塔1997年2月1日

今回は, 「ものみの塔」誌1997年2月1日号に絞り論考します。

5頁「ですから, わたしたちを自由にすることができる真理のかなめとなるのは, イエス・キリストです。イエスの足跡に従う人々は, 神の王国が地上の物事を完全に支配するときに罪と死から解放されるという希望を持っています。」

訂正:今日, 私達は罪や永遠の死から霊的解放を受けることができます。

ローマ 8:1「こういうわけで, 今は, キリスト・イエスにある者が罪に定められることは決してありません。」

5頁「しかし, 聖書は死者の状態に関する事実を明らかにしています。魂とは, 死後に生き続けられる部分ではなく, 人そのものであることを聖書は明確に述べています。」

訂正:聖書は復活前に命があることを述べています。

ルカ 16:22-23。「さて, この貧乏人は死んで, 御使いたちによってアブラハムのふところに連れて行かれた。金持ちも死んで葬られた。その金持ちは, ハデスで苦しみながら目を上げると, アブラハムが, はるかかなたに見えた。しかも, そのふところにラザロが見えた」

5頁「さらに, 死者は火の燃える地獄で責め苦に遭っているわけでも, 生きている人に影響を及ぼし得る霊界にいるわけでもありません。」

訂正:イエス・キリストとものみの塔の主張は, 食い違います。

マタイ 5:22「 しかし, わたしはあなたがたに言います。兄弟に向かって腹を立てる者は, だれでもさばきを受けなければなりません。兄弟に向かって『能なし。』と言うような者は, 最高議会に引き渡されます。また, 『ばか者。』と言うような者は燃えるゲヘナに投げ込まれます」。

5頁「『死んだ者には何の意識もな(い)・・・シェオル[墓], すなわちあなたの行こうとしている場所には, 業も企ても知識も知恵もない』と聖書は述べています。」

ノート:『伝道者の書』は, この世の物質的な世界について話しています。

訂正:死んだ体は, 何もすることができず意識はありません。

5頁「つまり, 死んだ人は, ぐっすり眠っているかのように, 今のところはただ休んでいるのです。−ヨハネ 11:11-14と比較して下さい。」

ノート:ヨハネ 11:11-14は, ラザロの体について述べています。

訂正:肉体が死んだ後も魂は, 生きています。

黙示録 6:9-10「 小羊が第五の封印を解いたとき, 私は, 神のことばと, 自分たちが立てたあかしとのために殺された人々のたましいが祭壇の下にいるのを見た。彼らは大声で叫んで言った。『聖なる, 真実な主よ。いつまでさばきを行なわず, 地に住む者に私たちの血の復讐をなさらないのですか。』」。

6頁「今日のエホバの証人は, 神の王国の良いたよりを宣べ伝えるに当たって, 1世紀のクリスチャンの熱心さに見倣うように努めています」。

ノート:彼らは, 熱心に見倣っているかも知れませんが, その音信は1世紀のクリスチャンの使信から大きく逸脱しています。

使徒 5:42「そして, 毎日, 宮や家々で教え, イエスがキリストであることを宣べ伝え続けた」。

8頁「使徒パウロは, 神の王国の熱心な宣明者でした。反対に遭っても, 『良いたより』を宣べ伝える務めをおろそかにすることはしませんでした。−コリント第一 9:16 。使徒 13:50-52」。

訂正:パウロは, 地上の楽園の使信を宣べ伝えず, イエス・キリストを自主的に宣べ伝えました。

コリント第一 9:12「 もし, ほかの人々が, あなたがたに対する権利にあずかっているのなら, 私たちはなおさらその権利を用いてよいはずではありませんか。それなのに, 私たちはこの権利を用いませんでした。かえって, すべてのことについて耐え忍んでいます。それは, キリストの福音に少しの妨げも与えまいとしてなのです。」

コリント第一 9:18「では, 私にどんな報いがあるのでしょう。それは, 福音を宣べ伝えるときに報酬を求めないで与え, 福音の働きによって持つ自分の権利を十分に用いないことなのです」。

8頁「非常に重要な神の王国の音信は, 反対に遭うような土地においてさえ, 心の正直な人々に届いています」。

上と下の記事では, ものみの塔の主張に矛盾がありますイエス・キリストは地上の楽園ではありません。

8頁「25を超える国々で, エホバの証人は禁令下にあるため, さまざまな形の反対や迫害を経験しています。しかし, 証人たちは使徒たちのように『たゆみなく教え, キリスト・イエスについての良いたよりを宣明し』続けています」。

