道北サロベツツーリング
地平線と水平線


移動(まえがき)

サロベツ利尻礼文は8年前に行っていたが、何度観ても飽きない北海道らしい景色と原野に魅了され再度行くに至りました。また当時はキャンプオンリーでスタイルも自転車ツーリングのみだったので今回は利尻登山を含めた別の視点で楽しんでみようという目的もありました。新日本海フェリーもおなじみ(3回かな)でしたが、内装が新しい船らしくまだ新品ぽさが出ていました。中では音楽家のジャズ演奏やなんと船員自らのトランペット演奏など内容が充実していたり夜には屋台が出る程のサービスでした。その裏にはやはり経営が苦しいのだろうなという事情が見え隠れします。まあ客としては充実した船旅を満喫出来たのではないでしょうか?不況とは言うもののこういうところにもっと支援してすべきだと思うんですがね。。実際。そういうわけで比較的暇を感じることはありませんでした。

小樽も一泊せず札幌まで移動。理由は小樽で夜遅くまでやってる飯屋があまりないのとリーズナブルなホテルがないこと。せめてそれなりのホテルがあれば朝市とか楽しめそうなのだが・・・港から駅までタク輪したんですが、私の地元が運転手の息子さんの地元らしくそれでちょっくら話しましたね。内容はあまり覚えてないんですけど・・・そして私のスタイルはやはり特殊だとおっしゃってました。まあ、自己万だからなあ・・(汗

ここで札幌まで行きステラプライスの回転すしでちょっくら食べた。北は回転寿司でも地元ネタを使っているのであなどれない。なかなか楽しめた。そして自転車をたたんですすきのへ。ところで札幌駅前も再開発が進んでまるで様変わりしましたね。。一番最初に来たのは98年でしたがこんな近代化した内容じゃなくちょっとモダンな建物が建っているだけでしたし・・・ただこのころも工事は始まってた気はします。

すすきのは夜だけあって賑やかでした。北海道でも異例でしょう・・・・人だらけでまともに自転車に乗れません。繁華街そのものって感じで怪しげな感じ・・この辺で味噌ラーメンを頂いたのちにカプセルホテルに泊まりました。カプセルは寝るだけという目的なら安上がりだ。下手に小樽のホテルに泊まるよりここまで来た方が晩飯もありつけるし都合が良い。このカプセルホテルいろんな施設が整っていたが時間も遅いのでたいしたこともせず、就寝した。

サロベツ原野

1日目行程:札幌市>>(輪行)>>名寄市(252号)→美深町(R40)→音威子府村>>(輪行)>>幌延町
朝になると都会は逆に落ち着く、田舎なら夜はひっそりとして朝は騒々しいのが特徴だが・・・時計台の近くに地元素材を使ったハンバーガーがやっているとのことで探したがどこにあるのかわからないのでパスした。あまり時間もなかったもので・・・駅前にて輪行をすまし駅弁を購入して電車に乗った。駅弁は確か石狩の幸を使ったものだった。電車は旭川まで行く。そこで宗谷線に乗り換えて北上。こちらはまるっきり一車両のワンマンだった・・おかげで終止かなり混雑していたように思う。ただローカル線の色が漂っていて電車旅も悪くはなかった。昼頃に名寄に立ち寄り、百貨店のケンタッキーで昼食を取った。そこからいよいよスタートである。最初の目的は智恵文のひまわり園である。道道252号を北上してゆき、ひまわり園があると思われる場所までたどり着いた。しかし、ひまわり園はあるものの規模的にこれなのか?と思われるものだった。年々場所が変わっているようだ。現に97年のツーリングマップルと現在のマップルとは5kmも違う場所を差している・・・この分だと一体どこにひまわり園があるのかわからないし、今年はやっているのかもわからない。探しているのも時間はもったいないし、すでに小規模のひまわり園なら観覧しているので満足感はあった。
名寄名寄
名寄にて

