ホアー!!小池さん

〜コンセントレーション!〜


 親父と言えばゴルフ。

 漫画家の方々の中にも親父になられてからゴルフに目覚める方は沢山いらっしゃいます。

 永井豪大先生や石川賢大先生もゴルフ漫画を沢山残されていますが、
 その中でも別格はやはりこの方、アビコ先生です。

 『ホアー!!小池さん』はそんなアビコ先生の傑作ゴルフ漫画です。


 ストーリーはゴルフに目覚めたばかりの会社員、多振玉雄(たぶりたまお)と
 偶然出会った奇怪なアマチュアゴルファー、小池さんのゴルフライフを描いたものです。

 飽くまで趣味としてのゴルフを描いていますが
 それが逆に一話完結の物語に即した安定したギャグ漫画としての楽しさにつながっています。


 まぁそんな事を言わなくてもね、次の画像、第一話の扉を見ればいかに素晴らしいかわかるってもんです。


 もうすでに奇跡が無造作に炸裂しています。


 他のアビコ先生の漫画と同じく、ギャグとしての楽しさのほか、絵が完璧に素晴らしい。

 小池さんは正体不明の奇妙な人ですが、ゴルフにかける情熱は半端じゃなく、
 必殺技はここ一番で発揮するコンセントレーション(集中力)!
 あまりに集中するため顔がヤバくなります。


 この凄まじい顔は”お約束”で、毎回毎回小池さんのヤバ顔が炸裂します。










 もうハッキリ言ってこの漫画の魅力は現時点で語り尽くしてしまったような気もするのですが、
 前述の通り、絵だけでなく物語も完璧な面白さです。

 中でもマッドネス度の高い第2巻所収の『絶壁コース』をご紹介します。



 「今日は面白いコースに参りましょう!」

 小池さんに連れられた先は山深いド田舎のコース。
 プロゴルファー猿そっくりのオーナーと挨拶し、お供にゴルフのできる猿・キー坊を連れてコースを回ります。

 しかし、コンセントレーションを忘れた小池さんのボールは断崖絶壁の真下に落下。
 律儀なキー坊はボールを取りに絶壁の下に。
 なかなか戻ってこないキー坊を小池さんが追いますが、彼もなかなか戻ってこない。
 多振さんが心配していると・・・











なんだこれ。
 

2006.2.13.
文責:調布市民


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