわかりやすい。花の種類ごとに日当たり、水やり、草丈、花色などの情報がコンパクトにまとまっている。12か月というくらいだから、種まき、植え替えなどの適期がタイムテーブルにされていて、作業のめやすになる。

教訓こういう本があれば、まあ安心だな。
最近はカタログみたいな本もあるから、気をつけて選ぶように。(じいちゃん)

No.16◆ああ、懺悔!!

98/9今回はシンプルに・・・・懺悔します。

アメリカンブルーおよびルリマツリ様

わたくしは、ルリマツリモドキという植物の存在を知らず、お店で「ルリマツリ」と書かれた植物を購入後、花の色をみて「アメリカンブルー」だな、と決め付けてしまいました。しかし、問題の植物は「ルリマツリモドキ」であることを最近ある信頼の置ける園芸店の店頭で知りました。
ごめんなさい!

グラジオラスおよびカンナ様

わたくしは、カンナを「グラジオラスが先祖帰りしたものだ」と長年固く信じておりました。わたくしの頭の中では先祖帰り=花数や花色数が減るということで、ちょうど自宅の近所にオレンジ色のカンナを大量に植えっぱなしにしている学校と、職場の近所にやはりオレンジ色のカンナを大量に植えっぱなしにしている公園があるため、「グラジオラスは先祖帰りすると花数が減り、色はオレンジ色になる」と決め付けてしまったのであります。両者がほぼ同じ季節に咲くということも混乱する原因となったようであります。よくよく見れば葉っぱが全然ちがうし、カンナにもいろいろな色があるというのに・・・。

ごめんなさい!

教訓思い込みって、わたしもよくするけど・・・困るわよね!(ばあちゃん)
まあ、似てるといえば似てるなぁ。(じいちゃん)

No.17◆くつしたのその後

98/10くつしたが真っ黒にならないようとはじめた園芸であるが、その効果は。

答えは、「まあ、効果あり」というところである。

結果からいうと、今年は去年に比べると全然くつしたまっくろにならなかったのだが、それは今年の夏がじめじめして、あまり暑くなく、窓を開けはなち、家の中にほこりが舞い込む日が少なかったということも大きくひびいている。
とはいえ、ほとんど何も植えていなかった庭はだいぶ植物でおおわれ、砂ぼこりの発生源が減った。また、南側のフェンス沿いにローズマリーやラベンダーが元気に育ったため、風の侵入も緩和された。

あとは、芝生・・・・ということになるのだろうか。

しかし、芝生を植えるとなると、週末は芝生にささげるつもりでないと、きれいには保てないとの話を聞く。
「1ヶ月に1回刈り込むだけでよい、らくらく芝生」
なんて、聞いたこともない。
そうこう悩んでいるうちに、ご近所から飛んできたのか?芝生に似た植物が我が家の庭に生えてしまった。

これを機に、芝生を植えようか。

いやいや、早合点は禁物。グラジオラスとかんなの区別がつかないくらいのわたしなのであるから・・・
じいちゃんに「これ、何?」と聞こうと思いつつ、聞きそびれているうちに、どんどん範囲が広がってしまった。
このおそるべき生命力からすると、芝生じゃないのかも。

抜くの、大変そうである。

教訓聞くは一時の恥、聞かぬは・・・
重労働!?(えつ)

No.18◆生命力

98/11去年の秋、はじめて「自分で買ってきた種を自分で蒔いて育てて」花を咲かせた。

なにもかもが新しい経験で、とにかく春の花壇を彩る花を種から育てられたというだけで大満足であった。

咲いた花は「リナリア」「キンギョソウ」「カンパニュラ」「ネモフィラ」「忘れな草」「スウィートアリッサム」「桔梗」などである。
一方、咲かせられなかった花は「れんげ(失敗談はここ)」「みそはぎ(失敗談はここ)」などである。

人間、失敗の経験を活かして次の成功にむすびつけるものである。

ということで、今年も「れんげ」「みそはぎ」には挑戦することにした。
まず、れんげであるが、去年は風で飛んでいってしまって、芽が出たのがわずかに2株。咲いたのは1株。咲いた花は1輪。しかもその咲いた花は、めずらしく草むしりしてくれたとうさんの手によって、葬られた(泣)。注:彼はあとでそうと知ってとても謝っていた。
で、考えたのは、まずれんげについでであるが、いくら種の袋に「直蒔きがよい」とあっても、我が家の環境では飛んでいってしまうわけなので、「ジフィーポット(ジフィーセブンではない)」に、種蒔き用の用土で発芽させ、そのまま花壇に移してはどうか。

次にみそはぎであるが、芽がごくごく小さいうちに花壇にうつしてしまい「大切な苗」と認識されず、上に土を盛られてしまったので、これはそれなりに大きくなるまではポリポットにて育苗することにした。

むふふ、万全だ。

と思うときこそ要注意。

れんげについては順調に育っているが、みそはぎについては伏兵の「害虫」にやられてしまうという事件がおきた(ようするに食べられてしまった)。みそはぎばかりではなく、「キンギョソウ」「ハクチョウソウ」などもやられてしまった。

悲しくなって、ばあちゃんに被害を報告(ようするに愚痴った)。すると、こう言うのである。
「枯れちゃった?」
枯れるもなにも、茎しか残っていない状態。
「じゃあ、そのまま水やってたら?側芽が出るかもよ」

おお、なんとすばらしい、ばあちゃんの長期的展望。

2週間後、キンギョソウは見事に復活した。

生命力・・・・。
ちょっと感動した。

(ただし、みそはぎはだめだった)

教訓あきらめるのはまだ早い!というときもあれば、あきらめが肝心ってときもあるわよね。(ばあちゃん)

No.19◆病と共に去りぬ・・・・

99/2わたしが園芸をいたく愛でている理由は、すでに「くつしたまっくろ防止」「お花がすき」というのを述べたが、もうひとつある。

腰痛である。

園芸が腰痛にきくのか?

