一般書文献

一般書文献

1, 『エホバの証人の悲劇』 わらび書房 林 俊宏 1997年 1,800円エホバの証人を妻に持つ著者は, より多くの人がこの問題に関心を持つよう自らの体験と共に組織の全容に迫る。「人々が破壊的カルトに入って損害を受けないようにするただ一つの解決策は, 一般の人々をマインドコントロールに対して『免疫』することだと思う。その一番効果的な方法は, これらの集団がどんな活動をしているかという情報を, 人々に存分に与えることである」が, 著者の本心であろう。一般人に対して予防注射的効果が期待できる。と同時に, 被害者家族に対して「ものみの塔組織はカルト集団」意識を加速させることになり, 夫婦や家族の溝は, 深まるかも知れない。エホバの証人は, 被害者であり問題の本質は組織であることを知って, 平衡の取れた対応に期待したい。全277頁。

2, 『説得』講談社 大泉実成 1992年540円 研究生であった著者は, 輸血拒否事件を知り組織に潜入。組織内部を理解するために,一読する価値あり。反証人サイドの流す情報は, 「証人」に対して偏見を持たせやすいが, この本の中立的な立場からの情報に好感が持てる。TBSでドラマ化された。全378頁。

3, 『宝島30』宝島社1995年11月号と12月号 各480円 元研究生の大泉実成氏が, オウム教団で修行。オウムを生み出した時代背景理解やカルト集団理解のために。全180頁。

4, 『世界を揺り動かすユダヤ教の秘密』第一企画 小石 泉  1995年 1,600円 202-209頁に渡って, フリーメーソンと初代会長ラッセルとの関係が述べられている。全253頁。

5, 『戦争と聖書』津山 千恵 三一書房 1989年 1,339円 サブタイトルは「兵役を拒否した灯台社の人々と明石順三」。所々, 記述が, 歴史的事実と違うのは, ものみの塔日本支部の三浦氏から取材しているからであろう。著者は, 現役証人。全228頁。

リハビリに役立つと思われる文献

1, 『影響力の武器』 誠信書房 ロバート・B・チャールディーニ 1991年 3,400円 人が, いかに情報によって影響を受けやすいものかメカニズムを探る論文。エホバの証人問題に関わらず, 全てのカルト宗教の理解のために一読されたし。全356頁。

2, 『マインド・コントロールからの脱出』恒友出版 パスカル・ズィヴィ 1995年 1,500円本書は, 統一協会を, 題材にしたものだが, 内容的には, エホバの証人のリハビリにも使える。カルトから脱会する人達は, 共通の体験をする。人間不信, 宗教離れ, フラッシュ・バックなど。リハビリにも最適。全286頁。

3, 『マインドコントロールの恐怖』恒友出版 スティーヴン ・ハッサン1993年 1,500円著者は, 元統一協会員。過去に400名以上を脱会に導く。この本を通してエホバの証人をやめた方もいる。マインド・コントロールを解くためには, マインド・コントロールのメカニズムを理解しなければならない。必携, 必読の書。アメリカでは, 1988年に発行されている。全410頁。

4, 『マインド・コントロールのすすめ』光人社 小林 恵智 1995年 1,700円 マインド・コントロールのメカニズムと積極的な活用方法が, 述べられている良書。自分は, マインド・コントロールにかかりやすいかチェックする自己分析表とサブリミナル効果についても述べる。著者は, 組織心理学者, 教育学博士, 経済学博士でもある。全248頁。

5, 『無慈悲な牧者たち』 あかし書房 ヨージ・ドイオン 1988年 2,100円 エゼキエル34章は, 悪い牧者について述べられているが, それが, そっくりエホバの証人の組織に当てはまる。著者は, スイスで起こったことを述べているが, 日本でも, 全く同じこととして受け止めることだろう。元証人や研究生のリハビリに最適。これを読んで脱会に至った人もおられる。全432頁。

6, 『マインド・コントロールから逃れて』 恒友出版 滝本太郎弁護士と永岡辰哉 1995年 1,500円脱会した17人の手記を交えた話題の本。今も現役としてオウムにいる人達に, 脱会を呼びかける。全254頁。

