ものみの塔協会の主要文献1

ものみの塔聖書冊子協会は, 1879年に出版を開始し, 今日まで約5,000種類の印刷物を, 配布して来ました。その中でも, 主要な文献に絞り, 短く書評を添えました。

ものみの塔の文献(日本語版)

1, 『ものみの塔』誌 1950年から月に2回発行。信者に主な教義を与える書物。実質上エホバの証人の権威。エホバの証人を理解するためには, ものみの塔を読む事が最短距離。

2, 『目ざめよ』誌 1956年より月に2回, 8日と22日に発行。新しい信者を獲得するための関心をもたせる記事が載っている。組織は, 誠実で,信頼おけるという信頼感を勝ち取らせるためのもの。

3, 「王国宣教」1951年から毎月1回発行。 伝道者以上の人達がもらえる内部資料。どのように伝道するかなどが述べられている。

4, 『年鑑』 日本語版は1975年から存在する。再販の予定はないから大変貴重である。組織の実態が, そのまま報告されている。1976年版, 1978年版, 1981年版, 1988年版, 1991年版は必携。

5, 『クリスチャンギリシャ語聖書』 1973年版 日本語で最初に新約部分だけが翻訳されたのは, 1973年であった。ものみの塔の聖書翻訳の歴史を調べたい方は, 入手されたし。信仰歴20年以上のエホバの証人なら持っておられる。

6, 『新世界訳聖書』1982年版 1973年版との違いは, ごく僅かであるが, 文体が統一された。序文も変更された。ものみの塔は, 序文や資料を, 随時変更するので, 聖書の改訂版頒布に合わせて入手されたし。

7, 『新世界訳聖書』1985年版 現役の信者が, 所持している聖書。『新世界訳』聖書を通読してみると一般の聖書と全く違うことが分かる。1982年 版との違いは, 巻末に資料が入ったことと, 聖句の引照が付いたこと。同じ, 1985年版でも年によって装丁, 内容が変更されるので新世界訳に関心のある人は, 蒐集されると良い。巻末にキリスト教会の信条を崩す偽りの教えが列挙さ れている。

8, 『参照資料付聖書』1985年版  巻末資料が付いているので,資料を原典から調べることの出来ない殆どのエホバの証人は, その資料や論文に圧倒されて信じてしまうのではなかろうか。しかし, この理論武装の中で, 大変な矛盾が多く見いだされる。必携。

9, 『大文字版聖書』1993年版     4冊に分冊された聖書。年輩者用に, 大文字で印刷されている。巻末の資料は, 普通版より充実されていない。

10, 『ポケット版聖書』1988年三方金縁6種類以上あり。王国大会などでは, 携帯に便利なポケット版を用いる人が少なくない。巻末の資料は, 微妙に入れ替えられている。『新世界訳』聖書コレクター・アイテムの一つ。

入門用テキスト

1, 『洞察』(上下2巻)1994年 ものみの塔の教理の理解のためには, 有効な書物。英語版は1988年に 発行された。部類としては, 辞典類だが伝道者は必携とされている。

2, 『あなたは地上の楽園で永遠に生きられます』1982年版 この本は非常にマインド・コントロールの手法をちりばめた本。洗脳の凝縮本。研究者も, 意して読まなければその影響を受ける。1995年11月以降用いられないと言う表向きの組織の通達があるが, 1997年も在庫が残っていたらしく宣伝されている。

3, 『あなたは地上の楽園で永遠に生きられます』1991年版1996年に『永遠の命に導く知識』の出版により使われなくなった。

4, 『これまでに生存した偉大な人』1991年 現役のエホバの証人の方達もイエス様については尊敬している。この本の中にも,矛盾が見いだされる。ブドウ園の譬え話のところでは, キリスト教会とエホバの証人が同じ畑で働き, 同じタラントを受け取ったことになっている。と言う事は, キリスト教会もエホバの証人も「地上の楽園」で永遠に生きるのかあるいは, 「天にいくのか」と言う理解が生まれる。取り繕った教理には, 綻びが出る。

