オオイヌタデ(大犬蓼)
Since 2011/09/10


 「蓼(たで)食う虫も好き好き」という言葉があります。「辛い蓼を食う虫があるように、人の好みはさまざまである」というような意味ですが、この辛い蓼は俗に「ホンタデ」と呼ばれるヤナギタデで、平安の昔から香辛料として料理に使われてきました。このタデはまた、かつては魚毒として、葉を砕いて川に流し、浮いてきた魚をとる漁法に使われていました。同漁法は現在、法律(水産資源保護法第6条)で禁止されています。

 辛みが無くて香辛料にならない種類のタデは「ホンモノではない」というニュアンスで頭に「イヌ」を付け、イヌタデと呼ばれます。普通のイヌタデは高さ20〜50センチですが、1〜2メートルに成長するオオイヌタデという種類もあります。

 下の写真は 自宅の中庭に雑草に混じって生えていたタデです。高さは1メートル近くあるので、たぶんオオイヌタデでしょう。念のため、葉を噛んでみました。予想通り、辛みはありませんでした。  

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