シンパク(槇柏)
Since 2012/02/06


 ヒノキ科の常緑樹ミヤマビャクシン(深山柏槇)を盆栽の世界ではシンパク(槇柏)と呼ぶ。ビャクシンとシンパクは、漢字で書くと前後が入れ替わっているだけで、誰かが間違えて書いたのが異名の始まりではないか(?)と想像される。ビャクシンはイブキと同じもので、ミヤマビャクシンはその高山性品種。庭木などによく植えられるカイズカイブキも、葉だけ見るとミヤマビャクシン(=シンパク)と見分けが付かない。カイズカイブキは枝が巻くように(らせん状に)上へ伸びるが、シンパクはハイマツのように横に広がる。

 写真A〜Cは小豆島(香川県)の宝生院にある日本一のシンパク。樹齢1500年以上で、国の特別天然記念物。応神天皇お手植えという伝説がある。
撮影したのは2012年1月25日。あいにくの天候で雪がちらついていた。車で寒霞渓へ行こうとしたが小豆島スカイラインには積雪があり、用心して銚子渓で引き返した。

 写真Dは自宅で生け垣にしているシンパク。父がどこかで貰ってきた鉢植え(盆栽?)を、私が30年ほど前に挿し木で増やして仕立てたもの。

 当地(相生市)の近くでは、上郡町の法雲寺に赤松円心の手植えと伝えられる樹齢700年のビャクシン(兵庫県指定天然記念物)がある。

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