冬の北海道紀行2013

自転車ツーリング旅行記HP(CharyTime)

 ◆冬の北海道
項目
十勝岳山麓バックカントリースキー:十勝岳山麓の原生林を山スキーで麓まで下る。
冬の美瑛の丘を1日歩き通す:冬の美瑛を散策
極寒の大雪山トレッキング:旭岳ロープーウェイで山頂近くまで行きトレッキングする。
富良野の美しい川霧と樹氷:富良野郊外の空知川をスノーシューで散策。

冬の北海道へは2008年度すでに行っているがそのときの目的は 雪まつりと流氷であった。今回は趣向が違い、バックカントリーという山スキーを体験するのといわば北海道の自然そのものを 体感するという趣旨でのものだった。せっかくなんで北海道でも最も自然が厳しいとされる道央にポイントを定めて挑戦した。 バックカントリースキーは本来はゲレンデスキーに慣れた方がやるもんで普段スキーをやらない人にとっていきなり原生林を 滑るといったことに難点があり事実、初心者には難しいとの解答を得たショップが多かった。しかしながらこちらのショップは 初心者を想定したプログラムを組んでいるとのことでろくにスキーをやらないながら挑戦してみることにした。 利用したショップ「美馬牛ガイドの山小屋」

十勝岳山麓バックカントリースキー

上富良野駅
今日は初のバックカントリースキーの実施日なのだがはたしてうまくゆくのだろうか。 早々にホテルをチェックアウトし上富良野駅へ向かう、行き先は隣駅の美馬牛である。 ちなみに地面は凍り付いて天然スケートリンクのようになってガリガリである。 終始簡易アイゼンを履きっぱなしであった。 隣駅とはいっても駅の間隔はけっこうある北海道なんで徒歩などで行くのは難しい。 指定された時間の電車に乗り美馬牛のガイドの山小屋に向かう。ちなみに電車で向かう途中に 電話があったが明後日に参加するツアーの電話だった・・・まぎらわしい。。 さて、ガイドのオフィスは駅の近くにあるから迷わずに向かった。ついていろいろ名簿みたいなものの記入と スキー靴の装着方法を教えてもらう。足の甲の鍔が内側に入るなどいろいろ順番があるようです。 慣れないうちはなんかギブスみたいですね〜

その後、ガイドの車に乗りこんで現地へ向かう。もう一人参加予定だったがキャンセルしたようだ。 旭川から度々訪れるというHさんと大阪伊丹(だったか?)から来たIさん(これちらも忘れました、失敬)と 参加ということでしたがどちらもけっこう経験者っぽく特にHさんに至っては中、上級クラスに行っても 良い程の腕前ということで(^^;いや〜ついて行けるんですかねぇ〜どうでしょ・・・ 最も殆ど初心者の状態で山スキーやろうなどど思い立った私が勘違いしているのかも(^^; 現地へ向かうまでは終始、会話をしていた感じで私はこういう目的で来たのは初めてです〜みたいなことを 言っていたと思う。そもそも山スキーのツアー自体、普通のゲレンデスキーをある程度滑れないと難しいだろうし 最も他のツアーに相談したところ難しいとのご意見を伺っていました。 そんな中こちらのツアーは比較的初心者でも無理のないコースを選んで頂けるということで 参加してみようと思いました。

十勝岳山麓の白銀荘という宿のところからスタートするわけですが、このツアーでは途中、三段山の一段目くらいまで登るようです。 スノーシューでも良いわけなのですがこのツアーでは山用のテレマークスキーにシールというストッパーを貼って挑むということです。 そのシールですがセロハンのようなものが付いているのでそれをまずはがし、スキーの裏に貼ることで滑り止めの役割を果たします。 ちなみに元からこのスキー板の裏には鱗のようなギザギザが付いていてある程度は滑らないようになっているようです。 さて、景観ですが針葉樹が一面に広がっていて樹氷の景観が広がっていました。 あたかもクリスマスツリーがリアルに立ち並んでいるといったら良いでしょうか。この景観はすばらしかったですね。 天候もそこそこ悪くなく風もないので快適そうです。



白銀荘

さて下準備をしてスタート。 スキー板を履いて本当に登れるのかどうかわかりませんがとにかく行けるところまで行きましょう。 まあ、明らかに私のは要領を得ていない登り方のように思えます(汗。とにかく3歩進んで2歩下がるような感じで ムーンウォークを彷彿とさせるようでした。斜面があるところではカニ歩きでなんとか登り、あとは気合かなホント・・・ いやはや−10度ぐらいなのにもかかわらず暑さを感じました。やはりスキーの登攀は体力いるなあと感じます。 スキーという観点で観ると雪質はやっぱり良いと思いますね。粉っぽいというかさらさらとしていて砂のようです。 雪だるまが作れないくらいの雪質だと良質とのことでした。本州のはザラメのような手触りですからね〜 時折、休憩をはさんだりしたのでさほど遅れを取ることもなく進むことが出来たと思います。 またこのスキーはかかとに金具があってそれを上げることによって斜面でもまっすぐ歩くことが出来るようです。 確かにこれをしたことによってより楽になったように思います。 ここから麓を眺めると、かなり登ってきたなあという実感が持てました。一面、針葉樹の山林が広がってその下に 美瑛あたりの丘の風景が広がり、絶景でした。ガスとかもないので条件も良かったですね。