10頁「この最初の人間夫婦の天の父はすでにエデンを型として設けておられ, 園を拡張して地球全体をパラダイスにするという満足のいく仕事を彼らの将来にわたる務めとしてお与えになりました。彼らの子孫は全地に拡散して住むことになっていました。−創世記 1:28」。

訂正:天地の創造時, 地球全体が楽園でありその中の一部がエデンの園と呼ばれました。

創世記 1:11-12「 神が, 『地は植物, 種を生じる草, 種類にしたがって, その中に種のある実を結ぶ果樹を地の上に芽生えさせよ。』と仰せられると, そのようになった。それで, 地は植物, おのおのその種類にしたがって種を生じる草, おのおのその種類にしたがって, その中に種のある実を結ぶ木を生じた。神は見て, それをよしとされた」。

聖書は, 「神は, それを見てよしとされた」と述べています。

11頁「神からの活動する力, つまり聖霊がその胎児の発育を安全に守ったので, 誕生したのは完全な人間でした。」

訂正:イエス・キリストと聖霊はそれには, 該当しません。

ヨハネ 14:16-17「わたしは父にお願いします。そうすれば父はもうひとりの助け主をあなた方にお与えになります。その助け主がいつまでもあなた方とともにおられるためにです。その方は真理の御霊です。世は, その方を受け入れることができません。世は, その方を見もせず, 知りもしないからです。しかし, あなたがたはその方を知っています。その方はあなた方とともに住み, あなた方の内におられるからです」。

11-12頁「12 エホバはご自分の無数の天的な子たちのうちだれにこの務めをお与えになったでしょうか。聖書の中で神の『独り子』と描写されている方にお与えになりました。(ヨハネ第一 4:9)この表現は, その方が人間として生まれた時に得た立場ではなく, それ以前に天で得ていた立場を描写するために用いられています」。

訂正:「begotten(もうけられる)」について使徒パウロの主張とものみの塔の意見は, 食い違いがあります。」

使徒 13:33-34「 神は, イエスをよみがえらせ, それによって, 私たち子孫にその約束を果たされました。詩篇の第二篇に, 『あなたは, わたしの子。きょう, わたしがあなたを生んだ。』と書いてあるとおりです。 神がイエスを死者の中からよみがえらせて, もはや朽ちることのない方とされたことについては, 『わたしはダビデに約束した聖なる確かな祝福を, あなたがたに与える。』というように言われていました」。

使徒 13:33-34「 "God has fulfilled this for us their children, in that He has raised up Jesus. As it is also written in the second Psalm:'You are My Son,Today I have begotten You.' "And that He raised Him from the dead, no more to return to corruption, He has spoken thus:'I will give you the sure mercies of David.'」NKJV.

パウロは, begottenを, 復活した(raised up)という意味で, 使っています。

ノート:パウロは再びイエス・キリストについて宣べ伝えました。

12頁「この方は, エホバが他のだれの協力も得ずじかに創造した唯一の者です。全被造物の初子です。」

訂正:聖書の「初子」は卓越性を述べています。例としてイサクは, 二番目の子供でしたが, 初子として扱われました。

詩篇 89:27「 わたしもまた, 彼をわたしの長子とし, 地の王たちのうちの最も高い者としよう」。

12頁「他のすべての被造物を存在させるため, 神に用いられた方です。」

訂正:神以外は, だれも創造に用いられませんでした。

イザヤ 44:24「・・・わたし, エホバは, すべてのことを行い, 独りで天を張り伸ばし, 地を張り広げている。だれがわたしと共にいたか」。新世界訳。

12頁「箴言8章30, 31節はみ父が御子のことをどう考えておられるのか, またみ父が人類のことをどう考えておられるのかをこう表現しています」。

訂正:これは, イエス・キリストが地球にいた時の素晴らしい預言です。

箴言 8:30-31「 わたしは神のかたわらで, これを組み立てる者であった。わたしは毎日喜び, いつも御前で楽しみ, 神の地, この世界で楽しみ, 人の子らを喜んだ。」

マタイ 28:9「And as they went to tell His disciples, behold, Jesus met them, saying, "Rejoice!" So they came and held Him by the feet and worshiped Him.」NKJV