5, 『神を探求する人類の歩み』1990年 今, 最も世間を騒がせているオウム教団のルーツ, ヒンズー教についても言及。世界中の宗教を「探求した結果」,「エホバの証人組織だけが唯一正しい宗教」という結論に至っている。

6, 『永遠の命に導く知識』1996年 1968年に発行された『永遠の命に導く真理』は, 1億冊印刷された。その本のリニューアル版。前述の本と違い,この本はキリスト教会への批判を減らし, 真のキリスト教として装うことに専念した結果が伺える。

7, 『幸せな家庭生活を築く秘訣』1996年 1979年に出版された『あなたの家族生活を幸福なものにする』の改訂版。前述の書とは, 理想的な家庭生から一歩踏み込んで, 「片親でもやってゆけます。」とか「子供にむちを控えてはならない」ことや「性生活の規定」に変更が伺える。全192頁。

  黙示録の注解に関する物

1, 『啓示の書−その最高潮の時は近い!』1988年 ものみの塔の黙示録の解釈。ものみの塔の歴史を黙示録に適用しているが,やはり無理が生じている。第一の封印, 第二の封印と順番通りに, 開かれていない。この本を読む前に, 一般の黙示録研究の本を読まれることをお薦めする。「ものみの塔」組織は, 黙示録の注解として『聖書研究第七巻』(1917年),『光』第一巻(1930年), 『光』第二巻(1930年), 『Babylon the Great Has Fallen!God's Kingdom Rules! 』(1963年), 『その時神の秘義は終了する』(1976年)を出版して来た。

2, 『そのとき神の秘義は終了する』1976年版 前述の『啓示の書』とは明らかに違うところがある。それは1260日の解釈である。これは1969年の英語版をそのま ま翻訳した物。ものみの塔の時代区分に関する考えは, 時と共に変化する。必携の本。

その他

1, 『とこしえの命に導く真理』1968年版 1975年ハルマゲドン説をターゲットにしたこの本は, 1968年から1億冊印刷された。組織は, この本によって5年間に3倍の増加を見た。「1960年の報道ですが, …今から15年以内に世界は危険な状況になります。」と述べている。

2 , 『若い人がたずねる質問』1989年版 若者の人には聞けない性的な問題や, 親との葛藤等についても詳しく掲載されている。

3, 『ヤコブの手紙』1980年版 除名されたダンロップの著作と言われる。英語版の初版は, 幻の書の一つ。年鑑80年第22頁に「神権宣教学校」のテキストとして用いられたと述べている。1983年の「目ざめよ」誌の中で組織から役に立つ書として掲載されている。

4, 『最善の生き方を選ぶ』1980年 絶版 若者向けに書かれた書物。著者は排斥者となってしまった。「エホバに従うことこそ最善である」と結論づけている。

5 , 『わたしの聖書物語の本』1978年 子供にも本を読ませるために, 書かれたものだが, イエスは十字架ではなく,杭につけられたという嘘の教理を幼い時から, 心の中に染み込ませる組織の本。

6, 『あなたの家族生活を幸福なものにする』 1979年 この本にどれだけの主婦が惹かれ, 家庭を崩壊させて来たことか。一般人向けに家庭生活の秘訣を語る。

7 , 『生命−どのようにして』1985年版 進化論に対抗するものとして書かれた。進化論を否定するエホバの証人は一見, 「ファンダメンタル」という印象を受ける。しかしこの中で引用されている資料は, キリスト教会の出版物の借用に過ぎない。この本の出版に先立ってキリスト教会には沢山の「進化論否定」の書籍が数多く存在することを知って戴きたい。