三段山より


あとはガイドさん曰く秘密基地へ・・・ツアー専用にと偶然(?)見つけた祠のような場所があるらしい。 そこは木々に挟まれて中が空洞になっていた。ここで昼食をとるということです。 それにしてもここは新雪なんでスキー板をはずすのにこれまた一苦労でした。 はずした板を雪に刺して雪洞へ入ります。 中はなかなか広く4人入っても充分なくらいでした。ここでコンビニで購入したおにぎりや支給されたポットのお茶を頂く。 いやはや、張り切って登ってきたのでほっとするひとときでしたね。Hさんが何やら海外の土産みたいなものを 持ってきたのでそれも頂く、たしかチョコだったかな・・・そんなにクセはなかったように思う。 フルーツをふんだんに取り入れてたような。。。 なんか、アフリカに行ってたようなことを聞きました。いろんなエピソードがあったんですが詳しくは覚えてません。







さて、下りです。はたしてうまく行くかどうか。 クリスマスツリーやダケカンパ帯の中をゆって浅い斜面をゆったりと滑ってゆきます。 下手に力まずに流れに任せた方が良い気がしますね。そしてこけるときは下手に踏んばらずに自然にこけた方が良い。 そんな感じです。雪が柔らかくやさしいイメージですね。ふんわり・・という感じです。こういう雪は北海道とか 極地にしかないような気がしますね。水っぽさがなく綿菓子のようなそんな錯覚を受けました。

よって転倒してもさほど冷たくはありません。最も最終的に雪が服の間から入って湿りましたけど・・・



けっこう写真に撮りたいところは多々あったんですがさすがにツアーで滑ることに集中しないといけないので余裕ありませんでした。 ちょっとした小休止に撮るといった感じでしたね。ちなみにけっこうこけましたね。 こけたときに起き上がるのが難しいですね。なんせ新雪で斜面なんで力の入れ具合ばビミョーなんですよ。 下手に力むと沈んでゆきますしね・・・ まあなんだかんだいって転げるように最後まで滑りました。ツアーに影響が出る程遅れをとったことはなかったかなあとは思っています。









 ◆その後
そして白銀荘へ行き日帰り温泉を楽しんだ。 北の大地の雪景色の露天風呂はやはり格別ですねぇ・・・温度差があるのも良いし・・

再度、ガイドの山小屋のオフィスにて帰りの電車までカフェラテでも飲みながら寛いだ。 Hさんのアフリカでの話とかいろいろ話していたと思う。
あと偶然にもツアー参加者のIさんが今晩同じ宿だったんですよね。 これは驚きました。宿に迎えに来てもらうのもついでなので楽でした(^^
ガイドさんはオフシーズンにニュージーランドなどをツーリングしているらしくその話が興味深かったです。
特に南島などは日本の北海道のような雰囲気で気軽に走ることが出来るとのことでした。
これは機会があれば是非とも行ってみたいですね〜今年は日本縦断をされたとのことでした。 地方によって車のマナーに差があるようです。
あんなこんなで1時間くらい話してた気がします。あとは電車の時間に合わせてIさんと美馬牛に乗って上富良野へ。
そこから宿のオーナーに迎えに来てもらって宿まで行くことになりました。

宿泊した宿「コスモスファーム」
食事がおいしくアットホームということとシングルでも割増にならないという点に惹かれて宿泊しました。
内容は洋食、カルパッチョやクラムチャウダー、ロールキャベツといった家庭的ながらボリュームが満点な内容でした。
Iさんに白ワインをおごって頂きとても良い時間を過ごすことが出来ました。Iさんは毎年滑りに来ているようです。 地元話でいろいろしたんですが、これまたあまり覚えとりません(><
地元の山行ネタとか話した気がします。彼は明日、早々とお帰りになられるようでした。 ここに来る前は稚内に滞在されていてかなり荒れた天気だったようです。
オーナーですが、なんか地元の人とユニット組んでいるらしく民謡系バンドをやっているようでした。 その中で笛(民謡風)担当だったようで、
せっかくなのでコンドルは飛んでゆくを拭いてもらいました。 この曲はモンゴルとか牧歌的な連想をさせてくれて登山をやっている身としても心に沁みましたね。
CDのパッケージもかなり本格的で時間があれば聴いてみたいかなあ〜なんて思ったり。
明日、千望峠へ行ってから駅まで送迎するということで決着した。
(美瑛散策へ)


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