堀合門(人吉市重要文化財)

 武家屋敷の正面に立つ門が堀合門です。この門は元々人吉城の武者返しの横にあったものですが、新宮簡(たけま)氏が35代藩主相良頼基公から拝領して当地に移築されました。明治4年の廃藩置県により、全国の城と同様に人吉城も全ての建造物が取り壊されたため、この堀合門だけが現存する唯一の人吉城の建造物です。












 この門は江戸時代に建てられたもので、高さ3m、幅4.5m、樹齢300〜1,000年の杉を使用し、全て直目の一枚板を使用しています。また屋根の反りは自然に反った木を使用しており、見事な江戸時代の技を見ることが出来ます。また、この門は江戸時代(文久2年)の寅助火事、明治4年廃藩置県、明治10年西南戦争でも焼け残ったという運のある不思議な門です。

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