8, 『進化と創造−人間はどちらの結果ですか?』1968年 『世代』についての理解は, 1914年の出来事を理解の目で見たものになっている。必携の本。

9 , 『偉大な教え手に聞き従う』1972年版  子供向けの組織の基本教理本。1970年から1980年代に幼少を過ごした人達にとっては懐かしい本かもしれない。

10, 『神権宣教学校案内』1971年版 伝道者となって始めてもらえる本。一般向けには, 配布していないので貴重本と言えよう。「話の訓練」や野外宣教での取り決め」が述べられている。

11, 『神の千年王国は近づいた』1974年版 絶版 必携の本。

12, 『今ある命がすべてですか?』1975年版 必携の本。

13, 『世の苦難からの人間の救いは, 近い』1976年版 組織が, 母である, と述べられ1914年ハルマゲドン説1918年ハルマゲドン説についても言及している。

14, 『あなたの若い世代, それから最善のものを得る』1977年版組織に献身することこそ最善であると結論づける。

15, 『幸福−それを見いだす方法』1981年版 人間の死後に対する教理の変更が見える。

16, 『わたしたちの奉仕の務めをなすための組織』1983年 版バプテスマを受ける者は, この本に述べられている質問に答えられなければらない。貴重本。

17, 『新しい地に生き残る』1984年 エホバという名前は神によって選ばれたと8頁に述べられている。これは『み名』のブロッシュアーの記事とは相反する。ぜひとも集めたい本。

18, 『あなたは, 地上の楽園で永遠に生きられます』縮小版 1985年版普通版と全く同じもの。

19, 『聖書から論じる』1985年版 ものみの塔教団は, 聖書教育の行き届いていない人達をターゲットに成長して来た。ものみの塔の教理を理解する為に必携。

20, 『あなたの王国が来ますように』1981年版 最終的に王国ではなく, 組織の元に来るように勧めている本。必携。

21, 『聖書−神の言葉 それとも人間の言葉』1989年版 ものみの塔組織は, 都合の良い組織である。新参者には, 聖書の信憑性や部数の多さを, 学者の意見から強調肯定し, 組織内部に対しては, 殆どの聖書はエホバのみ名を神聖なものにしていないので, バビロン的であると主張する。

22, 『聖書から論じる』改訂版 1989年版 必携の本。

23, 『世を照らすものとして輝く』改訂版 1989年版 正規開拓を, 1年以上継続した場合に配布される出版物。

24, 『聖書全体は神の霊感を受けたもので有益です』初期 版 1983年版 英語版は1963年発行。文書の流れとしては, 1975年ハルマゲドンを念頭に入れたもの。エンファティック訳聖書との関係。1975年ハルマゲドン説の起源を見つける事が出来る。

25, 『聖書全体は神の霊感を受けたもので有益です』後期 版 1990年版 必携の本。

26, 『索引−1950-1985』1989年版 ものみの塔研究には, 欠かせない。

27, 『索引−1986-1990』1993年版 ものみの塔研究には, 欠かせない。1995年版

28, 『索引−1991-1993』 ものみの塔研究には, 欠かせない。

29, 『索引−1985-1995』 ものみの塔研究には, 欠かせない。

30, 『エホバの証人−神の王国をふれ告げる人々』1993年 版必携の本。全750頁。

31, 『唯一まことの崇拝において結ばれる』1983年版 この本は以前, 研究生が学ばなければならない2冊の本の中の1冊であった。もう1つは, 『楽園』の本であった。こ の本によって組織が神に成り代わっている。

小冊子

1, 「エホバの証人と血の問題」1977年版 輸血拒否を医師に理解していただく為に準備された。

2, 「神のみ名は永久に存続する」1984年版 「組織の自己正当化するものほど嘘が, 粉飾されている」という言葉があるがまさに, この書物もそう言えそう。必携 の書。

3, 「20世紀におけるエホバの証人」1979年版 エホバの証人の基本的な信条が, 述べられているので一 読すべき。

4, 「見よ!すべてを新しくする」1979年版 この小冊子は, 同じタイトルで内容が, 少しずつ変更されている。各年版ごとに研究すると新たな発見があるかも知れない。

