虫こぶ(クヌギハマルタマフシ)
Since 2011/08/11


 タマバチやアブラムシ類が植物体に産卵すると、その部分が異常発育をしてこぶ状のものを作ることがあります。これを「虫こぶ」、または「虫(ちゅう)えい」といいます。産卵による刺激や、孵化した幼虫の分泌物による刺激で、植物組織の一部が異常発育するものと考えられています。

 下の写真は自宅の裏山で見つけた代表的な虫こぶです。タマバチがクヌギの葉に作った丸いフシ(五倍子/付子)という意味で「クヌギハマルタマフシ」と呼ばれているものです。産卵をした虫の名はクヌギハマルタマバチ。

 写真右端は、球状の虫こぶ2個をカッターナイフでそれぞれ二等分した断面です。インターネット検索で見つけた情報によると、「こぶの中央に幼虫室があり、幼虫室と外層との間は空所が生じ、成熟するにつれて細い条となる」そうです。写真では細い条は分かりますが、幼室内に幼虫の姿は確認できません。下地の方眼紙は1mm目盛り、撮影は2011年8月2日。

 (写真はクリックすると大きくなります。)


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