医療処置の緩和

医療処置の緩和

2006年11月の「わたしたちの王国宣教」と共にエホバの証人に配られた「保存版 血液分画, および自己血の関係する医療処置をどうみなすか」という文書によると, ものみの塔は輸血に関する重大な方向転換を試みたようです。

これまで, 人工透析や血液分画製剤の使用は認めていましたが(「目ざめよ」誌1982年12月8日号23頁他), 今回の決定は自己血の場合に限って医療処置としての取り入れが可能になったと考えられます。

「自分の血の幾らかが体外に迂回され, その流れが一時的に中断するとしても, その血液は依然として自分の体の一部であり<地面に注ぎだす>必要はないとみなすことを自分の良心は許すだろうか云々」と続きます。組織が依然として自己血による輸血を完全に認めたわけではありません。が, 文書は「医療処置の最中に, 自己血が幾らか取り出され, 調整が加えられ, 再び体内に戻される場合, 聖書によって訓練された自分の良心はとがめを感じるのだろうか」と述べています。

ものみの塔流の表現ですが, これによりセル・ サルベージ(血液回収), ブラッドパッチ(硬膜外自家血注入法), 血液アフェレーシス, 標識, 血液希釈, 自己血の血漿板ゲルが認められたことになります。輸血拒否によって家族を失った人々から訴訟を起こされるのを恐れて慎重になっているとの見方もあります。

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