5 , 「地上での生活を楽しんでください」1982年版 ものみの塔の基本教理が, 述べられている。

6, 「楽園をもたらす政府」1985年版 地上の楽園のメッセージと共に基本教理が, 述べられている。第18頁に, 歴代の会長が天に行く者として描かれている。

7, 「一致してご意志を行うエホバの証人」1986年 初期版 ものみの塔の歴史, 各国の活動の状況が描かれている。

8, 「あなたは三位一体を信ずるべきですか」1989年版 必携の本。

9, 「血はあなたの命をどのように救うか」1989年版 ものみの塔の輸血禁止を理解するために必携の本。

10, 「死者の霊−あなたを助けることや害することがありま すか。それは本当に存在しますか」1991年版死者の霊と交信する事は, 聖書で禁じられているが, 聖霊との個人的な交わりが出来ないように布石もしてある本。

11, 「神は本当にわたしたちのことを気遣っておられますか」1992年版 新しい楽園が, 近いことを提示している。

12, 「人生の目的は何ですか」1993年版 第四章の「キリスト教世界は神と聖書を裏切ってきた」で は, 地獄の教えを人間の感情論にすり替えたり, 間違って 聖句を引用している。

13, 「学校とエホバの証人」1983年版 クリスマス, 武道拒否, 生徒会の選出など子供達の直面す る問題は, 山積されている。エホバの証人について理解するために, 小冊子は最短距離。

14, 「神はわたしたちに何を求めていますか」1996年版 キリスト教会の基本的な教理をすり替えているので, 要注 意の書。

15, 「戦争のない世界がいつの日か実現しますか」1994年 版第16頁には, 「神が悪を許しておられるのはなぜか」と 述べられている。神は, 悪を善に変えることの出来る方で ある。(ローマ 8:28)。ものみの塔の出版物の中には, 常に キリスト教会への非難, 中傷が掲載されている。

16, 「エホバの証人と教育」1995年版 「学校とエホバの証人」の改訂版。

ものみの塔英語版文献


 
1, Studies in The Scriptures 1 , The Divine Plan of The Ages  『聖書研究シリーズ』第一巻1886年版 ピラミッドの
図表付。『世々に渉る神の経綸』
研究1「喜びの朝に終わる罪の地球の朝」
研究2「立証された最高の知的な創造者の存在」
研究3「理由を考慮して見た神の啓示としての聖書」
研究4「時代と区分により神の計画の発達が記された」
研究5「秘義は時代と世代から隠れたけれども, 今, 聖徒
のために明白にした」
研究6「私達の主の帰還−その目的と全て」
研究7「神の計画と悪の許可及び関係」
研究8「裁きの日」 
研究9「贖いと補償」
研究12「世々に渡る神の計画の図表提示の説明 」
研究13「この世の王国」
研究14「神の王国」研究15「エホバの日」 約1,430億人の
人間がアダムの創造の時以来6,000年間に地球に住んで
いたと「見積られている。キリストの受肉の否定。マタイ 24:14は成就したという。全380頁。


2, Studies in The Scriptures 2 The Time is At Hand  『聖書研究シリーズ』第2巻 1888年版 『時は近づけり』「この章に於いて私達は異邦人の時の満たし(i, e)(それらの一時的支配権の終結の終わり)が西暦1914年に達するであろう聖書の証拠の証明を提出する。さらに聖書によって堅く定められた事実であることが認められる。これは, 証明されるであろう。まず‘汝の王国が来ますように’と主が私達に祈りを教えられた‘神の王国’の日付は, 宇宙的支配であり, 現在の制度の崩壊の上に, 地上に建てられるであろう。第二番目にそれは統治する権利を持つ彼が, 地球の新しい支配者として現れるとき, 証明する。かなりの期間の間, 彼が臨在することも証明する。そして異邦人の政府の倒壊が, 陶器師の器のように彼によってそれらが, バラバラに打ち砕かれるので, 彼自身の義なる政府が直接的に起こされる。詩篇 2:9, 黙示録 2:27。第三番目にそれは, 1914年の終わり[註1]の前暫くの間, 神聖に認められている ‘キリストの教会’, ‘王である祭司’, ‘キリストの体’は, 頭と共に栄化されるであろう。というのは, 全ての成員なしで完全に‘設立’することができない。全380頁。

