序文

まず, はじめにお読み下さい。

あなたは既に, バプテスマを受けられたエホバの証人の方ですか

よくここへ訪れて下さいました。監修者は元エホバの証人ではありませんので, ものみの塔協会が教える「背教者」ではありません。ご安心下さい。このHPの目的は, ものみの塔協会やエホバの証人の方々を誹謗中傷して破局に陥れることではありません。監修者の最大の願いは, エホバの証人の方々が, 霊感の書物である聖書から, ご自分の宗教についてご自分でよく考えて調べて下さることです。「そんなことなら毎週私たちは王国会館でやっています」とおっしゃるかも知れません。でも本当に調べなければいけないことはそれだけでしょうか。このことについて, ものみの塔協会そのものが何と書いているか, ここに見てみましょう。

「わたしたちは, 自分自身が信じている事柄だけでなく, どんな組織であれ, 自分の関係している宗教組織の教える事柄をも調べてみるべきです。その教えは神のみことばと完全に一致していますか。それとも, 人間の言い伝えに基づいていますか。真理を愛しているなら, こうして調べてみることを恐れてはなりません。」*1

そうです。あなたは自分の関係している宗教組織を徹底的に調べてみることを恐れてはならないのです。そのためにはこのHPを通じて, どうしてこれだけ, ものみの塔協会が自分たちの宗教に関わる多くの事実や信者の方々から隠して読ませたり聞かせたりしないのかを, ご自分の目で吟味して頂きたいのです。本当にあることを徹底的に調べるのなら, そのことを批判しているものを読んだり聞いたりして考えてみることは大事なことだと思いませんか。

多分あなたは「そんなことをしたら真理から離れることになり永遠の死しかなくなる」と恐れているかもしれません。また, ある人は「このHPは, エホバの証人を迫害している最も危険なHPである」という烙印を押すかも知れません。しかし, ものみの塔誌は次のように述べています。

「別の宗教が, 間違ったものであるといい, またそのことを示すのは, 宗教の迫害ではありません。知識のある人が特定の宗教の間違っていることを公に暴露し, 偽りの宗教との相違を他の人に示すのは, 宗教の迫害ではありません。しかし, 偽りの宗教の間違っていることを暴露し, また説くために, 真の崇拝者は権威ある判断の手段, 絶対に間違うことのない基準を持つことが必要です。偽りの宗教を公に暴露するのは, 報道のあやまりを明らかにするよりも有益なことです。それは, 宗教の迫害ではなく公共に対する奉仕であり, 人々の永遠の生命と幸福に関連しています。」*2

上のものみの塔協会の本の引用にもあるように, 「こうして調べてみることを恐れては」ならないのです。また, 偽りの宗教を暴露することは, 公共に対する奉仕であると, ものみの塔協会が後押ししてくれています。あなたが徹底的に調べて, 疑問や質問が生じましたら, ご遠慮なくご連絡下さい。しかし, 読み進む中で, 自分が学んだことと, 全く違うことが述べられているかも知れません。「反対者の言うことなど信用できない」という気持ちが, 起こるかもしれません。しかし, 霊感の書物である「聖書」は, 何といっているかに, 心を留めていただきたいのです。真理を愛するエホバの証人の方々へ。ご連絡をお待ちしています。



あなたは最近エホバの証人の訪問をうけてこの宗教に関心をもたれた方ですか。あるいは研究生として, もうかなり証人の方と家庭聖書研究をされて洗礼まで考えていられるかも知れませんね。

よくここへ来て下さいました。更にこの先, 証人の方々と研究, 集会, 奉仕と進まれる前に, ここで立ち止まってちょっと自分がどちらの方向へ向かっているのか考えてみてはどうでしょう。恐らくあなたは証人の方々から「きっと聖書に書いてあるとおりに反対者が現れるでしょう。その人達の言うことを聞いてはいけません」と教えられたことでしょう。私は反対するのが目的であなたに呼びかけているのではありません。上にも書きましたように私はあなたにこの宗教について色々な側面から調べてみて欲しいのです。その上であなたが決断してこの宗教を選ばれるなら, 私は何も反対するものではありません。ただ, あなたが隠された情報を知らないで決断されるならそれはとても危険なことです。そのために数え切れない悲劇が全世界の家庭で繰り広げられているのです。従って私は反対者ではなく警告者と考えていただいた方がよろしいでしょう。



それともあなたは家族がエホバの証人になったことで, この宗教を研究しだしたのかも知れませんね。

ここには, できるだけ沢山の本や連絡先を載せてあります。どうかそれらを使って必要な情報を入手して, 良く研究したうえで証人の家族の方と接してあげて下さい。もしかしたらあなたは, はっきりとした反対者かもしれませんね。このHPの目的はものみの塔協会を糾弾することではありません。反対する者がどのように愛をもってエホバの証人の方々とつきあっていけるのか, それもこのHPの大きな課題の一つです。一緒に模索していきませんか。



もしあなたがキリスト教会の関係者であられるなら次のことを考えて下さい。

殆どのエホバの証人の人達は真剣に神を愛し, 神(エホバ)のために生きたいと願っている真剣で真面目な人たちだと思います。悲しいことに彼らは自分自身でキリストの声を聞くことが出来ず, 統治体という, ものみの塔協会の指導部のみからしか真理を知ることができないと教えられ, 信じ込ませられています。監修者は, 日本に於いて, エホバの証人が増加してきた原因の一つは, 一般人に既存のキリスト教会とエホバの証人の違いが, 認識されていないことにある考えます。もう一つは, キリスト教会がエホバの証人に対し無関心な態度や門前払いなどを行い, 何の対策も講じてこなかった結果だと考えます。このHPが, あなたがエホバの証人の実態を理解するのにお役に立てば幸いです。

最後にもしあなたが元エホバの証人であられるのなら, その苦渋に満ちた離脱の過程を通られたことに同情の意を表したいと思います。

あなたに与えられた試練は決して無駄になることは, ありません。その尊い経験は, 今も組織の中で苦闘している人達や組織を離脱した人達の慰め, 励ましの尊い経験として, 用いられることでしょう。そのためにこのHPが少しでもお役にたてば幸いです。ローマ 8:28。

参考文献

*1 1968年版『とこしえの命に導く真理』第13頁

*2 「ものみの塔」誌1964年3月15日第177頁

追記:この序文は「エホバの証人情報センター」(www.jwic.com)の序文を、編集者の許可を得て改変しました。

メインページに帰る。

この記事の, 著作権はIkerumizunokaiに帰属します。どの様な方法であれ, 無断転載を 一切禁止します。Copyright (C) 1998 by Ikerumizunokai All rights reserved.

This article or parts thereof may not be reproduced in any form without permission of the publisher.