屋久島トレッキング日記 旅行記サイト

[屋久島トレッキングレポート]

ヤクスギランド:屋久島の東部集落「安房」から西へ16km登ったところにある屋久島の原生林。
遊歩道等の整備もされているので初心者にもおすすめ。

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3日目:『ヤクスギランド』
さて、前日の汚点(爆)を解消すべくこの日はヤクスギランドを行くことにします。
出発は8時頃だったと思いますが、縄文杉登山の方もいたようでけっこう早く出て行った人が 多かったように思います。
であるからして私が出発する頃には殆ど誰もいなかったような.....
 この日も生憎天気は悪くとても1000mを登る気にはなれない......
速効でタクシーを選ぶこととなった。
梺のタクシー乗り場にて30分程、待ち合い室で 待った後、ヤクスギランドへ向かう。
 こちらの道は白谷雲水峡とは違いちゃんとした2車線道路で、時々、向かい車線が二手に 別れていた。。
これなら自転車でも走りやすいかもしれません。
 ただ途中で観光バスの列と出合い頭になって走りにくい状況になりましたけどね....

 ヤクスギランドについた。
この上に紀元杉があるそうで出来たら見ても良いかなとは思いましたが
天候が悪いので保留することにしました。
さて、とりあえず入り口の案内所にて150分コースの説明をいくらか受けた後、
実際に コースに入ることにした。
 森に入った途端、不思議な感覚を受けましたね。
なんか神秘的というか.....天候が霧っぽいのも あるのでしょうが、
森の幻想的な雰囲気を感じることが出来ました。
 とにかく生命力がすごい...
人工の森にありがちなまっすぐな木があるのではなく
あくまで 原生林の躍動といいますか...岩からも根がはっているし、
また杉から別の木が生えていたりと すごい印象を受けました。
いやはや切り株とかから
さらに新たなる杉が出て来たりとすごいんですよ.....
 また1つ1つの杉の大きさと力強さに魅了されて、
しばらく見入らずにはいられませんでした。
残念なのは天気が悪すぎてうまく撮れてる写真が殆どないこと......




 ホントあとで現像とかしたんですけど、
どれもこれも真っ暗な写真ばかりで......
 アナログカメラで撮った方は全滅でしたね...

 最初に見た巨木は千年杉.....
どうどうとしたまっすぐの巨木が目の前に広がっていた。
いや〜デカイっすね〜弥生杉もそうですけど、
最初見たらびっくりしますよコレ。。。
このあたりは探索コースなので非常に歩きやすい遊歩道だった。
これで天気が良ければ 心地良いんだろうなあと感じましたね。
 いくらかの吊り橋も川の景色を眺めるのには良いところだなと思いました。
屋久杉は千年をこえると名前がつけられるようでしたが、
無名の巨木でさえ大きな迫力がありましたね。
え?この杉は名前ついてないの?って感じなんですよ。
とにかく一本一本がすごいデカイ!
 天気が悪いながら、森のしっとりとした雰囲気があったのでこれはこれで良いかなという感じでした。
ただ、時折スコールが降るのは勘弁して欲しいかな(^^;


 さて木道をさくさく進むと、80分コースとの分かれ道があって、
どうやらここから自然道になるらしい。
こっから本格的な山道になってきて
今迄けっこういた人はまばらになってきた。
まあ、この人気がない雰囲気が好きなんですがね。
 しっかし、足下は泥濘になっていて歩くのも一苦労でしたね....
こういう道になれてないのもありましたが...
そして若干登りになっていたのでけっこう疲れました。
 しかし、この疲れも吹っ飛ぶような驚きで
幻想的な風景が広がっていたんですよ。
これは言葉では言い表せないんですわ、
一度見てみてください.....ああ、こうなのかと感じるはずです。
 普通の森にはない古代の森というんですかね。。
もののけ姫の題材にされたのが良くわかると思います。



あ〜、ホント良い写真が全然ないのが悔やまれる....
いやはや故障の恐れがあるので下手にデジカメ出せないんですよ。
 150分コースの分岐からはしばらく大物はないものの充分な景色は楽しめた。
蛇紋杉は倒壊したとかで見れなかった(というかどこにあるかわからなかったかも...)のだが
そのかわり ひげ長老という木を見た。
これって小学生が名前決めたらしいですね。
こういう名前が採用されたら 今後の良い想い出になるんだろうなあと思いました。

 ここで太忠岳への道と分岐になるわけだが当然時間ないし、体力にも自身がないのでパス。
そういやあのAさんが言ってた謎の岩もこちらの方にあるんだなあと思いつつ150分コースを選ぶ。
この辺は入り口にあんな人がいた割にあまり人を見掛けませんでしたね。
やはり150分を選ぶ人は 少なかったのであろうかと感じます。
 天柱杉もなかなか大きくて迫力がありましたが、
いかんせんまわりの木もすごいので特別目立った 印象はありませんでしたね。
母子杉はなかなか迫力ありました....遠くからでも太い幹だったので よくわかりましたし..
.しっかしデカイ木ですね...2つ重なってるので余計そう思います。
三根杉はいまひとつよくわかりませんでした(汗。いやはやあんまり根が別れてる感じじゃなかったので....
 この先からは折り返す形で下りになってゆくのですが川の辺を歩くときは緊張しましたね。
断崖ですし、木の階段がときどき腐ってるんですよ....ちょっとスリリングでした。
 この辺って殆どあぜ道なんですわ....50分コースくらいまでなら木道なんですが
それ以外はまったくの 林道なんで御注意を......