7, 『六マリヤの悲劇』 恒友出版 朴 正華 1993年 1500円 統一協会はセックス教団だったと述べる著者は, 統一協会の創始者でも有る。自らの罪を赤裸々に告白しつつ, 文鮮明教祖の偽善を暴く。全294頁。

8, 『予言がはずれるとき』 けい草出版 フェスティンガー, リーケン,シャクター 1995年 5,050円第一章は,「成就しなかった予言と失意のメシアたち」第二章は, 「外宇宙からの教えと予言」, 第6章には「成就しなかった予言と意気盛んな予言者」, 第七章には, 「予言のはずれに対するリアクション」が述べられている。人々は, 預言がはずれても指導者に追随し, 益々熱狂の中に身を投じることを本書は証明している。巻末に団体としてエホバの証人が紹介されている。

9, 『異端の精神史』平凡社 1987年 1,600円 6人によって執筆された合作。「古典古代世界於ける不敬虔」, グノーシス主義, 千年王国 論, 妖術, 中世の異端, 中世に於ける預言, ルネッサンス以降の異端「ワルドー派」が, 「 敬虔で無教育な俗人のグループが真に使徒的である」ことを主張し, ローマ教会を永遠の罰に定められた者達の集会「バビロンの淫婦」と言う理解を示していた事を紹介している。因みに「ものみの塔」誌は, 以前ワルドー派は, 「エホバの証人の 先駆者」として紹介した時代があった。今は,否定したがどちらかというと好意的な見解が時折掲載される。

10, 『隠された「ものみの塔」の実態』いのちのことば社 デービッド・リード 1996年 1,442円 Behind The Watchtower Curtainの邦訳版。ファンダメンタルなエホバの証人は, いわゆる「暴露本」を嫌うに違いない。この本は, どちらかというと, 「学術的」と言うよりは, 「暴露本」に近いと言えよう。

11, 『教祖・意識改革者の群れ』 朝日新聞社編 3,200円 1995年 画期的なフランチャイズシステムの伝道を展開した初代会長ラッセルと戦争拒否した明石順三他各宗教界, 思想の変革者が概略的に述べられている。全438頁。

12, 『カルトの様相ーキリスト教の場合』 岩波書店 井門富二夫 1,500円 1997年  著者は日本宗教学会会長。カルトの定義などに詳しい。一読の価値あり。全224頁。

神学関係の文献

1, 『総説新約聖書』日本基督教団出版局 1981年 6,500円。 ものみの塔は, 新約聖書は, まずマタイ伝から書かれたと主張する。この主張はものみの塔組織の創世の時代に用いられた聖書翻訳者J.Jグリスバッハ(J.J.Griesbach)の影響があると考えられる。グリスバッハは, マタイ伝→ルカ伝→マルコ伝の順番で書かれたという。(第80頁)。それに対してファーマー(W.R.Farmer)は支持し, ラハマン(K. Lachmann) は, 1831年マタイとルカにおける記事の記載順序が一致するのは, この両者がマルコの順序と一致する時のみであることを発見しマルコ優先説を打ち立てている。マタイが先に書かれたとするとマルコは重要な教えであるイエスの教えや復活物語を, なぜ省いたのか疑問が残る。

2, 『旧約聖書神学辞典』教文館 1983年 3,800円「ヤーウェ」の項目は元証人にとっては大変興味深い項目であろう。出エジプト記 3:14の[長形YHWHと短形YHを二つの形態で記されている]ヤーホーと呼ぶ説はヒエロニムスに遡り, ヤーウェ(ヤハウェ)は, アレキサンドリアのクレメンスに遡る(第356頁)」と述べる。

聖書翻訳に伴う文献

1, 『書物としての新約聖書』 けい草書房 田川健三 1997年 8,240円 様々な聖書写本から, 翻訳に伴う問題を指摘している。教職者は一読されたし。全706頁。

2, 『新約聖書の本文研究』 聖文舎 1973 1973年同増刷1984年 Bruce, M. Metsger, The Text of the New Testament, 2nd ed, 1968 Oxford: clarendonPressの翻訳本。

