五剣山(香川県)
Since 2013/07/14


 高松市の東方にある低山(標高375b)です。頂上に約50b突出した5個の岩峰が連なり、山名はこれに由来します。中腹に四国八十八カ所の第八十五番札所、八栗寺があって、八栗山とも呼ばれます。西方間近に屋島が望まれます。

 岩峰は北から順に一の峰、二の峰と呼ばれ、最南端が五の峰です。五の峰の頂上は元禄11(1698)年の豪雨と宝永地震(1707年)で崩落し、一段低く、平らになっています。

 
筆者は2013年7月3日、ケーブルカーで山上駅まで登り、八栗寺の境内を通り抜けて岩峰群から西に延びる尾根筋に取り付き、一の峰と二の峰の間の鞍部にある鉄ハシゴを登って一の峰の頂上に達しました。その後二〜五の峰の頂上を縦走してケーブルカーの山上駅へ下りました。

 寺側からの縦走は、過去に落石で死者が出たとかで、昭和51年以降禁止されているそうですが、私が歩いた印象では、縦走路は今もよく踏まれていて、相当数の登山者が通行しているように思われます。実際、Googleで検索すると、縦走したという報告がたくさん抽出されます。ただし私(単独行)が登ったとき(2013.07.03)は、(縦走路では)人影を見ませんでした。

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  (写真はクリックすると大きくなります)

 登山前日(7月2日)に屋島ドライブウェーから撮影した五剣山です。

 あいにくの天候で、薄モヤがかかっていて、画像が不鮮明です。

 中腹の岩肌が露出して白く見える部分は庵治石の採石場です。

 同上。

 一の峰〜三の峰の拡大画像です。二の峰の頂上には
375bの標高点があります。

 同上。 四の峰と五の峰の拡大画像です。

 五の峰の頂上付近に、ほぼ水平な線が見えます。香川大学のレポートによると、これは凝灰岩の柔らかい層で、頂上部の上にも同様の層があり、宝永地震の際にはそこが分離層となって崩落が起こったと考えられているそうです。

 一の峰の頂上部から少し西へ下ったところにある三等三角点(366.1b)です。測量用のポールが残っています。

 眺望が良く、屋島の全景が見渡せます。
 
   二の峰頂上の祠です。 
    四の峰の頂上部です。
    四の峰から見下ろした五の峰の頂上部です。

 背景は志度湾です。
   四の峰から五の峰との間のキレットへ下る途中で撮影した五の峰です。西側が見事に切り立った断崖になっていることが分かります。
 四の峰と五の峰の間の上り下りにはたくさんの鉄ハシゴやロープが設けられています。縦走路中で最も緊張しましたが、鉄ハシゴ等はしっかりしているので、「うっかり、ぼんやりミス」をしなければ心配ないと感じました。 
   五の峰の頂上から見た八栗寺(仁王門付近)です。
 五の峰は、標高は低いですが、視界を遮る樹木がほとんど無いため眺望がよく、高度感は一番あります。
 時計を見ると、ケーブル山上駅で妻と待ち合わせの時刻まであと5分。遅れると要らぬ心配をさせることになりますが、あわてると命取りのミスを犯す恐れがあります。京都競馬場第3コーナーの気分で、「慎重に」下りました。 

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