燃え尽きない奉仕

自分の人生は, 人の役に立っているのかと自問自答する時も, まことの神は, あなたを愛し, あなたの働きを覚えておられます。神は, ご自分の民を決して忘れられることは, ありません。神は, 「女が自分の乳飲み子を忘れようか。自分の胎の子をあわれまないだろうか。たとい, 女たちが忘れても, このわたしはあなたを忘れない。見よ。わたしは手のひらにあなたを刻んだ。あなたの城壁は, いつもわたしの前にある。」(イザヤ 49:15-16)と述べておられます。

私達は, 自分の実績や能力を人と比較し, 優越感に浸ったり, 劣等感に陥る必要は, ありません。人との比較ではなく, 私達を正しく裁かれる神の前に自分を差し出して生きるとき, 焦ることも劣等意識も失せます。私達は, ナンバーワンを目指す必要は, ありません。神が, 私に与えて下った唯一の人生を他人と比較することなど, 神の前に愚かなことです。まことの神は, あなたでなければならない, 人生を与えておられます。世界に60億人以上の人がいたとしてもあなたという存在は, 一人しかいません。

神は, あなたに特別の計画を持っておられます。「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。−主の御告げ−それはわざわいではなくて, 平安を与える計画であり, あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ」。(エレミヤ 29:11)神は私達に, 希望と平安の道を用意しておられます。イエス・キリストも復活直後, 弟子達に「平安があなたがたにあるように」と三度述べておられます。(ヨハネ 20:19, 21, 26)

福音宣教に於ける様々な戦いを前に, 主イエスは, 弟子達に「平安があなたがたにあるように」と述べられました。イエスは, 弟子達に息を吹きかけて「聖霊を受けなさい」と述べられました。これは, 地の塵から創造された人間に, 神の息吹が吹き込まれたことを彷彿させます。(cf 創世記 2:7)

ユダヤ人の迫害を恐れ, 隠れていた弟子達を主の宣教命令に, 再び立たせたのは, 聖霊の満たしでした。旧約時代, 幕屋のすべての器具は, 油を塗られました。(民数記 7:1他)これは, 神の奉仕のために用いられていくためには, 聖霊の油注ぎが, 必要であることを示しています。神の祭司は, 任職の油を注がれ奉仕をしました。(出エジプト 28:31; 29:29; レビ記 4:5, 16他)幕屋のともしびは, 絶えずともされました。(出エジプト 27:20)人間的な能力に頼った生き方ではなく, 聖霊の油に満たされて, 神のご奉仕に当たる必要があるのです。

燃え尽きない奉仕

40歳にしてイスラエル人としての認識を, 新たにしたモーセは, エジプトを追われ, 40年間の牧畜の生活の中で, 自分の無力さを体験します。彼は, 風の吹きすさむ大地に実を結ぶこともなく, 枯れかけている柴の中に自分を投影していました。人間的な情熱と, 勢いで, エジプトを出て40年という歳月が経っていました。彼は, 「燃えているけれども燃え尽きない柴」に神の臨在を見たのです。(出エジプト 3:2)それは, 新たな体験でした。自分の力, 能力に頼る生き方ではなく, 主なる神を頼りに生きる生き方に, 彼は, 「燃え尽きない奉仕」の土台を見いだしたのです。

阪神淡路大震災が, 起きて丸4年が経とうとしています。公共施設は, いち早く復興を見せ, 表面的には, 復興したかに見えます。しかし, 個人レベルにおいては, 再建の見通しも付かずに, 愛する人を失い, 傷ついている人達が, 沢山おられます。この大震災は, 多くの人の心に傷を残したままです。

そんな中, 人々の心を復興させて下さるのは, 主イエス・キリストであることを見いだします。神のみことばは, 私達に「主は遠くから, 私に現われた。『永遠の愛をもって, わたしはあなたを愛した。それゆえ, わたしはあなたに, 誠実を尽くし続けた。 おとめイスラエルよ。わたしは再びあなたを建て直し, あなたは建て直される。再びあなたはタンバリンで身を飾り, 喜び笑う者たちの踊りの輪に出て行こう。』」と語られます。(エレミヤ 31:3-4)「建て直す」というヘブライ語原語は, 「バーラー」で「復興する」という意味があります。神は, 見捨てられたように思えたイスラエルを復興させ, クリスチャンの信仰を, 復興させて下さいます。神は, 絶望の人生, あきらめられていた人生もご自身の息吹とみことばによって生かして下さいます。(ヨハネ 11:39-45)アーメン。

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