3, 『図説ギリシャ語の写本』 教文館  1985年 8,000円 Bruce, M. Metsger, The Manuscripts of the Greek Bible 1981, Oxford UPの翻訳本。写真掲載あり。

4, 『新約聖書本文文学史』 山本書店 蛭沼寿雄 1987年 12,000円

5, 『新約聖書本文批評』 山本書店 蛭沼寿雄 1962年

6, 『聖書その歴史的事実』 日本放送協会 新井智 1975年 700円 J文書, P文書, E文書, の成立についても述べている。一見の価値あり。全232頁。

歴史に関する文献

1, 『教父時代』 講談社 H・Iマルー 上智大学中世思想研究所編訳 1990年 3,800円「ホモシウス=[同質]は2枚の貨幣が全く同質という場合に用いられた」と第五章に紹介されている。アリウスとアタナシウスの理解の違いの再確認のために。コンスタンティヌスの宗教的態度,「4世紀から堕落した」というものみの塔の主張が正しいのか検証のために。Trinityの確立について述べられている。

2, 『1945年以後』上 文芸春秋 タッド・シュルツ 1991年 2,000円 「1914年から1918年までの戦争−当時の「大戦」とちがって, 1939年から1945年まで続いた戦いでは, 世界のほとんどの地域で経済と政治の伝統的な構造が崩れ去った。」と第19頁に述べられている。

3, 『現代史』下 共同通信社 ポールジョンソン 1992年 2,600円 訳者, 別宮貞徳氏は『誤訳迷訳欠陥翻訳』(文芸春秋)の著者でもある。1914年を起点に, 歴史が変化したのか。一般歴史家の視点から学ぶ。

4, 『バビロニア』創元社 ジャン・ボッテロ 1990年 1,400円 バビロニヤ地方の文化を, 写真を中心に紹介。ネブカデネザル元年に注目されたし。

5, 『ヨセフスとキリスト教』 山本書店 L・H・フエルトマン 秦剛平共編 1985年 5,800円ものみの塔は, 頻繁にヨセフスの出版物を引用。ヨセフスは, 信頼の置ける人物だったのか検証されたし。この本は, ヨセフス研究第二巻として出版された。ものみの塔は, イエス・キリストが神であることを否定する。一読の価値あり。ヨセフスは, キリスト教徒であったか不明確であるという。

6, 『ヨセフスとユダヤ戦争』 山本書店 L・H・フエルトマン 秦剛平共編 1985年5,800円ヨセフス研究第一巻として出版された。ヨセフスに関する研究は, 上智大学で盛んに行われているので, 参照されたし。 全490頁。

7, 『ヨセフス−その人と時代』山本書店 シャイエ・J・D/コーエン著1991年 7,000円 歴史家ヨセフスの記事が, どれほど信頼の置けるものなのか。検証されたし。

8, 『ヨセフス・ヘレニズム・ヘブライズム』 山本書店 L・H・フエルトマン 秦剛平共編 1985年 6,800円 ヨセフスの自伝の自己美化, ギリシャ語の翻訳能力, 聖書の引用の削除と外典からの引用の問題などを, 取り扱っている。 全572頁。

9, 『歴史としての聖書』山本書店 ウォルネル・ケラー著 1993年 5,500円  B.C.607年がエルサレム神殿の崩壊とするものみの塔の主張が正しいのか歴史的に検証する。NHKでも取り上げられた。全566頁。

10, 『聖書の発掘物語』 山本書店 モシェ・パールマン著 1987年 4,800円 上記の本と内容が, 重複する部分もあるが, 写真も多量に掲載されている。好著。全326頁。

11, 『カラーキリスト教の歴史』いのちのことば社 1979年 4,500円 いのちのことば社の出版物は, 比較的平易な言葉で表現されているので, 読みやすい。各初代教父やキリスト教の歴史を知る上で貴重。

12, 『基督教全史』 聖書図書 E・E・ケアンズ 1984年 5,000円 写真掲載は, 無いがキリスト教会の中に於ける神の計画とこれからの示唆として一読の書。他の歴史書と共に読まれたし。