3, Studies in The Scriptures 3 Thy Kingdom Come 『聖 書研究シリーズ』第3巻 1891年版 『御国の来たらんことを』 この三重の終わりは, 私達が聖書において考えられるのを発見したものと十分に調和している。「召し」は1881年10月に, 期間が続いている一般的召しが終わったことを通して終わった。同じ特権が幾らか相応しい者に広げられた,。彼らが召しを受け入れたときに王冠の数々が無価値であることを見いだし, 試みの下で召された人達によって既に幾つかの場所を残された体制の場所は, それに充当された。(363頁下段)

 
4, Studies in The Scriptures  4 The Battle of The 
Armageddon 『聖書研究シリーズ』第4巻    1897年版  
『復讐の日』
日本の大阪の工場の勤務状態や天皇についても述べられている。
研究1預言的な言及。時は近づいた。この巻の目的。一般
的観察。
研究2バビロンの焦点。キリスト教世界。 メネメネテケ
パルシン。
研究3復讐の日の広義と必要。
研究4大いなる裁きの前にバビロンは告発された。
研究5大いなる裁きの前のバビロン。彼女の混乱−国
家。
研究6 大いなる裁きの前のバビロン。彼女の混乱−不
可欠要素。
研究7神の憤りの大いなる日の要素の準備と国家の
統一。
研究8刈り手の叫び声。
研究9押さえきれない矛盾。世界的聡明の証拠。
研究10 提案された救済策。社会と財界。
研究11大いなる日の戦い。
研究12私達の主の大いなる預言。
研究13王国の樹立, さらにそれは自身をどのように明示
するか。
研究14エホバの足台は壮麗となる。全660 頁。

5, Studies in The Scriptures  5  At−One−Ment 
Between God and Man
 『聖書研究シリーズ』第5巻 1899年版『神と人間の和解』
研究1事実と哲学。
研究2購いの創始者。
研究3-7贖いの仲介者。
研究8贖いの経路 神の聖霊。
研究9洗礼, 証人と封印。
研究10健全な精神の心。
研究11聖霊との和解。
研究12贖罪人の主題。
研究14贖罪−のろい−の必要等が挙げられている。全507頁。

6,  Studies in The Scriptures  6  The New Creation 
『聖書研究シリーズ』第6巻   1904年版
『新しい創造物』
研究1はじめに。
研究2新しい創造物。
研究3新しい創造物の召し。
研究4運命づけられた新しい創造物。
研究5新しい創造物の組織。
研究6新しい創造物の中の体制と訓練。
研究7新しい創造物の掟。
研究8休み, もしくは新しい創造物の安息。
研究9新しい創造物の裁き。
研究10新しい創造物の洗礼。
研究11新しい創造物の過ぎ越しの小羊。
研究12新しい創造物の結婚, 他の特権, 及び義務。
研究13新しい創造物の親の責任。
研究14新しい創造物の種々の世俗的責任。
研究15新しい創造物の敵と包囲。 
研究16新しい創造物の現在の相続。
研究17新しい創造物の復活相続。
テトス 2:13の引用では「大いなる神[私達の主であり救い
主イエス・キリスト]
となっている。(673頁)。