   さてこの辺から帰り道というわけなんですが行きとはまた違った道のりでしたね。。
この辺の木って殆ど江戸時代に切られたらしくその痕跡が生々しく残ってましたね。
屋久杉ってけっこう腐りにくいので有効な木材として次々と切られたらしいです。
その残骸とか試し切りの跡なんかがあって遺跡みたいに楽しめるんですよ。
 それが長い年月をかけて少しづつ変わっていった様子が表されてますね......
倒れた木からまた新たなる木が産まれて大きくなっていった様子が1つ1つの木を見るごとに
伝わってくるのはすごいなあと思いました。

 しばらくすると再度、50分コースと合流して整備道になった。
そしてゴツゴツした仏陀杉に直面したのである。。。
一際、年をとったような雰囲気だったが その存在感はすごかったですね。
さすがに千年を超えると神が宿るという意味がわかるような気がする。
 ただこの杉はけっこう弱ってるらしいですね...
たしかに腐って(?)空洞になっているような 部分がありましたし、この年になるともう寿命だったりするんですかね.....
仏陀杉〜

樹齢1800年の大樹。
表面はゴツゴツしていて迫力があった。

 清涼橋という吊り橋にさしかかったときにまたもやスコール.....
しかも強烈なのが.... いやはや本当に簡便して欲しいね。。。
というのもツーリング始まって以来、ゴア着っぱなしなんですわ。 ホント参ったねぇ.....運が悪すぎる。。。
 くぐり杉というのも面白い杉でして、片方が寄れかかって隣の杉と合体したんですよ。
前述の母子杉というのも下の方で合体しておりまして、屋久杉の合体はさほど珍しいことではないらしいです。
 さて、度々、スコールの被害に合わされましたがなんとかヤクスギランドクリアしました。
前日の白谷雲水峡がかなり大失敗だったのでばん回したといえばしたかなと思いましたね。
 150分とのことでしたが3時間かかってしまいました。
言い訳を言わせてもらえば 雨で抜かるんでホントに参ってましたし......
崩落箇所もいくつかあったので(^^;
 しっかしこんな度々、スコールだったら地盤もかなり弛んでいるのでは?とヒヤヒヤしてましたし。
白谷雲水峡なんてもう道がなかったっすから(汗

 さて、殆どセコで登った山を自転車でダウンヒルすることにする。
いやはや登りをタクシーなんてホント邪道だと思うんすけどね、
体力に自身ありませんし トレッキングにせんねんしたかったんで。。。
 下りはけっこう恐かったですね。まあ過去にも事故おこしてるのでかなりトラウマですし
この日は雨上がりの濃霧で殆ど何も見えませんでしたから.....
信州合宿のビーナスラインに匹敵するかというくらいの濃霧でしたしね......
 けっこうダウンヒルにはブランクがあったのでヒヤヒヤもんでした。

 ダウンヒルで一気に下ったわけですが、
途中に屋久島自然館というビジターセンターがあったので 立ち寄ることにする。
 こういうのって博物館的なんですが意外とその土地の風土というのが感じられて良いんですよね。
納沙布岬でも北方領土のこととかいろいろわかりましたし.......
 ここはたしか有料だったと思いますが、内容はなかなかでしたね。
ウィルソン株がどういった杉だったのか、CGで再現するコーナーとか、
屋久島の自然を紹介したり シアターとかあって、けっこう時間つぶしが出来たと思います。

 ここで再度、安房へ戻る。この日の宿泊場所は決まっていて屋久島グリーンホテル。
いわずもがないつもの宿泊パターンです。
 いや〜、やっぱチャリダーとかアウトドアラーは前日のユースとかキャンプが正当派だと 思うんですけど、
けっこう私はこういうのに走っちゃうんですよね。
 ちなみにまずまずちゃんとしたホテルっぽくて場違いでしたわ。。
いやはや、なんか旅館チックなんですよ。従業員とかがちゃんと部屋案内とかしてくれましたし。
 対して私は湿った頭にゴアはいてましたしね
(ズボンはジーンズを持って来ていたが 連日の大雨で使用不能になったので下着の上からゴアをはいていた(爆)
   ホテルの部屋はわりと普通だったのだが昨日と比べて随分良くなってますね。
もし逆だったら逆の意味で落胆してたと思ったのでこちらの方が良いでしょう。
さてホテルで一服というところだが、
ここで死んだ装備(なかしょうさん風)を復活させることに専念した。
まず使い物にならないジーンズを乾燥機に入れる。
そしてランリュックの中の物を1つ1つ出して 乾かす、いらない物をゴミ箱へ....
(う〜ん、こんなことやってるし)
 雨で湿った物品をこうして復活させるのはなんともいえないですね〜
またやるぞという気分になりますし、これがキャンプとかだと出来ませんしねぇ......

