裁判マニュアル4

62頁 児童養育事件のための備え

 

 前述のように、精神衛生の専門家は、あなたが子どもとどのような種類の関係を持っ
ているかを知りたがるであろう。あなたは宗教信条がより良い親になる助けとなった
事実を語りなさい。クリスチャンの親は、子どもの精神的な需要とともに子どもの感情
的な需要と物質的な需要を与えられることを見せたいだろう。あなたと子どもの間に
は、暖かい、愛し合う結びつきがすでに存在していることを示す機会を捕えなさい。
そしてその結びつきを分裂させることは、子どもにとって害となるだろう。
 話し合いの主導権をもっている精神衛生の専門家は、エホバの証人の教義と実践に
ついては極めてわずかしか知らないかもしれない。そしてあなたは試験者がクリスチャ
ンの生活様式を明確に理解する手助けとなるであろうことばと挿絵を見せたくなるだ
ろう。
 あなたは、独善的で規則の奴隷である者としてではなく、聖書の教えに従う者とし
て見せたいであろう。理論的に考えることによって、あなたの選んだ道が知恵と理論
の道筋であることを試験者に見せるよう、あなたは手助けをしなさい。クリスチャン
が毎週5回の聖書に基づく集会に出席し、個人的な聖書研究になお一層の時間を捧げ
るように勧められている事実をどのように説明するか、次の会話はその一例である。

答:よろしい。リザはふつう、私に付いてくる。私たちの集会は教室のようなものだ。
 私たちには、常に、聖書の話題の読み方、論じ方を伝える者がいる。全員が(若者
も老人も)実際に事柄を理論的に考えるように勧めている。リザが考える事柄を伝え
るよりも、むしろ、リザが心を用いるように励ます。エホバの証人の一人として、聖
書は神の与えられた良心を用いるように私たちに勧めていると思う。
問:その一例を上げられますか。
答え:はい。神が愛と親切を示すよう教えていることが、あなたも知っています。リ
 ザは、ほかの子どもと一緒にボール遊びをしないけれども、自分のものではない何
 かを選んでいると言います。彼女に正直であれ、と命じたり、懲らしめたりするよ
 りも、なぜそれが悪いか、彼女の理解を助けてそのことを彼女と論じるでしょう。
 それは簡単に聞こえるけれども、親としてそれが難しい過程であることをあなたも
 知っている。私は最善を尽くそうとしています。

問:よろしい。それで、あなたはどれほどの頻度でその集会に行くのですか。
答:私たちは毎週5時間の集会をします。ある人には、それは多
 すぎると聞こえるかもしれません。それは学生が毎週、学校で過ごす時間の
 約一日分に等しいのです。一週が168時間であると考えるなら、比較的少ない
 時間です。実際3%よりも少ないのです。

 祝日やクリスマスの祝いに似て、エホバの証人の血液の用い方の立場は、論争を呼
ぶものであり、しばしば未信者の配偶者からの論争の的となる。あなたは医療処置に
反対していないことを合理的に強調したがる。むしろ、正常な考える人間として、緊
急時には、小さな子どものために医療処置をするように望んでいる。血液に関する聖
書の訓戒と輸血に関わる数多くの医療上の危険性のゆえに、あなたはすでに血液に代
わる代替の医療処置を調べたことを合理的に示すべきだ。子どもの身体の求めを世話
するためにそれが可能であり、その用意があることを示して、より詳しく代替策につ
いて話す用意をしなければならない。

問:エホバの証人としてあなたは輸血を信頼しませんね。
答:ええ、そうです。輸血についての私たちの立場は、主に宗教的な立場ですけれ
 ども、血液からは数多くの医学上の危険性があることも知っています。この問題
 への立場は 使徒15:28、29、レビ記17:13、14のように多様
 な聖書の箇所から選択します。身体の中への血液使用を避けるべきだと、これら
 の聖句は指摘します。
 医師としてのあなたは、肝炎やエイズのように輸血から生じるおそれのある
 潜在的な合併症に気がついていると確信します。私たちの立場のゆえに、私たちが
 医療処置全てを避けていると思う人もいます。しかし、本当ではありません。十分
 医師を活用します。輸液の面では、塩水希釈、リンガル液、ぶどう糖などのような無
 血希釈を受け入れます。たぶん、あなたは私たちの立場からの医学的な見方につい
 て読んだほうがよいでしょう。エホバの証人の疑問と輸血について書かれた
 Journal of AMAの文のコピーがあります(「目ざめよ」1982/12/8 *)。 
先生、もしリザが必要とするなら、リザが適切な医学上の考慮を受けるのを確か
 なものにするための医学的な備えをしていることを再評価してもらえるでしょう。
 たとえば、血液へのこうした見解を尊重することに賛成する医師もいます。また、
 緊急時になれば、エホバの証人の外科手術に長けた医師のいる病院へ子どもを搬送
 する取り決めをしました。
問:ありがとう。とてもおもしろかった。記事を見てみよう。あなたに正直であるた
 めに、読む暇があるかどうか分からないが、とにかくやってみましょう。
註:*原文翻訳のため邦版と、ずれている可能性がある。「目ざめよ!」誌
がアメリカ-日本、同時発行になったのは1985年のことである。
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