ここから40号線より北上してゆく、そして道の駅びぶかに立ち寄る。ここには地元産のじゃがいもコロッケがあるので頂いた。さすがにほくほくした感じはおいしい・・・ここからさらに北上し音威子府方面へ。この辺の道はさほど特徴的でもなく本州でもありそうな山間部の長閑なところといった印象。まだまだ北海道らしさを満喫するのは後日になりそうだ。そんなわけで夕方ごろには音威子府駅についたのであるが天候が悪化してきた。近くにある道の駅でしばし休憩・・・もう店じまいなのか閑散としていたように思う。ライダーの人も来ていて「雨だと憂鬱になりますねぇ」とか言葉を交わした。さらにツーリングされるのか聞かれたので「もう、ここで止めにする予定です」「それが良いですね~」と。雨が本降りになる前に音威子府に来れて良かったですね。

宮古島空港
音威子府駅
ここでしばし待って電車を待つ。ちなみに音威子府駅は営業時間は終わっているらしく無人化していた。音威子府そばとか食べようかなと思っていたがここも店じまいしていた。しとしとと雨のふる中たんたんと輪行をこなした。駅自体は木製の綺麗なつくりでゆったりと寛げましたね。周りには殆ど何もない田舎ですわ・・・昨日とのギャップがすごい。来た列車もやはりローカルワンマンでした。ただ客が私以外に2,3人くらいで閑散としたものだった。連休とはいえ田舎の1路線はいつも関係ないといった風な印象ですね。ゆっくりと日が暮れる車窓を眺めながら、目的地である幌延まで向かった。ちなみに音威子府から川沿いの森の中ですね。。。手塩あたりまでずっと森でそれから先は闇で何も見えませんでした。幌延に来るといくらかは街灯のようなものが見えて明るくなってきたと思います。ちなみに宿は駅前にあるやつです。あまり離れてるとアクセスが面倒ですから・・・本番のスタートは明日からですね。この幌延を基点として始める予定でした。


北海道名物(?)羊羹パン
この宿は安い割にレンジや冷蔵庫、PCまであった。インターネットも出来る様子でした。内装は新しい印象がありました。中は和室でTVなど最低限の物があった。晩はちょっとはずれにあるセイコーマートにて買出し。近くにスーパーはあるものの時間的に店じまいの時間帯だった。そこで弁当の買出しを行う。また明日のパンも買った。これは北海道だけあるようかんパンなるものでコッペパンに羊羹のコーティングがされている奇妙な物だった。まあこれはこれでアリなのかなという味。




2日目行程:幌延町→(サロベツ周遊)→豊富町→(大規模草地放牧場)>>(輪行)>>稚内市

下サロベツ原野
さて、ツーリングの本番である。この日はサロベツを満喫しようと意気込んでいた。天候は曇り気味の気配でやや不安もあったがどうであろうか・・・・幌延からスタートし再度40号線を北上する。途中よりR972に入り下サロベツを横断する。さすがに北海道らしき風景だ。牧草ロールに広々とした湿原。。期待を裏切らない。途中のビジターセンターの遊歩道でもパンケ沼付近を楽しませてもらったし、併設の展望台からも広々とした原野を拝むことが出来た。こちらは上サロベツのレストハウス程有名ではないらしくよく間違って来られる場合が多いらしい・・ただ、こちらもちゃんとした施設だった。



オトンルイ発電所
パンケ沼
下サロベツ展望台とその眺め(パンケ沼周辺)



オトンルイ風力発電所
遠めにオトンルイ風力発電所が望める。原野はただっ広い。ツーリストのメッカ(?)であるあのR106号である。さすがにまっすぐの道は圧巻である。2001年にここを訪れていて、そのときは留萌から手塩方面よりここにたどり着いたのを覚えている。R106から風車を拝む為に南下した。途中から農道に入り、原野より風車を拝む。この草地から下から展望するとさすがに圧巻だ。ずらっと並んでいるあたりが圧倒される。都会で高層ビルを眺めるような感覚がこの原野にて感じさせられた。


道道106号線




R106をひたすら北上する。しばらくは歩道が併設しているので安心して走れるが、そのうち何もなくなって道のみになる。交通量は多いというわけではなかったが時折トラックなども通過する。なので途中で脇の農道にて北上することにした。こちらはまったく車の通りがなくひっそりしている。たまに農家があったりして心が和む・・・こちらの方が世界に浸れそうだ。農道から直接R444に入った。ここはちょっとした集落になっている、飼い犬も何匹か・・・左折してすぐに原野に抜け、あとはただ広い原野がまた広がる。ここも実は以前来たことがあるが何度来ても良いところだと思う。

