多良間島ツーリング旅行記
雑踏から外れた静けさの中を....
行程:宮古島(平良)>(多良間海運)>多良間島(散策)


全国自転車ツーリング旅行HP『CharyTime』南西諸島宮古諸島[宮古島来間島伊良部島池間島多良間島]

5日目
この日より相方とは別行動を取るので朝食後に別れる。ヤビジに行くようだ。私はこれから9時の便にて多良間島へ向かう。多良間島は宮古島からフェリーで約2時間ほどでちょうど石垣島と宮古島の真ん中あたりに位置する。周囲の雑踏を逃れてゆったりと島時間をすごすという意味合いが強い。

フェリーの手続きは簡単に終わった。事務所は簡単なプレハブ小屋でこれから行く多良間という場所がローカルなのだということを感じさせる。現に人だかりは殆どなく地元民などの方が多いような気がする。


●多良間行きフェリー


フェリーに乗り込んだわけであるがフェリーの中はいたって普通の作りだったように思う。イス席とカーペット(雑魚寝)席になっていた。さて問題であるが、とある地元民(?)に話しかけられたのである。いや、話そのものは問題はない。よくある旅先の出会いと会話でむしろ旅の醍醐味の一つではあるのだが・・一見、野球選手のラミレスに似た色が濃い(顔も濃い)人であり人当たりの良い人だった。が、ちょっとずうずうしいというかこちらの空気が読めない(KY)な方だった。

私のことを宿まで送迎したかったようで執拗なくらい勧められました。まあ、一応、私としても計画があるので自転車があるので一人で周りたいという意図を伝えたのだが、どうも話を聞いて頂けてない様子で勝手に島案内するような話で進めておられるようだった。一応、地元民(?)の心つかいに反するような気がしたのでそのときはお茶を濁した。

宮古人はみな人当たりは良いから大丈夫みたいなことを言われてはおりました。まあ、確かにこちらに来て宮古人という人種を確立しても良いくらい気持ちが良く親切に話していただけたりしたなあと思ってます。ただし、それは相手の立場や価値観を理解した上でそれを蹂躙しない範囲で行った場合のことを言うと思います。でないとありがた迷惑になるだけですし・・・

で、終止到着するまではずっと寝たふりしてました・・・顔を合わせるとまた何か言われそうだし。<実際、幾度か様子見みたいに来られているようでしたが。

降りてからも脱出(笑)にちょっと手間でした。降りたときにもラミレスさんが待ち伏せされて(?)ますので隙を見て自転車を回収してどこか物陰で組み立てて颯爽と出発しました。まあ、これでやっと開放(?)出来ると思ってはいたのですが、あともうひと悶着あるんですねぇ・・勘違いされては困るので一言。私はラミレスさんがされたことについて非難しているわけではありませんしむしろありがたく思います。ただ主観を理解して頂きたかったですね。そもそも自転車で旅行しているんですから、その楽しみ方を奪うようなことをして欲しくなかったし。
多良間島


普天間港
●普天間港


多良間島は港から少しはずれるとさすがに離島らしい静けさがあった。これを待ってたんだ〜と思いました。日常の雑踏から開放されたときの快感。

ここから島を北上して反時計回りに周る予定です。三ッ瀬公園というローカルな観光地ですが、サンゴの奇石がありなかなか良い景観でした。本当にのんびりした良い空間です。この空間にいることがたまらなく良いですね。

●三ッ瀬公園



●フクギ並木


田園風景から遠めに風力発電所を眺めつつ走る。この辺から島の集落方面へ向かう。ここにはフクギの並木がある。この辺は神聖な場所らしい。この島自体が静けさに覆われているのでより際立っているのかもしれない。

やぎそば
●ヤギそば


一度集落へ行く。ここもGWの真っ只中とは思えない静けさである。ちょうど昼頃だったので昼飯にすることにする。東食堂という食堂があることは知っていたのでそこでやぎそばを頂く。けっこう生臭さはありましたね。私はそういうのは嫌いではないですが、なかなか獣っぽいです。離島のローカルの食堂で閑散として扇風機が回っているような素朴な感じでした。さてここから再散策で島の西海岸の方を見る。

八重山遠視台という展望台が集落のはずれにあるが、良い景色でした。ひっそりとした離島にひっそりと建って、無料で誰もいない・・・・こういうのが好みなんですよね。先日、東平安名崎でいかにも観光地っぽい感じの灯台を拒みましたが、いかんせん非日常性に欠けていました。島のほぼ全域が360度見渡せる爽快さでした。こうして全体を見ても人らしい人が見当たらないというところがすばらしい。