13, 『カルヴァン時代のジュネーブ』 ヨルダン社 中村賢二郎訳 1978年 一見の価値あり

14, 『宗教改革』ヨルダン社 塚田理 八代栄訳 1983年 ものみの塔が, 取り上げる宗教改革に伴う問題に, 適切に答えを出してくれる好著。

15, 『ナチス・ドキュメント』 ぺりかん社 ワルター・ホッファー著 1982年 ヒットラーの政権について。「我が闘争」やドイツに於けるヒットラーの政治について歴史的に見る。

16, 『世界の歴史100問100答』河出書房新社 歴史教育者協議会編 1990年極簡単に, 歴史的な謎に答えてくれる。「十字軍は聖戦だったのか」等の記事は興味深い。 参考文献は, 直接読まれることをお薦めする。全373頁。

17, 『イスラエル都市研究「歴史と展望」』 東京大学出版会 羽田正/三浦徹編 1991年 5,774円聖書の歴史的検証。B.C.587年のエルサレム崩壊の根拠について。全363頁。

18, 『バビロニアーその文明の始まり』 創元社 ジャンボッテロ 1996年 1,400円 全174頁。バビロン捕囚とその年代計算と天文学について。

19, 『古代イスラエル史』 新地書房 マルティンメッガー 山我哲雄訳 1983年 3,900円 全174頁 絶版B.C.587年エルサレム崩壊の根拠。各バビロニヤの王の治世について詳しい。

20, 『古代バビロニアの歴史 ハンムラビ王とその社会』 ホルスト・クレンゲル 1988年 2,880円 全259頁。古代にバビロニアに於ける年代特定と星の観測がいかに正確であったかを立証する。

21, 『古代エジプト文字入門』 川出書房新社 ステファヌ・ロッシーニ 1988年 2,000円 全128頁。 LDS(モルモン教)教典の確認の参考資料として。

22, 『エジプトの神々事典』 川出書房新社 ステファヌ・ロッシニー/リュト・シュマン1997年 2,678円各神々の一般常識として。「あなたは三位一体を信ずるべきですか」との対比のために。全246頁。

23, 『エジプト神話』 青土社 ヴェロニカ・イオンズ 1991年 1,800円「あなたは三位一体を信ずるべきですか」との対比のために。全299頁。

語学関係

1, 『ヒブル語入門』 教文館 左近義滋 1983年 2,500円著者は, ギリシャ語にも精通し, 文献を出版されている。ヒブル語の入門テキスト。

2, 『はじめてのヘブライ語』 ミルトス 佐藤淳一 1993年 2,300円ヘブライ語のアレフヴェートから説明されているので初心者にとって大変読みやすい。辞典としてだけでなく, 日常会話にも使えるので初めての方には是非お薦めしたい。全208頁。

3, 『ヘブライ語入門』 キリスト聖書塾 1990年第二版 4,500円初心者から上級者まで使える文献。全498頁。

4, 『ラテン語入門』 泰流社 河底尚吾 1992年 6,000円ものみの塔研究をしていく内に, 精察するためにラテン語も必要になることがある。時間のある方には, お薦め。