12-13頁「エホバは, それらのうちの限られた数の人々, すなわち小さな群れに, 地に対する神の当初の目的を遂行させることを意図して, 天の王国でみ子と共に行動するという過分の親切の恵みを差し伸べて来られました。(ルカ 12:32)」。

ノート:ルカ 12:32の「小さな群れ」は, 少ない働き人を示しています。

(ルカ 10:2を参照下さい。「実りは多いが, 働き手が少ない。」

訂正:すべてのクリスチャンは, 天的な希望を持っています。

エペソ 1:3「 私たちの主イエス・キリストの父なる神がほめたたえられますように。神はキリストにおいて, 天にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました」。

13頁「これらの人々は『あらゆる部族と国語と民と国民の中から』取り出され, 『わたしたちの神に対して王国また祭司と(され), 彼らは地に対して王として支配するのです』。(啓示 5:9-10)」。

訂正:「小さな群れ」は天の群衆のことではありません。

黙示録 7:9「その後, 私は見た。見よ。あらゆる国民, 部族, 民族, 国語のうちから, だれにも数えきれぬほどの大ぜいの群衆が, 白い衣を着, しゅろの枝を手に持って, 御座と小羊の前に立っていた」。

13頁「彼らは, 神の子として養子にされると, アダムの失った大切な関係に入れられますが, これら子たちには, アダムの得ていなかったもの, すなわち天での奉仕という付加的な特権も与えられます。」

訂正:すべての真のクリスチャンは, 天にいます。

ピリピ 3:20-21「けれども, 私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを, 私たちは待ち望んでいます。 キリストは, 万物をご自身に従わせることのできる御力によって, 私たちの卑しいからだを, ご自身の栄光のからだと同じ姿に変えてくださるのです。」

13頁「17 他の人々−神が寛大にもイエス・キリストを通して設けて下さった命のための備えに信仰を働かせる人々すべて−に対しても, エホバは, アダムの失った貴重な関係を得るための機会を開いておられます。」

訂正:神との関係は無償です。

ローマ 3:24「ただ, 神の恵みにより, キリスト・イエスによる贖いのゆえに, 価なしに 義と認められるのです」。

ローマ 3:24「彼らがキリスト・イエスの[払った]贖いによる釈放を通し, [神]の過分のご親切によって義と宣せられるのは, 無償の賜物なのです」。新世界訳

15頁「あなたはきっと, エホバはイエスを死人の中から復活させることにより, この者は確かに神の子であるとの確証をお与えになった, というパウロの説明に感銘を受けたことでしょう。そして, イエスに対する信仰によって罪を許していただくことができ, これが永遠の命につながるという点を学んで, 心が熱くなったのではないでしょうか」。

ノート:パウロは, 地上の楽園について語ったのでしょうか。

19頁「イエスが愛しておられたみ父は, 像を作ってそれを専心の対象として取り扱うことを禁じておられますから, わたしたちは確かに, イエスを敬う行為としてそのような像のついた鎖を首に掛けたり, 像を担いで街路を練り歩いたりしません」。

ノート:私達は, 聖書以上に, 他の書籍に愛着を持ったり専心したり傾倒すべきではありません。

詩篇 119:9「どのようにして若い人は自分の道を清く保てるでしょうか。あなたのことばに従ってそれを守ることです。」

詩篇 119:11「あなたに罪を犯さないため, あなたのことばを心にたくわえました。」

詩篇 119:17「あなたのしもべを豊かにあしらい, 私を生かし, 私があなたのことばを守るようにして下さい。」

詩篇 119:25「私のたましいは, ちりに打ち伏しています。あなたのみことばのとおりに 私を生かしてください。」

詩篇 119:28, 38, 42, 49, 50, 65, 81, 89, 101, 105, 107, 114, 133, 140, 147, 154, 161, 162も参照下さい。

ローマ 10:17「信仰は, 聞くことから始まり, 聞くことはキリストについてのみことばによるのです。」。

26頁「1938年, 会衆の集会で歌うことはほとんど中止されましたが, その後まもなく, 使徒たちの手本や導きに倣うのは賢明だということが, 皆に分かってきました。1944年の地域大会で, F・W・フランズは, 『王国奉仕の歌』という主題の講演を行いました。」

ノート:ものみの塔聖書冊子協会は1938年から1944年の6年間神を賛美し, 褒め称えることに於いて留意していなかった点で間違いの中にありました。

文責:F

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