あなたの信仰の土台は聖書ですか。出版物ですか。

今回は, 「ものみの塔」誌1998年7月1日号に絞り論考します。

3頁「同じように, もしある宗教団体が成員の霊的な飢えを満たしていない場合, その成員は宗教を捨ててしまうべきでしょうか。それとも賢明にも霊的な飢えを満たしてくれる方法を探そうとするでしょうか。」

ノート:霊的飢え渇きは, あなたに聖霊を送られるイエスに求めることによってのみ満たすことができます。

ヨハネ 14:16-17 「わたしは父にお願いします。そうすれば, 父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと, ともにおられるためにです。その方は, 真理の御霊です。世はその方を受け入れることができません。世はその方を見もせず, 知りもしないからです。しかし, あなたがたはその方を知っています。その方はあなたがたとともに住み, あなたがたのうちにおられるからです」。


4頁「聖書そのものにも, 『わたし, エホバは, あなたの神, あなたに自分を益することを教える者, あなたにその歩むべき道を踏み行かせる者である』と述べられています。 」

ノート:神の御霊(聖霊)は, あなたにすべての事柄について教えます。

ヨハネ 14:26 「しかし, 助け主, すなわち, 父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は, あなたがたにすべてのことを教え, また, わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。」


5頁「たいていの宗教は霊魂不滅の教理を教えていますが, ベルントは聖書から, 人間の魂とは人間そのものにほかならせないことを知りました。人が死ぬと, その魂も死にます。」

訂正:死んだ魂は死において肉体から離れ去ります。

創世記 35:18-19「彼女が死に臨み, そのたましいが離れ去ろうとするとき, 彼女はその子の名をベン・オニと呼んだ。しかし, その子の父はベニヤミンと名づけた。こうしてラケルは死んだ。彼女はエフラテ, 今日のベツレヘムへの道に葬られた。」

創世記 35:18「And so it was, as her soul was departing (for she died), that she called his name Ben-Oni; but his father called him Benjamin.」NKJV

創世記 35:18「そしてついに, その魂が去り行こうとしているとき(彼女は死んだのである。)・・・」新世界訳

創世記 35:18-19「And the result was that as her soul was going out ( because she died )・・・」New World Translation.


5頁「ちなみに, ベルントは他の人たちを助けるために外国で働くという目標を達成しました。現在は外国の地で働き, 他の人たちが窮状の真の解決手段である神の王国について学ぶのを助けています。」

訂正:窮状の真の解決は, イエス・キリストとの関係です。

ヨハネ 14:13-14「またわたしは, あなたがたがわたしの名によって求めることは何でも, それをしましょう。父が子によって栄光をお受けになるためです。あなたがたが, わたしの名によって何かをわたしに求めるなら, わたしはそれをしましょう。」


8頁「エホバ神は人間を, 死後天へ行くように創造されたのではありません。」

訂正:パウロの立場は, 「ものみの塔」誌の主張に該当しません。

コリント第二 5:1 「私たちの住まいである地上の幕屋がこわれても, 神の下さる建物があることを, 私たちは知っています。それは, 人の手によらない, 天にある永遠の家です。」

コリント第二 5:1「というのは, わたしたちは, たとえ自分の地的な家, つまりこの天幕が分解するとしても, からの建物, 手で作ったものではなく, 天にあって永遠に続く家を持つことになっているのを知っているからです。」新世界訳

(質問:どうしてパウロは, 天に行くと理解していたのだろうか)


10頁「・・・体と魂の二分法[二つに分ける考え]はないと述べています。」

訂正:エホバはSoulを持っています。

レビ記 26:11-12「And I shall certainly put my tabernacle in the midst of you , and my soul will not abhor you ...」New World Translation.

