ヘミングウェイ家の猫達

作家アーネスト・ヘミングウェイは フロリダ州の最南端、キーウエストにて2番目のワイフと新婚生活を送り、 筆跡活動をしました。 

中でも有名になった「海と老人」は、この家で書かれました。 彼は、海と、酒、美女、釣り、猫、の宝庫といわれているこのキーウェストをこよなく愛したそうです。

1930年代、まだまだヨーロッパからの船がキーウェストに到着する頃、 ヘミングウェイは、ある船の船長さんから、ねずみ取りに優秀な猫を譲り受けました。 ( その猫はメインクーンであっただろうという説がもっとも有力です。 もともと、メインクーンの先祖猫には、 指が6本あったとも言われていますが、アメリカのメイン州に上陸する前に、実は、フロリダのキーウェストから 入国している説も有力です。キーウェストには体が異常に大きな猫、そして6本指の猫が 多いからです。)

その猫たちには、指が6本あり、当時、帆船が多かった時代、ミトンのような手を持った 猫達はロープも軽々登り伝う事が出来、幸運の猫と持てはやされました。
その6本指の猫達は、次第に増え、もともとキーウェストにいた猫達とも 交配され、今では4代目の猫達が、このヘミングウェイの家を守っています。 50匹以上いる中、その半分の猫たちが、未だ6本指の持ち主です。

このヘミングウェイの家は、今では州によって管理されていますが、猫達は 沢山の食料を与えられ、専属の獣医さんに守られて、交配も制限されながらも、 少しづつ、死んだ猫達のReplaceをされる形で、今後もその血は残されて行きます。

何不自由なく暮らしているこの猫達を見ていると、やはり幸運の猫なのでしょうね。

彼が筆跡活動をしたという書斎、ベッドルーム、庭、お金を惜しまずに 作ったというプールなどが、そのまま残されています。

ここでは、やはり彼の飼っていた幸運の猫たちを見ようと、猫好きの観光客も 沢山訪れています。 

誰が餌をやってるの?
かかりつけの獣医さん
名物の6本指の猫達
仔猫を買えますか?譲ってもらえますか?
猫の名前は有名人?
猫のサイズの変化
6本指の猫達と、ヘミングウェイ家の写真

6本指がわかりやすい写真を最初に数枚載せました。見てね〜!
6本指の秘密はコレ! 親指の部分に2本あります。 ちゃんと握れるよ〜!
ミトンの手袋の様な手:ロープも握れる手で船でのねずみ退治は、一流でした。 後ろから見ると、こんな感じ:親指の部分には、指が2本あります。
踏まれても平気な、のんびり猫達 この子も、やっぱり指は6本あった。
通路で寝てると踏まれちゃうよ〜!
手に注目!
肉球まで6つあってわかりやすい6本指の子
下にも沢山写真があるので見てね〜!

誰が餌をやってるの?

ミュージアムはビジネスとして運営されていて、飼育係、猫の餌、医療費などは、一番大きな ビジネス経費になっています。

かかりつけの獣医さん

このミュージアムに定期的に獣医さんが来て、猫の健康診断、予防注射などは きちんとされています。 殆どの猫は、去勢、避妊していますが、ヘミングウェイの 愛した猫達を残そうと、1年に1-2匹程増やす為、メス1匹、オス2匹は、去勢、避妊され ないままでいます。 シーズンになると、この避妊されていないクイーン猫 に外から入ってきたオス猫が来る事もありますが、他の猫達がテリトリーを守る為、 よそ者の猫は、住みつけないそうです。

6本指の猫達

ヘミングウェイは、ここに住んでいる時、航海中立ち寄ったキャプテンによって、 猫をプレゼントしてもらいました。 
船の中にはメインクーンを一緒に航海させる事が多かった ようですが、(船のねずみ退治に優れている猫種)長い航海のうち、血統の近い物 同士によって産まれた奇形とも言われています。 

6本指の猫たちは、ヨーロッパでは忌嫌われ、 不吉な猫として、殺されてきましたが、船の航海では、6本指猫は、ねずみ狩りも大変 優れている猫達が多く、幸運を呼ぶ猫として、特別に選ばれていたそうです。 写真でもおわかりかと思いますが、ミトンの様な手で、ロープを握ることが出来たからです。

そのうち数匹が、ヘミングウェイにプレゼントされキーウエストに 上陸以来、ずっと前足は必ず6本、後ろにも6本ある猫がいました。 
ところが、長い年月の間、 外から入ってきた、猫とブリードされ、今では50匹いる猫のうち、半分だけになってしまいました。
今でもこの猫達は大切にケアされてきていて、食べ物の心配もなく、やはり幸運の 猫といえるでしょう。

(一説によると、メインクーンは、体も大きいので、元々前足は6本指だった とも言われているそうです。)

仔猫を買えますか?譲ってもらえますか?

数年前までは子猫を売りに出していて、マニア達の間で、予約表が出来るほど、人気がありましたが、 今では、毎年1匹程、病気、老衰などで天国へ行く猫 の為、Replaceとして計算されて、ブリードされているため、今はセールにはなっていません。

猫の名前

ヘミングウェイは、一匹づつにちゃんと名前を付けていました。
殆どが、有名人、女優、俳優、作家などの名前が付けられていました。
今でも、飼育係の人達によって、映画俳優の名前等が選ばれて付けられて います。

猫のサイズ

ヨーロッパ等から、猫がこの土地へ入ってきたのは、前にも述べましたが、 上陸した当時と、今とでは、サイズも多少変化してきました。
セーラー達に好まれたのは、狩の上手い、メインクーンが一番多かった ようですが、メインクーンは猫の中でも大きな種類ですが、キーウエストにいる猫達は 殆ど、普通のサイズより一回り小さくなってきています。
小さくなった原因としては、ここは年中温度も高く、 寒さから見を守る為の脂肪や、長毛も必要無く、したがって 長毛から、短毛へ、大きいサイズから、脂肪の少ない小さいサイズ へと変化してきました。

猫達とヘミングウェイ家の写真

筆跡活動をしていた書斎 プールで顔を洗っていた猫
筆跡中のヘミングウェイを邪魔する猫達
(ヘミングウェイ記念館新聞より)
庭にいる猫達
彼が使っていたタイプライター 庭にいる猫達
居間にあるピカソから送られた置物 一番長老の22歳の猫
飾り写真はそのまま残されています。
ここにも猫がいます。
彼の使っていたベッドルームにも猫が寝ていました。
プールサイドで寝ていた猫 指の部分を写真に撮りましたが見えますか? 前足も後ろ足も6本ありました。

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