5, 『新ロシア語入門』 NHK出版 佐藤純一 1994年2,300円『霊感』の中で述べられている事が, 事実か検証のために。全320頁。

6, 『広東語』大修館書店 辻信久 1992年『新世界訳』聖書が, 正しく翻訳されているのか検証のために。重訳による誤訳の検証のために。

7, 『基礎ペルシャ語』 東京大学書林 岡崎正孝 平成4年 進呈 ペルシャ語からの論証のために。

8, 『新約聖書ギリシャ語入門』 新教出版社 左近義滋 1991年基本的な文法について。全214頁。

9, 『現代ギリシャ語の入門』 白水社 1990年 荒木英世 価格表示なし白水社の別冊して出版された。全238頁。

10, 『初等ギリシャ語文典』 東京研究社出版 田中英央 1980年第11版1,200円一般的なギリシャ語の意味と文法について。全146頁。

11, 『ギリシャ語の学び方別冊』 南窓社 発行年 著者不明 価格不明記ギリシャ語の文法のイロハが, 掲載されています。全104頁。

12, 『増補改訂新約ギリシャ語辞典』 山本書店 1996年 岩隅直ギリシャ語辞典。聖書の中のギリシャ語も掲載。全630頁。

13, 『新約ギリシャ語小辞典』大阪学院大学 織田 昭 ギリシャ語辞典。現在絶版中。

14, 『新約聖書 ギリシャ語原典入門』 ニューライフ出版社 J.G.メイチェン基本的な文法の理解のために。全330頁。

15, 『エクスプレス古典ギリシャ語』 白水社 荒木英世 1995年 2600円カセットテープ別売。全179頁。

16, 『エクスプレス現代ギリシャ語』 白水社 荒木英世 1992年 1800円カセットテープ別売。全143頁。

17, 『するとなるの言語学』池上嘉彦 1981年 2,000円ものみの塔は, 出エジプト 3:14を独特に訳出している。その訳出方法が正しいか。日本語の文法から追う。全304頁。

18, 『アスペクト』すぎ書房 バーナード・コムリ 1988年 4.500円態や相について調べるのに最適。新世界訳を検証されたし。

19, 『誤訳・迷訳・欠陥翻訳』   文芸春秋 別宮貞徳

20, 『続 誤訳・迷訳・欠陥翻訳』 文芸春秋 別宮貞徳

21, 『こんな翻訳は読みたくない』 文芸春秋 別宮貞徳 1,200円

22, 『こんな翻訳にだれがした』  文芸春秋 別宮貞徳 1,200円

23, 『翻訳の落とし穴』      文芸春秋 別宮貞徳 1,400円全278頁。

24, 『翻訳を学ぶ』        文芸春秋 別宮貞徳 1,200円

25, 『日本語のリズム』      文芸春秋 別宮貞徳 1,200円

26, 『悪いのは翻訳だ。あなたの頭ではない』 文芸春秋 別宮貞徳 1,200円

27, 『訳せないもの』   サマイル出版社 佐藤紘一彰2,100円全226頁。

28, 『世界の翻訳家たち』新浄論 辻田 美 1995年 2,940円  全285頁。

その他

Word Pictures in the New Testament, Robertson . A.T., -, Michigan : (Grand Rapids,Baker Books House, 1930. )

Vine's Completed Expository Dictionary of Old Testament and New Teastament Words 1985(Thomas Nelson Publishers)

Vine's Dictionary of New testament Words(Thomas Nelson Publishers)

Strong's Exhaustive Concordance of The Biblet, 1995(Thomas Nelson Publishers)

The Bible as History., Dr.Keller Werner(A lion books, Australlia)

The System Bible Study ., 1978 ,(Zondervan Book of Life , Cicago)

A Short History of Chistian Doctorine, Bernhard Lohse, 1966 (Fortress Press)

Theological Dictionary of the New Testament 1-10,(edited by Gerhard Kittel, Grand Rapids, Eerdmans Publishing Co., 1964)

The Encyclopedia Americana, 1995, Vol 1-27(Americana Corporation , New York)

The Encyclopedia Britannica 1989 Vol 1-23 (Encyclopedia Britannica Inc, Cicago)

オカルト・ピラミッド等に関する文献

1, 『吉村作治の古代エジプト講義録上』講談社 1994年 1,800円 ツタンカーメンに魅せられ, 今もエジプト研究を続ける著者は, 1987年「早稲田大学ピラミッド調査隊」を組織し, ハイテクを使ってピラミッド内部を調査。167頁から181頁にピラミッド預言説とラッセルの友人であったピアッズイ(ピアッツィ)・スミスが登場する。聖書研究第三巻と共に併せて, ご一読いただきたい。

2, 『吉村作治の古代エジプト講義録下』講談社 1994 1,800円著者は, 日本におけるエジプト研究の第一人者。早稲田大学人間科学科教授。

3, 『ナイルの略奪墓盗人とエジプト考古学』B・M・フェイガン 財団法人法政大学出版局 1988年スフィンクスの歴史, ピラミッドの回りの各発掘の歴史, 人間の欲望とロマンを感じさせる本。