追記:カトリックも「ものみの塔」誌も間違っています。

テサロニケ第一 5:23 「平和の神ご自身が、あなたがたを全く聖なるものとしてくださいますように。主イエス・キリストの来臨のとき, 責められるところのないように, あなたがたの霊, たましい, からだが完全に守られますように。」 テサロニケ第一 5:23 「・・・霊と魂と体があらゆる点で・・・」新世界訳 (ギリシャ語原文を見れば明快です。)


10頁「教会に通う人々は, もし『罪を犯している魂−それが死ぬ』のであり, 地獄の火の中で苦しめられるのではない, という簡単明瞭な聖書の真理を知っていたなら, どれほど多くの心配や恐れを免れたことでしょう」。

訂正:イエスは, 「ものみの塔」誌の主張にあいません。

ヨハネ 15:6「だれでも, もしわたしにとどまっていなければ, 枝のように投げ捨てられて, 枯れます。人々はそれを寄せ集めて火に投げ込むので, それは燃えてしまいます。」

補足:ものみの塔は, エレミヤ 7:31から「・・・心に上りもしなかったことである」を引用します。これは, モレクの神に罪のない人を人身供儀として捧げることを禁止したものです。しかし, 義に満ちた神は, 近親相姦を犯した人たちを, 火の中で焼くように命じておられます。

レビ記 20:14「また, 人が女とその母とを共にめとるなら, それはみだらな行いである。その者もその女も火の中で焼くべきである。」新世界訳


10頁「これはキリスト教世界の教えとは非常に異なっていますが, 賢人ソロモンが霊感の元に述べたこの言葉とは全く一致しています。『生きている者は自分が死ぬことを知っている。しかし, 死んだ者には何の意識もなく, 彼らはもはや[この世で]報いを受けることはない 』」。

ノート:伝道者の書は, 死んだ体は, 何もすることができないことを述べています。

伝道者 1:14「私は, 日の下で行なわれたすべてのわざを見たが, なんと, すべてがむなしいことよ。風を追うようなものだ。」 伝道者 9:9「日の下であなたに与えられたむなしい一生の間に, あなたの愛する妻と生活を楽しむがよい。それが, 生きている間に, 日の下であなたがする労苦によるあなたの受ける分である。」


11頁「魂の不滅性に関するキリスト教世界の教理はギリシャ哲学に由来します。」

訂正:イエス・キリストは, ギリシャ哲学から引用されませんでした。

マタイ 22:32 「『わたしは, アブラハムの神, イサクの神, ヤコブの神である。』とあります。神は死んだ者の神ではありません。生きている者の神です。」

マタイ 22:32「・・・He is the God , not of the dead , but of the living.」NWT.


11頁「不滅の魂がないのであれば, 死者のための真の希望は何でしょうか。・・・」

訂正:真のクリスチャンの希望は, イエス・キリストです。

テモテ第一 1:1「私たちの救い主なる神と私たちの望みなるキリスト・イエスとの命令による, キリスト・イエスの使徒パウロから」

11頁「イエスはその時よりも前, 一部のユダヤ人に, 『このことを驚き怪しんではなりません。記念の墓の中にいる者がみな, 彼の声を聞いて出てくる時が来ようとしているのです。』と語った時, すでに復活のことを話しておられました。(ヨハネ 5:28, 29)イエスがここで述べておられる事柄は, 体の死後も不滅の魂が生きていてそのまま天に行くということとは全く違います。将来, 墓の中にいた人々が『出て来る』のです。」

訂正:復活は, 命と死んだ体が戻ることについて述べています。

コリント第一 15:35-37「ところが, ある人はこう言うでしょう。『死者は, どのようにしてよみがえるのか。どのようなからだで来るのか。』愚かな人だ。あなたの蒔く物は, 死ななければ, 生かされません。あなたが蒔く物は, 後にできるからだではなく, 麦やそのほかの穀物の種粒です。」


13頁「しかし, イエスは弟子たちに, 『恐れることはありません, 小さな群れよ。あなた方の父は, あなた方に王国を与えることをよしとされたからです』と告げられました。(ルカ 12:32)神の王国は天的なものです。ですから, この約束は, 『小さな群れ』が必ず天で霊の被造物としてイエスと共になる, ということです。(ヨハネ 14:2,3。ペテロ第一 1:3, 4)」

訂正:小さな群れとは, この時点においてイエスに付いていく少ない弟子たちについて述べています。

ヨハネ 6:66-68「こういうわけで, 弟子たちのうちの多くの者が離れ去って行き, もはやイエスとともに歩かなかった。そこで, イエスは十二弟子に言われた。『まさか, あなたがたも離れたいと思うのではないでしょう。』すると, シモン・ペテロが答えた。「『主よ。私たちがだれのところに行きましょう。あなたは、永遠のいのちのことばを持っておられます。』」