揚げ芋とサロベツラーメン
レストハウスサロベツにて
レストハウスサロベツにて揚げいもとサロベツラーメン(塩)を頂く。ラーメンはホタテのだしや海の香りがしてよかった。揚げいもは外はサクサク中はほくほくとして美味です。さすがに北海道らしい味覚だ。遊歩道はただ広い湿原をただただ遊歩するといった内容、この広い原野に足を踏み入れているって実感がある。湿原の土が乾いているところはササっぽくなってるらしい、現にサロベツの端の方はササ地帯になっていた。

ここからR444を東にすすみ豊富へ、ここはある程度は市街地となっている。ここよりR88に入る。あまりこれといった特徴はないが牧場がちらほらとある。郊外だとより鮮明だ。北の農道を行くと大規模草地放牧場という広々とした牧場があるようだ。時間があるのでそこへアクセスする。ちょっとした森林があったがそこを抜けると丘領が広がっていて見晴らしが良かった。ただ肝心な牛ですが相当遠くにいるのであまり良い写真が撮れませんでした。ここから多少のアップを行くとレストハウスがある。このレストハウスはパンフで紹介はされていたものの詳しい場所が記述されていなかったのでどこにあるのかと思っていましたが、大体、牧場の真ん中あたりですかね。広い牧場の中、コンクリート製の建物が建っているのでよくわかりました。ここからの景色は抜群で広大な牧場を広々と見渡すことが出来ます。さて、ここのレストハウスはジンギスカンもありますが、牛乳飲み放題のようでどのように出してくるのかと思いましたが陶器製の大きなポットになみなみと牛乳の入ったものとコップを渡されました。おそらく飲むだけついで飲むらしい。他にも頼んでいた人はいたがすべては飲んでいなかった。私も全部は飲んでいないが、5杯以上はあると思う。私は2.5杯くらいにした。けっこう濃厚で味わい深かったがさすがに大量に飲むということは出来なかった。



大規模草地牧場
ここから再度、牧場を抜けて豊富温泉へ。こちらも以前行ったことがあるが間違って湯治用の風呂へ行ってしまった覚えがある。あのときは妙にぬるいな~なんて思ってましたから・・・で、今回は間違えず(?)に行けました。やはりラードっぽかったですね。ぬるっとした感覚で。油脂のようなものが浮いていて独特でした。肌に良くきくのでしょうね。。。


豊富郊外の牧場
豊富市街に戻り、そのまま駅へ。駅には駅寝のチャリダーが幾人がいたようですが、なんかなつかしですね。輪行を済ませて電車を待つことにした。時間があったので近くのAコープで時間つぶしでもしながら・・・まあこういう地元のスーパーでも何気に地元素材があったりして観光出来るんですよ。沖縄には適いませんけどね・・・豊富駅も無人化してました(^^;早いですねぇ・・・・というわけでホームでゆっくり待つことにしました。夕暮れの時期に特急列車が着たので乗り込み、中で切符を買いました。さてここから北上するわけですが、やはりサロベツの景色は格別でしたね。夕暮れ時で夕日に照らされた原野をゆったりと眺めることが出来ます。もし時間があればこの辺もまわってみたいなと思わせる内容でした。




豊富駅・スーパー宗谷の車窓にてサロベツ原野


さて、電車はゆっくりと稚内へ向かう。今晩は南稚内の手前にあるホテルにて泊まった。ちなみにこのホテルは寮の空き部屋を提供しているようなところだったのでサービスはホテルより悪い。換気も出来ないので相当熱かった。しばらくして、近くの居酒屋によることにする。えぞ番やってとこでしたか。地元の素材を扱う居酒屋ってとこです。まあ単独でしたんでカウンターにて魚やら海の幸を頂くことにしました。かにのてんぷらはやはりずわいだけあって肉厚でしたね。カレー風味の塩がスパイスが効いてよかったと思います。その他、いくら丼やら銀ダラなど海の幸を頂きました。ただ、そのまま帰ったら良いものの血迷ってパチに行ってしまった(またかよ)。けっこう大きい店だったんでつい・・・しかも下手に勝っちゃったしかなり夜遅くまでやってたんですわ。それでホテルに門限があったらしく管理人に電話して空けてもらいました。あまり機嫌がよさげではなかったですねぇ・・いや、ホテル気分だったら失敗するかも。
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