 さて、ここからしばらく町中をぶらぶら探索したりして夕食に......
コールがあったりして本格的ですねぇ....
ちょっと和室チックな部屋に自分の席があって食事が 用意されてました。
メインはトビウオの空揚げ。けっこう珍しかったが
こっちでは けっこう名物として流通しているらしい。
 その他、刺身やいろんなモノが運ばれてきてなんとも旅館の醍醐味を味わえた。
(蟹とか魚とかけっこうゴージャスでした)

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4日目:千びろの滝他
 この日は屋久島最終日であったが、結局天気が良かった日は殆どなかったですね。
雨が多いというのもわかる気がします。。。
 さて、最終日はちょうど天候が回復のきざしを見せる日であった。
最もこの日は 午後から発つ予定でしたが(汗
 最終日は千びろの滝を目指す。屋久島一周とかあるんですが、
いかんせん西部は けわしい山道だというイメージがあったので予定しなかった。
 大川の滝もあったが滝は1つで充分かなと思いましたし。。。
 まあ、このときは日数もあったしもう少し滞在するべきかなと思ったりはしたんですが
どうも、宿がとれない模様でして...
.いや...キャンプとかユースならとれるんですが、私の 旅の性質上、連泊はきついかと......(駄目ですねぇ)

 千びろの滝まではさほど時間はかからなかったが、展望台までちょっとしたアップがあるようだ。
これがまたなかなかの坂でして体力が落ちている私にとってはちょいときつい坂でしたね...
 この日は天候もすっかり回復して、逆にいえばここから屋久島探索を始めた方が良いのでは!?
と思えるほどでしたね。未練はちょっとあるかも?

 さてようやく千びろの滝の展望台まで来ましたが良い景色ですねぇ〜
斜めにきりたった崖に豪快に水が流れて行く様子はダイナミックでした。
綺麗な斜面で驚きましたね。。。これって一枚岩らしいんですよ。。
別の展望所とかもあったので立ち寄りました。
千びろの滝〜

切り立ったかこう岩の一枚岩が
まっすぐな斜面となっている。

 余談ですが、この展望台からちょっとした脇道に万代杉なる屋久杉を見るところがあるんですが
途中で崩落してました(笑 しかも、見事に斜面が崖になって崩れてましたし........
すぐに引き返してこれから行く人に 行けません!と言ったくらいですし。もうそうとう凄い雨だったんですね.......

 せっかくなんで梺にあるトローキーの滝も見ましたよ。
こちらは小規模でしたが、海に流れ落ちるというのが新鮮だった気がします。
ただ何故か渋滞してました...おばさんとかいっぱいいましたし。

 さて帰り道は時間短縮とかでタクシーを使用するつもりだったので
安房まで自転車で そこからフェリー乗り場の宮ノ浦まで移動。
 タクシーの運転手の方もけっこう屋久島のことをいろいろしゃべられてましたね。
雨の件も屋久島で一年に一度あるかないかの大荒れの天候だったらしいです。。。 う〜ん。駄目だねぇ。。。
 そして縄文杉とかがあるトレッキングコースは世界遺産にも登録されている地域なんで
(屋久島全部が世界遺産ではない)是非ともおすすめとのことです。
やっぱりね〜崩落とかで不完全燃焼だったからそういうこと言われるとまた来たくなるかなあ....

 帰りのフェリーからの眺めは天候も良いので最高でした。。。
殆どの時間をデッキで寝そべってましたね。心地よかったです。
途中、佐田岬や桜島なども拝めましたしさわやかな気分でした。

 さて、ついでに九州新幹線もあることだし使用してみることにした。
こちらの乗り心地はというとちょっと椅子が堅かったかな...なんて。
やはりすべて和風チックに作られているようなんで木製も椅子だったんですわ。
雰囲気は良いのですがね。。。

/////////// この後、なかしょう氏も博多によるらしかったので夜にちょっとだけ落ち合う。
博多もかれこれ5回くらいになるのでお馴染みでしたね....大して観光もしませんでした。
この後、帰る予定でしたがあまりにも天気が良くもったいないので
北九州の平尾台に行くことにしたわけです(平尾台のレポート参照)

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