14頁「何と栄光ある見込みでしょう。イエスはさらに使徒ヨハネに, この『小さな群れ』の人数がきっかり14万4,000人になることを啓示されました。」

訂正:14万4,000人は神の怒りから保護され, 印を押されます。

黙示録 7:2-4「また私は見た。もうひとりの御使いが, 生ける神の印を持って, 日の出るほうから上って来た。彼は, 地をも海をもそこなう権威を与えられた四人の御使いたちに、大声で叫んで言った。『私たちが神のしもべたちの額に印を押してしまうまで, 地にも海にも木にも害を与えてはいけない。』それから私が, 印を押された人々の数を聞くと, イスラエルの子孫のあらゆる部族の者が印を押されていて, 十四万四千人であった。」

補足:14万4,000人の数が満ちたのは, 1935年ですから地的災害や地震, 飢饉が頻繁に起こるようになったという1914年よりも後のことです。


14頁「では, その14万4,000人はどのようにして天の栄光に入るのでしょうか。イエスは『良いたよりによって命と不朽とに光を当て』ました。ご自分の血によって天への『新しい生きた道』を開きました。(テモテ第二 1:10。ヘブライ 10:19, 20)」

訂正:天国への新しい生ける道は, イエスに信頼を置く全ての人のためのものです。

ヘブル 2:9「ただ, 御使いよりも, しばらくの間,. 低くされた方であるイエスのことは見ています。イエスは, 死の苦しみのゆえに, 栄光と誉れの冠をお受けになりました。その死は, 神の恵みによって, すべての人のために味わわれたものです。」


14頁「イエスは人間としてよみがえらされたのではありません。『わたしが与えるパンとは, 世の命のための私の肉なのです』と言っておられました。(ヨハネ 6:51)ご自分の肉体を取り戻すとしたら, その犠牲を無効にすることになります。」

訂正:肉体を取り戻すのではなく, 血を取り戻すことによって犠牲は無効とされました。 ヘブル 9:22 「それで, 律法によれば, すべてのものは血によってきよめられる, と言ってよいでしょう。また, を注ぎ出すことがなければ, 罪の赦しはないのです。」

コロサイ 1:13-14「神は, 私たちを暗やみの圧制から救い出して, 愛する御子のご支配の中に移してくださいました。この御子のうちにあって, 私たちは, 贖い, すなわち罪の赦しを得ています。」

ペテロ第一 1:18-19「ご承知のように, あなたがたが先祖から伝わったむなしい生き方から贖い出されたのは, 銀や金のような朽ちる物にはよらず, 傷もなく汚れもない小羊のようなキリストの, 尊い血によったのです。」

ヨハネ第一 1:7「しかし, もし神が光の中におられるように、私たちも光の中を歩んでいるなら、私たちは互いに交わりを保ち, 御子イエスの血はすべての罪から私たちをきよめます。」


14頁「こうしてイエスは, 『小さな群れ』を成す『わたしたちのために永遠の救出を得て』くださいました。 」

訂正:永遠の救出は, イエス・キリストに信頼を置く全ての人に及びます。

ヨハネ 3:16 「 神は, 実に, そのひとり子をお与えになったほどに, を愛された。それは御子を信じる者が, ひとりとして滅びることなく, 永遠のいのちを持つためである。」


17頁「油そそがれた者すべてが墓の中で眠って復活を待つわけではないことは明らかです。キリストの臨在期間中に死ぬ人は, 即座に変化するのです。」

ノート:真のクリスチャンの魂は, 直ちに天に移されることは明らかです。

黙示録 6:9-10 「小羊が第五の封印を解いたとき, 私は, 神のことばと, 自分たちが立てたあかしとのために殺された人々のたましいが祭壇の下にいるのを見た。彼らは大声で叫んで言った。『聖なる, 真実な主よ。いつまでさばきを行なわず, 地に住む者に私たちの血の復讐をなさらないのですか。』」

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