クズ(葛)
Since 2001/09/14



 相生市スポーツセンター東側の階段付近に繁茂しているクズです。2001年9月12日に撮影しました。

 クズの名は、奈良県の葛粉の産地「国栖(くす)」に由来するといわれています。万葉の昔から、秋の七草のひとつに数えられています。葛粉は、クズの根を秋から冬にかけて掘り起こし、よく砕き、水に漬けて夾雑物を取り、よく洗って白くなった澱粉を乾かして作ります。

 繁殖力が旺盛で、日本では「害草」扱いされていますが、アメリカではクズ・バインと呼ばれ、家畜の飼料として高く評価されています。また成長が早いところから、土砂の流出を防ぐ目的で堤防に植えられることもあります。ルーズベルト大統領のニューディール政策最大の事業「テネシー河谷開発(TVA)」では、日本からもたらされたクズが、土壌保全や水源確保に重用され、ダム建設の支えになったそうです(週刊朝日百科「世界の植物49号」より)。

 相生市の相生小学校では、地球緑化に役立てようと1989年から全校でクズの種を集め、NPO団体を通じてフィリピンへ送っているそうです。

 こちらをクリックすると、相生小学校の活動を紹介した新聞記事が開きます。
 → クズの種集めて地球緑化に一役/相生小 

 (写真はクリックすると大きくなります。)


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