拇指嶽(香川県)
Since 2013/04/25


 「おやゆびだけ」と読みます。小豆島の東部にそびえる岩峰で、千羽ヶ嶽(371.4m)の前衛峰にあたります。

 山と渓谷社の新分県登山ガイド「香川県の山」によると、瀬戸内を代表するロッククライミング・ゲレンデのようです。ふもとの橘地区から仰ぐと、千羽ヶ嶽との間のキレットから斜めに潅木の生えた帯が確認できます。あの潅木帯をたどれば丸腰でも登れるはずと考え、トライしてみました。装備は軍手とサングラスだけ。靴はホームセンターで買った安物のトレッキングシューズ、衣類は農作業のときに着る作業服です。

 岩峰の東側下端に取り付き、そこから潅木帯に沿ってキレットまで登り、キレットから上は「現場の状況に応じて」のつもりでした。

 実際には、岩登りよりも、岩峰に取り付くまでの方が難儀でした。麓の樹林帯では、生い茂った木々が頭上を覆い、岩峰が見通せません。さらに「地積調査」のためにあちこちで木々が伐採されていて、それを新設の登山道と早合点して入り込み、登山道を見失いました。「ままよ」と手探りで上へ進むと、岩峰の西側下端に出ました。

 見上げると、手がかり、足がかりは充分ありそうなので、そこ(西側下端)から岩壁をキレット部に向かって登りました。キレット直下にはロープが張られていました。

 キレットから岩峰の先端までにもロープがありました。なるべく頼らないようにして登りました。

 思ったより簡単に頂上に立つことが出来ました。残念だったのは、この日(2013.4.17)の天候です。春霞か黄砂か分かりませんが、遠景がボンヤリと煙っていて、クリアな写真が撮れませんでした。

 下りは、当初登る予定だった東側の潅木帯ルートを通りました。ここにもロープが張られていました。

 入山から下山完了まで約2時間の単独行でした。

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 草壁港の西側道路(国道436号)から、フェリーターミナル越しに見た千羽ヶ嶽と拇指嶽です。
 1年前、この風景に接して、「登ってみよう」と思い立ちました。

 橘地区の国道端から見上げた拇指嶽です。
 東(右)側にある潅木帯を伝えば、丸腰でも登れるはずだと考えました。

 樹林帯を抜け、岩峰西側の岩壁に取り付いて写した頂上部です。

 上の写真のキレット部を拡大した画像です。

 柱状節理が発達している様子が見て取れます。

 「てっぺん」まで登って振り返り、足下のキレット部を見下ろした図です。
 
 画面中央下段の三角形の部分が背後の岩壁と岩峰の接点(ひとつ上の写真で溝状に切れ込んで潅木が生えている部分)です。
 
   「てっぺん」から東側を見た眺望です。

 ガイドブック等によると、拇指平(おやゆびだいら)と呼ばれる平らな岩棚があるはずですが、立ち寄っていないこともあり、どの岩がそれにあたるのかは分かりません。
   「てっぺん」から見下ろした橘地区の家並みと海です。 

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