しまなみ海道ツアー紀行
瀬戸内の島々を駆け抜ける....
行程:東予市→(R197)→今治市→(しまなみ海道)→吉海町→宮窪町→伯方町
→上浦町→大三島町>>(大三島フェリー)>>大久野島>>多田羅キャンプ場........(81.1km)

自転車ツーリングサイト「ちゃりたいむ」
しまなみ海道へ向かう

◆フェリーは四国開発のフェリーに乗船しました。 大阪南港から東予までのフェリーです。 2便あるようで、私は夜の臨時便に乗船致しました。  さすがにGWだけあって人は沢山いるようでしたね...... しまなみですが、当初はファミリー向けでさほど目に停めてはなかったのですが 景色や橋の景観美やまわりのチャリダーもよく行かれていておすすめとのことなので 今回実行に踏切ってみました。それにマニア向けの大久野島といった怪し気なスポットが あるのを発見し興味が湧いたのです。

◆東予港へは早くも5時に到着。もしこれが会社とかだったらもう嫌々なんですけど 不思議かな...好きなことだとまったく苦にならないですね(笑) 出て、いきなりゲゲ〜と思ったのは雨が振っていたことでしょうか。 ある程度、覚悟はしてましたが、いきなりだとやる気が薄れるなぁ〜 とりあえず港前の工業地帯を抜けることにしました。 工業地帯を抜けるとコンビニがあったので早速、朝飯を食べることにした。 普通に弁当でしたけどね...

◆早朝なのか、車の通りは少ないし歩道も割かし設けられていたので今治まで爽快に 走ることが出来たと思う。さほど時間はかかりませんでしたね。 おそらく7時くらいには今治についたかと思います。 8時にしまなみ海道の拠点が見えて来た。

しまなみ海道を行く

◆しまなみ海道のIC(?)に差し掛かるとボチボチ一般自転車を見かけ始めた。 事前にしまなみのレンタサイクルを調べていたところ満車でしたから、けっこういるのでしょうね。 橋にさしかかるまでの坂って激アップだったりするんですがここのは自転車に配慮されていて ゆっくり距離をかけて登って行くようになってますね。親切だなぁと思いました。 一般の方でも充分登って行くことができると思います。事実、子供やおばさんも見かけたくらいですから 問題ないでしょう。 ただ、全行程、ベテランチャリダーにとっては生温いかもしれませんが.....

◆来島海峡大橋はしまなみで一番長い橋らしいですね。 この高さは高所恐怖症の身としてはちょっと恐いかもしれません..... 風もありますからねぇ..... ただ、ガードレールや柵がちゃんとあるし全く問題はありませんが。 そういや自慢とかじゃないですけど私よりペースが遅い人っていませんでしたね。 次々ごぼう抜きって感じでした。それほど体力があるわけじゃないですけどそういうとこなんでしょうかね。

◆結構走るので休憩とかどうかと思われる方がいるかもしれませんが、各拠点にちゃんと休憩所やトイレ等が 設置されておりますし案内地図もあるので大丈夫かと思います。 ここで大島に到着、一時サイクリング道に沿って下に下って行く。  橋そのものが高速道路で高架になっているのでそこまで登ってゆくようなしくみらしいですね。 あとの橋もおそらくそういった感じになっておりました。  下り切ったところでどちらから行こうかと思っているところ、とあるおじさん(?)に呼び止められた。 何やらこちらの方が坂が少なくて快適に進めるらしい。時間も余裕があるのでしばし、このおじさんと共に 島を巡ることにした。ちなみにこのおじさんはしまなみマニアでかれこれ3年前に出来たころからこの景観に 魅了されてハマったらしい。。。自転車はさいきんよく見るミニ型(タイヤが小さく持ち運びが便利)でした。