7  Studies in The Scriptures  7   The Finished Mystery  
『聖書研究シリーズ』第7巻1917年版
『終了した秘義』
ラッセルの遺稿原稿を2人の人物によって編集したと本著
は,主張している。1918年にエホバ神が組織を検閲したとさ
れる霊的食物。
内容
主が『終了した秘義』を人々に送られた。(7頁, 295頁)
キリスト教会は, 1918年に崩壊する。(485頁)。
楽園は1925年にもたらされる。(128頁)。
神の特別な忠実で思慮深い奴隷は, ラッセルである。
(53頁)。
愛国心は殺人である。(247頁)。
大ピラミッドは未来を預言する。(第60頁)。
大群衆の数は数えきれない。(103頁)。
666とは法皇制である。(215頁)。
アバドンとはサタンである。(159頁)。
黙示録8:11は, カルバンである。(151頁)。
黙示録 11:3は, フランス革命である。(178頁)。
アルファでありオメガは, イエスである。(14頁, 318頁, 
336頁)。
黙示録 14:20はスクラントンからニュヨークのブルックリン
迄である。(230頁)。
黙示録 8:3は, ものみの塔聖書冊子協会である。(144頁)
。
黙示録 14:6の「私はもう一人の御使いが中天を飛ぶのを
見た」の「御使い」は
『聖書研究第一巻』である。(221頁)。黙示録とエゼキエル
書の講解書。

8, Reprints of The Original Watchtower and Hearld of Christ's Presence 1879-1916  『ものみの塔復刻版』1879年〜1916年版 13冊からなる「ものみの塔出版物」の復刻版。特に注目は1914年ハルマゲドン説が外れた後のラッセルの対応の仕方である。現在の組織の対応は, ラッセルの対応に逆上る。シカゴ聖書研究生による再販物。

9, Reprints of The Original Watchtower and Hearld of Christ's Presence 1879-1919 『ものみの塔復刻版』1879年〜1919年版 内容的には上記のものと同じだが, 1919年までのものとは希少性においてはかなり違う。全巻は七冊からなる。1922年復刻された。

10, Pastor Russell's Sermons 『ラッセル牧師の聖書講和』1917年版 ラッセルの教えを, 理解するためには『聖書研究シリーズ』を読むのが, 最短距離と思われるが, この本も重要。出版元は「一般人の説教壇協会」。全803頁。

11, Deliverance 『神の救い』1926年 この中で, はじめて「ロゴスは, 唯一エホバ神によって直接創造された」と述べている。しかし, ロゴスは, 「a god」ではなく「a God」となっている。全368頁。

12, Creation 『創造』1927年 キリストは十字架の上において死すと述べられ, キリストの十字架の挿絵もついている。主の再臨は1874年になっている。全368頁。 

13, Government 『政府』1928年 ラザフォードの著作物は, レインボーシリーズと言われるだけあって全部揃えると虹色になる。「組織が忠実で思慮深い奴隷」という主張している。必携の本。全368頁。

14, The Harp of God『神の立琴』1921年版 主の再臨は, 1874年と言う。キリストの十字架の絵有り。「確かにラッセルは, 主が備えた聖務を全うし従って忠実で思慮深い奴隷でありね, 時期にかなって, 信仰の家令として奉仕した」と述べている。(239頁)。必携の本。全375頁。

15, The Harp of God 『神の立琴』1928年前期版 上記のものと, 殆ど記述は同じだが, 1928年版のものは, 「ラッセルが忠実で思慮深い僕」と言う理解を否定し, ピラミッドが神の証の石という見解を変更している。

16, The Harp of God 『神の立琴』1928年後期版 前述の物と微妙に異なる。現物を対比されたし。

17, The Harp of God 『神の立琴』1937年版 「ものみの塔」コレクター・アイテムの一つ。主キリストの再臨は, 1874年。幻の書の一つ。

18, The Harp of God 『神の立琴』1940年版 「ものみの塔」コレクター・アイテムの一つ。主キリストの再臨は, 1874年。1937年版よりも入手は, 困難。幻の書の一つ。

19, Reconciliation 『和解』1928年版 十字架の絵有り。 神のみ座を, すばる座と特定している。これは, 聖書研究シリーズ第3巻にも掲載されている。 全368頁。