●八重山遠視台とその風景


そのまま反時計回りに空港を得て多良間港を眺める。どこも長閑である。海はただただ美しく人気がまったくない。何気に横道にダート道があってそこを抜けてゆくと誰一人いない砂浜が広がっているのである。内陸は田園風景と牛などが放牧されていて気分が落ち着く。何もないというところに価値観を感じるんですよね。日常はいろんなことがありすぎるからたまにこういったところに来て気分を落ち着けたいのです。
●多良間の海

●多良間の放牧場


宿:ペンションあだん宿情報
さて、宿に戻ったのは夕刻頃でしたか・・チェックインなんですが、多分一度してたかと思います。(すいません日記書くの遅かったもんで記憶が・・・)宿はあだんってとこですわ。ペンションとのことですが、この宿もペンションぽさはない。簡易宿泊所といった感じでプレハブで出来ていた。晩飯は牛丼と各料理だったような気が・・・あまり覚えてない。というのもこの後の出来事が印象深いんでサッパリ飛んでしまった印象です。

今朝、船で会ったラミレス氏が何故か宿の食堂にいたんですよね。もうめんどくせぇと思いました。彼とは今朝話しているときに宿泊先があだんということは告げてたんですが、それで来られてたんでしょうか・・というかここって宿泊者用ですよね?おそらく偶然ではなく待ち伏せされてるような印象だったんであまり気分は良くなかったです。飲まないかみたいな話になったんでとりあえず付き合いました。何を話していたのかあまり覚えてはないんですけども・・今の現状とか話してたと思う。宿からは刺身を島じょうゆであえたようなつまみを頂いた様子。こちらは宿のサービスだったような・・ただ彼が注文している節も。宿の人とかは何なんだ?と思われていたのかは定かではありません・・・

今度は自宅(?)にも呼ばれそうな勢いだったんで、泥酔戦法を取ると危ないからということで釈放(?)されました。しっかし最初ビールもおごるからみたいに言ってた割には私が払ったんですけど・・・なんか無礼講とか言ってたような・・意味不明。。久々に連盟行事の妙な宗教観に引き込まれたような感覚がありました。が、どういった形であれ地元民(日本人?)とこうして触れ合えたのは収穫だったのではと思います。夜、宿の前で泣くヤギがなんとも印象的でした。


6日目
いつもの早朝ランですが、ふるさと海浜公園へ行く。公園といってもちょっとした砂浜である。ベンチ休憩所などが工事中のようだった。この海岸も美しく海が映えていたと思う。朝日に照らされて輝いているように見えた。早朝の遠視台も魅力的である。より朝日が映えていたし、島全体が照らされていて長閑な風景を醸し出していた。しっかし今回の旅は天候に恵まれている。雨らしい雨は初日に来てすぐに通り雨があったくらいでその他はずっと快晴に近い天候であった。あとはウプメーカーなどといった墓を観覧のちに宿に戻る。そして朝食を頂いた。

ふる里海浜公園集落
遠視台よりウプメーカー
●ふる里海浜公園・朝の多良間島の様子・ウプメーカー

宿を出て前泊港の方へ出る。ここでもラミレスさんに会い軽く言葉を交わす。おはようございます的なことだったと思う。この日は昼の便で宮古に戻る予定だ。聞いた話によるとラミレス氏は船で戻るようだ。(ちょっと運が良かった?かな)島自体は先日全域を観ていたので民族学習館にて見学する。朝のこの時間・・誰も人は来てない。ゆったりと見学することにした。管主さんも半ばだるだるモードで私からお金おいときますと言うとはいはいみたいな雰囲気だった。あとは田園風景をゆったりみながらゆっくりと空港の方面へ向かう。さすがに空港まではラミレスさんは来られなかったようだ。

飛行機そのものは離島としては大きめで50人乗りくらいだったと思う。以前、沖縄の伊江島に行ったときには拍子抜けのセスナ(6人乗りくらい)だったんで安心しました。まあ事前に知ってはいたんですが、たまにこういう不意打ち(?)ってありそうなんで下調べはしております。いかんせん自転車を所有していることがあるので小型飛行機じゃ運べないんですよね。離島の飛行機は通路ではなく飛行機のある場所まで歩いて直接乗り込むことが多い。その際、飛行機を実際に目の前にするので圧巻だ。

飛行機は颯爽と多良間の上空へ旅立った。ひっそりとした風景と濃い島人(?)の余韻を残しながら・・・ここから先、ラミレス氏に会うことはなかった(さすがに)
全国自転車ツーリング旅行HP『CharyTime』

スポンサードリンク