しまなみマニアのおじさんとのやりとり
「けっこう走ってるようやけどどの辺走ってるんかな」
「えっと....北は北海道。南は石垣で大体まわってると思います」
「へぇ。沖縄とかだとやっぱ飛行機かな」
「船もありますが飛行機の場合は自転車を手荷物として運びます」
「そういうとこは扱いがきついやろ。私も昔、飛行場の運送の仕事してたから わかるけどほんと荒いわ」
「そうですね。ハンドルとか特に痛みやすいです。」
「この辺は海岸ぞいやから海が綺麗やし走りやすいね、逆にむこう側は山沿いで登りがきついから
こちらの方がおすすめだよこちらはしばらく走ると登りがだらだら続くからここからあなたのペースで走ってね」


といった感じの会話がいくらか続いたんですけど、残念ながらすべては覚えてないですね。
新しい自転車を10万で買いたいけど奥さんが黙ってないとか聞いた気がします。
あと私の方は大概、自慢話のような内容になって申し訳なかったんですけど。。。
まあ、今迄の最高所を聞かれたモンで志賀高原(2000m)と答えたんですが。
 ただそれよりもこのおじさんおそらく60くらいあると思うのでそっちの方がすごいと
思うんですけど....この年でチャリダーを続けていられるなんてほんとすごいことだし
自分もこの年になって続けていられたら...なんて願望はあるのですがねぇ......
 今迄会って話した人って大概、若者の方ばっかりだったのでこうやっておじさんと
会話出来たことはかなり自分にとって新鮮だったと思いますね。


◆大島ではおじさんと半分地点まで走っておりまして、その間会話がなされてました。 おそらく泊というところで別れたと思う。 ゆったりとしたアップを抜けていよいよ2番目の橋、伯方・大島大橋へと差し掛かる。 こちらは来島と比べてさほど長くはなかったがけっこう大きかった。 自転車でこれほどの橋を渡る機会はそうそうないでしょうね......

◆2番目の島は伯方の塩とかで有名な伯方島。 ちょっと行ったところに道の駅があったのでここでしばし休憩とした。 今、渡って来た伯方の橋が見えて景観が良いと思いましたね。 風もちょうど良い感じで清清しかったです。 ちなみに雨のことなんですが、対して振りませんでしたね。どちらかと言うと 曇りに近かったと思う。

伯方・大島大橋
◆まだ11時ごろだというのに上浦町に到達した。 実はここは本日の目的地であったのでちょっと早くつき過ぎたかなぁと思いましたね。 まあ、出発が5時だったから無理もないんですけど。 ここからしばらく走って道の駅上浦町に到着。  ここの道の駅ってやったら賑やかでしたね。GWというのもあるんですが何やらイベントとか やってるみたいでしてすごかったです。舞台でゲーム等されてましたし出店が沢山ありました。 カキとか名物のヒラメを使ったハンバーガー等、食べたいようなものが多かったんですが、 いかんせん渋滞してるもんで止めました。

多田羅大橋
◆ここではヒラメが有名なようでしたね。店前の生け簀には鯛とヒラメがいました。 ヒラメ丼と鯛丼があったのですが、私は鯛丼にしました。 YASUさんがここでヒラメ丼を食べたようでしたので、私は違う方をという理由で... 卵との絡みが味をまろやかにしている感じでしたね。美味でした。 そういや、ここを出る際にしまなみマニアのおじさんを見かけたのですが あいかわらずの人込みで見失ってしまいましたね....いや〜惜しかった.....

大三島へ

◇ここからしまなみ海道をはずれ大山紙神社へ向かう。ちょっとしたお参りと観光をかねて。 しまなみ以外もちゃんとした自転車道が設けられていて非常に走りやすかった。 日本でこれほど自転車に親切な場所も珍しいなぁと感じましたね。 何より段差がないのが楽でした。 ちょっとした森林の中のサイクロードを走りながら大山紙神社へ到着。

