EXPOSED TRINITYについて

EXPOSED TRINITYについて

質問:EXPOSED TRINITYというサイトについて何かコメントを戴けますか。

概論:創世記から啓示の書(黙示録)まで, 全て読み通した結果, この執筆者の能力と熱意が伝わる内容であったと思います。特に, イエス・キリストの神性を強調しているヨハネの福音書に最も反論の力点を置いているという点は, 注目に値します。

 しかし, 残念ながら, この執筆者は根本的に「TRINITY」を全く理解しておられないことが, 各文章の端々から読みとれます。また, 彼の聖書底本の引用の仕方においては, 都合の良いときは, 古い方の聖書底本を論証の土台として用い, ある時には, 「近年の聖書翻訳にもこの様な翻訳がある」という様な一貫しない姿勢が見受けられます。

まず, TRINITYの定義を理解していないことについてですが, 例えば「イエスはエホバであるというのは, 早急な結論である」と何度も述べておられます。今日, 三位一体論を信じる神学者は, 「イエスはエホバである」という表現は, 用いません。「御父とイエスは, 人格的区別がありながら同質」と定義されており, イエス=エホバという図式は, 正確ではありません。

また, 反三位一体論者は, 御子イエスの偏在性, 聖霊の偏在性, 神の偏在性を信じていません。

しかし, 御子イエスの偏在性, 聖霊の偏在性, 神の偏在性を裏づける聖書の箇所は, 数多く存在します。詳しくは, このサイトの「反三位一体論を検証する」の聖句表をご覧ください。

また, グランビル・シャープの法則を, 一生懸命否定していますが, 『新世界訳』聖書も登用している部分が, あります。テトス 2:13と同構文が, ※※※※にありますが, 『新世界訳』聖書は, 別の訳出方法と成っています。つまり, イエス・キリストが神であるという文法構文になると, それを否定する翻訳方法を用い, その他の箇所では, グランビル・シャープの法則を採用するという一貫性のない訳出と成っています。

追記しますと, ものみの塔協会は, 「ものみの塔」誌1998年2月1日号で『王国行間逐語訳』聖書を取り上げ, 「ベドゥーン博士は大学のその過程でなぜ『王国行間逐語訳』を使っているのでしょうか。博士は次のように答えています。『簡単に言えば, これは新約聖書の行間逐語訳としては最高のものです』」と述べています。調査の結果Joan Beduhn博士は, 確かにものみの塔組織が主張するように, ブルーミントンのインディアナ大学の宗教学部の教授であることが分かりました。さらに興味深いことに, ベドゥーン博士は, 1995年6月にインディアナ大学で, 「救いの波及効果:苦行と儀式のマニ教」という論文によって博士号を習得した人であることが, 判明しました。

さて, 神の属性の一つである三位一体(TRINITY)について人間の理性で, 完全に理解するのは, 不可能なことです。さらに, 「三位一体は, 絶対に間違っている」という人に, 膨大な時間を割いて説明しても, 「理解させる」事など不可能でしょう。エホバの証人の信仰形態は, 合理的な信仰形態です。証人の信じる神の名は「エホバ」であり, 偏在を持たれない方です。

エホバの証人を救いうるのは, 理性や理論ではなく, 愛であることを覚え, 彼らの救いを祈りましょう。

※※※※は, 機密事項のために非公開とします。

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