犬ヶ岬(京都府)
Since 2012/08/05


 丹後半島の先端、経ヶ岬から西へ10キロほど行ったところにある小さな岬です。

 1966年7月、19歳のときに、経ヶ岬から間人(たいざ)まで約20kmを一人で歩いたことがあります。当時この地域は道路事情が悪く、積丹半島などと並んで「秘境」といわれていました。それで、あえて歩いてみようと思い立ったのでした。

 2010年、山陰海岸が「世界ジオパーク」に認定されました。私がかつて歩いた海岸線はジオパークの東の端に含まれていました。

 その報道を見て、何となく懐かしくなり、マイカー(軽自動車)で経ヶ岬まで出かけてみました。現在は国道178号が整備されており、快適なドライブでした。

 46年ぶりに見た「屏風岩」は、ずいぶん小さく感じました。むかし歩いた道が現在の国道よりも海面に近いところを通っていたのかもしれません。あるいは海蝕によって実際に岩が小さくなったのか、それとも記憶の残像の方が思い出効果で大きくなったのか?。
 
 今回の丹後半島ドライブで、私が一番気に入ったのが表題の「犬ヶ岬」です。海面から45度の急傾斜で屹立する高さ251メートルのピークとその周囲を固める海蝕崖や海岸段丘。すごい存在感だと思いました。しかし以前に見た記憶はありません。

 そういえば犬ヶ岬トンネルは46年前はありませんでした。トンネルをくぐった記憶が無いのです。それならばあのときは何処を歩いたのだろうと(現在の)地形図を探してみたら、同岬の急峻な山を南に迂回して谷間を行く、旧道らしき道があります。たぶんここを通ったのでしょう。

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  (写真はクリックすると大きくなります)

 間人から見た犬ヶ岬

 手前の巨岩は柱状節理の玄武岩「立岩」

 (右上に写り込んでいる赤い乗用車は私のものではありません。)

 犬ヶ岬の西側にある名勝「屏風岩」

 海蝕されずに残った石英安山岩の岩脈で、高さは約13メートル

 筆石付近から見た犬ヶ岬

 同上(先端部拡大)

 海蝕崖が発達しているように見える。

 干潮時には海岸段丘が現れるのかな?。

 犬ヶ岬園地

 犬ヶ岬トンネルの東側にある小公園
駐車場やトイレ、展望台などが整備され、
犬ヶ岬遊歩道の起点となっている。
    犬ヶ岬遊歩道から見た丹後松島と経ヶ岬

 あいにくのモヤで、霞んでいる。
    犬ヶ岬遊歩道先端部付近から東側の眺望

 遠く霞むは経ヶ岬
   犬ヶ岬先端部にある巨岩

 黒雲母角閃石安山岩からできており、柱状節理がみられるという。
   同上。

 カメラなどを置いて身軽になれば飛び移れたかもしれないが、
今回は自重。干潮時は繋がらないのかな?。 

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