というと、答えは「ノー」である。

もともとわたしは太陽の下に出るのが好きで、その上テニスやスキーが大好き。結婚前は週に3〜4回テニスをしていた。しかし、出産後、「椎間板ヘルニア」であることが判明、ころんだりするとダメージが大きいため、テニスやスキーといったスポーツはしばしおあずけにすることにしたのだ。

じゃあ、なにしようか?

ということで、休日に少しの時間作業することで、きれいなお花を咲かせることのできる園芸が浮上したというわけ。ようするに、腰がいたくならなければ、毎週スポーツ三昧だったかも。
それに、園芸が腰痛にきくわけではないが、非常な負担にならない程度に体を動かすというのは腰痛には必要なことで、毎日6リットルのじょうろでせっせと水をやることは、おそらく少なからず体の鍛錬になると思う。
そんなこんなで、はじめて腰痛でたおれこみ、さんざん有給休暇をとりまくった3年前からすると、今年はだいぶ腰の方も調子が良い。よろこばしいことである。

調子が少し良くなったことを体で感じていたのと、ますます園芸が自分の中で占める比重が高くなっていることがあいまって、去年の秋は、たくさん花の種をまいた。
秋口は毎朝5:30に起きてはせっせと水をやった。
もしや、このまま1度もひどく痛くなることなく冬がすごせるのか?
・・・と思った矢先、やっぱり痛くなってしまった。
日常生活もままならないほど、痛い。とにかく、痛いのをこらえて毎日を過ごす。

・・・と、しているうちに、大事な苗がだいぶ乾燥してしまった。
水不足で苗をいためてしまうなんて、本当にかわいそうなことをしたと思う。

わたしの大事な苗が、病(わたしの腰痛)とともに去ってしまった・・・・ぐっすん。

ときどき、とうさんにもみずやりを頼んでいたのだが、そのわりにだめだった。
だいぶ回復したある日、やはりとうさんにみずやりを頼んでその様子を見ると、

ぜんぜん足りない!!!
表面をぬらしているだけ!

さっそくとうさんにみずやりの基本、「やるときにゃー、降りしきる雨のごとくやる。そして、葉っぱのはりが若干なくなるまでは、やらない」を教えた。
とうさんも、自分の努力の割に次々に植物が枯れていくのを見るのはしのびないためか、よく理解してくれた。

大切な命を育てるときは、協力者も育てておかねばならんと学んだ。

教訓備えあれば憂いなし(えつ)
もう、みずやりの基本はマスターしたぞ!まかせてくれ!
園芸初心者を名乗ってもいいか?(とうさん)

No.20◆花の履歴書

99/2「花の写真」というと、たいてい、葉っぱはそっちのけで、花がクローズアップされる場合が多い。
だから、花は有名でも、その葉っぱははてどんな形だったか・・・・?ということは、ある。

チューリップや桜、薔薇、ひまわり、あさがお、コスモスなんかは、比較的葉っぱも有名な方だと思う。
人によっては、水仙、アイリス、グラジオラス、フリージアあたりの、すっととがった葉っぱはご存知だろう。

では、ガーベラは、どうだろう。育てている方はご存知とは思うが、「んー?」という方も多いのでは。

ガーベラは、たとえていうならばたんぽぽの大型版のような花である。葉っぱは地面にひっついていて、そこから花がすうっと伸びて咲くのである。こういうタイプは、切花にすると葉っぱはないし、地面にひっついた葉っぱは、被写体とはならないことがある。

一方、「この球根買おう」「この種買おう」と決心する際に大いに参考にする資料は、種の絵袋、球根についている写真、ではないだろうか。いわばその花の履歴書、である。

去年の秋、種の絵袋の写真を参考に、たくさんの種を買い込んだ。そして、蒔き、大事に育てていた。数々の苗が虫にくわれたりしつつも健気に育ってくれた苗の中で、ひときわ目立って成長のいいのがあった。そこにはヤグルマソウを植えたはずなのだが、どうもその葉っぱはそこいらにある雑草にも似ている。しかも、早くも1月につぼみが出てきて、そのつぼみもそこいらの雑草に良く似ていた。
「うう!どうしよう?(雑草だったら)」
と思いつつも、とりあえず咲いた花で確認することに。
で、咲いてみると、見事なブルーのヤグルマソウだった。・・・ほっ。

・・・そういえば、わたしはヤグルマソウの葉っぱについて知らなかったな。と、気づいた。

それから、ファセリアブルーベルという、なんともいえない美しいブルーの花を、やはり種の絵袋の写真で惚れ込んで蒔いてみた。すると、なんともいえず、自分の苦手なタイプの、他の人はどう表現するかわからないけど、どうもわたしにとっては昆虫を連想させられてしまう、キモチワルクなってしまう形状の葉っぱだった。・・・・ぞぞっ。(でも花はきれい)

花の履歴書には、全身写真も載せてほしい、と思った。

教訓だけど、知らない花の種を買って育てるのって、こういうリスク(?)も含めて最高に楽しい。(えつ)



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updated 99/2/27 by etsu