4, 『ピラミッドの秘密』 レナード・コットレル みすず書房 1981年 絶版 古典的なピラミッド考古学とは, 別に研究されていたのが, ピラミッド天啓説である。ピラミッドの内部寸法が, 終末における預言を呈しているという。スミス, ペトリーなどが列挙されている。

5, 『クフ王の正体−大ピラミッドが秘めたキリスト教』 染谷 俊二郎 新人物往来社 1990年ピラミッドは, カトリックも含め様々な団体が, 研究した。

6, 『王[ファラオ]の墓のつくりびと』 M・ビア・ブライヤー 学生社 1989年 ニューヨークのブルックリンには, 1900年台初頭に自らのからだをミイラにした人がいた。現在その体は, ブルックリンの博物館に収められている。ラッセルはこのことを知っていたのか。ミイラ研究のために。心臓の弱い人には, お薦めできない。

7, 『「シオニズム」イスラエルとアジア, ナショナリズム』ジャンセン パレスチナ選書1982年 2,800円1948年にイスラエル国家が再建された。 そもそも, シオニズムとは何だったのか。ものみの塔の二代目会長ラザフォードもイスラエル人がB.C.1575年に, 出エジプトをしてから(50年×70回目)3500年経った「1925年」に旧約時代の聖徒達が,地上に復活してくると「現存する万民は決して死することなし」に述べている。 全491頁。

8, 『洗脳ゲーム』 横井真路 リブロポート 1995年 2,060円昨今取り沙汰されている, サブリミナルについての文献。1995年あたりからものみの塔協会はオカルトの挿し絵を中断した。ファンダメンタルなエホバの証人には, オカルトの話は, 百害あって一利なし。オカルト話は, エホバの証人を混乱させ脱会後のリハビリを長引かせるので, お薦めしないが, 専門家は知っておくべき。

9, 『フリーメーソン』吉村正和 講談社現代新書 1989年 650円 フリーメーソンの起源と思想について。フリーメーソンの現在の実体は, 慈善団体である。各象徴, 入会の儀式などについて述べられている。

10, 『ユダヤ人とフリーメーソン』 ヤコブ・カッツ 三交社 1995年 3,800円 ラッセルの背景を理解するために。

11, 『フリーメーソンの真実』 ケビン・コリンズ こま書房 1995年 1,400円 日本に流布されている間違ったフリーメーソン像の修正のために。宇野正美氏の矛盾も指摘。

12, 『エジプト』 実業之日本社 1995年 1,600円 ラッセルの著した『聖書研究第三巻』には, ピラミッド理論が展開されている。その参考資料として有効な書物。内容的には, 観光ガイドブックだがピラミッドの内部寸法が書かれているので,『聖書研究第三巻』と符合するか自分の目でご確認して戴きたい。

13, 『NHK大英博物館2 エジプト・ファラオの帝国』日本放送協会出版 1994年 3,500円この中で, 興味深いのはカデシュの戦いのパピルスが写真掲載されている。基礎的なエジプト研究のために。全175頁。

14, 『NHK大英博物館1 メソポタミア・文明の誕生』 日本放送協会出版 1990年 3,500円ものみの塔の時代区分と現代の歴史家の主張がどの様に違うのか検証していただきたい。全175頁。

15, 『イメージの博物誌27 フリーメイソン』 平凡社 W・カーク・マクナルティ 吉村正和訳 1994年 2,000円フリーメイソンとは, 「秘密結社」ではなく, 慈善団体と述べている。「秘密結社論」は20世紀後半に入って頻繁に流布されている, と述べている。イギリスには二百以上の支部がありアメリカでは, 州ごとにロッジが存在したことを述べている。各支部の標章も掲載されているので一読されたし。写真掲載多し。全102頁。

16, 『エジプトの神話』 筑摩書房 矢島文夫 1985年 980円副題は「兄弟神の争い」。ものみの塔の「三位一体」の記事と符合するか検証されたし。全193頁。

この記事の, 著作権はIkerumizunokaiに帰属します。どの様な方法であれ, 無断転載を一切禁止します。Copyright (C) 1998 by Ikerumizunokai All rights reserved.

This article or parts thereof may not be reproduced in any form without permission of the publisher.

メインページに帰る。