20, Life 『生命』1929年版 内容的には「ユダヤ人のための慰め」の改訂版。全358頁。

21, Prophecy 『預言』1929年 偽預言者について語っているが, 自らの組織にぴたりと符合するのは, 皮肉か。ものみの塔は近年になって預言と予言について見解を示したが当時のprophecyの意味を知るのに有益。是非とも欲しい一冊。全360頁。

22, Light Volume1, Volume2 『光』第1巻 『光』第2巻 1930年 第一巻の中で, 主キリストの再臨は1879年と述べている。第一巻は, 全350頁。第二巻は, 全352頁。黙示録の講解書。

23, Vindication Volume1, Volume2, Volume3 『証明』第1巻−3巻 1931年と1932年 “巻末”に「組織の中で, 大変謙遜であった」というラザフォードが, 自らの事を「世界一流の聖書学者」と言っている。第一巻 , 第2巻共に350頁。第3巻は, 384頁。日本語版は, ベテル日本支部にもないと思われるので, 是非とも揃えたい。

24, Preservation 『保護』1932年版 第45頁に「主キリストの再臨は1914年」と述べられている。 全352頁。

25, Preparation 『準備』1933年版 ラッセルによって選ばれた長老に対するラザフォードの罵りが述べられている。全384頁。

26, Jehovah 『エホバ』1934年版  「大群衆は打算的で組織と結合すると言うよりも諸教会に留まる」と述べられている。全382頁。

27, Riches 『富』1936年 この本によって初めて十字架を否定。上の権威は, エホバ神とキリストに, 成っている。小羊を礼拝しなさいと主張。全386頁。

28, Enemis 『敵』1937年 国際連盟, 大いなるバビロン, 母なる組織等について言及。エホバの日は1914年に始まったという。全384頁。

29, Salvation 『救い』1939年 ラザフォードが, 別荘に住むための計画が, 出てくる。 全384頁。

30, Religion 『宗教』1940年 ヒットラーは, バチカンを略奪するだろうと預言している。全384頁。

31, Children 『子供たち』1941年 第二次世界大戦ハルマゲドン説を主張するラザフォードは子供達に「結婚を延ばすべき」という。(366頁)聖書によればテモテ第一 4:1-3に「終わりの時代になると悪霊の影響によって結婚を禁じるようになる」と述べているが, まさに聖書と照らしめると「ラザフォードは, 悪霊の真っ直中にいた人であった」と結論できる。ぜひとも揃えたい書物。全382頁。

32, The New World 『新しい世』1942年 第二次世界大戦の真っ直中, 出版された本。地獄の教理について, 長く論じている。1900年代初頭にものみの塔協会が用いた某訳には, 「地獄=Hell」 と言う単語がないことや, K.J.Vには, 53回使われていること。ドウェー訳にはもっと多く使われていること, アメリカ改訂版では, 12回であること等を証明しK.J.Vが「Hell」の訳出に関して不正確であると指摘している。後半には, 「他の羊」である「大群衆」は, 宗教または「サタンの組織」から出て神権的政府の元に来るようにと招いている。ベッサリムについても言及。全384頁。

33, Truth shall make you Free 『真理は汝らを自由にすべし』1943年 この本によって初めて主キリストの再臨は1914年という説に落ち着く。人類は惑星から離脱できないと述べている。全380頁。

34, Kingdom is At Hand 『神の御国は近し』1944年 イエスは, 終わりの時になると, 「時は近づいた」と言うようになると述べられているがそれは聖書研究第二巻に於いて見事実現している。また「ものみの塔」誌1997年5月1日号第9頁では「偽預言者たちはこうした災いを見て, 神の民にむなしい言葉を浴びせるのをやめたでしょうか。いいえ, 偽りを述べる使者はそれを続けたのです」と述べている。これは, まさにものみの塔の体質そのものを言い表している。フランズ元会長の著作とリードは述べている。全380頁。

35, Theocratic Aid to Kingdom Publishers 『御国伝道者の神権的な助け』1945年 組織の取り決めを知る上で貴重。 全380頁