◇大三紙神社へ辿り着くと一気に晴れてきた.... 天気予報当たらんですなぁ...まあ良い意味で当たらないのは良いことなんですけど。 ここのポイントは樹齢を重ねた椿があるということでしょうか。 神社もなかなか広々としていて開放感がありましたね。木も半分は枯れた感じでしたが 古豪な雰囲気を感じましたね。もう一つ枯れ木(?)の椿もあるようでした。  しばし神社でお参りをして、おみくじをひいたら、なんと末吉。 今は落ちぶれ時だが、努力次第でなんとかなるということが書かれていて 今の私の現状を見すかされているような雰囲気を感じました。

大山紙神社
◇ちょっと行ったところに道の駅がありましたが、商店とかが道の駅化したタイプかなぁという印象を受けました。 ここはちょっとだけ探索して出発。宮浦港へ向かう。 宮浦港は木江行きのようで乗ろうかなぁと思ったのですが、対して景色も変わらなそうなので止めました。 とりあえず今日泊まる予定だった盛キャンプ場に向かう。 というか最近キャンプ場使った覚えないんですけどいかんせんこの辺の民宿がアウトでしたんで 仕方なくって感じでしたね。テントも持参してませんので貸テントで。  ここから海岸ぞいの道を海を見ながら走り2時頃にキャンプ場到着。

◇天気はかなり良くなってきてすがすがしかったですね。 下手にずっと晴れているよりも走りやすかったかもしれません。 ここでキャンプ場の管理棟に行こうと思ったのですが見当たらない.....いったいどこにあるのだろう。 すべて見渡しても全然ないので、管理元に電話してみたら、近くの多田羅キャンプ場の管理者が こちら盛キャンプ場と行き来しているとのこと、貸テントも向こうから持って来るらしい。  しばらく待っていると管理者の車が来たので訪ねた。貸テントはすぐに持ってくるとのこと。 30分程してこちらに持って来られました。  こちら盛キャンプ場はアクセスがよくなく近くにコンビニとか商店とかないので 多田羅キャンプ場に移っても構わないと言われました。自転車で多田羅方面へ行くと片道30分かかるので お言葉に甘えることにしました。だってこちらは何もないし.......  せっかく持って頂いたのに悪いなぁと思いましたが。

◇6時までに向こうで手続きをすればよかったので少し時間が出来た。 まだ時間があったので大久野島へアクセスすることにしました。天気も良いですし。 しまなみのみだと如何せん一般的なツーリングになってしまうのですが、このマニアックな島を 事前に知ってしまったのでついつい気になってたんですよ。  この島へは本土の方とこちら大三島から行けるようですね。 キャンプ場から少し行ったところに大久野行きの港があるのでそちらへ向かった。 大体、30分程して船が来たので問題の島「大久野島」へ向かう。

大久野島探索

◇島の中央に怪し気な鉄塔が建っているその島が近づいて来た。何か異様な気配はしましたね..... ただ冒険心はひしひしと感じることが出来ました。 なんか離島へ向かうときの気持ちに似てますね。何があるのか....って感じのような。 到着して少し行ったところに発電所跡発見。。。立ち入り禁止区域の中にはまるで幽霊屋敷のような 怪しい建物が聳え建っていて建物のまわりには蔓が伸びて一層怪し気だった。。。  この建物もう少しはいって観たかったんですけどいかんせん立ち入り禁止の柵が邪魔で入れませんでした。 これって屋内禁止ならまだわかりますけど遠くからしか見られないのは痛いですね〜。 中はいろうかと思いましたが、人目が気になるので断念しました。  ネットでは中に入った人もけっこういるみたいでしたけどねぇ....入りたかった。 入って通報とかされたらホントツアーどころじゃなくなりますからねぇ〜(爆)

◇この島の歴史を感じることは林の至るところに兎がいること。 これは意味があって昔、毒ガス製造のときに館内からガス漏れがないかどうか 兎で試していたとのこと....いやぁ物騒な話ですよ。その末裔ってとこでしょうか。。。  確かに道を登っている間に何度か兎に遭遇しました。(右図参照)

◇狭い一本道(自動車は無理ですねぇ)をひたすら登って行くと今度は砲台跡に遭遇。 石垣で出来ていて中身はありふれた感じでしたね。 壱岐や対馬でもこういった遺跡は見ましたね。  ここから下りになっていて一気に下る。。。 ちょっと広くなっている部分があってガス貯蔵庫を見た。 ここって戦後にいらなくなったガスを処分したとこらしい.....その跡がなまなましく....

