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正解は『掩体壕(えんたいごう)』
それで何かというと、まあ、軍事用航空機の防空壕です。市の教育委員会の説明板によると
「○○海軍航空基地」を太平洋戦争前に計画し、寺社と小学校を移転して滑走路及び誘導路を建設し、更に航空機の掩体壕(えんたいごう)を地域学生・住民の動員で作ったそうです。
土を突き固めて筵(むしろ)を掛け、鉄筋を組んで上からコンクリートで固めたそうです。
戦前というと、今から60年ほど前。今に至るまで、残っているのは
「壊すに壊せない」からでしょう。聞くところに依ると、撤去に1000万円以上掛かるとか…。おいそれと壊せるモノではありません。投下された爆弾の衝撃にも耐え得るように作ってあるからです。
正面から見ると、こんな感じ。中央部分が高くなっているのは、当然、垂直尾翼や操縦席の風防が高くなっている関係でしょう。
誘導路は残っていませんが、直線道路から近いモノで40m、遠いモノで70m位でしょうか。直線道路はかつての滑走路であったに違いありません。
配置は、左の図のようにバラバラ… 壕の入り口の向いている方向もまちまちです。
理由は容易に想像できます。敵機の機銃掃射を受けても被害が及ばないようにでしょう。まだヘリコプターはなかったので、同じ方向に入り口が向いていない方が得策です。5つの掩体壕を攻撃しようとすると、敵機は5度方向を変えて攻撃しなければならないでしょう。考えていますね。
当方で、勘定したところ、残っているのは7基(?)。
現在の使われ方は、農機具置き場・駐車場・資材置き場などと様々です。
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