36, Let God be True 『神を真とすべし』1946年 エホバの証人の基本的な教理が述べられている。 全320頁。

37, Equipped for Every Good Work 『あらゆる良い業に備える』1946年 聖書の各書簡について言及。いわゆる証人の聖書辞典。全382頁。

38, This Mean Everlasting Life 『これは永遠の命を意味する』1950年 内容的には, 今日の『楽園』と同じ。ギリシャ語と10の聖書から論じている。全318頁。

39, What has Religion done for Mankind? 『宗教は人類の為に何を成したか?』1951年 1950年に独自の『新世界訳』聖書が, 頒布されたがこの書で早速引用されている。後半には, 赤い宗教と不法の人について述べられている。全350頁。

40, Let God be True 『神を真とすべし』改訂版 1952年 1946年版の改訂版。全320頁。

41, Make Sure of All Things 『すべての事柄を確かめよ』1953年 現在の『洞察』に匹敵する辞典。「キリストは礼拝された」とされており, 上位の権威,, ソドムとゴモラの人々の復活に関して興味深い。全416頁。

42, New Heaven and A New Earth 『新しい天と地』1953年 基本的な教理(輸血拒否を除く)は, 1943年以来変化していない。364頁には1975年ハルマゲドンの根拠となりうるアダムの創造は, B.C4025年であることが述べられている。16の聖書を引用。全380頁。

43, Qualified to be Ministers 『奉仕者になる資格』1955年 話の仕方, マイクの使い方, 急遽の話, 手紙の書き方, インクの色まで, 事細かく指導が述べられている。最後には, ものみの塔の歴史について述べられているが粉飾されている。全384頁。

44, You May Service Armageddon into God's New World 『ハルマゲドンを生き残って, 神の新しい世へ』1955年 全380頁。

45, Make Sure of All Things 『すべての事柄を確かめよ』1957年 1953年版の改訂版。組織の教理に都合の良いところだけを聖句をピックアップしてあるので聖書の初心者にとっては, 驚異の論駁になる。 全416頁。

46, From Paradise Lost to Paradise Regained 『失楽園から復楽園まで』1958年  子供向けに分かりやすく基本的な教理を説明。全256頁。

47, Your Will be done on Earth 『御心が地になるように』1958年 邦訳版は, 1963年に発行。1260日の解釈, 「北の王」, 「南の王」の解釈に注目。全384頁。

48, Let Your Name be Sancifieds 『み名が神聖なものとされますように』1961年 二代目会長ラザフォードと三代目会長ノアに対して「エリヤ」と「エリシャ」を適用。全384頁。

49, Aid to Bible Understanding 『聖書理解の助け』1969年 A-Eまでの索引が出来る。稀少。25万部限定。絶版。

50, Aid to Bible Understanding 『聖書理解の助け』1971年  今日の『洞察』に匹敵する書物。かつての統治体員レイモンド・フランズも編集に関わり合っているので, 彼が『良心の危機』の中で述べている事と符合するか自分の目で確認できる。この本の教理的な理解はそのまま『洞察』へと受け継がれている。全1696頁。

英語版小冊子

Berean Questions The Divine Plan of The Ages 『聖書研究第一巻』の「質問集」。コレクターアイテムの一つ。質問1の「世々に渉る神の経綸」を通して私達の魂への提案は何ですか?そして何故「暗い夜」と呼ばれる期間, 過ちが許される理由?に始まり途中質問13, ではギリシャ語についての質問がなされている。全57頁。

Berean Questions The Time is At Hand 『聖書研究第二巻』の質問集。コレクターアイテムの一つ。現在のものみの塔式の「質問」と「著作物」による答えの出し方は, この一連の質問集に遡ることが出来る。漠然と読む『聖書研究シリーズ』もこの質問集と一緒に学ぶことによって深く読者にその主張を印象づける。質問集「研究2 1872年の印は何ですか?」。テキスト「人類創造から6000年です。」となる。全47頁。


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