ハクチョウゲ(白丁花)
Since 2011/06/04


 中国、台湾北部、沖縄などの原産で、日本に移入されたのは元禄時代以前といわれています(宮沢文吾『花木園芸』1940年)。Wikipediaによると、この名前は「丁字型の白い花を付けるところから来ている」とのことですが、花のどこが丁字に似ているのかはよく分かりません。

 常緑低木で強い刈り込みに耐え、細かい枝がよく分岐し、病害虫にも強いので、丈の低い生け垣や通路の縁取りによく植えられます。零下5℃以下になる寒冷地では落葉したり葉先が枯れますが、回復が速いので、防寒すれば北海道でも栽培可能のようです。花期は梅雨時。

 下の写真は実家の敷地境界上に残っていた1本です(2011年6月3日撮影)。幼少の頃(50年以上前)この場所にはハクチョウゲの生け垣がありました。しかし花を見たことはありませんでした。それが今年、妻が気付いたおかげで、初めて目にしました。建物の陰で、普段は人が立ち入らない場所のうえに、花期が農繁期(田植え)と重なるのでこれまでは、咲いていても目に留まらなかった可能性があります。あるいは、日当たりが悪くて花を付けていなかったかもしれません。手元の園芸書には、「日当たりが半日以下では花付きが悪い」とあります。実は昨年、上にかぶさっていたクスノキの大枝を切り落としたので、今年は日当たりが大幅に改善しています。 

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