◇この島、ちょっとしたリゾート(?)もかねていて休暇村みたいな施設がありますね。 こんな怪しい島によくつくったなぁなんて思うんですけど...島の活性化なんですかね。 私としてはひっそりとして秘境っぽい方がこの島の味が出て良いなぁと思うんですけど。  テニスコートとかありましたけどなんか違和感がありましたね。。。 休暇村の敷地内にも兎がおりました。 資料館みたいなところがあって入ってみようかと思いましたがどうやらしまっている様子。 毒ガスの凄まじさを知ってみたい気がしたんですけどねぇ。

◇山の中の怪し気な上り道をひたすら登って行くことにした。 この島の怪し気な雰囲気が一層深まり、あちこちに怪し気な部品のようなものが燦爛していて これもガス製造の何か?かと思ったんですけども.......  途中、茂みの中に建物があった。こちらも砲台跡らしいですね....何か埋没してる感じ。 ここから激アップで押して歩いた。言い忘れたんですがここの滞在リミットは1時間半だったので 時間の方がちょっと気になりましたね。日帰り目的の方は午前中に入港して午後に出航するのが 賢明かもしれません。

◇頂上の鉄塔付近に辿り着いた。ここには展望台があって島のまわりの海を一望出来た。 なかなかすがすがしい景色でしたけど時間が押してましたんで、すぐに自転車を走らせる。  近くにあったのは兵舎。こちらはある意味対馬の遺跡に通じる怪しさがありましたね.... なんかひっそりとして無気味といいますか.....ここって島の頂上にあってアクセスはしんどいかと 思うのですが、行ってみて損はないですね。 けっこう大掛かりな仕掛けでいろいろありそうだったんですが時間ないので断念。

大久野島廃虚群





『レトロ廃虚マニア必見。怪し気な島の茂みに密かに旧日本軍の毒ガス実験塔の跡が生々しく残る、
島の至る所にガスタンクやパイプが燦爛していて当時の凄まじさを物語る』


再び大三島へ

◇時間があまりなかったので来た道をダウンヒルして帰りました。 この中部の展望台は必見と思いますが、いかんせん道のりが嶮しいです。 坂が激アップで時間がないと厳しいと思います。 この後、港についたもののなんと船が遅れてしまうらしい。。。  向こうのキャンプ場に6時までにつく予定だったのでちょっと痛かったですね。 大三島についたのは5時半すぎでぎりぎりって感じでしたね。 ちなみについたのは6時前くらいでしたけど....

◇手続きがなくてもなんとかなるとは思いましたけどね....明日言うとか。 まあ、間に合ったので手続きをして多田羅キャンプ場に変更してもらう。 しっかし盛キャンプ場のひっそりとしたのと対照的にすごい賑わってますね。。。  ファミリーやらライダーやらいろいろいましたよ......晩はキャンプの声がたえませんでしたし。 この後は多田羅温泉にて一服。他にもあったみたいですが、どうもスポーツ系統の色を感じたので 温泉に特化したこちらを選びました。しっかしこっちのキャンプ場はアクセスが良いですね〜 コンビニはあるしまわりに施設もあるし、道の駅が近くだし...... 便利さでは言うことなしでした。 夜もまわりが明るいので電灯はいりませんでしたし。 ちょっと賑やかでしたけどね。  実はロールマットも何もありません。雨が振ったら浸水してびちょびちょでしたね。 しかしながら幸いにも朝まで雨らしい雨は振りませんでした。

自転車ツーリングサイト「ちゃりたいむ」


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